JP3112126U - 折りたたみ式書見台 - Google Patents

Abstract

【課題】 本の載置する台座をファイルブック型の折りたたみ式にした書見台であり、書見物の装着如何に関らず書庫、本棚に収納できる。またペ−ジめくり補助具を付設して、一枚づつのめくり作業を確実に行える様にした。
【解決手段】 無綴具のファイルブックを台座２とした。台座２を開けた状態の保持と書見物の受台として受板６、７を台座２右、左の表紙下端に前方直角に取付けた。受板６に軸着の巻線バネと直結した把手の先端部に掛止片を、また受板７に掛止孔を設けている。受板６の把手の掛止片が受板７の掛止孔に掛止して台座２の開きを保持する．ペ−ジめくり補助具８は取付台であるクリップに固定したバネ線とその突端部にゲル状の粘着材を充填した粗目容器で構成されている。バネ線を手で撓ませて突端部をめくりペ−ジの至端に軽く当て粘着させ、めくりペ−ジが持上がりた状態にして手でペ−ジをめくる。
【選択図】 図１

Description

本考案は持ち運び容易と小型、軽量化を図り、またペ−ジめくりの為の補助具を提供する書見台に関する。

従来の書見台は卓上型もしくは可搬型であるが形状が大きく、かつ重量的にも持ち運びに不便なものである。またペ−ジめくり機構は機械的要素が大きく複雑なものがある。

以上に述べた従来の書見台は取扱い不便なでありかつ書見物を装着した状態での収納が出来なかった。またペ−ジめくり機構のめくり作動に確実性を欠いた。

台座２は無綴具のファイルブックとした。

台座２の開き保持台および書見物の受台として先端部に掛止片を設けた巻線バネと直結した把手を軸着した受板６と掛止孔を設けた受板７を台座の右、左の表紙下端に前方直角に取付けた。

ペ−ジめくり補助具８はクリップを取付台としたバネ線の突端部にゲル状の粘着材を充填した粗目容器で構成されている。

本考案の効果

折りたたみ式である為、台座２に書見物１を装着した状態で本棚、書庫などに収納できる。またペ−ジめくり補助具８の取付台がクリップである為取付個所を自由に選定できる。

台座を開いた状態で受板６の把手先端部の掛止片を受板７の掛止孔に掛止して台座の開きを保持する。

本の中ほどを開いて受板６、７に載せ固定棒３を本の中を通し固定具４で固定させる．

ペ−ジめくり補助具８のクリップをペ−ジをめくる方の台座の下端又は側端に挟みこむ。バネ線を手で撓ませて先端部をめくりペ−ジの至端に軽く当て粘着させる、バネ線の弾性でめくりペ−ジが持上がった状態にして手でペ−ジをめくる。

台座の折りたたみは受板６の把手先端部の掛止片を対向の受板７の掛止孔から外し自受板６に並べて収める。

本書見台は小型、軽量である為、書見スタンドを付加することにより座位、側臥位の書見姿勢が可能である。

書見物を装着した時の全体図 台座の開き保持台の実施図 ペ−ジめくり補助具の取付図 書見台を折りたたんだ図

符号の説明

１ 書見物 ６ 受板
２ 台座 ７ 受板
３ 固定棒 ８ ペ−ジめくり補助具
４ 止め金具
５ａ ペ−ジ押え具
５ｂ レ−ル

Claims (3)

1. 本の載置する台座をファイルブック型の折りたたみ式にした書見台。
2. 書見物の受台と台座の開き保持台を併用する受板を設けた請求項１に記載の書見台。
3. 粘着材の粘性的性質を利用したペ−ジめくり補助具を付設した請求項１に記載の書見台。

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