JP3112883U - 外壁材製プランター - Google Patents

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Abstract

【課題】耐候性に優れ、美観の良いプランターを提供する。
【解決手段】プランターは、陶器製または合成樹脂製のものが使用されており、美観に優れているとは言い難く、屋外で使用すると短期間で悪くなってしまいます。
本考案は、セメントに繊維質の木片や無機物などを混ぜて板状に成形し、表面にレンガ風などのデザインを施した住宅の外壁材を材料としている。プランターの周側部材は、外壁材を短冊状に切断してその側端面を傾斜加工した周側片2の複数個を、その側端面2a同士を接着剤で固着して多角形状に形成する。そして、底板は多角形として周側部材の内側面下端部に複数個固着した係止片4の上に載置してその周辺部を周側部材の内側面へ固着する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、観賞用植物を植えるのに用いられるプランターに関する。
プランターは、陶器製または合成樹脂製のものが使用され、形状は、長方形のボックス状、鉢状、円筒状が一般的である。
上記した陶器製または合成樹脂製のプランターは、大量生産され安価であるので広く使用されている。しかしながら、陶器製のプランターは着色が困難であり素焼きのままの茶系色なので置く場所や植物によって、美観が損なわれる場合が少くない。また、物に当てたりして破損することも多い。一方、合成樹脂製のプランターは、表面にデザインを施すことはできるが、重厚な質量感を出すことはできない。また、軽量で壊れることはないが、屋外で使用すると1年間程度で劣化してしまうという欠点がある。
本考案は、上記の点に鑑み考案されたもので、耐候性に優れ、美観の良いプランターを提供することを目的としている。
本考案のプランターは、上記の目的を達成するため次の手段を採った。すなわち、セメントに繊維質の木片や無機物を混ぜて板状に成形し表面にレンガなどのデザインを施した住宅の外壁材を材料とするプランターであって、プランターの周側部材は該外壁材を短冊状に切断してその側端面を傾斜加工した周側片の複数個を、その側端面同士を接着剤で固着して多角形状に形成し、底板は多角形として該周側部材の内側面下部に固着したことを特徴としている。
本考案のプランターは、住宅の外壁材を材料としている。外壁材は種々のものがあるが、セメントに繊維質の木片や無機物などを混ぜて板状に成形し、養生・硬化させる窯業系サイディング(JISA5422)を使用する。プランターの周側部材には表面にはレンガタイル風、割り石風など、デザインが施された化粧サイディングを使用し、底板は窯業系サイディング以外のものでもよいが、化粧が施されていない素板サイディングを使用するのが望ましい。なお、板厚は大きさに応じて、10〜16mmのものを使用すればよい。
プランターの周側部材の形状は、上面からみて多角形状であり、正多角形には限定されない。例えば、直方体や楕円形に近い形状のほか、コーナーへ置くのに適した形状や、壁面へ一辺を接するように置くのに適した形状など、適宜なものとすることができる。
周側部材は、外壁材から丸ノコなどで切断した複数個の周側片の両側端を順次接着剤で固着して形成する。周側片の両側端は接触面が大きくなるように傾斜加工を行う。傾斜角度は多角形の形態によって異なり、例えば、6角形の場合は板の垂直方向に対して30度内側向きの傾斜加工を行えばよい。
周側部材を形成するときは、各周側片の両側の端面に接着剤を塗布し端面同士を当接させ、外周にバンドを巻き付けて固定するか、接着固定用の治具を別途製作して固定するとよい(請求項3)。
底板は周側部材の内側面の下部に接着剤で固着する。なお、請求項2に示すように、周側部材の内側面下端部に係止片を複数個接着して補強するとよい。
以上説明したように、本考案の外壁材製プランターは、外壁材を短冊状に切断してその側端面を傾斜加工した周側片の複数個を、その側端面同士を接着剤で固着して多角形状の周側部材に形成し、底板は多角形として周側部材の内側面下部に固着したので、耐候性に優れ屋外に置いても長期間使用でき、レンガ風など住宅や建物に適合したデザインのものを選定することにより、一段と美観の優れたものとすることができる。また、屋外に限らず、室内でも使用でき、例えば、ロビーや玄関、あるいは、喫茶店などの店内に置くのに好適である。
さらに、請求項2に示すように、多角形状の周側部材の内側面下端部に係止片を複数個接着すれば、底板が強固になるので、大きなものが造れる。また、請求項3に示すように、周側部材を外周から押し付けて固定する接着固定手段を使用すれば、熟練者によらずに簡便に固着できる。
本考案の実施の形態を、図1ないし図11に基づいて具体的に説明する。
図1と、図5ないし図10は本考案に係る外壁材製プランターを例示したもので、1および11は、桶状の外壁材製プランター、10は、多角形筒状の外壁材製プランター、12は、直方体の外壁材製プランターである。また、13は半円に近い形状、14は、三角形に近い形状、15は、船形状の外壁材製プランターである。
外壁材製プランター1は、上面から見ると正10角形で、下方側へ漸次小さな正10角形となる桶状のものであり、10個の周側片2を接着剤で固着して周側部材とし、その下部に底板3を接着剤で固着している。
周側片2は、窯業系サイディングボードから切断したもので、図2に示すように、巾寸法が上端側から下端側へ漸次小さくなる短冊状であり、表面にデザイン(ここでは表面にレンガタイル風)が施されている。なお、厚さは12mmのものを使用している。
周側片2の両側の側端面2aは板面に垂直な方向に対してそれぞれ18度内側へ傾斜した加工が施されている。この側端面2aの加工は、軸を傾斜できる丸鋸盤を使用して加工する。
底板3は、図3に示すように、周辺が周側部材の内側に嵌合する多角形の板であり、表面にデザインの施されていない外壁材(素板サイディング)から切断する。
そして、10個の周側片2それぞれの側端面2aに接着剤を塗布し、端面同士を当接させて、接着固定用の治具(接着固定手段)で固定する。この接着固定手段は、図示してないが、ここでは、周側部材の外周に巻き付けて締結するバンドを使用している。
次に、図4に示すように、これを天地逆にし、周側部材の下端部に係止片4を複数個(この図では5個)接着剤で固着し、上から底板3を係止片4に載せて接着剤で固着する。なお、係止片4の材質はなんでもよいが、ここでは、底板3と同じものを使用している。また、フローリング床面に置く場合などには、係止片4を周側部材の下端より少し下方へ突出させ、下端にフェルトなどの保護材を接着するとよい。図4において3aは、水抜孔で必要により設ける。
最後に、周側片2の内面、上端面および下端面と、底板3の表裏に耐候性の塗装を施せば完成する。
図5は、別の実施例の外壁材製プランター10を示すもので、正10角筒状の背の高い形態としている。この外壁材製プランター10も、上記(図1)と同様に造ることができる。すなわち、外壁材から細長い長方形の周側片10aを切り出し、それぞれ側端面を上記と同じ傾斜加工(18度)を行って、側端面を接着剤を塗布して接着固定手段で固定する。そして、底板は図示してないが、周側片10aの下端ではなく、上方に設けられ、上げ底の状態としている。なお、底板を周側片10aの下端に固着し、傘立てとして使用することもできる。
また、図6も別の実施例の外壁材製プランター11を示すもので、楕円形に近い形状の10角形としている。これも上記(図1)と同様に造ることができ、説明は省略する。
図7は、別の実施例として長方形状の外壁材製プランター12を示すもので、上記(図1)と同様に造ることができる。なお、接着固定手段は、上記のようなバンドでは、固定しづらいので、別途製作したものを使用する。この接着固定手段20は、図11に示すように、上枠21と下枠22と連結材23と押付金具24とから構成され、外壁材製プランター12より一回り大きな枠体である。
これを使用するときは、外壁材製プランター12の周側片12a,12bの側端面に接着剤を塗布して接着固定手段20の中で当接する。そして、各押付金具24を締め込み、外壁材製プランター12の外壁の外側から押し付けて固定する。
図8は、別の実施例の外壁材製プランター13を示すもので、周側片13aを直径とする半円に近い多角形状としている。周側片13aの外側面を壁面へ向けて置いて使用するとよい。
また、図9は、別の実施例の外壁材製プランター14を示すもので、三角形に近い多角形状としている。コーナーに置いて使用するのに好適である。また、図10は別の実施例の外壁材製プランター15を示すもので、船形に近い多角形状としている。もちろん、これらは上記(図1)と同様に造ることができる。
本考案に係る外壁材製プランターの一実施例を示す斜視図である。 同 周側片の斜視図である。 同 底板の斜視図である。 同 底側から見た斜視図である。 同 別の実施例を示す外壁材製プランターの斜視図である。 同 別の実施例を示す外壁材製プランターの斜視図である。 同 別の実施例を示す外壁材製プランターの斜視図である。 同 別の実施例を示す外壁材製プランターの斜視図である。 同 別の実施例を示す外壁材製プランターの斜視図である。 同 別の実施例を示す外壁材製プランターの斜視図である。 同 接着固定手段の一実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 外壁材製プランター
2 周側片
2a 側端面
3 底板
3a 水抜孔
4 係止片
10 外壁材製プランター
10a 周側片
11 外壁材製プランター
12 外壁材製プランター
12a 周側片
12b 周側片
13 外壁材製プランター
13a 周側片
14 外壁材製プランター
15 外壁材製プランター
20 接着固定手段
21 上枠
22 下枠
23 連結材
24 固定金具

Claims (3)

  1. セメントに繊維質の木片や無機物を混ぜて板状に成形し表面にレンガなどのデザインを施した住宅の外壁材を材料とするプランターであって、プランターの周側部材は該外壁材を短冊状に切断してその側端面を傾斜加工した周側片の複数個を、その側端面同士を接着剤で固着して多角形状に形成し、底板は多角形として該周側部材の内側面下部に固着したことを特徴とする外壁材製プランター。
  2. 前記多角形状の周側部材の内側面下端部に係止片を複数個接着し、その上に周辺が周側部材の内側面へ嵌合する底板を載置することを特徴とする請求項1記載の外壁材製プランター。
  3. 前記周側部材は、周側片の側端面に接着剤を塗布して多角形状に組み合わせ、外周から押し付けて固定する接着固定手段によって固着させることを特徴とする請求項1記載の外壁材製プランター。


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