JP3111495U - ガス圧力調整器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガス容器から流入されるガスの圧力が異常上昇した際、ガス燃焼器具へのガスの供給を完全に遮断することができるようにしたガス圧力調整器を提供する。
【解決手段】一次圧流路11と、二次圧流路12と、これら流路11、12を連通させる連通孔13とを有する弁ケース10と;弁バネ25によって上方に付勢される弁体20Bと;二次圧流路12に面して設けられたダイヤフラム30と;ダイヤフラム変位手段40と;弁キャップ50と;弁体押圧部材60と;弁ケース10の一次圧流路11のガス流入口11aに設けられたガス容器接続手段70と;を備えたガス圧力調整器において、弁体20Bは、円板状の弁頭21と、この弁頭21の上面から起立され、OリングRが外挿される細軸部22と、弁頭21の下面から垂下され、弁バネ25の一端が外挿される弁軸23とから成る。
【選択図】図1
【解決手段】一次圧流路11と、二次圧流路12と、これら流路11、12を連通させる連通孔13とを有する弁ケース10と;弁バネ25によって上方に付勢される弁体20Bと;二次圧流路12に面して設けられたダイヤフラム30と;ダイヤフラム変位手段40と;弁キャップ50と;弁体押圧部材60と;弁ケース10の一次圧流路11のガス流入口11aに設けられたガス容器接続手段70と;を備えたガス圧力調整器において、弁体20Bは、円板状の弁頭21と、この弁頭21の上面から起立され、OリングRが外挿される細軸部22と、弁頭21の下面から垂下され、弁バネ25の一端が外挿される弁軸23とから成る。
【選択図】図1
Description
本考案は、携帯用又は小型のガス容器を接続して燃焼させるガス燃焼器具に用いられるガス圧力調整器に関するものであって、特にダイヤフラムの作用によって弁体を作動させて連通孔を開閉することによってガス容器から流入されるガスの圧力を調整の上、ガス燃焼器具へ流出させるガス圧力調整器に関するものである。
一般に携帯用又は小型のガス容器を使用するガス燃焼器具では、ガス容器から流入されるガスの圧力を燃焼圧力に調整するために減圧器であると称するガス圧力調整器が使用される。このガス圧力調整器は、通常、ガス容器からゲージ圧で略196kPa(2kgf/cm2)の一次圧で流入されるガスを同じくゲージ圧で2.74〜9.80kPa程度の二次圧で減圧してガス燃焼器具の燃焼部にガスを供給する。
図5は、このような動作を行う従来のガス圧力調整器を例示するものであり、このガス圧力調整器100は、一次圧流路11と、二次圧流路12と、これら流路11、12を連通させる連通孔13とを有する弁ケース10と;この弁ケース10の一次圧流路11側に設けられ、弁バネ25によって上方に付勢される弁体20Aと;上記弁ケース10の二次圧流路12に面して設けられたダイヤフラム30と;このダイヤフラム30の上面側に設けられたダイヤフラム変位手段40と;このダイヤフラム変位手段40の一部を囲む収納部51を備えた弁キャップ50と;上記ダイヤフラム30の下面側に設けられた弁体押圧部材60と;上記弁ケース10の一次圧流路11のガス流入口11aに設けられたガス容器接続手段70と;を備えて構成されている(特許文献1参照)。
このように構成された従来のガス圧力調整器は、ガス容器から流入されるガスの圧力をガス燃焼器具に適合した燃焼圧力に調整することによって、ガス燃焼器具の燃焼部での燃焼を安定化させて燃焼効率を向上させることができる。
大韓民国公開実用新案第1995−12065号公報
しかしながら、弁ケースの連通孔を開閉する弁体は、その弁頭が半球面をもつ傘形に形成してなるものであるので、例えば、雰囲気温度の上昇などの異常上昇によってガス容器内のガスの圧力が異常上昇した際には、この異常上昇した高圧のガスが弁体の弁頭と連通孔の孔縁(弁座)との間の隙間を通じてガス燃焼器具の燃焼部にそのまま供給されることによって、ガス燃焼器具の燃焼部での異常燃焼は勿論、安全事故の原因になることがあった。
本考案は以上の従来の問題を解決するためになされたもので、本考案の目的は、ガス容器から流入されるガスの圧力をガス燃焼器具に適合した燃焼圧力に調整することができると共に、該ガスの圧力が異常上昇した際には、ガス燃焼器具へのガスの供給を完全に遮断することができるようにしたガス圧力調整器を提供することにある。
上記課題を解決するための本考案のガス圧力調整器は、一次圧流路、二次圧流路、これら流路を連通させる連通孔を有する弁ケースと;この弁ケースの一次圧流路側に設けられ、弁バネによって上方に付勢される弁体と;上記弁ケースの二次圧流路に面して設けられたダイヤフラムと;このダイヤフラムの上面側に設けられたダイヤフラム変位手段と;このダイヤフラム変位手段の一部を囲む収納部を備えた弁キャップと;上記ダイヤフラムの下面側に設けられた弁体押圧部材と;上記弁ケースの一次圧流路のガス流入口に設けられたガス容器接続手段と;を備えたガス圧力調整器において、上記弁体が、円板状の弁頭と、この弁頭の上面から起立され、Oリングが外挿される細軸部と、上記弁頭の下面から垂下され、弁バネの一端が外挿される弁軸とから成り、ガス容器ら流入されるガスの圧力が異常上昇した際に、上記弁体の弁頭がOリングを介して上記弁ケースの連通孔の孔縁に密着されることを特徴としている。
このように構成された本考案によれば、ガス容器から流入されるガスの圧力をガス燃焼器具に適合した燃焼圧力に調整することによって、ガス燃焼器具の燃焼部での燃焼を安定化させることができるので、燃焼効率を向上させることができる。
更に、雰囲気温度の上昇などの異常上昇によってガス容器内のガスの圧力が異常上昇した際には、弁体の弁頭がOリングを介して弁ケースの連通孔の孔縁(弁座)に密着されることによって、異常上昇した高圧のガスが二次圧流路に流通することが完全に遮断される。従って、異常上昇した高圧のガスがガス燃焼器具の燃焼部に供給されないので、安定性を確保することができる。
以下、図1乃至図4に基いて、本考案のガス圧力調整器200の一実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、図5に示す従来例との共通部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
このガス圧力調整器200は、一次圧流路11と二次圧流路12とを有する弁ケース10と、この弁ケース10の一次圧流路11側に設けられた弁体20Bと、上記弁ケース10の二次圧流路12に面して設けられたダイヤフラム30と、このダイヤフラム30の上面側に設けられたダイヤフラム変位手段40と、このダイヤフラム変位手段40の一部を囲む収納部51を備えた弁キャップ50と、上記ダイヤフラム30の下面側に設けられた弁体押圧部材60と、上記弁ケース10の一次圧流路11のガス流入口11aに設けられたガス容器接続手段70とを備えて構成されている。
弁ケース10の一次圧流路11と二次圧流路12との間には、これら流路11、12を連通させる連通孔13が形成されており、この連通孔13には、ダイヤフラム30の下面側に設けられた弁体押圧部材60の押圧棒61が上記ダイヤフラム30の作用に応動して上下移動自在に挿通されている。
この連通孔13の一次圧流路11側には、この一次圧流路11のガス流入口11aに気密に内挿された弁バネ支持部材26で支持される弁バネ25によって上方に付勢される弁体20Bが設けられている。
この弁体20Bは、図4に示すように、円板状の弁頭21と、この弁頭21の上面から起立され、OリングRが外挿される細軸部22と、上記弁頭21の下面から垂下され、弁バネ25の一端が外挿される弁軸23とからなっている。また、上記細軸部22は、図1に示すように、その先端部が上記弁ケース10の連通孔13に上下移動自在に挿通されており、上記弁体押圧部材60の押圧軸41の先端に当接可能になっている。
上記弁ケース10の上部には弁キャップ50が設けられており、弁ケース10と弁キャップ50との間には、これら弁ケース10と弁キャップ50とにその周縁が挟持された状態で上記ダイヤフラム30が配置されている。
上記ダイヤフラム30の上面側には、第1調圧バネ41と、この第1調圧バネ41を上下から挟持する上下バネ受け43、44とを備えたダイヤフラム変位手段40が設けられている。これら第1調圧バネ41と上下バネ受け43、44は、上記弁キャップ50の収納部51内に配設され、この収納部51を有する弁キャップ50は、その下端が上記弁ケース10にボルトB等の締結手段によって固設されている。
上記第1調圧バネ41の上側に配置されたスライダとしての上バネ受け43は、その中央に微細変位調節のためのアジャストスクリュー45が螺嵌されており、第2調圧バネ42によって上方に付勢されるようになっている。上記第1調圧バネ41の下側に配置された下バネ受け44は、ダイヤフラム30の上面に接して設けられ、このダイヤフラム30は下バネ受け44を介して第1調圧バネ41によって下方に付勢されるようになっている。また、弁キャップ50の収納部51には、底面に複数の階段状の調節カム46aを有する変位調節ノブ46が、その底面を上記上バネ受け43の上面に当接させた状態で回転自在に外嵌されている。上記ダイヤフラム変位手段40は、この変位調節ノブ46と、上記第1、第2調圧バネ41、42と、上下バネ受け43、44とを備えて構成されている。
上記弁ケース10の下部には、ガス容器Gを着脱自在に接続させるためのガス容器接続手段70が設けられている。
このガス容器接続手段70は、図1に示すように、底面にガス容器Gの支持リングに掛合される複数の弾性脚片71aを有する円板形状の受け板71と、外周面に上記受け板71の複数の弾性脚片71aに対応する複数のカム突起72aを有するカム部材72とを備え、上記弁ケース10の底面にボルトB等の締結手段によって固設される上記カム部材72に対して上記受け板71を相対的に回転させることにより、上記カム部材72のカム突起72aが上記受け板71の弾性脚片71aを外方に押圧して当該弾性脚片71aが上記ガス容器Gの支持リングに掛合されるようにすることによってガス容器Gを接続させる構成になっている。
また、図面において、符号Nは弁ケース10の二次圧流路12のガス流出口12aに図示されないガス燃焼器具に接続されるノズル体であり、符号RはOリングであり、符号Bはボルト等の締結手段である。
次に作用について説明する。
弁ケース10の下部にガス容器接続手段70によって接続されたガス容器G内のガスは一次圧流路11に流入され、このガスは連通孔13から二次圧流路12に流通するときに、弁体20Bに弁体押圧部材60を介して作用しているダイヤフラム30の圧力調整力と対応した圧力に減圧され、この後、ガスは二次圧流路12からノズル体Nを介してガス燃焼器具の燃焼部に供給される。
雰囲気温度の上昇などの異常上昇によってガス容器G内のガスの圧力が異常上昇したときには、弁体20Bの弁頭21がOリングRを介して弁ケース10の連通孔13の孔縁(弁座)13aに密着されることによって、異常上昇した高圧のガスが二次圧流路12に流通することが完全に遮断される。これによって、異常上昇した高圧のガスがガス燃焼器具の燃焼部に供給されないので、安定性を確保することができる。
10 弁ケース
11 一次圧流路
12 二次圧流路
13 連通孔
13a 孔縁(弁座)
20B 弁体
21 弁頭
22 細軸部
23 弁軸
25 弁バネ
30 ダイヤフラム
40 ダイヤフラム変位手段
50 弁キャップ
60 弁体押圧部材
70 ガス容器接続手段
R Oリング
G ガス容器
11 一次圧流路
12 二次圧流路
13 連通孔
13a 孔縁(弁座)
20B 弁体
21 弁頭
22 細軸部
23 弁軸
25 弁バネ
30 ダイヤフラム
40 ダイヤフラム変位手段
50 弁キャップ
60 弁体押圧部材
70 ガス容器接続手段
R Oリング
G ガス容器
Claims (1)
- 一次圧流路(11)、二次圧流路(12)及びこれら流路(11、12)を連通させる連通孔(13)とを有する弁ケース(10)と;この弁ケース(10)の一次圧流路(11)側に設けられ、弁バネ(25)によって上方に付勢される弁体(20B)と;上記弁ケース(10)の二次圧流路(12)に面して設けられたダイヤフラム(30)と;このダイヤフラム(30)の上面側に設けられたダイヤフラム変位手段(40)と;このダイヤフラム変位手段(40)の一部を囲む収納部(51)を備えた弁キャップ(50)と;上記ダイヤフラム(30)の下面側に設けられた弁体押圧部材(60)と;上記弁ケース(10)の一次圧流路(11)のガス流入口(11a)に設けられたガス容器接続手段(70)と;を備えたガス圧力調整器において、
上記弁体(20B)は、円板状の弁頭(21)と、この弁頭(21)の上面から起立され、Oリング(R)が外挿される細軸部(22)と、上記弁頭(21)の下面から垂下され、弁バネ(25)の一端が外挿される弁軸(23)とから成り、
ガス容器(G)から流入されるガスの圧力が異常上昇した際に、上記弁体(20B)の弁頭(21)がOリング(R)を介して上記弁ケース(10)の連通孔(13)の孔縁(13a)に密着されることを特徴とするガス圧力調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001438U JP3111495U (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | ガス圧力調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016023927A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | 株式會社 コベア | ガス容器接続アダプター |
-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005001438U patent/JP3111495U/ja not_active Expired - Fee Related
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