JP3113078U - 木炭セット - Google Patents
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Abstract
【課題】最初焚付け材への点火から堅炭の着火までの各段階での着火状態の確認が容易で、堅炭への着火の確実性があり、焚付け材が木炭等の荷重により押し潰されることがなく、焚付け材、木炭等の各燃焼材を使用時、目視でき、かつ個々に扱うことができる木炭セットを提供する。
【解決手段】杉の枯葉等の焚付け材16を紙袋内に充填した焚付け材入り袋10と、消炭18を紙袋内に充填した消炭入り袋12と、堅炭20を紙袋内に充填した堅炭入り袋14とを含み、下から堅炭入り袋14、消炭入り袋12、焚付け材入り袋10の順に重ね合せ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊付けした糊付け部の周囲を取り囲むミシン目28,30を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目28、30から破れ、袋内部の焚付け材16もしくは消炭18が露出し得るようにし、また堅炭入り袋底面部に設けたミシン目から破ることによって袋内部の堅炭20が露出し得る木炭セット。
【選択図】図1
【解決手段】杉の枯葉等の焚付け材16を紙袋内に充填した焚付け材入り袋10と、消炭18を紙袋内に充填した消炭入り袋12と、堅炭20を紙袋内に充填した堅炭入り袋14とを含み、下から堅炭入り袋14、消炭入り袋12、焚付け材入り袋10の順に重ね合せ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊付けした糊付け部の周囲を取り囲むミシン目28,30を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目28、30から破れ、袋内部の焚付け材16もしくは消炭18が露出し得るようにし、また堅炭入り袋底面部に設けたミシン目から破ることによって袋内部の堅炭20が露出し得る木炭セット。
【選択図】図1
Description
本考案は、焚付け材(着火材)を備えた木炭セットに関するものであり、特に杉の枯れ葉その他の焚付け材、消炭および堅炭等をそれぞれ可燃性の袋に充填してセットにした木炭セットに関するものである。
本考案の木炭セットは、例えば屋外バーベキューにおける炭火おこしに好適に使用可能である。
本考案の木炭セットは、例えば屋外バーベキューにおける炭火おこしに好適に使用可能である。
従来より屋外で炭火を使用する場合には、先ず適量の薪を重ね合わせ、これに新聞紙等を焚付け材として火を付けたものを接近させ、あるいは重ね合わせて薪に火を付け、薪が燃え上がってきたところで、さらに薪を補給し、薪の火の勢いが強くなり火力が十分強くなった時点で、木炭を火の上に載せて炭火を起こすのが通例である。ところが、薪に火を付けること自体が難しく、火がついたとしても途中で立ち消えになったり、立ち消えにならなかったとしても火力が十分上がらず、その結果なかなか木炭に火がつかず、炭火を起こすことが困難であるという問題点があった。また、堅炭(白炭)は火力が強く火持ちがよいので、バーベキュー等での使用が望まれるが、特に火付きが悪く炭火起こしが困難である。
そこで、固形状やゼリー状のアルコール系着火剤や灯油系の着火剤、樹脂が多く含まれる樹種のブロックを割って使用する木質系の着火剤等が使用され、あるいはトーチ状のガスバーナー等を用いて直接木炭に着火させたりすることが行われている。しかし、それでも着火に手間取り、また煩わしいという問題点があり、さらに、化学系の着火剤では着火後の継ぎ足しは着火剤に引火したり、火傷したり等のおそれがあるという問題点がある。
ところで、実開昭63−85649号公報記載の袋入り木炭は上記問題点を解決しようとするものである。これは、可燃性の袋内の底部にパラフィン含浸木毛を敷き,その上にパラフィン含浸繊維材を置き、さらにその上にらくだ炭を置き、最上部に木炭を収容し、袋をシールしたものである。使用に当たって袋ごとコンロ内に挿入し、コンロの下方点火口から点火するようにしたものである。
しかしながら、この袋入り木炭は、木毛、繊維材、らくだ炭および木炭が、袋底部からこの順に1つの袋内に収容され、シールされているので、木毛に着火後最終的に木炭に火がつくまでは、中間段階での着火状況は判らないので、木炭の着火の確認に余分の時間が掛かるというい欠点があり、また最初木毛に着火してから順次次の燃焼材料に燃え移る様子が袋の外から確認できないので、火勢が弱ってきたとき等に回復措置が講じ難く、着火の確実性に欠けるという欠点がある。もし、立ち消えなった際は別の着火材を持ってきてやり直さなければならないので、手間が煩わしいという欠点がある。また、木毛がらくだ炭と木炭に押し潰されて着火し難いという欠点がある。さらに、木毛や繊維材はパラフィンが含浸させているので、バーベキュー等では食品に臭いがつくという欠点がある。
実開昭63−85649号公報
解決しようとする問題点は、最初着火材に着火してから木炭(堅炭)に火が付くまでの各段階での着火状態の確認が困難である点、前記各段階での着火状況の確認が困難であるため、火勢が弱ったときの対応措置がし難いので、木炭(堅炭)への着火の確実性に欠ける点、木毛や繊維材がらくだ炭、木炭の荷重により押し潰されて体積が減少し着火し難い点、着火材としての木毛から木炭に至る各燃焼材があらかじめ1つの袋内に収容されて、シールされ外から見えないので、火が消えかかった場合等状況に応じた対応がし難い点、炭火を起こす際の臭いが食品につき易い点である。
ところで、本願発明者は上記問題点を解決するため種々研究を続けているうちに、各燃焼材(着火材、木炭等)を区分して時間的経過に応じて順次供給して行くことを想到し、本願考案を完成したものである。
本考案はこのような事情を背景としてなされたものであり、本考案の目的は、第1に 最初着火材(焚付け材)に点火してから木炭(堅炭)に火が付くまでの各段階での着火状態の確認が容易な木炭セットを提供すること、第2に 前記各段階での着火状態の確認を容易にして、例えば火勢が弱ったときなどの対応をし易くし、木炭(堅炭)への着火の確実性がある木炭セットを提供すること、第3に着火材(焚付け材)が木炭等の荷重により押し潰されて体積が減少し燃え難くなることを防止し得る木炭セットを提供すること、第4に着火材(焚付け材)から木炭に至る各燃焼材を使用(着火)時、目で見ることができ、かつ個々に扱うことができる木炭セットを提供すること、第5に炭火を使用して調理する際、炭火を起こす際の臭いが食品につくことがない木炭セットを提供することである。
上記目的を達成するためになされた本考案は、次のように構成される。
A 杉の枯葉、木毛その他の焚付け材を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる焚付け材入り袋と、消炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる消炭入り袋と、堅炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる堅炭入り袋とを含み、堅炭入り袋上に単数もしくは複数の消炭入り袋を重ね合わせ、さらにその上に単数もしくは複数の焚付け材入り袋を重ね合わせ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊、接着剤もしくは両面接着テープで互いに接着すると共にその接着部の周囲を取り囲むミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目から破れ、袋内部の焚付け材もしくは消炭が露出し得るようにし、さらに堅炭入り袋の底面側にはミシン目により取り囲まれた部分が形成されることがあり、該ミシン目から破ることによって袋内部の堅炭が露出し得るようにした木炭セット。
B A項記載の木炭セットにおいて、軟炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる単数もしくは複数の軟炭入り袋を堅炭入り袋と消炭入り袋との間に重ね合わせ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊、接着剤もしくは両面接着テープで互いに接着すると共にその接着部の周囲を取り囲むミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目から破れ、袋内部の焚付け材、消炭もしくは軟炭が露出し得るようにした木炭セット。
C A項もしくはB項記載の木炭セットにおいて、焚付け材入り袋と消炭入り袋とに代えて紙袋その他の可燃性の袋内に底部側に杉の枯れ葉その他の焚付け材を配置しその上に可燃性の多孔板を介して消炭を充填してなる焚付け材・消炭入り袋を配置した木炭セット。
D A項〜C項のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、ミシン目に代えて切断部と非切断部が交互に連なって配置された破断用線もしくは多数の小孔が微少間隔を隔てて連なって配置された破断用線を設けるようにした木炭セット。
E A項〜D項のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、紙の袋に代えて剛性を保持し得る程度の薄さの紙の箱を使用するようにした木炭セット。
F A項〜E項のいずれか1項に記載の木炭セットの構成部品として使用し得る、紙その他の可燃性の袋もしくは箱内にそれぞれ焚付け材、消炭、軟炭、堅炭が充填されてなる焚付け材入り袋、消炭入り袋、軟炭入り袋、堅炭入り袋、焚付け材入り箱、消炭入り箱、軟炭入り箱、堅炭入り箱、焚付け材と消炭とが一緒に充填された焚付け材・消炭入り袋または焚付け材・消炭入り箱。
G A項〜E項のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、堅炭に代えて軟炭を使用し、あるいは堅炭と軟炭の混合したものを使用するようにした木炭セット。
H F項記載の堅炭入り袋または堅炭入り箱において、堅炭に代えて軟炭を使用するようにした軟炭入り袋、軟炭入り箱または堅炭に代えて堅炭と軟炭を一緒に使用するようにした堅炭・軟炭入り袋もしくは堅炭・軟炭入り箱。
A 杉の枯葉、木毛その他の焚付け材を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる焚付け材入り袋と、消炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる消炭入り袋と、堅炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる堅炭入り袋とを含み、堅炭入り袋上に単数もしくは複数の消炭入り袋を重ね合わせ、さらにその上に単数もしくは複数の焚付け材入り袋を重ね合わせ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊、接着剤もしくは両面接着テープで互いに接着すると共にその接着部の周囲を取り囲むミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目から破れ、袋内部の焚付け材もしくは消炭が露出し得るようにし、さらに堅炭入り袋の底面側にはミシン目により取り囲まれた部分が形成されることがあり、該ミシン目から破ることによって袋内部の堅炭が露出し得るようにした木炭セット。
B A項記載の木炭セットにおいて、軟炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる単数もしくは複数の軟炭入り袋を堅炭入り袋と消炭入り袋との間に重ね合わせ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊、接着剤もしくは両面接着テープで互いに接着すると共にその接着部の周囲を取り囲むミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目から破れ、袋内部の焚付け材、消炭もしくは軟炭が露出し得るようにした木炭セット。
C A項もしくはB項記載の木炭セットにおいて、焚付け材入り袋と消炭入り袋とに代えて紙袋その他の可燃性の袋内に底部側に杉の枯れ葉その他の焚付け材を配置しその上に可燃性の多孔板を介して消炭を充填してなる焚付け材・消炭入り袋を配置した木炭セット。
D A項〜C項のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、ミシン目に代えて切断部と非切断部が交互に連なって配置された破断用線もしくは多数の小孔が微少間隔を隔てて連なって配置された破断用線を設けるようにした木炭セット。
E A項〜D項のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、紙の袋に代えて剛性を保持し得る程度の薄さの紙の箱を使用するようにした木炭セット。
F A項〜E項のいずれか1項に記載の木炭セットの構成部品として使用し得る、紙その他の可燃性の袋もしくは箱内にそれぞれ焚付け材、消炭、軟炭、堅炭が充填されてなる焚付け材入り袋、消炭入り袋、軟炭入り袋、堅炭入り袋、焚付け材入り箱、消炭入り箱、軟炭入り箱、堅炭入り箱、焚付け材と消炭とが一緒に充填された焚付け材・消炭入り袋または焚付け材・消炭入り箱。
G A項〜E項のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、堅炭に代えて軟炭を使用し、あるいは堅炭と軟炭の混合したものを使用するようにした木炭セット。
H F項記載の堅炭入り袋または堅炭入り箱において、堅炭に代えて軟炭を使用するようにした軟炭入り袋、軟炭入り箱または堅炭に代えて堅炭と軟炭を一緒に使用するようにした堅炭・軟炭入り袋もしくは堅炭・軟炭入り箱。
本明細書において、「堅炭」とは白炭ともいわれるものであり、炭竈の外に出し消し粉を掛けて消火したもので、炭化温度は約800℃以上のものであり、例えば備長炭がこれに該当する。「軟炭」とは黒炭ともいわれるものであり、炭竈内で空気を絶って消火したもので、炭化温度は約400〜700℃のものである。「消炭」とは火がついた薪や木、炭等をそのまま消火しあるいは火消し壺で消火したものである。「焚付け材」とは火をたやすく燃えつかせるために用いる枯れ葉等の類の他容易に着火させ得る材をいうものであり、木の枯れ葉、枯れ柴、木毛、かんな屑等はこれに含まれる。「ミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け」とは各袋の重ね合せ面のうち堅炭入り袋寄り側の面にミシン目を設けることを意味するものである。「接着部の周囲を取り囲むミシン目」とは、ミシン目が接着部の全周を完全に取り囲んだ場合に限らず、各袋を引き剥がした際ミシン目から袋が破れる程度に、接着部周囲の取り囲みが完全でない場合も含むものである。また、「接着テープ」には粘着テープも含まれる。上記用語の意味は実用新案登録請求の範囲の文言においても適用されるものである。
本考案の木炭セットは、焚付け材入り袋と消炭入り袋と堅炭入り袋とが各袋の重ね合わせ面の一部で糊付け(あるいは接着)されているので、各袋を剥がすことが容易であり、最初に焚付け材入り袋に点火し、十分火がついたところで、次に消炭入り袋を上に載せて着火させることができ、消炭に十分火がついたところで堅炭入り袋を上に載せて着火させることができるので、各段階での着火状態の確認が容易であるという利点がある。また、各段階での着火状態の確認が容易であるので、途中の段階で火勢が弱くなった場合は、火勢の回復を待って次の段階に進めばよいので、立ち消え等することがなく、着火の確実性が増すという利点がある。前記袋を剥がす際に各袋は糊付け(あるいは接着)された部分の周りを取り巻くミシン目から破れ、袋内の焚付け材や消炭等が露出するので、火を付ける際着火が容易であるという利点がある。
さらに、木炭セットは一番下に重量の重い堅炭入り袋を置き、最上部に焚付け材入り袋を置いているので、保管時に焚付け材が押し潰されて燃え難くなることがないという利点がある。さらにまた、木炭セットの構成品である焚付け材入り袋と消炭入り袋と堅炭入り袋は、使用時他の袋等で覆われていないので目で見ることができ、また、各袋はそれぞれ剥がし分離して使用するので、個々に扱うことが可能であるという利点がある。その上に、本考案の木炭セットは、パラフィン等は使用していないので、調理時に食品に臭いがつくことを回避できる利点がある。
(1)最初着火材に着火してから木炭(堅炭)に火が付くまでの各段階での確認を容易にすること、(2)前記各段階での着火状況の確認を容易にし木炭(堅炭)への着火の確実性を高めること、(3)焚付け材が木炭に押し潰されて着火し難くなることを防止すること、(4)焚付け材から木炭に至る各燃焼材を使用(着火)時、目で見ることができ、かつ個々に扱うことができること、という本考案の目的を、焚付け材入りの袋、消炭入り袋および堅炭入り袋を別々にするという簡単な構成により達成した。また、(5)調理時に炭火を起こしたときの臭いが食品に付かないようにするという本考案の目的を、焚付け材からパラフィン等使用したものを除外することで達成した。
図1において、10は焚付け材入り袋であり、12は消炭入り袋、14は堅炭入り袋である。各袋10,12,14は紙でつくられた可燃性の袋である。焚付け材入り袋10には焚付け材としての杉の枯れ葉16が充填され、消炭入り袋12は消炭18が、堅炭入り袋14には堅炭20が充填されている。堅炭入り袋14上に消炭入り袋18が重ねて置かれ、さらにその上には焚付け材入り袋10が重ねられている。各袋の重ね面で焚付け材入り袋10の底面部22と消炭入り袋12の底面部24の一部には、図1(ロ)、図2(イ)、(ロ)に示すように接着部としての糊付け部34,36が形成され、その周囲を取り巻くミシン目28,30が設けられている。糊付け部34,36は、ミシン目28,30を設けてからその内側に糊を付けて構成する方が作業が容易である。各糊付け部は図2(イ)、(ロ)では斜線で示す。なお、堅炭入り袋14の底面部26には図の(ハ)に示すようにミシン目32が設けられているが、糊付け部は存在しない。重ね合わせ面でないからその必要がないからである。なお、袋の底面部に、袋制作上の折り重ねた部分が現れるときにはミシン目が設け難いので、図1に示す各袋を90度回転し、図1に示す側面部が底面部となるようにしてもよい。
以上のように構成された木炭セットは、重量の重い堅炭20が最も下にあるので、焚付け材としての杉の枯れ葉16が押し潰されて着火が悪くなることはない。また、杉の枯れ葉自体はある程度の剛性を持っており、押し潰され難い上に、とげ状の小葉の間に空気を保持しているのでよく燃えるという利点がある。この点木毛等が押し潰され易いのとは異なる。従って、着火の確実性が高い。また、杉の枯れ葉はとげ状の多数の小葉が着生している部分は軸状をなし多少太いので、木毛等に比し火持ちがよいので、消炭等に着火させ易いという利点がある。このように、杉の枯れ葉は木毛等はもちろん他の木の葉等に比しても焚付け材として優れている。
使用に当たって、焚付け材入り袋10を消炭入り袋12から剥がすと、焚付け材入り袋10の底面部はミシン目28から破れ、焚付け材(杉の枯れ葉)16が露出するので、マッチ等で火を付けると容易に着火する。確実に燃え移ったところで、消炭入り袋12を剥がすと、ミシン目30から破れ、その底面部24から消炭18が露出するので、これを焚付け材入り袋10の上にかざすと、容易に消炭18に着火する。消炭18に十分火がつき熾き火になったところで、堅炭入り袋14を載せれば堅炭20に火がつき炭火が起こることになる。炎でなく熾き火で着火させるので、堅炭で火を起こすには特に有効である。消炭は軟炭(黒炭、らくだ炭等)に比し重量が軽いので焚付け材入り袋の上に載せても焚付け材を押し潰すことにはなり難いので、この点軟炭(黒炭、らくだ炭等)より有利である。
図1に示す実施例では堅炭入り袋14の上に消炭入り袋12を重ねたが、堅炭入り袋14と消炭入り袋12との間に、紙袋内に黒炭を充填した黒炭入り袋を重ね合わせるようにしてもよい。上下の袋12,14との接着部、ミシン目については前記実施例と同様な要領で行う。黒炭は堅炭より火が着き易いので着火性の点からみれば、有利である。
図3は本発明の他の実施例を示す。焚付け材・消炭入り袋40は紙袋42の底面側に焚付け材としての杉の枯れ葉44を入れ、多孔板46を隔てて消炭48を充填してシールしたものである。多孔板46は少し厚手の紙に多数の孔を設けたもので可燃性である。薄い木の板に多数の孔を設けたものでもよい。袋40の下から点火すると焚付け材44に着火し、多孔板46に燃え移り、消炭48に着火する。消炭が熾き火になったところで堅炭を載せれば、堅炭に火が着き、炭火が起こることになる。図1に示す堅炭入り袋14の上に、消炭入り袋12,焚付け材入り袋10に代えて、焚付け材・消炭入り袋40を重ねて置き、同様な糊付け部とミシン目を設けるようにしてもよい。また、別途用意した堅炭を使用するようにしてもよい。前記実施例より袋の数が減り、構造が簡単になるという利点がある。
図4は、本考案のさらに他の実施例を示す。図1に示す焚付け材入り袋10、消炭入り袋12、堅炭入り袋14は紙の袋を使用しているが、焚付け材入り箱52、消炭入り箱54、堅炭入り箱56は紙の箱を使用したものである。箱はどうにか形状を保持できる程度の厚さの紙で作ったものでもよい。焚付け材等が押し潰されて着火性が悪くなることを回避できる利点がある。また、梱包がし易い利点もある。箱の紙が厚いと、ミシン目を設け難い場合があるが、このような場合、箱にミシン目で囲まれる面積より大きい孔を開けておき、別の紙に接着部となるべき部分を取り囲むミシン目を設けたものを、その孔を塞ぐように貼付するようにしてもよい。これは、箱の場合に限らず、紙袋の場合でも紙が厚くてミシン目を設けにくいときや紙袋以外の袋を使用する場合で、ミシン目から破れ難いときには好都合である。
前記実施例では、焚付け材入り袋と消炭入り袋は1個づつ重ね合わせたが、複数個づつ重ね合わせて使用することも可能である。前記実施例でミシン目に代えて、多数の切断部と非切断部が交互に連なるようにした破断用線や、多数の小孔を微細間隔で一連に配置した破断用線を設けることも可能である。焚付け材として杉の枯れ葉以外の着火容易なものとして例えば、他の木の枯れ葉、かんな屑、木毛等を用いることも可能である。
また、前記各実施例で使用した各焚付け材入り袋、消炭入り袋、堅炭入り袋、焚付け材・消炭入り袋、焚付け材入り箱、消炭入り箱または堅炭入り箱等を別途用意しておけば、これらから図1に示す木炭セットを構成することもできるし、あるいは焚付け材入り袋や他の袋をもっと多く使いたい等という場合好都合である。紙製の袋や箱に代えて、紙以外の可燃性材料で作った袋や箱を使用することも可能である。
また、前記各実施例で使用した各焚付け材入り袋、消炭入り袋、堅炭入り袋、焚付け材・消炭入り袋、焚付け材入り箱、消炭入り箱または堅炭入り箱等を別途用意しておけば、これらから図1に示す木炭セットを構成することもできるし、あるいは焚付け材入り袋や他の袋をもっと多く使いたい等という場合好都合である。紙製の袋や箱に代えて、紙以外の可燃性材料で作った袋や箱を使用することも可能である。
前記各実施例で堅炭に代えて、黒炭を使用するようにしてもよい。本考案は火起こしの難しい堅炭でもそれを可能にするものであるから、もともと堅炭より着火の容易な黒炭では、さらに着火が容易になるという利点がある。
以上本考案のいくつかの実施例を説明したが、本考案はこのような実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において種々なる実施をし得ることはもちろんである。
以上本考案のいくつかの実施例を説明したが、本考案はこのような実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において種々なる実施をし得ることはもちろんである。
本考案の木炭セットは、野外でのキャンプやバーベキューはもちろん、家庭内での炭火起こしに好適に使用できる。また、地震災害時等の非常備蓄品としても利用できる。
10 焚付け材入り袋
12 消炭入り袋
14 堅炭入り袋
16 焚付け材
18 消炭
20 堅炭
28 ミシン目
30 ミシン目
32 ミシン目
34 接着部(糊付け部)
36 接着部(糊付け部)
38 接着部(糊付け部)
12 消炭入り袋
14 堅炭入り袋
16 焚付け材
18 消炭
20 堅炭
28 ミシン目
30 ミシン目
32 ミシン目
34 接着部(糊付け部)
36 接着部(糊付け部)
38 接着部(糊付け部)
Claims (8)
- 杉の枯葉、木毛その他の焚付け材を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる焚付け材入り袋と、消炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる消炭入り袋と、堅炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる堅炭入り袋とを含み、堅炭入り袋上に単数もしくは複数の消炭入り袋を重ね合わせ、さらにその上に単数もしくは複数の焚付け材入り袋を重ね合わせ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊、接着剤もしくは両面接着テープで互いに接着すると共にその接着部の周囲を取り囲むミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目から破れ、袋内部の焚付け材もしくは消炭が露出し得るようにし、さらに堅炭入り袋の底面側にはミシン目により取り囲まれた部分が形成されることがあり、該ミシン目から破ることによって袋内部の堅炭が露出し得るようにした木炭セット。
- 請求項1記載の木炭セットにおいて、軟炭を紙袋その他の可燃性の袋内に充填してなる単数もしくは複数の軟炭入り袋を堅炭入り袋と消炭入り袋との間に重ね合わせ、かつ各袋の重ね合せ面の一部を糊、接着剤もしくは両面接着テープで互いに接着すると共にその接着部の周囲を取り囲むミシン目を各袋の底面側の重ね合せ面部に設け、各袋を引き剥がした際ミシン目から破れ、袋内部の焚付け材、消炭もしくは軟炭が露出し得るようにした木炭セット。
- 請求項1もしくは請求項2記載の木炭セットにおいて、焚付け材入り袋と消炭入り袋とに代えて紙袋その他の可燃性の袋内に底部側に杉の枯れ葉その他の焚付け材を配置しその上に可燃性の多孔板を介して消炭を充填してなる焚付け材・消炭入り袋を配置した木炭セット。
- 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、ミシン目に代えて切断部と非切断部が交互に連なって配置された破断用線もしくは多数の小孔が微少間隔を隔てて連なって配置された破断用線を設けるようにした木炭セット。
- 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、紙の袋に代えて剛性を保持し得る程度の薄さの紙の箱を使用するようにした木炭セット。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の木炭セットの構成部品として使用し得る、紙その他の可燃性の袋もしくは箱内にそれぞれ焚付け材、消炭、軟炭、堅炭が充填されてなる焚付け材入り袋、消炭入り袋、軟炭入り袋、堅炭入り袋、焚付け材入り箱、消炭入り箱、軟炭入り箱、堅炭入り箱、焚付け材と消炭とが一緒に充填された焚付け材・消炭入り袋または焚付け材・消炭入り箱。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の木炭セットにおいて、堅炭に代えて軟炭を使用し、あるいは堅炭と軟炭の混合したものを使用するようにした木炭セット。
- 請求項6記載の堅炭入り袋または堅炭入り箱において、堅炭に代えて軟炭を使用するようにした軟炭入り袋、軟炭入り箱または堅炭に代えて堅炭と軟炭を一緒に使用するようにした堅炭・軟炭入り袋もしくは堅炭・軟炭入り箱。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013147625A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Rei Okawa | 木炭セットと木炭セットを使用する木炭ストーブ及び木炭炬燵 |
-
2005
- 2005-05-12 JP JP2005003194U patent/JP3113078U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013147625A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Rei Okawa | 木炭セットと木炭セットを使用する木炭ストーブ及び木炭炬燵 |
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