JP3110991U - 靴用中敷 - Google Patents

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Abstract


【課題】 足裏を安定よく、かつ、自然な形で支持し、足の疲れや痛みを軽減できる靴用中敷を提供する。
【解決手段】 軟質合成樹脂製の基板1の表面に、ゲル状物質2をフィルム3で包み込んで封入する。ゲル状物質2の封入位置は、踵部の外周をU字状に囲む位置と、土踏まず部とにし、両部は互に連結する。中足骨が当たる箇所には、中足骨を持ち上げる為に、発泡弾性材製のパッド4を付設する。また、このパッドに代えてゲル状物質2を、他よりも盛り上げた状態で封入するようにしてもよい。
【選択図】 図1

Description

本考案は、足の疲れや痛みを軽減する為の、靴の中敷に関する。
従来から、中敷にクッション性を持たせて、足に加わる衝撃を吸収する為に、発泡弾性材を付設したり、或いは、流動性の物質を封入したりする技術は既に提案されている。(例えば、特許文献1、2参照)
特開平9−299105号公報 特開2000−354502号公報
ところが、前記のような従来の中敷では、歩行時の体重の移動に伴って、足裏を自然な形で支持することができず、足の疲れなどを充分に軽減できないという問題があった。
本考案は、このような点に鑑み、歩行時の体重の移動に伴って、クッション性が機能的に働き、足の疲れや、痛みを効果的にやわらげることのできる靴用中敷を提供するにある。
本考案の靴用の技術的手段は、軟質の基板の表面に、ゲル状物質をフィルムで包み込んで封入し、この封入位置を、踵部の外周をU字状に囲んだ位置と、土踏まずの位置とにし、かつ、この両封入位置を連結したことにある。
また、本考案の靴用中敷の技術的手段は、軟質の基板の表面に、ゲル状物質をフィルムで包み込んで封入し、この封入位置を、足裏の体重のかかる位置にほぼ全面的に設け、かつ、この封入部を隔壁で分割したことにある。
更に、基板表面の、中足骨が当たる位置に、弾性材製のパッドを付設することも可能である。また、中足骨が当たる位置に、ゲル状物質を他の箇所よりも盛り上げた状態で封入することも可能である。
請求項1の中敷では、基板の表面にゲル状物質が封入されており、かつ、その封入位置が、踵部の外周部と土踏まず部とであるから、歩行時の体重の移動に伴って、ゲル状物質が移動し、足の裏を安定よく支持し、また、ゲル状物質がクッション材として、足にかかる衝撃を吸収するので、足の疲れを軽減できる。また、本考案の中敷は、柔軟性があるので、靴の形状には左右されず、パンプスやカジュアルシューズなどにも使用できて、汎用性が高く、経済的である。
請求項2の中敷では、基板の表面にゲル状物質が封入されており、また、その封入位置が体重のかかる部分のほぼ全面にまたがり、かつ、封入部が隔壁で分割されているから、歩行時の体重の移動に伴ってゲル状物質が移動するが、封入部が分割されている為、ゲル状物質が移動しすぎることがなく、常に足の裏を安定よく支持できて、衝撃を吸収し、疲れを軽減できる。
請求項3の中敷では、中足骨用のパッドが設けられているので、足の中足骨部分が持ち上げられ、足の裏を自然な形で支持でき、疲れや痛みをやわらげることができる。
請求項4の中敷では、中足骨の当たる位置に、ゲル状物質がより盛り上げた状態で封入されているので、足の中足骨を適度に持ち上げることができ、疲れや痛みをやわらげることができる。
本考案の靴用中敷を実施するための最良の形態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1〜図3は、第1実施例である。1は基板で、通常は、厚さが0.5〜2.0mmの軟質合成樹脂板を用いる。この基板1の踵部の表面に、膨出するように、ゲル状物質2を封入する。封入の表面材には、耐久性のある、透明な軟質合成樹脂フィルム3を用い、このフィルムでゲル材を包み込んで、その周縁を基板1に融着する。このフィルム3は透明である為、ゲル状物質の移動を外から見ることができて、興味を持たせることができ、かつ、このフィルム3には花柄などのデザインをプリントすることもできる。ゲル状物質には、実施例では、表1のものを用いた。
ゲル状物質2の封入位置は、第1実施例では、図示のように踵部の外周縁に沿ってU字状に設けると共に、土踏まず部にも設け、両方を一体的に連結した。これにより、体重のかかる部分の周辺を囲繞するようにゲル状物質が存在し、歩行時の体重の移動に伴ってゲル状物質が移動するので、足の支持が安定し、足の疲れを軽減できる。
また、中敷の表面の、中足骨が当たる箇所には、中足骨を持ち上げる為の、中足骨パッド4を付設する。このパッド4には、通常は、厚さ2〜6mm程度の発泡合成樹脂製の弾性材を用いる。このパッド4を用いたことにより、中足骨が持ち上げられ、足裏を自然な形で支持でき、疲れや痛みをやわらげることができる。また、このパッド4に代えて、ここにもゲル状物質を、他の箇所よりもより盛り上げた状態で封入することも可能である。
図4は、第2実施例である。この実施例では、ゲル状物質2を、足裏の体重のかかる部分に、基板のほぼ全面に亙って封入している。また、ゲル状物質の封入部が面積的に大きいので、ゲルが移動しすぎないように、適所で表面のフィルム3を裏面の基板1に融着させて、隔壁5を形成している。また、中足骨パッド4も設けている。従って、第2実施例では、体重のかかる部分にゲル状物質が封入されていて、体重の移動に伴って、ゲル状物質が移動し、足の支持が安定して、足の疲れを軽減できる。また、隔壁5が存在する為、ゲル状物質が移動しすぎて、一部でゲル状物質が無くなってしまうようなことはない。更に、中足骨パッド4が用いられているので、足裏を自然な形に保ち、疲れや痛みをやわらげることができる。また、このパッド4に代えて、ここにもゲル状物質を他の箇所よりもより盛り上げた状態で封入することも可能である。
本考案は、前記の各実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実施可能である。特に、ゲル状物質2やパッド4の材質や種類については自由である。
第1実施例の平面図。 A−A線断面図。 B−B線断面図。 第2実施例の平面図。
符号の説明
1 基板
2 ゲル状物質
3 フィルム
4 中足骨パッド
5 隔壁

Claims (4)

  1. 軟質の基板の表面に、ゲル状物質をフィルムで包み込んで封入し、この封入位置を、踵部の外周をU字状に囲んだ位置と、土踏まずの位置とにし、かつ、この両封入位置を連結したことを特徴とする靴用中敷
  2. 軟質の基板の表面に、ゲル状物質をフィルムで包み込んで封入し、この封入位置を、足裏の体重のかかる位置にほぼ全面的に設け、かつ、この封入部を隔壁で分割したことを特徴とする靴用中敷。
  3. 基板表面の、中足骨が当たる位置に、弾性製のパッドを付設した請求項1又は2記載の靴用中敷。
  4. 基板表面の、中足骨が当たる位置に、ゲル状物質を、他の箇所よりも盛り上げた状態で封入した請求項1又は2記載の靴用中敷。
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