JP3111903U - 手動及び電動両用の歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】手動及び電動両用の歯ブラシの提供。
【解決手段】回動可能なヘッド1、及びヘッド本体2、及びハンドル10で構成され、該回動可能なヘッドはヘッド本体と一体に組み合わされ、該ヘッド本体が該ハンドルの前端に取り付けられ、該回動可能なヘッドがヘッド本体とハンドルの間に取り付けられ、該ハンドルの内部に伝動スイングロッド3と偏心カム5が設けられ、該伝動スイングロッドは円軸4がその中間において位置決めの支点とされ、伝動スイングロッドの一端が回動可能なヘッドに接続されてそれを駆動し、伝動スイングロッドの別端がコネクタで偏心カムに接続される。
【選択図】図1

Description

本考案は手動及び電動両用の歯ブラシに係り、特に、一般の手動式歯ブラシの径方向回転可能で歯磨き使用に便利な機能のほか、電動式歯ブラシの軸方向運動可能で迅速に歯磨きを行なえる機能を具え、上下、左右及び前後にブラッシングして、歯牙及び歯間の歯垢及び食べ滓を除去でき、口内を爽やかにすることができる、手動及び電動両用の歯ブラシに関する。
周知のとおり、口腔及び歯牙は食品の咀嚼と飲食に供されるため口腔内に異臭が発生し、歯牙表面及び歯間に食べ滓や歯垢が溜まるのを防止できないため、毎日、起床、就寝前、及び飲食後には歯磨きをするのが現代人の常識となっており、口腔歯牙衛生に注意を怠ると、歯周病や虫歯等の歯牙病変が発生してしまう。
口腔及び歯牙の掃除には歯磨き粉のほか、歯ブラシの選択が重要である。一般に伝統的な歯ブラシのほか、電動式歯ブラシもあり、それぞれに使用上の便利性を有しており、また各種形態及び構造のものがあり選択に供されている。一般に伝統的な歯ブラシ及び電動歯ブラシには使用操作が異なり、歯磨き効果もいくらか異なり、二種類の歯ブラシの特徴を共に具えさせることは難しい。
本考案は、手動及び電動両用の歯ブラシを提供することを目的とし、それは一般の歯ブラシの径方向回動ブラッシングと、電動歯ブラシの軸方向回動運動により迅速に口腔及び歯牙をブラッシングする機能を具備し、これにより随意に上下、左右及び前後等の三次元立体ブラッシング動作を行なえ、口腔及び歯牙及び歯間の歯垢及び食べ滓を除去できる。
請求項1の考案は、回動可能なヘッド、及びヘッド本体、及びハンドルで構成され、該回動可能なヘッドはヘッド本体と一体に組み合わされ、該ヘッド本体が該ハンドルの前端に取り付けられ、該回動可能なヘッドがヘッド本体とハンドルの間に取り付けられ、該ハンドルの内部に伝動スイングロッドと偏心カムが設けられ、該伝動スイングロッドは円軸がその中間において位置決めの支点とされ、伝動スイングロッドの一端が回動可能なヘッドに接続されてそれを駆動し、伝動スイングロッドの別端がコネクタで偏心カムに接続されたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
請求項2の考案は、請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、回動可能なヘッドが位置決め軸により径方向運動可能に位置決めされることを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
請求項3の考案は、請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、回動可能なヘッドの軸方向動作がピンで制限されたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
請求項4の考案は、請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ヘッド本体の前端に前傾幅広毛束が設けられ、ヘッド本体の後端に長い毛束と短い毛束を包含する円形毛束が設けられ、前端の前傾幅広毛束の二側にマッサージゴム束が植え込まれたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
請求項5の考案は、請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドル内に設けられた伝動スイングロッドは円軸の周りで径方向の往復スイングを形成し、これにより回動可能なヘッドを駆動して径方向回動を形成させ、回動可能なヘッドの下部に形成されたダブル斜面テーパブロックがピンと弾性体の推力作用を受けて回動可能なヘッドが位置決め軸に沿って軸方向に上下運動することを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
請求項6の考案は、請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドル内に設けられた伝動スイングロッドと偏心カムにより、モータの円周回転運動を伝動スイングロッドの水平方向のスイングに変換することを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
請求項7の考案は、請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドルの内部に電池、スイッチ及びモータが設けられ、偏心カムが該モータの回転軸に接続されたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシとしている。
本考案は、手動及び電動両用の歯ブラシを提供し、それは一般の歯ブラシの径方向回動ブラッシングと、電動歯ブラシの軸方向回動運動により迅速に口腔及び歯牙をブラッシングする機能を具備し、これにより随意に上下、左右及び前後等の三次元立体ブラッシング動作を行なえ、口腔及び歯牙及び歯間の歯垢及び食べ滓を除去できる。
本考案の手動及び電動両用の歯ブラシは、回動可能なヘッド、及びヘッド本体、及びハンドルで構成され、該回動可能なヘッドはヘッド本体と一体に組み合わされ、該ヘッド本体が該ハンドルの前端に取り付けられ、該回動可能なヘッドがヘッド本体とハンドルの間に取り付けられ、該ハンドルの内部に伝動スイングロッドと偏心カムが設けられ、該伝動スイングロッドは円軸がその中間において位置決めの支点とされ、伝動スイングロッドの一端が回動可能なヘッドに接続されてそれを駆動し、伝動スイングロッドの別端がコネクタで偏心カムに接続されたことを特徴とする。
図1、2、3は本考案の手動及び電動両用の歯ブラシを示し、それは、回動可能なヘッド1、及びヘッド本体2、及びハンドル10で構成されている。
図示されるように、該ハンドル10の内部に電池9、スイッチ7及びモータ6が取り付けられ、並びに後述の偏心カム5が該モータ6の回転軸に接続されている。
図3に示されるように、ヘッド本体2は、その前端に前傾幅広毛束14が設けられ、後端に長い毛束と短い毛束を包含する円形毛束15が設けられ、並びに前傾幅広毛束14の二側にマッサージゴム束16が植え込まれ、上述の前傾幅広毛束14、円形毛束15、及びマッサージゴム束16が共同で、歯間に入り込み及び歯牙背面のブラッシングを達成する。
図1から図3に示されるように、上述の回動可能なヘッド1とヘッド本体2は組み合わされ、該ヘッド本体2はハンドル10の前端に組み合わされる。本考案の回動可能なヘッド1は上述のヘッド本体2とハンドル10の間に取り付けられ、位置決め軸13により回動可能なヘッド1の径方向運動の位置決めが行なわれ、ピン11で回動可能なヘッド1の軸方向運動の制限が形成される(即ち三次元立体の動態運動を形成する)。
図2に示されるように、本考案に設けられる伝動スイングロッド3は、円軸4の周りで径方向の往復スイングを形成し、これにより上述の回動可能なヘッド1を駆動して径方向動作を行なわせ、該伝動スイングロッド3が回動可能なヘッド1を駆動して径方向回動を形成させると同時に、該回動可能なヘッド1の下部に形成されたダブル斜面テーパブロックが上述のピン11及び弾性体12の推力作用を受け、これにより回動可能なヘッド1の上述の位置決め軸13に沿って軸方向に上下運動する。これは図7に示される状態である。
図1及び図2に示されるように、本考案の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドル10の内部には上述の伝動スイングロッド3及び偏心カム5が設けられている。該伝動スイングロッド3は円軸4をその中間において位置決め支点とし、伝動スイングロッド3の一端は上述の旋回可能なヘッド1に接続されてそれを駆動する。伝動スイングロッド3の別端はコネクタを介して上述の偏心カム5に接続される。
図1、2、4、5に示されるように、上述の伝動スイングロッド3及び偏心カム5はモータ6の円周回転運動を、伝動スイングロッド3により水平方向のスイングに変換する。上述の変換方向の原理は、偏心カム5が小型モータの回転軸に設置され、偏心カム5と伝動スイングロッド3の一端のコネクタの滑り溝が接続され、偏心カム5が伝動時に、該伝動スイングロッド3の滑り溝を有する一端がスイングする、というものである。偏心カム5の偏心距離が大きくなるほど、大きなスイングを形成する。図示されるように、偏心カム5運動時に、その凸縁は水平軸方向に沿って移動し、即ち上述の伝動スイングロッド3を駆動して移動させ、偏心カム5の凸縁が垂直軸方向に移動する時、それは滑り溝の長さ方向に沿った空間をスライドし、ゆえに伝動スイングロッド3は垂直軸方向に移動せず、伝動スイングロッド3によりその発生する垂直軸方向の作用力が受け止められ、この作用力は中間の円軸4により平衡される。
図1及び図6に示されるように、ハンドル10の底部には爆発防止通気膜8が設置され、それはハンドル10の中間層に嵌め込まれ、且つ通気孔が設けられている。正常な大気圧力下では、該爆発防止通気膜8は水流のハンドル10内への進入を防止し、ハンドル10内の電池9、スイッチ7及びモータ6等電子部品が水の影響を受けて短絡するのを防止する。また、該爆発防止通気膜8は、上述の電池9及びモータ6が密閉されたハンドル10内で高速運転振動により発生する熱気で膨張し、通気孔により自動的にこの熱気と圧力を排出して電子部品の損傷と爆発を防止し、使用時の安全性を保持する。
本考案の手動及び電動両用の歯ブラシは高速のブラッシングが行なえ、時間と手間を節約でき、電池が切れた時も、手動でのブラッシングが行なえ、機動的に操作でき非常に便利である。
本考案の手動及び電動両用の歯ブラシはその構造が簡単であるとはいえ、その設計は確実に予期された使用効果を達成し、実用性と進歩性を具え、且つその構成と空間形態はこれまでになく、新規性を具えている。
本考案の手動及び電動両用の歯ブラシの側面断面図である。 本考案の手動及び電動両用の歯ブラシの伝動構造表示図である。 本考案の手動及び電動両用の歯ブラシのヘッド構造表示図である。 本考案の手動及び電動両用の歯ブラシの伝動スイングロッドの伝動表示図である。 本考案の手動及び電動両用の歯ブラシの偏心カムの伝動表示図である。 本考案の手動及び電動両用の歯ブラシの爆発防止通気膜の表示図である。 本考案の回動可能なヘッドの軸方向運動の表示図である。
符号の説明
1 回動可能なヘッド
2 ヘッド本体
3 伝動スイングロッド
4 円軸
5 偏心カム
6 モータ
7 スイッチ
8 爆発防止通気膜
9 電池
10 ハンドル
11 ピン
12 弾性体
13 位置決め軸
14 前傾幅広毛束
15 円形毛束
16 マッサージゴム束

Claims (7)

  1. 回動可能なヘッド、及びヘッド本体、及びハンドルで構成され、該回動可能なヘッドはヘッド本体と一体に組み合わされ、該ヘッド本体が該ハンドルの前端に取り付けられ、該回動可能なヘッドがヘッド本体とハンドルの間に取り付けられ、該ハンドルの内部に伝動スイングロッドと偏心カムが設けられ、該伝動スイングロッドは円軸がその中間において位置決めの支点とされ、伝動スイングロッドの一端が回動可能なヘッドに接続されてそれを駆動し、伝動スイングロッドの別端がコネクタで偏心カムに接続されたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
  2. 請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、回動可能なヘッドが位置決め軸により径方向運動可能に位置決めされることを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
  3. 請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、回動可能なヘッドの軸方向動作がピンで制限されたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
  4. 請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ヘッド本体の前端に前傾幅広毛束が設けられ、ヘッド本体の後端に長い毛束と短い毛束を包含する円形毛束が設けられ、前端の前傾幅広毛束の二側にマッサージゴム束が植え込まれたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
  5. 請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドル内に設けられた伝動スイングロッドは円軸の周りで径方向の往復スイングを形成し、これにより回動可能なヘッドを駆動して径方向回動を形成させ、回動可能なヘッドの下部に形成されたダブル斜面テーパブロックがピンと弾性体の推力作用を受けて回動可能なヘッドが位置決め軸に沿って軸方向に上下運動することを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
  6. 請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドル内に設けられた伝動スイングロッドと偏心カムにより、モータの円周回転運動を伝動スイングロッドの水平方向のスイングに変換することを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
  7. 請求項1記載の手動及び電動両用の歯ブラシにおいて、ハンドルの内部に電池、スイッチ及びモータが設けられ、偏心カムが該モータの回転軸に接続されたことを特徴とする、手動及び電動両用の歯ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017213323A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 善治 横溝 F形つつき磨き歯ブラシ

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