JP3112639B2 - フイルタプレスの濾布吊装置 - Google Patents

フイルタプレスの濾布吊装置

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JP3112639B2
JP3112639B2 JP07296072A JP29607295A JP3112639B2 JP 3112639 B2 JP3112639 B2 JP 3112639B2 JP 07296072 A JP07296072 A JP 07296072A JP 29607295 A JP29607295 A JP 29607295A JP 3112639 B2 JP3112639 B2 JP 3112639B2
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貢 牧之田
義光 横山
佳直 栗田
隆司 浦田
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株式会社栗田機械製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルタプレスの
濾布吊装置に関し、とくに濾布を濾布吊棒上の所定の位
置に敏速に掛けることができかつ濾布吊棒上で濾布がず
れ動かないようにしたフイルタプレスの濾布吊装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の濾布吊装置を図11ないし図14
に示す。図11,12において、濾布4は端部を折り曲
げて袋縫いにし、該袋縫部10に濾布吊棒1を通してあ
る。また該袋縫部10の中央部左右側に2つの濾布4の
孔4aが開けてあり、該孔4aを通して、濾布吊棒1に
開けた孔に上向きに2本の角2,3が差し込んである。
濾布吊棒1の端部6は、濾板5上方から吊り下げた公知
の吊ばね7の下端に連結している。濾板5の両側を被う
濾布4の原液孔8は濾板5の原液供給孔9内に通して連
結してある。
【0003】また図13に示す従来例は、濾布吊棒1上
における濾布4の両端部に掛けひも11の一端を縫着
し、他端を吊ばね7の下部に掛け止めている。また図1
4に示す従来例は、濾布吊棒1に濾布4を掛け、濾布4
上から濾布吊棒1にそれぞれ止め片12を差し挟んだも
のである。
【0004】上記濾布4は、フイルタプレスの組立のと
きに濾布吊棒1の中央の位置に掛けて濾板5を被う。濾
布4で被った濾板5は、支持レール(図示略)上に移動
可能に支持して公知の濾板締付装置によって一方側に移
動して締め付ける。また、一方側に締め付けて重合した
濾板5を公知の濾板開板装置によって一枚ずつ反対側へ
送って開板するとき、開板する各濾板5に属する吊ばね
7も共に移動して濾布吊棒1を前後に振動させ、順次開
板間で濾布4をハ字状に開放する(図12)。上記開板
の際濾布4に付着しているケークを振り落とす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、濾布吊棒1に
角2,3を差し込む場合、濾布4に孔4aを開ける必要
がある。濾布4の孔4aは、濾布4の使用中にその径が
次第に大きくなり、濾布4は角2,3のところから位置
ずれするようになる。また濾布4の孔4aは濾布4の形
くずれのもとになる。
【0006】また濾布4の端部に掛けひも11を縫着し
て吊ばね7に掛け止める場合、掛け止めたひもの長さに
不揃いが生じ、すべて濾布4を同じ位置に揃え難い。ま
たひもの掛け外しと調節に手数を要する。また濾布止棒
1上から止め片12を差し挟むものは、濾布吊棒1の振
動により止め片12と濾布4とが左右にずれ動きやす
い。また使用中に止め片12がゆるんで濾布吊棒1から
外れるおそれがある。したがって本発明の目的は、上記
問題を解決することによって濾布を濾布吊棒1上の所定
の位置に敏速に掛けることができかつ濾布4が濾布吊棒
1上で左右に位置ずれしない濾布吊装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】上記目
的を達成するため本発明は、濾布吊棒1に孔開け加工を
施したり濾布4にひもなどを縫着することなく、濾布吊
棒1にストッパ14を簡単にかつ正確に位置させるよう
に構成するものである。
【0008】請求項1に記載した発明によれば、フイル
タプレスの濾布吊棒1と、濾布吊棒1上における濾布4
の位置決手段とを備えるフイルタプレスの濾布吊装置に
おいて、濾布吊棒1上における濾布4の側端位置13を
決めるストッパ14と、濾布吊棒1にはめ込んだ上記ス
トッパ14を上記濾布4の側端位置3まで打ち込むドラ
イバ15,17と、を備えて構成する。濾布吊棒1に濾
布4を掛けるには、濾布4の端部が袋縫いにしてあれ
ば、袋縫部10に濾布吊棒1の中央部を通し、濾布吊棒
1にはめ込んだストッパ14をドライバ15,17で上
記濾布4の側端位置13まで打ち込む。また濾布4に上
記袋縫部10がない場合は、濾布吊棒1に濾布4を掛
け、該濾布4の側端位置13に向けてストッパ14をド
ライバ15,17で打ち込む。また、予め濾布吊棒1の
中央部に所定の濾布4の幅寸法をとって上記のとおり打
ち込んでおいたストッパ14に濾布4の側端を合わせて
掛けてもよい。上記ストッパ14は図例の環状体の他H
字形にしてはめてもよい。またストッパ14はばね製に
して濾布吊棒1に取付けてもよい。またドライバ15,
17は、円筒に長さ方向沿いに切欠きを付けて濾布吊棒
1に通しやすくしてもよい。またドライバ15,17
は、透明な材質のもので製作すると、濾布吊棒1の一端
を注視するために便利である。ドライバ15,17は図
例の筒形のものに限らない。ドライバ15,17は2個
以上付設しておくと、濾布吊棒1の左右側でそれぞれ使
用することができ便利である。またドライバ15,17
は濾板5上部付近に取付取り外し自在にしておいてもよ
いし、また使用しないときはフイルタプレスから離して
収納しておいてもよい。
【0009】請求項2に記載した発明によれば、請求項
1に記載した発明において、上記濾布吊棒1上にストッ
パ14の位置を決める目盛19を付けて構成する。すな
わち、濾布吊棒1上に目盛19を付け、目盛19の所定
の目盛にストッパ14をドライバ15,17で打ち込ん
でもよい。濾布4は、側端を該ストッパ14に合わせて
掛ける。
【0010】請求項3に記載した発明によれば、請求項
1又は2に記載したフイルタプレスの濾布吊装置におい
て、ドライバ15,17に打込寸法用の目盛16を付け
て構成する。すなわち、ドライバ15,17は中間に適
宜長さの目盛16を付け、所定の目盛りが濾布吊棒1の
一端を示したときに打ち込みを中止する。
【0011】上記構成により、フイルタプレスの組立の
とき、濾布掛作業が手数を要さず敏速に行うことができ
る。また、濾布吊棒1に掛ける濾布4に孔4aなどを開
けないから濾布4が形くずれすることがない。また濾布
吊棒1に角2,3などを差し込む必要がないから濾布吊
棒1の加工が簡単である。
【0012】
【実施例】以下に本発明にかかる実施例を図1ないし図
10に基づいて説明する。図1は濾布4の端部を折り曲
げて袋縫いにした袋部10に濾布吊棒1を通し、該濾布
吊棒1上の濾布4の側端位置13にストッパ14を下記
のとおり打ち込んではめたものである。濾布吊棒1の両
端部6は吊ばね7の下端に連結してある。吊ばね7の上
端は公知の濾布吊アーム(図示略)に連結する。図2に
上記ストッパ14部分を拡大して示す。図3は図1の濾
布装置の側面図である。また濾布4の端部に袋部10を
作らないで、濾布4の中間を濾布吊棒1に跨いで掛ける
場合は、濾布吊棒1の所定の位置にストッパ14を下記
のとおり打ち込んだ後、両ストッパ14間に濾布4の中
間を掛ければよい。
【0013】図4は、濾布吊棒1の一端にはめ込んだス
トッパ14を濾布4の側端位置13まで打ち込む筒型の
ドライバ15の正面を示す。図5は図4の側面を示す。
ドライバ15を濾布吊棒1上で打ち込む例を図6,7に
示す。濾布吊棒1の一端にはめたストッパ14にドライ
バ15を当て(図6)、ドライバ15を叩具(図示略)
で矢符方向に叩くとストッパ14は所定の濾布4の側端
位置13まで移動する(図7)。濾布吊棒1は前述のと
おり吊ばね7に連結する。
【0014】図8,9,10は、上記ドライバに目盛1
6を付けた目盛付ドライバ17を示す。目盛付ドライバ
17は、円筒(図9,10)の一部を長さ方向に切り欠
き、該切り欠き18の両側沿いに目盛16付をけてあ
る。切り欠き18は、濾布吊棒1がドライバ15,17
に対して太すぎる場合でも打ち込みやすくするためのも
ので、必要に応じて付ければよい。図8は、目盛付ドラ
イバ17でストッパ14を濾布吊棒1の所定の位置に打
ち込んだ状態を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、濾布吊棒に濾布を掛
けた正面図である。
【図2】図1の要部を切り欠いて示す正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】濾布吊棒にストッパを打ち込むドライバの正面
図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】使用例を示す要部の説明図(正面図)である。
【図7】使用例を示す要部の説明図(正面図)である。
【図8】図2相当の他の例の要部を切り欠いて示す正面
図である。
【図9】濾布吊棒にストッパを打ち込む他の例のドライ
バの正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】従来例を示す濾布吊装置の正面図である。
【図12】従来例を示す濾布吊装置を濾板間に掛けた側
面図である。
【図13】従来例を示す他の濾布吊装置の正面図で、濾
布の一部を切り欠いて示す。
【図14】従来例を示すさらに他の濾布吊装置の正面図
で、濾布の一部を切り欠いて示す。
【符号の説明】
1:濾布吊棒、2:角、3:角、4:濾布、4a:濾布
の孔、5:濾板、6:濾布吊棒の端部、7:吊ばね、
8:濾布の原液孔、9:濾板の原液供給孔、10:濾布
の袋縫部、11:掛けひも、12:止め片、13:濾布
の側端位置、14:ストッパ、15:ドライバ、16:
目盛、17:目盛付ドライバ、18:切り欠き、19:
目盛。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 25/12 B01D 29/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルタプレスの濾布吊棒と、該濾布吊棒
    上における濾布4の位置決手段とを備えるフイルタプレ
    スの濾布吊装置において、 上記濾布吊棒1上における濾布4の側端位置13を決め
    るストッパ14と、濾布吊棒1にはめ込んだ上記ストッ
    パ14を上記濾布4の側端位置13まで打ち込むドライ
    バ15,17とを備えてなることを特徴とするフイルタ
    プレスの濾布吊装置。
  2. 【請求項2】上記濾布吊棒1上にストッパ14の位置を
    決める目盛19を付けたことを特徴とする請求項1に記
    載したフイルタプレスの濾布吊装置。
  3. 【請求項3】上記ドライバ15,17に打ち込み寸法用
    の目盛16を付けたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載したフイルタプレスの濾布吊装置。
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