JP3111547U - 釣り遠投浮き - Google Patents
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Abstract
【課題】海釣りに用いる遠投浮きを、本体の上下移動により重心を自在に調整して、状況の変化に対応できるようにし、又分解可能として収納や持ち運びが便利になるようにするものである。
【解決手段】本体2と、羽根トップ3の軸心部に貫通孔を空けて、軸材4を通して連結し、本体2を上下移動させてストッパー6で適宜に位置決めすれば、遠投浮き1の重心調整ができるので、安定と視認調整が可能となり、一個の遠投浮きで取り替えることなく状況の変化に対応でき、又上端部のねじ付キャップ7を取り外すことにより分解可能であり部品の交換ができ、収納や持ち運びが簡便になる釣り遠投浮きである。
【選択図】図2
【解決手段】本体2と、羽根トップ3の軸心部に貫通孔を空けて、軸材4を通して連結し、本体2を上下移動させてストッパー6で適宜に位置決めすれば、遠投浮き1の重心調整ができるので、安定と視認調整が可能となり、一個の遠投浮きで取り替えることなく状況の変化に対応でき、又上端部のねじ付キャップ7を取り外すことにより分解可能であり部品の交換ができ、収納や持ち運びが簡便になる釣り遠投浮きである。
【選択図】図2
Description
本考案は釣り遠投浮きの視認調整と分解機能に関するものである。
従来の海釣り遠投浮きは、飛距離と飛行の安定及び視認等を得る目的のために上部に羽根を形成した羽根トップと、浮力の基となる本体とで一体となり固結されている形状のものが多く、おおむね長大形である。
しかしながら釣りの現場においては、風や波や潮流等の気象の変化や、狙う魚による仕掛けの変化に対応して、その都度別個の遠投浮きと替える必要に迫られ、数個の遠投浮きを用意しなければならず、前述のような長大形の遠投浮きでは、作業も煩わしく、又大きな荷物となり、収納や持ち運びが不便であった。
上記の問題点を解決するためには、状況の変化や仕掛けの変化にあわせて、一個の遠投浮きで取り替えることなく遠投浮きの安定と視認の調整ができ、かつ分解して部品の交換を可能にする事で、収納や持ち運びが簡単になる釣り遠投浮きの提供である。
上端部と下端部に軸受(6)を固着し、内部にガイド管(12)を有する本体(2)と、羽根トップ(3)と、両者(2)、(3)の軸心部に設けた貫通孔に通して両者(2)、(3)を上下移動可能かつ、位置決め可能に連結する軸材(4)と、該軸材(4)の下端部に設けた道糸との連結カン(11)と、上端部を着脱自在に締結するねじ付キャップ(7)とで構成する。
さらに上記軸材(4)の上端部に雄ねじ(13)を設け、該軸材(4)を通す孔を空けたストッパー(5)と、バランス錘(10)と、止めゴム(9)とパッキング(8)とを挿入し、上記ねじ付キャップ(7)で上端部を締結して成る釣り遠投浮きである。
上記の構造をより詳細にすれば、上記軸材(4)に挿入されているストッパー(5)は、本体(2)の上下部と羽根トップ(3)の下部に在り、該本体(2)と羽根トップ(3)の上下移動の位置決めを為し、バランス錘(10)は連結カン(11)の上部に設けられ止めゴム(9)で固定されて、遠投浮き(1)の安定調整を為し、パッキング(8)は羽根トップ(3)の固定を為すものであり、又ねじ付キャップ(7)は上記の挿入部品が軸材(4)から分離しないように上端部を締結する構造で成る。
上記軸材(4)はグラスファイバー等の硬質材を用いており、軸受(6)とストッパー(5)は伸縮性のある樹脂材又はゴム類等を用いて、指で強く押して動く程度の孔空けをし該軸材(4)に密着させて位置決めの機能を果たす。
上述のような構造をもつ遠投浮き(1)において、浮力の基となる本体(2)を上下に移動させて重心を調整し、適宜に位置決めすれば遠投浮き(1)のつり合いの安定が保たれ水面上の視認部分の調整が可能であり、又ねじ付キャップ(7)を取り外しすれば遠投浮き(1)は軸材(4)に固着している連結カン(11)を除くすべての挿入部品が該軸材(4)から分解できて部品交換が可能となることを特徴とする釣り遠投浮きである。
上記遠投浮き(1)において軸材(4)の上端部の形状を変えて該軸材(4)の上端部に凹部(19)を設け、下部に凸部(20)を形成したキャップ(21)で着脱自在に嵌め合わせてもよく、この場合でも前述と同じ機能を持つ釣り遠投浮きである。
別の目的としては、夜間用にケミホタルを使用できるように、上記ねじ付キャップ(7)の上端部は市販のケミホタルが嵌め込み可能な外径寸法にして成る。
本考案により釣りの現場においては、遠投浮き自体を取り替えることなく状況の変化に対応できるので、作業が楽になり、一個の遠投浮きを分解して部品を小さな容器(18)に収納でき、持ち運びが容易になり、かつ破損した部品は予備品を揃えておいて交換すればよく、コストが安くなり、さらに羽根トップを色や形状の異なるものと交換すれば識別がし易くなる釣り遠投浮きである。
本考案の特徴は、遠投浮きの分解が可能なことと、本体(2)が上下移動可能である構造であるが図面で説明すれば、図1は外観を表す斜視図であり、図2は上記図1のA−A′断面図であり、図3はその分離斜視図であり、以上の構造により本考案の遠投浮き(1)は、軸材(4)を中心に本体(2)が上下に移動する巾があることを表しており、以下その作用状態を図面によって説明する。
使用する錘を一定の重さのものとした場合、図4に表す状態は下記の通りとなる。
(イ)図4−(a)は 予定の平常状態を示す。
(ロ)図4−(b)は 本体を下げて視認部を最大にした状態であり、波対策と 遠視力を得たい場合の操作である。
(ハ)図4−(C)は 本体を上げて視認部を最小にした状態であり、風で遠投 浮きが傾く時に風圧を避けて、安定を保つ操作である。
以上(イ)(ロ)(ハ)の作用は、錘が一定、すなわち重力が一定であるので遠投浮き (1)の喫水線は一定となり、安定と視認調整ができる。
(イ)図4−(a)は 予定の平常状態を示す。
(ロ)図4−(b)は 本体を下げて視認部を最大にした状態であり、波対策と 遠視力を得たい場合の操作である。
(ハ)図4−(C)は 本体を上げて視認部を最小にした状態であり、風で遠投 浮きが傾く時に風圧を避けて、安定を保つ操作である。
以上(イ)(ロ)(ハ)の作用は、錘が一定、すなわち重力が一定であるので遠投浮き (1)の喫水線は一定となり、安定と視認調整ができる。
次に使用する錘を大小に替えた場合図5に表す状態は下記の通りとなる。
(イ)図5−(a)は カゴ錘10号(15)で予定の平常状態を示す。
(ロ)図5−(b)は 軽いカゴ錘6号(16)を使用した時に本体を上げて対 応し視認部を保持し安定の限界である状態を示す。
(ハ)図5−(C)は 重いカゴ錘12号(17)を使用した時に本体を下げて 対応し視認を保持し安定している。
以上(イ)(ロ)(ハ)の作用は、使用するカゴ錘を替えるので重力が変化し、 遠投浮きの喫水線が変化する巾を、本体の上下移動で対応し、安定と視認調整が できるものである。
(イ)図5−(a)は カゴ錘10号(15)で予定の平常状態を示す。
(ロ)図5−(b)は 軽いカゴ錘6号(16)を使用した時に本体を上げて対 応し視認部を保持し安定の限界である状態を示す。
(ハ)図5−(C)は 重いカゴ錘12号(17)を使用した時に本体を下げて 対応し視認を保持し安定している。
以上(イ)(ロ)(ハ)の作用は、使用するカゴ錘を替えるので重力が変化し、 遠投浮きの喫水線が変化する巾を、本体の上下移動で対応し、安定と視認調整が できるものである。
上記の
で示すように一個の遠投浮き(1)で、状況の変化に相当な巾で対応できるものであり、より安定を得る為には、遠投浮き(1)の下端部に挿入されているバランス錘(10)を適当な重さのものと替えれば微妙な変化にも対応できる。
図6は、本考案の遠投浮きを、ねじ付キャップ(7)を取り外して分解し、収納した例であり、軸材(4)と、羽根トップ(3)と、本体(2)とを分離して収納すれば、少なくとも五個位の遠投浮きを小さな容器に収納でき、又予備品を揃えておけば部品の交換が可能であり持ち運びが楽になる。
の作用状態図
本考案による遠投浮きの
の作用状態図
本考案の遠投浮きの
の分解収納イメージ図
1 遠投浮き
2 本体
3 羽根トップ
4 軸材
5 ストッパー
6 軸受
7 ねじ付キャップ
8 パッキング
9 止めゴム
10 バランス錘
11 連結カン
12 ガイド管
13 雄ねじ
14 雌ねじ
15 かご錘10号
16 かご錘6号
17 かご錘12号
18 容器
19 凹部
20 凸部
21 キャップ
2 本体
3 羽根トップ
4 軸材
5 ストッパー
6 軸受
7 ねじ付キャップ
8 パッキング
9 止めゴム
10 バランス錘
11 連結カン
12 ガイド管
13 雄ねじ
14 雌ねじ
15 かご錘10号
16 かご錘6号
17 かご錘12号
18 容器
19 凹部
20 凸部
21 キャップ
Claims (5)
- 上端部と下端部に軸受(6)を固着し内部にガイド管(12)を有する本体(2)と、羽根トップ(3)と、両者(2)、(3)の軸心部に設けた貫通孔に通して両者(2)、(3)を上下移動可能かつ位置決め可能に連結する軸材(4)と、該軸材(4)の下端部に設けた道糸との連結カン(11)と、上端部を着脱自在に締結するねじ付キャップ(7)とで成る釣り遠投浮き。
- 本体(2)と羽根トップ(3)の位置決めをするストッパー(5)と、遠投浮き(1)の安定調整をするバランス錘(10)と、その止めゴム(9)と、羽根トップ(3)の固定をするパッキング(8)とを、各々に孔を空けて上記軸材(4)に挿入して成る請求項1記載の釣り遠投浮き。
- 軸材(4)はグラスファイバー等の硬質材を用いており、上記軸受(6)とストッパー(5)は伸縮性のある樹脂材又はゴム類を用いて指で強く押して動く程度の孔空けをし、該軸材(4)に密着して成る請求項2に記載の釣り遠投浮き。
- 軸材(4)の上端部に雄ねじ(13)を設けて、下端部に雌ねじ(14)が設けてある上記ねじ付キャップ(7)で締結し、該軸材(4)に挿入されている部品が離脱しない構造であり、又該ねじ付キャップ(7)を取り外すことにより遠投浮き(1)は分解可能であり部品交換可能となることを特徴とする請求項3に記載の釣り遠投浮き。
- 軸材(4)の上端部の形状を変えて該軸材(4)の上端部に凹部(19)を設け、下部に凸部(20)を設けてあるキャップ(21)で着脱自在に嵌め合わせて成る請求項1〜3の何れかに記載の釣り遠投浮き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002713U JP3111547U6 (ja) | 2005-04-01 | 釣り遠投浮き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002713U JP3111547U6 (ja) | 2005-04-01 | 釣り遠投浮き |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3111547U true JP3111547U (ja) | 2005-07-28 |
JP3111547U6 JP3111547U6 (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018078843A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | ウ,ドンヒョン | 浮力具の位置調節が容易な釣り用棒ウキ |
KR20200062908A (ko) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 김동찬 | 낚시 찌 |
KR200493782Y1 (ko) * | 2020-11-09 | 2021-06-04 | 허영웅 | 자립찌용 홀더형 추 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018078843A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | ウ,ドンヒョン | 浮力具の位置調節が容易な釣り用棒ウキ |
KR20200062908A (ko) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 김동찬 | 낚시 찌 |
KR200493782Y1 (ko) * | 2020-11-09 | 2021-06-04 | 허영웅 | 자립찌용 홀더형 추 |
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