JP3110484U - ヘアドライヤー - Google Patents
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Abstract
【課題】マイナスイオンを多量に発生させることができ、しかも、使用時にヘアドライヤーのドライヤー本体が熱くなることがなく、省電力で頭皮,毛髪等をはやく乾燥させることができるヘアドライヤーを提供する。
【解決手段】ケース2a,2bと、上記ケース2a,2bの内部に配設された空気取り入れ手段と、上記ケース2a,2bに形成された空気吸い込み用後蓋3と、上記空気取り入れ手段により空気吸い込み用後蓋3から取り入れた空気をケース2a,2bの外部に吹き出す空気吹き出し通路8と、この空気吹き出し通路8を通る空気を加熱する加熱手段とを備え、上記加熱手段の加熱により遠赤外線を放射して上記空気吹き出し通路8を通る空気を加温する遠赤外線放射セラミックス板25を設けている。
【選択図】図3
【解決手段】ケース2a,2bと、上記ケース2a,2bの内部に配設された空気取り入れ手段と、上記ケース2a,2bに形成された空気吸い込み用後蓋3と、上記空気取り入れ手段により空気吸い込み用後蓋3から取り入れた空気をケース2a,2bの外部に吹き出す空気吹き出し通路8と、この空気吹き出し通路8を通る空気を加熱する加熱手段とを備え、上記加熱手段の加熱により遠赤外線を放射して上記空気吹き出し通路8を通る空気を加温する遠赤外線放射セラミックス板25を設けている。
【選択図】図3
Description
本考案は、遠赤外線を放射することができるヘアドライヤーに関するものである。
従来から、送風路内でマイナスイオンを発生させこれを熱風とともに対象者の頭皮,毛髪等に送風するようにしたヘアドライヤーが各種発売されている。このようなヘアドライヤーとして、図8に示すものがある。このものは、ドライヤー本体51内の空気吹き出し通路52にヒーター53およびマイナスイオン発生器54を配設し、ファン55により吸い込み口網部56から取り入れた空気を空気吹き出し通路52に送り、ここを通る空気をヒーター53で加熱するとともに、マイナスイオン発生器54のマイナスイオン電極54aからマイナスイオンを多量に発生させ、このマイナスイオンを多量に含んだ熱風を頭皮,毛髪等に送風するようにしている(例えば、特許文献1参照)。そして、ドライヤー本体51の先端側部分(上記空気吹き出し通路52に対応する上記ドライヤー本体51の部分)を手で持ちながら、マイナスイオンを多量に含んだ熱風を頭皮,毛髪等に直接当てることで頭皮,毛髪等にマイナスイオンという栄養を与えることができ、頭皮の血行を良くし、白髪,枝毛,切れ毛等を防ぎ、艶やかで光沢のある毛髪を保つことができる。
実用新案登録第3086680号公報
しかしながら、上記のヘアドライヤーでは、頭皮,毛髪等の乾きをはやくするために、ヒータ53を所定の高温にしなければならず、ドライヤー本体51の先端側部分が高温になって上記先端側部分を手で持つことができなくなるという問題や、多量の電力を消費するという問題がある。しかも、対象者によっては、ヒータ53の熱だけで頭皮,毛髪等を乾かすのを嫌う者もいる。
本考案は、このような事情に鑑みなされたもので、使用時にヘアドライヤーのドライヤー本体が熱くなることがなく、省電力で頭皮,毛髪等をはやく乾燥させることができるヘアドライヤーの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案のヘアドライヤーは、ケースと、上記ケースの内部に配設された空気取り入れ手段と、上記ケースに形成された空気取り入れ口部と、上記空気取り入れ手段により空気取り入れ口部から取り入れた空気をケースの外部に吹き出す空気吹き出し通路と、この空気吹き出し通路を通る空気を加熱する加熱手段とを備え、上記加熱手段の加熱により遠赤外線を放射して上記空気吹き出し通路を通る空気を加温する遠赤外線放射手段を設けたという構成をとる。
すなわち、本考案のヘアドライヤーは、ケースと、上記ケースの内部に配設された空気取り入れ手段と、上記ケースに形成された空気取り入れ口部と、上記空気取り入れ手段により空気取り入れ口部から取り入れた空気をケースの外部に吹き出す空気吹き出し通路と、この空気吹き出し通路を通る空気を加熱する加熱手段とを備えている。そして、上記加熱手段の加熱により遠赤外線を放射して上記空気吹き出し通路を通る空気を加温する遠赤外線放射手段を設けるようにしている。したがって、本考案のヘアドライヤーでは、使用時に、加熱手段を加熱することで、空気吹き出し通路を通る空気を加熱することができるだけでなく、上記加熱により遠赤外線放射手段から遠赤外線を放射して上記空気吹き出し通路を通る空気を加温することもできるため、空気吹き出し通路から供給される熱風および遠赤外線の加温作用で対象者の頭皮,毛髪等をはやく乾かすことができる。このとき、上記加熱手段による加熱温度を従来の温度より低く設定しても、その温度で遠赤外線放射手段から遠赤外線を放射させて頭皮,毛髪等をはやく乾かすことができるため、上記加熱手段の加熱温度を従来より低温に設定することができる。したがって、省電力を図ることができるうえ、上記加熱手段に対応する上記ケース本体の部分が従来ほど高温にならず、ケース本体の各部を手で持つことができる。しかも、熱風と遠赤外線の加温作用との相乗効果で頭皮,毛髪等を乾かすため、加熱手段の熱だけで頭皮,毛髪等を乾かすのを嫌う者でも、安心して使用することができる。
なお、本発明において、「遠赤外線放射手段」とは、加熱することで遠赤外線を放射させることができる各種のものを指し、好適には「遠赤外線放射セラミックス板」が用いられる。この「遠赤外線放射セラミックス板」は、その材料として、アルミナ,シリカ,酸化鉄,酸化マンガン,酸化ナトリウム,酸化カルシウム等、加熱により遠赤外線を放射することができる各種のセラミックスが用いられ、これらセラミックスが単独で、もしくは混合されて使用される。また、その形状は、平板状に形成されてもよいし、ヘアドライヤーのケースとして形成されていてもよいし、空気吹き出しノズルとして形成されていてもよい。このような「遠赤外線放射手段」は、50〜120℃の温度で8〜12μmの波長をもつ遠赤外線を放射するものであると、頭皮,毛髪等の乾燥に適しており、好ましい。
本考案において、上記空気吹き出し通路にオゾン非発生タイプのマイナスイオン発生器を配設した場合には、マイナスイオンを多量に含んだ熱風を頭皮,毛髪等に直接当てることで頭皮,毛髪等にマイナスイオンという栄養を与えることができる。なお本発明において、「オゾン非発生タイプのマイナスイオン発生器」とは、マイナスイオンを発生させるだけで、オゾンを発生させないマイナスイオン発生器を意味する。
本考案において、上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路に配設されている場合には、上記空気吹き出し通路を通る空気を上記空気吹き出し通路内から効率的に加温することができる。
本考案において、上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路に対応する上記ケースの内周面の部分に固定されている場合には、上記空気吹き出し通路の中心部分より広い面積を有する、上記ケースの内周面の部分に遠赤外線放射手段を固定することができ、この遠赤外線放射手段により上記空気吹き出し通路を通る空気を充分に加温することができる。また、上記遠赤外線放射手段をケース(もしくは、後述するヒータ支受体)に固定する固定手段としては、接着剤を用いて接着,固定する方法,かしめで固定する方法,ビス等を用いてねじ止めする方法、ケースに嵌合部を形成しこの嵌合部に遠赤外線放射手段を嵌合させる方法等、各種の方法があげられる。また、上記遠赤外線放射手段を固定する際には、この遠赤外線放射手段を上記空気吹き出し通路の長手方向に配設し、もしくはこの長手方向に対し直交する方向に配設することができる。
本考案において、上記空気吹き出し通路の内部に加熱手段が配設され、上記遠赤外線放射手段が、上記加熱手段に対向する状態で上記ケースの内周面に固定されている場合には、上記遠赤外線放射手段を加熱手段により効率的に加熱することができるうえ、この加熱手段でケースの内周面を直接的に加熱するのを、上記遠赤外線放射手段で防ぐことができる。
本考案において、上記空気吹き出し通路の内部に加熱手段が配設され、上記遠赤外線放射手段が、上記加熱手段の内側に配設されている場合には、上記遠赤外線放射手段を加熱手段により効率的に加熱することができるうえ、この加熱手段の外側を通る空気の流れを上記遠赤外線放射手段で邪魔することがない。
本考案において、上記加熱手段が、空気吹き出し通路内にその長手方向に沿って配設されたヒータ支受体と、このヒータ支受体の外周部に巻回,固定されるコイル状ヒータとからなり、上記遠赤外線放射手段が、上記ヒータ支受体に固定されている場合には、上記ヒータ支受体を利用して遠赤外線放射手段を固定することができる。
本考案において、上記遠赤外線放射手段として、平板状に形成された1枚もしくは複数枚の遠赤外線放射セラミックス板が好適に用いられる。この遠赤外線放射セラミックス板としては、例えば、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されているもの、遠赤外線放射セラミックスの粉末を焼結してなる焼結体で構成されているもの、平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されているもの、もしくは平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、遠赤外線放射セラミックスの粉末を焼結してなる焼結体で構成されているもの等、各種のものが用いられる。また、上記固結体としては、合成樹脂材料として耐高温PP(ポリプロピレン)材料を用い、遠赤外線放射セラミックスとして酸化ナトリウムを用いたもの等が好ましい。
また、上記遠赤外線放射セラミックス板の形状は、長方形状平板体が好ましいが、三角形,四角形,五角形等の多角形状の平板体や円形,楕円形,雲形等の各種形状の平板体等であってもよい。また、空気取り入れ口部,空気吹き出し通路の空気吹き出し口部,空気吹き出し通路の中間部等に配設しうるように、すのこ状,蜂の巣状もしくは金網状等の各種形状の多孔体(空気吹き出し通路の長手方向に沿って貫通する多数の貫通孔が形成されたもの)であってもよいし、球形,かまぼこ形等であってもよい。
本考案において、上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路に対応する上記ケースの部分からなる場合には、もしくは上記空気吹き出し通路の先端部分を構成する空気吹き出しノズルからなる場合には、上記遠赤外線放射手段として、ケースもしくは空気吹き出しノズルを利用することで、部品点数が少なくなり、その分在庫管理等の管理面が簡素化する。このようなケースもしくは空気吹き出しノズルとしては、例えば、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されているもの、平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されているもの等、各種のものが用いられる。また、上記空気吹き出しノズルは、上記ケースに一体的に作製されたものでもよいし、上記ケースとは別体に作製され上記ケースに着脱自在に固定されるものでもよい。
本考案において、上記ヒータ支受体にマイナスイオン発生器の本体部分が取り付けられている場合には、上記ヒータ支受体を利用し、マイナスイオン発生器の本体部分を取り付けることができる。
本考案において、上記マイナスイオン発生器の本体部分および遠赤外線放射手段がこの順番で空気取り入れ口部側から順に配設されている場合には、遠赤外線放射手段より大形なマイナスイオン発生器の本体部分を空気吹き出し通路の上流側に配設することができる。
本考案において、上記空気吹き出し通路にマイナスイオン発生器のマイナスイオン電極が配設され、遠赤外線放射手段およびマイナスイオン電極がこの順番で空気取り入れ口部側から順に配設されている場合には、空気吹き出し通路に取り入れた空気を遠赤外線放射手段で加熱したのち、この空気中にマイナスイオンを多量に発生させることができる。
つぎに、本考案の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1〜図3は本考案のヘアドライヤーの一実施の形態を示している。これらの図において、1はドライヤー本体であり、左右一対のプラスチック製のケース2a,2b(これら両ケース2a,2bを一体的に組み付けた状態で、筒形状になる)と、上記両ケース2a,2bの後端開口部を覆う状態で上記後端開口部に取り付けられるプラスチック製の空気吸い込み用後蓋(空気取り入れ口部)3と、上記両ケース2a,2bの内部に配設されるファン4,モータ座5,モータ6(このモータ6の後端部にファン4が回転自在に取り付けられている)(図3参照)等の空気取り入れ手段等を備えている。また、上記両ケース2a,2bには、その前端開口部に略円筒形状の送風筒7が取り付けられており、この送風筒7の前端開口部が空気吹き出し口部7aに形成され(図4および図5参照)、この空気吹き出し口部7aに、先端開口部が空気吹き出し口部11aに形成された筒状の空気吹き出しノズル11等のアタッチメントが着脱自在に固定されている。図1において、12はオン・オフ作動および強・中・弱の切り替えを行うスライド式切り替えスイッチで、13は上記空気吹き出しノズル11等のアタッチメントを空気吹き出し口部7aに着脱自在に係止する押しボタンで、14はコード15(図4参照)を回転自在に保持するロータリーコンセントである。また、図3において、16はサーモスタットで、17はスポンジである。
上記両ケース2a,2bの内部空間のうち、上記空気吸い込み用後蓋3と空気吹き出し口部7aとを連通する空間およびこの空気吹き出し口部7aに連通する空気吹き出しノズル11の内部空間が空気吹き出し通路8に形成されており(図3参照)、この空気吹き出し通路8のうち、上記両ケース2a,2bの内部空間にモータ6,このモータ6の前側に配設された電気式のオゾン非発生タイプのマイナスイオン発生器19(図6参照),加熱手段等が配設されている。この加熱手段は、上記空気吹き出し通路8の軸芯に対し周方向に所定の間隔で組み付けられる複数枚の平板状雲母板21〜23(ヒータ支受体)と、これら平板状雲母板フレーム21〜23の外周部に巻回,固定されるニクロム線等の電熱コイル(コイル状ヒータ)24(図6では、電熱コイル24の一部のみを図示している)等で構成されており、上記平板状雲母板21〜23のうち、1枚の平板状雲母板23には、長方形タイル状に形成された2枚の(厚み1.5mm程度の)遠赤外線放射セラミックス板(遠赤外線放射手段)25がねじ25a止め,固定されている(図7参照)。これら両遠赤外線放射セラミックス板25は、バインダーとなる耐高温PP材料で酸化ナトリウム粉末(粒径はナノ[10-9]mサイズ)を固めた固結体で構成されている。なお、上記空気吹き出し口部7aに空気吹き出しノズル11を固定していない場合には、上記両ケース2a,2bの内部空間のうち、上記空気吸い込み用後蓋3と空気吹き出し口部7aとを連通する空間が空気吹き出し通路8となる。
上記マイナスイオン発生器19は、上記平板状雲母板21〜23に固定されたブロック状本体部分26を有しており、その内部に、放電によりマイナスイオン電極(図示せず)からマイナスイオンを発生させるための電気回路(図示せず)が内蔵されている。また、上記ブロック状本体部分26の一側面から、先端に上記マイナスイオン電極を設けたリード線26aおよびアース線26bが延びており(図5参照)、上記マイナスイオン電極には、リード線26aを介してマイナス電流だけが流れるようにし、一方、上記アース線26bにはプラス電流だけが流れ、これを10M(メガ)Ωの抵抗で消耗させたのちに上記両ケース2a,2b等(例えば、空気吹き出し口部7a)にアースするようにしている。上記マイナスイオン電極は1本の金属針(例えば、銀針)で構成されており、上記平板状雲母板21〜23に取り付けた状態で上記空気吹き出し通路8に配設されている。また、上記マイナスイオン発生器19の電源(図示せず)はヘアドライヤーの電源を使用している。したがって、上記マイナスイオン発生器19は、切り替えスイッチ12のオン作動中は絶えずマイナスイオンの発生を行っているが、オゾンは全く発生しないようになっている。このようなマイナスイオン発生器19としては、市販品を用いることができる。
上記構成において、切り替えスイッチ12をオン作動させると、モータ6が駆動し、空気吸い込み用後蓋3から空気を取り入れ、空気吹き出し通路8に送る。また、上記オン作動により、加熱手段が作動し、空気吹き出し通路8に送られた空気が加熱手段のヒータ24で加熱されるとともに、この加熱で両遠赤外線放射セラミックス板25から遠赤外線が放射され、この放射によっても空気が加熱される。また、上記オン作動により、マイナスイオン発生器19が作動し、マイナスイオン電極からマイナスイオンが多量に発生する。そして、上記ノズル11から、マイナスイオンを多量に含んだ熱風が外部に吹き出され、頭皮,毛髪等に直接当てられる。
上記のように、この実施の形態では、マイナスイオンを多量に含んだ熱風を頭皮,毛髪等に直接当てることができる。しかも、使用時に、加熱手段を加熱することで、空気吹き出し通路8を通る空気を加熱するだけでなく、遠赤外線放射手段から遠赤外線を放射させてこの放射によっても空気を加熱することができるため、頭皮,毛髪等をはやく乾かすことができる。このため、省電力を図ることができるうえ、送風筒7が熱くならず、手で持つことができる。しかも、熱風と遠赤外線の加熱作用との相乗効果で頭皮,毛髪等を乾かすため、加熱手段の熱だけで頭皮,毛髪等を乾かすのを嫌う者でも、安心して使用することができる。
なお、上記実施の形態において、マイナスイオン発生器19として、各種のものが用いられる。また、マイナスイオン発生器19のマイナスイオン電極としても、各種の金属針が用いられる。また、上記実施の形態では、マイナスイオン発生器19の電源として、ヘアドライヤーの電源を使用しているが、これに限定するものではなく、マイナスイオン発生器19用のスイッチを別に設けてもよい。また、上記実施の形態において、マイナスイオン発生器19を用いなくてもよい。
また、上記実施の形態において、ドライヤー本体1を構成するケース2a,2bもしくは空気吹き出しノズル11を、バインダーとなる耐高温PP材料で酸化ナトリウム粉末を固めた固結体で構成してもよい。この場合には、上記両遠赤外線放射セラミックス板25を省略することができる。
2a,2b ケース
3 空気吸い込み用後蓋
8 空気吹き出し通路
25 遠赤外線放射セラミックス板
3 空気吸い込み用後蓋
8 空気吹き出し通路
25 遠赤外線放射セラミックス板
Claims (22)
- ケースと、上記ケースの内部に配設された空気取り入れ手段と、上記ケースに形成された空気取り入れ口部と、上記空気取り入れ手段により空気取り入れ口部から取り入れた空気をケースの外部に吹き出す空気吹き出し通路と、この空気吹き出し通路を通る空気を加熱する加熱手段とを備え、上記加熱手段の加熱により遠赤外線を放射して上記空気吹き出し通路を通る空気を加温する遠赤外線放射手段を設けたことを特徴とするヘアドライヤー。
- 上記空気吹き出し通路にオゾン非発生タイプのマイナスイオン発生器を配設した請求項1記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路に配設されている請求項1または2記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路に対応する上記ケースの内周面の部分に固定されている請求項3記載のヘアドライヤー。
- 上記空気吹き出し通路の内部に加熱手段が配設され、上記遠赤外線放射手段が、上記加熱手段に対向する状態で上記ケースの内周面に固定されている請求項4記載のヘアドライヤー。
- 上記空気吹き出し通路の内部に加熱手段が配設され、上記遠赤外線放射手段が、上記加熱手段の内側に配設されている請求項3記載のヘアドライヤー。
- 上記加熱手段が、空気吹き出し通路内にその長手方向に沿って配設されたヒータ支受体と、このヒータ支受体の外周部に巻回,固定されるコイル状ヒータとからなり、上記遠赤外線放射手段が、上記ヒータ支受体に固定されている請求項6記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射手段が、平板状に形成された1枚もしくは複数枚の遠赤外線放射セラミックス板からなる請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射セラミックス板が、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されている請求項8記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射セラミックス板が、遠赤外線放射セラミックスの粉末を焼結してなる焼結体で構成されている請求項8記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射セラミックス板が、平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されている請求項8記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射セラミックス板が、平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、遠赤外線放射セラミックスの粉末を焼結してなる焼結体で構成されている請求項8記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射手段が、すのこ状,蜂の巣状もしくは金網状に形成された1個もしくは複数個の遠赤外線放射セラミックス材からなる請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路に対応する上記ケースの部分からなる請求項1または2記載のヘアドライヤー。
- 上記ケースが、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めてなる固結体で構成されている請求項14記載のヘアドライヤー。
- 上記ケースが、平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されている請求項14記載のヘアドライヤー。
- 上記遠赤外線放射手段が、上記空気吹き出し通路の先端部分を構成する空気吹き出しノズルからなる請求項1または2記載のヘアドライヤー。
- 上記空気吹き出しノズルが、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めてなる固結体で構成されている請求項17記載のヘアドライヤー。
- 上記空気吹き出しノズルが、平板体の表面に遠赤外線放射セラミックス層が積重されたものからなり、この遠赤外線放射セラミックス層が、バインダーとなる合成樹脂材料で遠赤外線放射セラミックスの粉末を固めた固結体で構成されている請求項17記載のヘアドライヤー。
- 上記ヒータ支受体にマイナスイオン発生器の本体部分が取り付けられている請求項7記載のヘアドライヤー。
- 上記マイナスイオン発生器の本体部分および遠赤外線放射手段がこの順番で空気取り入れ口部側から順に配設されている請求項20記載のヘアドライヤー。
- 上記空気吹き出し通路にマイナスイオン発生器のマイナスイオン電極が配設され、遠赤外線放射手段およびマイナスイオン電極がこの順番で空気取り入れ口部側から順に配設されている請求項21記載のヘアドライヤー。
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2005
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