JP3113126U - 常閉式コインロッカー - Google Patents

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Abstract

【課題】解除キーとしての役割をもつレシートの取り忘れを防止する常閉式コインロッカーの提供。
【解決手段】レシート発行装置20のカッター25の下流に、レシート紙片21が引き抜かれたか否かを判別する光学センサ40を設けるとともに、ドアの開閉を制御するアクチュエータ31、32は、光学センサからの引き抜き確認信号に基づいてドアのロックを開駆動する。かかる構成によれば、利用者によってレシートが引き抜かれない限り、ロッカーのドアは開かない。利用者はすでにコインを投入しているから、レシートを受け取らない限りドアは開かないという利用手順を、よく理解できる。
【選択図】図1

Description

本願考案はコインロッカーに係り、とくに、利用されているか否かを問わず、荷物の出し入れの際を除いて常態においてロッカーのドアを強制的に閉じておく常閉式コインロッカーに関する。
従来のコインロッカーは、鍵穴にキーが差し込んであり、常態においてドアは開いている。利用者は、空いているロッカーのドアを開けて荷物を入れ、利用金額を投入するとドアを閉じてキーを回しロックできるようになっている。
しかし、利用されているか否かを問わず、常態においてドアがいつでも開いているタイプの常開式コインロッカーには、近時、ゴミが捨てられたり、いわゆる浮浪者の荷物箱として勝手に利用されるなど、問題が起きている。テロ対策などの事情があるため、地下鉄駅や鉄道駅のゴミ箱の数が減少しており、ゴミの捨て場に困った人がコインロッカーにゴミを入れる傾向が強まっているが、コインロッカーの設置管理を行う事業者は、その対応や対策に追われている。
本考案の出願人は、コインロッカーがゴミ箱代わりに利用されたり、私物化されることを防止するため、常態においてドアが閉じている常閉式のコインロッカーを提案した。そして札幌駅構内や仙台駅等において実験を行ったところ、当然ながらゴミの投入もなく、また浮浪者等によるロッカーの私物化利用も皆無となった。
この常閉式ロッカーは、例えば図4に示すように、ロッカーの利用を希望する者が、ロッカーの適宜箇所(例えば中央部)に配したコントロールパネルを利用する。利用の際には、番号指定スイッチ1を押して空いているロッカー番号を指定し、コイン投入口2から所定の利用金額を投入する。コインカウンタが利用金額の投入を確認すると、指定したロッカーのドア3が開く。ドアの開閉制御は、例えば電磁ソレノイド等のアクチュエータ(図示せず)を利用する。
ドア3が開いた後、当該ロッカーに荷物を入れ、ドアを閉じて、確認ボタン4を押せば、アクチュエータが作動してドア3をロックする。本出願人が実験で用いた常閉式ロッカーでは、利用者が荷物を取り出すときの利便のために、バーコード付きのレシート紙片を発行する。5は、レシート発行口、6は、バーコードリーダ、7は、コインの返却口である。
荷物を引き取るときには、発行されたレシート紙片を、バーコードリーダ6にかざして読みとらせる。正常利用の場合には利用しているロッカーのドア3が開く。なお、利用時間の延長などの場合は、従来のコインロッカーと同様、不足分のコインを投入すれば、レシート紙片をバーコードリーダ4に読みとらせることでドア3のロックが解除され、通常通り荷物を取り出すことが出来る。
なし
問題は、このような常閉式ロッカーが従来にみられない新しいタイプのコインロッカーであるため、利用者が荷物を預け入れたまま、レシート紙片を受け取らずに立ち去ってしまうケースが少なくなかった点にある。
荷物を取り出すためには、自分の使っているロッカーと一対一で対応するバーコード付きのレシートが必要なのであるが、物理的な重みのあるキーと違って、レシートは単なる紙片であるため、レシートの意味を理解しないまま、ドアのロックを確認してから安心して去っていく利用者が少なくなかった。このような場合には、コインロッカーの管理者に連絡を取ればドアを解除することは可能であるが、管理事業者の作業負担もあるし、利用者の苦情に対応するのも大変であった。
そこで、本考案の目的は、解除キーとしての役割をもつレシートの取り忘れを確実に防止する点にある。
前記目的を達成するため、本考案に係る常閉式コインロッカーは、レシート発行装置のカッターの下流に、レシート紙片が引き抜かれたか否かを判別する光学センサを設けるとともに、アクチュエータは、光学センサからの引き抜き確認信号に基づいてドアのロックを開駆動する(請求項1)。
かかる構成によれば、利用者によってレシートが引き抜かれない限り、ロッカーのドアは開かない。利用者はすでにコインを投入しているから、レシートを受け取らない限りドアは開かないという利用手順を、よく理解できる状況になる。少なくとも、荷物を預け入れてレシートを取らずに立ち去ることは出来ない。
コインの投入後、レシートは自動的に発行される。このレシートを受け取らない限り、利用を希望するロッカーのドアが開かないという手順を強制することによって、利用者は利用手順の注意書きをよく読むようになるし、また音声表示や画像表示を用いる場合には、当該指示に素直に従うことが出来る。
請求項2は、利用者がレシートを受け取ったときに、静止画を写すカメラや動画を撮影する撮像装置を利用して、当該人物を画像データとして暫時保管するものである。レシートを受け取った利用者でも、レシートを紛失することは珍しくない。その場合に、ロッカーの管理者が、利用者の申し立ての真偽をより容易に判別可能とするため、利用状況を画像データとして保存しておけば、虚偽の申し立てや管理者側の錯誤によるミスを確実に防止できる。また、好ましくない利用があったときにも人物を特定できるので、犯罪等の抑止にも効果がある。なお、画像データの保管場所は、ロッカーの底部や外部のサーバ装置など、爆発事故のような場合にも可能な限りデータの消失を防止できるよう配慮することが望ましい。
請求項1に係る常閉式コインロッカーによれば、利用者がレシート紙片を引き抜かない限りドアが開かないため、預け入れた荷物を取り出すときに必要となるレシート紙片の取り忘れを確実に防止することができる。また請求項2のように、レシートを受け取った人物を写真または動画によって撮影しておけば、レシートを紛失したときにも正当な利用者か否かを映像によって確認出来るため、不正な受け取り事故等を防止することが出来る。
図1は、本考案に係る常閉式コインロッカー、とくにレシート発行装置まわりの構成を例示するものである。ロッカーの外観は、例えば図4に示す従来のものと同じでもよい。外観は適宜デザインして構わない。
本考案に係る常閉式コインロッカーは、従来装置と同様、利用を希望するロッカー番号を入力するための指定スイッチ11と、投入されたコインの金額をカウントするコインカウンタ12と、レシート紙片を発行するレシート発行装置20と、ドア開閉アクチュエータ31を開閉駆動するアクチュエータ制御部32とを備えている。
指定スイッチ11は、ロッカー番号を指定できればよく、例えばタッチパネル式のものでもボタンスイッチ式のものでもよい。コインカウンタ12は、利用金額を確認したときに後段へOK信号(利用を許可する信号)を送出し、過剰金銭は返却口(7)から利用者に返還する。
本考案は、レシート発行装置20におけるレシート紙片21の抜き取り確認ができてから、アクチュエータ制御部32を介してドア開閉アクチュエータ31を駆動する。従来のように、レシート紙片21の抜き取りとドア開閉アクチュエータ31の駆動を無関係に行う処理はしない。
このため、レシート紙片21の抜き取りを確認する光学センサ40を配し、例えば光学センサの受光素子41が受光信号(確認信号)を送出したときに、アクチュエータ制御部32を介してドア開閉アクチュエータ31を駆動し、ロッカーのドア(3)を開動作させる。なお、ロッカーのドア(3)を閉じるときは、従来と同様に、例えばドア(3)の表面に配した確認ボタン(4)を押せばよい。確認ボタン(4)の押圧操作によりドア開閉アクチュエータ31が作動して、ロッカーのドア(3)がロックされる。
本考案に係るレシート発行装置20は、従来の装置と同様、レシート紙片21用のペーパーロール22と、レシート紙片21にバーコードや識別番号の印字を行うための印字装置23と、カッター装置25とを備える。
印字装置23は、コインカウンタ12からのOK信号に基づき、印字装置駆動部24を介して駆動する。また、カッター駆動部26は、例えば印字装置駆動部24からのタイミング信号に基づいてカッター装置25の作動タイミングをコントロールする。
印字装置23の印字内容は、指定スイッチ11を介して入力されたロッカー番号のデータと、当該利用に対するバーコード(または識別番号)の作成等を行う識別データ処理部27から送られたデータである。利用可能時間のデータも、例えばこの識別データ処理部27を介して記録することができる。その場合、識別データ処理部27はタイマ装置を搭載することになる。もちろん、タイマ装置は他の場所に別個に配設しても良い。なお、ペーパーロール22の送り出しは、適宜箇所、例えば印字装置23に配した送出ローラによって行う。
レシート紙片21の抜き取りを確認する光学センサ40は、例えば、発光素子42と、レシート紙片21が引き抜かれたときに発光素子42の光を入力として、後段へ受光信号(確認信号)を送出する受光素子41とによって構成する。この場合、発光素子42と受光素子41の位置関係は問わないが、省スペース化のため両者を略垂直方向に配することが望ましい。光学センサ40は、レシート紙片21が抜き取られたか否かを確認する手段であるから、カッター装置25の下流に配する。28は、レシート紙片21の排出開口である。光学センサ40は、カッター装置25と排出開口28の間に設ける。
従って、かかる常閉式コインロッカーによれば、レシート紙片21が抜き取られたことを光学センサ40により確認したときだけ、アクチュエータ制御部32およびドア開閉アクチュエータ31を介してロッカーのドア(3)が開く。この結果、レシート紙片21を受け取らずに荷物を預け入れる利用上の事故が防止され、ロッカーの管理者の作業負担も軽減し、利用者の苦情も低減する。
図2は、本考案に係る常閉式コインロッカーの第二の実施形態を示すものである。この常閉式コインロッカーは、レシート紙片21が抜き取られたときだけロッカーのドア3を開く点では前記実施形態と同じであるが、利用者の姿を映せる位置にカメラ装置51を配し、撮像データを、例えばコントロールパネルの下方に配したデータ格納部52に記録する。
図3に示すように、カメラ装置51は、受光素子41から送出される受光信号に基づいて撮影タイミングを制御する画像コントローラ53を介して駆動する。この画像コントローラ53は、カメラ装置51によって得た画像データを、前記データ格納部52に保存するための処理も行うよう構成することが望ましい。もちろん、画像データの記録保存は、カメラ装置51の撮影制御を行う画像コントローラ53とは別個に設けた手段によって行ってもよい。なお、レシート紙片21を引き抜いた利用者の撮影は、静止画(写真)の場合は一枚に限らず複数枚を撮影しても良い。例えば、レシート紙片21の引き抜き直後に一枚を撮影し、撮影間隔を10秒として、撮影枚数を5枚とするなどである。動画の場合は、レシート紙片21の引き抜き直後から例えば30秒だけ撮影する等である。
かかる構成によれば、利用者がレシート紙片21を紛失した場合でも本人確認を画像データに基づいて容易に行うことができる。またテロのような犯罪事件が起きたときにも、画像データに基づいて犯人の容姿を特定する資料となる。
なお、本考案で使用する光学センサは、発光素子(42)と受光素子(41)を別個に配する必要はない。ひとつのケース体に発光素子と受光素子を納めて、反射光の有無に基づいてレシート紙片の抜き取りの有無を確認してもよい。このような反射光に基づくレシート紙片の抜き取りの確認は、構成は単純であるが、精度確保のために例えばレシート紙片の裏面に光を反射できる金属テープを貼着するなど、ランニングコストの点で不利がある。また超音波の反射の有無を利用することもできるが、超音波は乱反射による誤作動が懸念されるため精度確保の点では好ましくない。
第一の実施形態に係るレシート発行装置まわりの構成を例示する図である。 第二の実施形態に係る常閉式コインロッカーを示す図である。 第二の実施形態に係るレシート発行装置まわりの構成を例示する図である。 従来の常閉式コインロッカーを示す図である。
符号の説明
1、11 指定スイッチ
2 コイン投入口
3 (ロッカーの)ドア
4 確認ボタン
5 レシート発行口
6 バーコードリーダ
7 コインの返却口
12 コインカウンタ
20 レシート発行装置
21 レシート紙片
22 ペーパーロール
23 印字装置
24 印字装置駆動部
25 カッター装置
26 カッター駆動部
27 識別データ処理部
28 排出開口
31 ドア開閉アクチュエータ
32 アクチュエータ制御部
40 光学センサ
41 受光素子
42 発光素子
51 カメラ装置
52 データ格納部

Claims (2)

  1. 使用を希望するロッカーの番号を指定する番号指定スイッチと、金銭投入額を計数するコインカウンタと、コインカウンタからのOK信号に基づいてドアのロックを開駆動および閉駆動させるアクチュエータと、コインカウンタからのOK信号に基づいてレシート紙片を発行するレシート発行装置とを備える常閉式コインロッカーにおいて、
    レシート発行装置のカッターの下流に、レシート紙片が引き抜かれたか否かを判別する光学センサを設けるとともに、
    前記アクチュエータは、該光学センサからの引き抜き確認信号に基づいてドアのロックを開駆動することを特徴とする常閉式コインロッカー。
  2. レシート紙片を引き抜いた人物を撮影できる位置に撮像装置を設けるとともに、
    レシート発行装置のカッターの下流に配した請求項1の光学センサに連動して該撮像装置を駆動するカメラ駆動装置を設けることを特徴とする請求項1記載の常閉式コインロッカー。
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