JP3111254U - 豊胸美容具 - Google Patents

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Abstract

【目的】豊胸美容具を女性が自分の乳房に装着する際に、豊胸美容具の向きを乳房の形に合わせて装着する必要があり、装着が面倒であり、装着の面倒さを排除した、手軽に装着できる豊胸美容具を提供することである。
【構成】豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であって、豊胸美容具の表面が非平滑面であって豊胸美容具の裏面が平滑面であり、かつ裏返した場合、豊胸美容具の装着前の形状が裏返す前と略同じ放物線回転体である豊胸美容具であって、装着前に裏返した状態で豊胸美容具の下縁側部と女性の乳房下部を接触させ、空気が入らないようにして上側に向かって接触面積を拡大させつつ反転させて、豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着されることを特徴とする豊胸美容具。
【選択図】図1


Description

本考案は、女性のシンボルである乳房の小さな女性の悩みを解決するために、女性の乳房への装着が簡単で、吸着性が高いため長時間乳房に着けても容易に外れなくて装着性が良好で、吸引性が高いため乳房を美しく、かつ大きく見せる美容効果に優れ、防水性を有し量産が可能であり安価な豊胸美容具に関する。
従来から、バストを美しく、かつ大きくみせるために、ブラジャーの表布と裏布の間に柔軟な材質、例えば綿或いはスポンジで製造したパッド層を挟設する方法が一般的であった。
すなわち、豊胸美容具をブラジャーの一部として挿入する、或いはその他の方法で組み込んでバストを美しく或いは大きくみせることにより、乳房の外観を向上させる方法が、技術上公知であった。豊胸美容具を用いることにより、例えば、乳房がより大きく見えたり、より丸みを帯びて見えたり、および/または女性の胸部上で比較的高い位置にあるように見えたりすることが可能となった。
上記豊胸美容具の製造者にとっては、自然の乳房の持つ流動体的な面を模倣するために、例えば綿或いはスポンジで製造したパッド層を挟設することが一般的であった。
しかし、このような豊胸美容具は着用すると強く胸が締め付けたりするため苦しかったり、吸着性が無いので装着性が悪く、吸引性が無いのでバストを大きくするという美容効果が無いという欠点があった。
また、綿パッド或いはスポンジパッド、或いは碗状嚢袋では、防水性がなく水泳着への着用に適していなかった。
また、根本的に乳房を大きくする医療的方法としては、美容整形手術があるが、現在では肉体の一部の脂肪細胞をカニューレ等の器具を体内に挿入して、掻爬吸引して乳房部へ注入し、一部の脂肪細胞が生着するのを待つ方法が一般的である。
簡単になったとはいえ、麻酔を使用した医療外科手術行為であり高度な熟練技術を必要とするため、安全、確実性や高価な価格、手術以降の女性としての生活条件やリバウンドを考えると大きな負担であり決心が必要な方法であった。
また、生着率が悪いと時間と共に縮小してしまうという難しい問題があった。
次に、美容施術的方法としてエステティックサロン等の豊胸術として赤外線等の光線を当てたり、動力を利用したバスト吸引、及びホルモン剤や天然薬効成分を有するクリームを塗布した乳房マッサージがあった。
これらは、満足度と価格、効果と持続性をみても手軽で確実性の高い方法とは言えないという欠点があった 。
さらに、本考案の第一課題は、従来技術等を鋭意検討している中で、発見したものである。
本考案の第一課題は、従来の豊胸美容具は、乳房の形状をしたもので、上下対象で左右対称であるが、点対称ではなかったので、豊胸美容具を女性が自分の乳房に装着する際に、豊胸美容具の向きを乳房の形に合わせて装着する必要があり、装着が面倒であり、装着の面倒さを排除した、手軽に装着できる豊胸美容具を提供することである。
考案が解決しようとする第二課題は、女性が自分の日常生活の中で簡単に実行し易く、安全、確実、快適、違和感なく自然な質感と触感で大きく見せながら大きくする防水性のある器具とその方法を提供することである。これにより、女性のシンボルである乳房の小さい大きな悩み、劣等感、消極性を解決し、明るく大らかで、自信と積極性のある魅力的な女性になってもらうことが可能となる。
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<用語の定義及び説明>
本願明細書の実用新案登録の請求範囲の各請求項、明細書及び図面等に記載の用語の解釈上の疑義を解消すべく、用語の定義又は詳説を以下行う。
○豊胸美容具とは、ブラジャーの一部として挿入その他の方法で組み込んで乳房の外観を向上させる道具である。豊胸美容具の素材は、シリコンゴム等の弾性体である。 弾性体とする理由は、本考案の豊胸美容具は、略放物線回転体であって、女性の乳房の形状を模したものではないので、本考案の豊胸美容具と女性の乳房の麓で密着させるためには、豊胸美容具が弾性体から構成される必要があり、また、乳房を吸着するよう乳房と豊胸美容具の空間を大気圧未満とするためには、豊胸美容具が弾性体から構成される必要がある。
ただし、本考案の豊胸美容具は、吸着力が高いのでブラジャーを使用せず服、水着、レオタード等を着ることも可能である。
○放物線回転体とは、平面上で一つの定点 F(f、0)と一つの直線 g からの距離が等しい点の軌跡で標準形の方程式は y=4pxの平面図形を、その平面状の一直線を軸として、そのまわりに一回転してできる立体をいう。
大雑把に言えば,放物線回転体は、コンタクトレンズ上の形態をしている(図1〜3を参照のこと)。
○非平滑面とは、例えば、豊胸美容具を一体成型で製造する場合に型から外したままの表面で余り光沢が感じられない面をいう。
○平滑面とは、平らで滑らかな面をいう。例えば、上記の非平滑面をさらに光沢が感じられる程度研磨してなる面をいう。平滑面と女性の乳房の肌面が接触して接触面から外気が進入するのを平滑面とすることによって防止する。
○表面とは、図1(B)のa方向の面をいう。
○裏面(内側)とは、図1(B)のb方向の面をいう。
○吸引形(吸引型)とは、装着したときに、復元力が働き乳房を吸い付ける力が働く形式う。
***********************************
考案者は、上述した課題を解決すべく、試作、実験、モニターテストの研究開発を繰り返して、本考案を完成させた。
課題を達成するための手段は、本願の実用新案登録の請求の範囲の各請求項記載の考案である。具体的には、以下の考案をいう。
[請求項1] 豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であって、豊胸美容具の表面が非平滑面であって豊胸美容具の裏面が平滑面であり、かつ裏返した場合、豊胸美容具の装着前の形状が裏返す前と略同じ放物線回転体である豊胸美容具であって、装着前に裏返した状態で豊胸美容具の下縁側部と女性の乳房下部を接触させ、(空気が入らないようにして)上側に向かって接触面積を拡大させつつ反転させて、豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着されることを特徴とする豊胸美容具。
[請求項2]豊胸美容具が、吸引形であることを特徴とする請求項1記載の豊胸美容具。
[請求項3]豊胸美容具が左右同形であることを特徴とする請求項1〜2記載の豊胸美容具。
[請求項4]豊胸美容具が、正面からの形状が円形であることを特徴とする請求項1〜3記載の豊胸美容具。
[請求項5]豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着された状態において、豊胸美容具と女性の間に挟まれた空間の内圧が、大気圧未満であることを特徴とする請求項1〜4記載の豊胸美容具。
[請求項6]豊胸美容具が、シリコンゴム製であることを特徴とする請求項1〜5記載の豊胸美容具。
[請求項7] シリコンゴムを一体成形してなる請求項1〜6記載の豊胸美容具。
***********************************
○請求項1記載考案は、本考案の第一課題を解消するために考案された考案である.
○請求項1記載考案の特徴的構成要件は、「豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であること」である。
従来の考案の豊胸美容具は、乳房の形状を模した形状をしており、上下対称で左右対称であるが、回転体でないため点対象とはなっていない。
しかしながら、考案者は、上記のような従来の考え方を打破して、製造しやすい形状で、かつ女性が豊胸美容具の向きを気にすることなく装着することができる豊胸美容具は如何なるものかを鋭意研究した結果、本考案を完成させることができた。
それは、豊胸美容具の形状を、豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であることとすることである。
豊胸美容具の形状と女性の乳房の形状が相違するが、本考案が対象とする豊胸美容具は吸引型であるので、元々装着したときにブラジャー形状と乳房形状の間には隙間が空き、その部分は大気圧未満になるということに考案者は気づき、さらに、豊胸美容具の周辺縁部が乳房周辺部と密着して外気が侵入するのを防止して豊胸美容具と乳房の隙間部を大気圧以下に保つためには、豊胸美容具の周辺縁部が円形でも良いということが鋭意試行錯誤した結果、請求項1記載考案を着想した。
「豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であること」の本考案の特徴的構成要件を具備すれば、の豊胸美容具の周辺縁部が円形となり、豊胸美容具周辺縁部と乳房周辺部が密着して機密性を保つことができる。
また、本考案のように、豊胸美容具の形状を、豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体である豊胸美容具を製造する場合、一体成型で製造する場合、豊胸美容具の金型を製造する場合、実際の乳房を模した複雑な形状の豊胸美容具の金型よりも、簡単な形状の略放物線回転体である豊胸美容具の金型の方が製造容易であり、製造コストが安価となる。
このことは、豊胸美容具の金型を、例えば旋盤を回して製作することを考えれば、乳房を模した形状の豊胸美容具の場合は、旋盤によっては製作不可能であるが、本考案の略放物線回転体形状の豊胸美容具の場合は、旋盤によって製作可能であるという当業者予測不可能な効果を奏する。
繰り返しになるが、従来の常識では、豊胸美容具の形状は、女性の実際の乳房にフィットするように乳房を模した形状にするという考え方しかなかったが、本考案者は、上記の考え方を覆して、乳房を模した形状でない略放物線回転体形状の豊胸美容具の場合であっても、豊胸美容具の機能発揮に何ら問題ないことを試作により確認をして、本考案に至ったのである。
***********************************

○請求項2記載の特徴的構成要件は、「豊胸美容具が、吸引形であること」である。
本考案の豊胸美容具を装着した場合、乳房に対して吸引力が働くことを意味する。
○請求項3記載の特徴的構成要件は、「豊胸美容具が左右同形であること」である。
人間の体は、左右対称であるが、乳房自体は、厳密に言えば、左右対称ではないが、本豊胸美容具は乳房形状を模したものでなくてもよいというコンセプトのもと、「豊胸美容具が左右同形であること」を鮮明化したものである。
○請求項4記載の特徴的構成要件は、「豊胸美容具が、正面からの形状が円形であること」である。
本考案によれば、本豊胸美容具は乳房形状を模したものでなくてもよいというコンセプトのもと、略放物線回転体形状の豊胸美容具としたことにより、「豊胸美容具が、正面からの形状が円形であること」となった。
ここで、重要なことは、乳房と密着する豊胸美容具の周辺円形縁部が、円形であっても、吸引型豊胸美容具の機能発揮に支障がないことである。 本考案の形状の豊胸美容具であっても、本豊胸美容具の周辺部は乳房に密着して、内部を大気圧未満に長期に保持することが可能である。
このことは、本豊胸美容具を試作して確認済みである。
○請求項5記載の特徴的構成要件は、「豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着された状態において、豊胸美容具と女性の間に挟まれた空間の内圧が、大気圧未満であること」である。
本特徴的要件は、吸引型豊胸美容具の乳房吸引機能を発揮させるために必要な要件である。
○請求項6記載の特徴的構成要件は、「豊胸美容具が、シリコンゴム製であること」である。
上記請求項記載の考案は、豊胸美容具は弾性体ということを前提としているが、本考案では、さらにシリコンゴムに限定したものである。
シリコンゴムは、人体と相性がよくかぶれたりしないので最適な材料である。
○請求項7記載の特徴的構成要件は、「シリコンゴムを一体成形してなること」である。
一体成型することにより、豊胸美容具を大量生産することができ製品のコストダウンを図ることができる。
また、金型政策においても、例えば旋盤等で製作することができ、金型制作費をコストダウンすることができる。
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本考案の豊胸美容具は、柔軟で弾性を有するシリコンゴム或いはそれに類似の材料で製造され、乳房外観前部を模倣した形状の前部と、円形開口を有して着用に供される後部を有する。
豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であって、正面の形状が円形で、豊胸美容具の表面が非平滑面であって豊胸美容具の裏面(内側)が平滑面であり、かつ裏返した場合、豊胸美容具の装着前の形状が裏返す前と略同じ放物線回転体であるプラジャーパッドとしたことにより、女性の乳房への装着が簡単で、吸着性が高いので長時間乳房に付けても容易に外れなく装着製を良好とし、乳房を美しく大きく見せながら吸引性があるので大きくするという美容効果に優れ、防水性のある豊胸美容具を提供でき、前期課題を解決することができる。
また、数々の実験を重ねるうちに乳房を大きく美しく整えるには一ケ月以上の長期間の継続した吸引成型が有効である事を突きとめた。
そのために、毎日の日常生活のなかで長時間使用しても確実に吸引吸着して乳房と一体化し、体に害を与えず、肌にも跡を残さず、快適に自然で違和感なく下着感覚で使用できる吸着吸引器が必要であると考え本請求項にある考案に達し、目的を果たす結果を得られた。
[作用]
また、本考案の豊胸美容具は、シリコンゴムを一体成形して製造され、これにより製造プロセスが簡単となり、製造速度が高められる。
さらに、本考案の豊胸美容具は、中央部分の中央部分が他より厚く且つ柔軟で弾性を有するため、使用者が運動する時の震動と重力により該中央部分が震動し、こうして豊胸美容具の前部に顫動が発生し、乳房擬似の効果を有する。また、該長弧形突起はその中央部分から両側端部分に向けてその突起の高さが漸次減らされるため、豊胸美容具の周縁が比較的薄く形成され、着用時の隆起幅が合理的となり、さらに真実感を生む。
本考案の豊胸美容具は、直接乳房上に着用し、水泳着、レオタード、或いはブラジャー中に挟設されることができるが、なかでも、柔軟な弾性を有するシリコンゴム或いはそれに類似物が材料とされたことで防水効果を有し、吸着力が高いので、ブラジャーを付けなくてもブラジャースイムスーツへの着用に非常に適している。本考案の以上の効果は従来の綿パッド或いはスポンジパッド、或いは碗状嚢袋では達成できなかったことである。
人体は大小の起伏に富んでおり、皮膚の表面も細かな皺に覆われて決して一様でない。
特に女性の胸部は柔らかくて起伏も激しく個体差も大きい。そして、年代、体型、体質、体調、性格、心理状況、行動様式、社会及び物理的環境、生理反応等により変化する。
このような複雑かつ流動的で変化しやすい女性の乳房の性質を逆利用して整形し、相反する安全、確実、快適性を有する吸引吸着性を両立するべく実行した。
本発明の上記構成により、発明が解決しようとする課題は、全て解決することができた。
以下、本発明の効果について、具体的に詳説する。
本発明が解決しようとする第一課題は、
(1)従来の豊胸美容具は、乳房の形状をしたもので、上下対象で左右対称であるが、点対称ではなかったので、豊胸美容具を女性が自分の乳房に装着する際に、豊胸美容具の向きを乳房の形に合わせて装着する必要があり、装着が面倒であり、装着の面倒さを排除した、手軽に装着できる豊胸美容具を提供することであった。
本発明の構成とすることによって、本発明が解決しようとする第二課題を解消することができた。
本発明が解決しようとする第二課題は、
(2)女性が自分の日常生活の中で簡単に実行し易く、安全、確実、快適、違和感なく自然な質感と触感で大きく見せながら大きくする防水性のある器具とその方法を提供することである。これにより、女性のシンボルである乳房の小さい大きな悩み、劣等感、消極性を解決し、明るく大らかで、自信と積極性のある魅力的な女性になってもらうことが可能となることであった。
本発明の構成とすることによって、本発明が解決しようとする第二課題を解消することができた。
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そして、さらに以下の効果を発揮することができた。
通常の吸盤は平らでなめらかな固い変化しない面に対して自己変形して減圧を保ち吸着する。
平らでなく変化しやすい柔らかな人体に対しては吸着性は極めて悪くなり、自己変形が解除され元の形に復元されても吸着性がなくなる。
本考案の豊胸美容具は、シリコンゴム製であって、本体部の裏面側を平滑面として形成されてなる豊胸美容具としたことによりシリコンゴム製の平滑面が乳房の外表面に吸着する吸着力が増加し、より密着性が優れることになり本考案品を乳房に付けても容易に外れないようにでき、長時間この作用と効果は持続するので乳房を吸引増大しながら吸着し、美しく大きく見せながら大きくするという美容効果があり、日常生活のなかの下着感覚で使用できる。
また、考案の豊胸美容具は、乳房の振動表現効果を有し、着用して快適であり、吸着力が高く、防水性を有し、故に、直接の乳房上への被覆、或いはスイムスーツ、レオタード或いはブラジャーへの挟設に適している。
また本考案の豊胸美容具は、柔軟な弾性を有するシリコンゴム或いはそれに類似物が材料とされたことで防水効果を有し、スイムスーツへの着用に非常に適している。
この方法は量産ができ安価でリスクもなく誰でも手軽に実行できる。
なお本考案品は乳癌切去手術で乳房をなくされた人の人工乳房としても代用できる。
本考案の豊胸美容具は、吸着力が高いのでブラジャーを使用せず服、水着、レオタード等を着ることも可能である。
以下、この考案を実施するための最良の形態である実施例について、添付図面を参照しながら説明する。
図1(A)は、本考案の正面図である。
図1(B)は図(A)のX―X矢視断面図である。
本豊胸美容具は、シリコンゴム製であって、豊胸美容具の装着前の形状が放物線回転体であって、豊胸美容具の表面が非平滑面であって豊胸美容具の裏面(内側)が平滑面であり、かつ裏返した場合、豊胸美容具の装着前の形状が裏返す前と略同じ放物線回転体である豊胸美容具。左と右の豊胸美容具が同じ形であり、材質がシリコンゴム製であり、一体成形してなる。肌色半透明であり肌と一体化し易くしてある。触感も自然な柔らかさで、吸引吸着力もここちよい程度に成型時および使用時にコントロール可能である。
使い方は、乳房全体を押し包むように本考案品の中心を支点に逆海老状に広げて放すと美しい乳房形 の元の形に急激に戻って、そのまま乳房を吸引吸着して安定し、本体の内部に乳房は増大して溢れたままの状態で納まる。
次に、豊胸美容具を女性の乳房に装着する工程及びその密着状況について説明する。まず、本体部の表面Aを裏返して(図2(A)を参照のこと)、前期豊胸美容具の下縁側部と女性の乳房下部を接触させ、空気が入らないようにして上側に向かって接触面積を拡大させつつ反転させて、豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着される(図2(B)を参照のこと)。
そうすると、図2(C)に示すように、豊胸美容具は元の形状(1)にさらに戻ろうとする弾性が作用し、吸引状態では実際の形状(2)の位置で持続し、この結果、乳房の元の形状(1)’から吸盤作用によって豊胸形状(2)’に豊胸するように作用するものである。本豊胸美容具は、乳房を吸引吸着して安定し、本体の内部に乳房は増大して溢れたままの状態で納まる。
本考案の使用状態については、図3に示される。これらの図では本考案の豊胸美容具は、ブラジャー部分に挟設され、使用者はこれを着用して胸部を豊満に見せることができ豊胸美容具の周縁(円形開口付近)は比較的薄く使用者の乳房に密着するため、着用時の隆起の幅が合い、真実感を有する。また使用者が運動する時、豊胸美容具の前部に顫動が発生し、乳房の顫動を表現する効果を有する。このほか、長期に本考案を使用すると、バストアップの効果が得られる。
図1(A)は、本考案の豊胸美容具の正面図である。
用紙の手前が、豊胸美容具の頂上部となるように描かれている。
図1(B)は、(A)のX―X矢視断面図である。
図2(A)は、本考案の豊胸美容具を乳房に装着し始めた際の状態図である。
図2(B)は、本考案の豊胸美容具を乳房への装着途中の状態図である。
図2(C)は、本考案の豊胸美容具の装着を完了し、吸盤作用を発揮している状態図である。
図3は、実施例における豊胸美容具使用状態を表示する一部断面図である。
符号の説明
1、2 豊胸美容具の本体の位置を示す。
a 胸美容具の表面側を示す。
b 胸美容具の裏面側(内側)を示す。
A 美容具の表面を示す。
B 美容具の表面を示す。

Claims (7)

  1. 豊胸美容具の装着前の形状が略放物線回転体であって、豊胸美容具の表面が非平滑面であって豊胸美容具の裏面が平滑面であり、かつ裏返した場合、豊胸美容具の装着前の形状が裏返す前と略同じ放物線回転体である豊胸美容具であって、装着前に裏返した状態で豊胸美容具の下縁側部と女性の乳房下部を接触させ、上側に向かって接触面積を拡大させつつ反転させて、豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着されることを特徴とする豊胸美容具。
  2. 豊胸美容具が、吸引形であることを特徴とする請求項1記載の豊胸美容具。
  3. 豊胸美容具が左右同形であることを特徴とする請求項1〜2記載の豊胸美容具。
  4. 豊胸美容具が、正面からの形状が円形であることを特徴とする請求項1〜3記載の豊胸美容具。
  5. 豊胸美容具が女性の乳房を覆って装着された状態において、豊胸美容具と女性の間に挟まれた空間の内圧が、大気圧未満であることを特徴とする請求項1〜4記載の豊胸美容具。
  6. 豊胸美容具が、シリコンゴム製であることを特徴とする請求項1〜5記載の豊胸美容具。
  7. シリコンゴムを一体成形してなる請求項1〜6記載の豊胸美容具。
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