JP3110148U - 飛び出し玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな音を伴い、高く飛び出し、安全な飛び出し玩具。
【解決手段】装置本体1と風船2とから構成され、装置本体1には筒体3をその軸心のまわりに回転可能に設け、筒体3の内部には栓6を常時上方にバネ付勢し、筒体3の外側には係合体10を設け、係合体10には筒体3内部に出没可能な係合片12を形成し、常時は係合片12が筒体3内に突出するように付勢しておき、風船2の筒部24を筒体3に挿入して栓6に当接した状態でバネに抗して押し下げることにより、係合片12を筒部24に係合させ、複数のスイッチ手段5のうちいずれかのスイッチ手段5により係合体10を押圧したときに、係合片12を筒体3から退避させることで筒部24と係合片12との係合を解除させる。
【選択図】図2
【解決手段】装置本体1と風船2とから構成され、装置本体1には筒体3をその軸心のまわりに回転可能に設け、筒体3の内部には栓6を常時上方にバネ付勢し、筒体3の外側には係合体10を設け、係合体10には筒体3内部に出没可能な係合片12を形成し、常時は係合片12が筒体3内に突出するように付勢しておき、風船2の筒部24を筒体3に挿入して栓6に当接した状態でバネに抗して押し下げることにより、係合片12を筒部24に係合させ、複数のスイッチ手段5のうちいずれかのスイッチ手段5により係合体10を押圧したときに、係合片12を筒体3から退避させることで筒部24と係合片12との係合を解除させる。
【選択図】図2
Description
本考案は、複数のスイッチ手段のうちどれか1つのスイッチ手段を押すと風船が飛び出す玩具に関するものである。
装置本体に複数のボタンやナイフを模したスイッチ手段を設けておき、複数の遊び手のうちの誰かが特定のスイッチ手段を作動させたときに装置本体から何らかの物体が飛び出すという飛び出し玩具は従来から知られている。
実公平7−25997号公報
ところで、物体はバネ力によって飛び出す構造であり、玩具の性質上強いバネによって強く飛び出すようにする方がインパクトがあり、驚きや面白さも大きい。しかしながら、飛び出す物体は合成樹脂から構成されているとはいえ、硬いものであり、強いバネを使って飛び出すようにして飛び出したときに、特に遊び手が小さな子供であるようなときは、よけきれずに物体に当ったり、必要以上に体を動かして家具などに当ったりして怪我をする可能性がある。
本考案は上記問題点を解消し、バネ力を利用しなくても、大きな音を伴い、高く飛び出し、しかも安全な飛び出し玩具を提供することにある。
前記課題を解決するため、請求項1に係る考案は、多数のスイッチ手段を備えた装置本体と、吹き込み口に筒部を備えた風船とから構成され、装置本体には、風船の筒部を挿入可能な筒体をその軸心のまわりに回転可能に設け、筒体の内部には上記筒部の先端に当接可能に設けた栓を常時上方にバネ付勢し、筒体の外側には係合体を設け、係合体には上記筒体の側面の一部に形成した開口部から筒体内部に出没可能な係合片を形成し、常時は上記係合片が筒体内に突出するように付勢しておき、上記風船の筒部を筒体に挿入して上記栓に当接した状態でバネに抗して押し下げることにより、上記係合片を筒部に係合させ、複数のスイッチ手段のうち上記係合片に対応するスイッチ手段により上記係合体を押圧したときに、上記係合片を筒体から退避させることで上記筒部と係合片との係合を解除させることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、上記風船の筒部の上部外側に係合部を突出形成し、上記装置本体の筒体の上部には、上記係合部に係合可能な受け部を形成することを特徴とする。
請求項3に係る考案は、上記複数のスイッチ手段を上記筒体を中心とする装置本体の上面の円周上に配置し、上記係合体を上下方向に揺動可能に設け、揺動により上記係合片を前記開口部から出没作動させるとともに、上記揺動部から外方に突出する作動片を一体に形成し、上記スイッチ手段のうちいずれか1つのスイッチ手段が上記作動片の下部に対応するように配置し、上記1つのスイッチ手段を介して上記作動片を押圧することにより上記係合体を揺動させて上記係合片を筒体から退避させることを特徴とする。
請求項4に係る考案は、上記装置本体を円筒状とし、上記複数のスイッチ手段を装置本体の側面に設け、上記作動片に対応するスイッチ手段の先端を上記作動片に係合させることにより上記係合体を揺動させることを特徴とする。
請求項1に係る考案によれば、風船を膨らませ、その筒部を筒体に挿入して栓に当接した状態でバネに抗して押し下げることにより、上記係合片を筒部に係合させ、複数のスイッチ手段のうちいずれかのスイッチ手段により上記係合体を押圧したときに、上記係合片を筒体から退避させる構成であるから、係合片が退避すると、風船が栓を付勢するバネのバネ力と内部の空気圧とによって空中に飛び出す。したがって、偶然に係合体に対応するスイッチ手段を押してしまった遊び手が勝ち負けを決するというゲームを提供することができる。
また、風船はバネ力を利用しなくても、大きな音を伴い、高く飛び出すので、十分なインパクトがあり、驚きを伴った面白いゲームを提供することができる。しかも、風船はゴムでできているから安全であり、子供が遊んでも怪我をすることはない。
請求項2に係る考案によれば、風船の筒部の上部外側に係合部を突出形成し、上記装置本体の筒体の上部には、上記係合部に係合可能な受け部を形成したので、風船の筒部と筒体の受け部とを係合させた状態で風船とともに筒体を回転させることができる。係合体は筒体に設けられているから、筒体が回転すると係合体も筒体のまわりを回転することになり、係合体の位置を変更させることができる。したがって、係合体の位置の変更を容易に行なうことができる。
請求項3に係る考案によれば、係合体を作動させる手段として作動片を一体に形成し、スイッチ手段を介して作動片を押圧することで係合体を揺動させることができるので、係合体を確実に作動させることができる。
請求項4に係る考案によれば、スイッチ手段が円筒状の装置本体の外周面に設けられるので、係合体とスイッチ手段との位置関係がよりわかりにくくなる。
図1において符号1は装置本体、2は風船を示す。
装置本体1は倒立した椀形で、図2に示されるように、中央には筒体3がその軸心のまわりに回転可能に設けられているとともに、上記筒体3を中心とする装置本体1の上面の円周上には複数の穴4が等間隔に形成され、各穴4にはボタン形状のスイッチ手段5が上下動可能に配置されている。各スイッチ手段5の下端は装置本体1の内部に入り込んでいる。
筒体3の内部には球状の栓6が配置され、栓6はバネ7により常時上方に付勢され、ストッパ8で保持されている。筒体3の外側には支軸9が設けられ、該支軸9には係合体10が上下方向に揺動可能に設けられている。係合体10には、上記筒体3の側面の一部に形成した開口部11から筒体3内部に出没可能な係合片12と上記揺動部から外方に突出する作動片13とが一体に形成されている。係合体10は、上記支軸9を中心に揺動することにより上記係合片12が前記開口部11から出没作動するように構成され、常時は上記係合片12が筒体3内に突出するようにバネ14(図6参照)で付勢されている。
また、上記筒体3の上部にはその軸心の周囲に、筒体3の外径よりも大きな凹部15が形成され、図3(a)に示されるように、凹部15の内面には角形の凹凸が円形状に連続する受け部16が形成されている。
さらに、図4に示されるように、上記凹部15の外側にはスイッチ手段5と同数の合成樹脂製バネ片17が放射状に設けられ、各バネ片17の先端は上記各スイッチ手段5の下端を支持し、スイッチ手段5を上方に付勢している。
次に、風船2は風船本体20と風船本体20の口部21を保持する保持体22と、籠を模した箱体23と、吹き込み口18を有する筒部24とを結合したものである。保持体22の周縁部には風船本体20の口部21を収納する溝25が形成され、その下部には第1の筒部26が形成されている。また、箱体の下部には第1の筒部26と同じ大きさの第2の筒部27が形成され、第2の筒部27の外周には、図3(b)に示されるように、4個の凸状係合部28が等間隔に形成されている。さらに、筒部24の上部は上記第1の筒部26と第2の筒部27の長さを加えたものと同じ長さに形成され、その下部の外周には環状凹部29が形成されている。そして、上記筒部24を下から第2の筒部27に嵌合し、さらにその上に第1の筒部26を嵌合して3個の部材を一体的に結合している。風船本体20を膨らませるときは筒部24の先端吹き込み口18から空気を吹き込めばよい。
次に、上記飛び出し玩具の使用態様について説明する。ゲームの準備段階として、まず、風船2を膨らませ、図2のように筒部24の先端を装置本体1の筒体3に挿入して吹き込み口18を栓6に当接させ、さらにバネ7の力に抗して押し込む。バネ7が縮み、係合体10の係合片12が筒部24の環状凹部29に係合し、この状態で保持される。このとき、風船2の凸状係合部28は装置本体1の受け部16に係合する。そこで、風船2の箱体23を手で回すと、箱体23とともに筒体3もその軸心の回りに回転する。筒体3の回転に伴って係合体10も上記筒体3のまわりを回転する。このため、装置本体1の外部からは係合体10の位置を知ることはできない。したがって、作動片13がどのスイッチ手段5の下方に対応して配置されたかを知ることはできない。
上述のようにして準備が完了したら、複数の遊び手が順次にスイッチ手段5を選択して押せばよい。選択したスイッチ手段5の下方に係合体10の作動片13が対応配置されていないと、空押しとなり、何も起こらない。これに対し、図6に示されるように、選択したスイッチ手段5の下方に係合体10の作動片13が対応配置されていると、スイッチ手段5とともにその下の作動片13が押されるから、係合体10がバネ14に抗して揺動し、係合片12が筒体3から退避し、風船2の筒部24と係合片12との係合が解除する。係合解除によりバネ7の弾発力により風船2の筒部24が上方に弾き出され、同時に筒部24が栓6から離れるので、風船2は図7に示されるように弾発力と空気圧とにより空気の噴出し音を発しながら空中に高く飛び出す。
1つのゲームが終わったら、再び風船本体20に空気を吹き込み、装置本体1の筒体3にセットして回すことでスイッチ手段5と作動片13との対応関係を変更することにより次のゲームの準備が完了する。
上述のように、風船2はバネ力を利用しなくても、大きな音を伴い、高く飛び出すので、十分なインパクトがあり、驚きを伴った面白いゲームを提供することができる。しかも、風船2はゴムでできているから安全であり、子供が遊んでも怪我をすることはない。
なお、作動片13は1個のスイッチ手段5の下方に対応して配置されるとは限らない。2個のスイッチ手段5の下方に配置されることもある。この場合は、いずれのスイッチ手段5を押しても風船2は飛び出すことになる。
また、スイッチ手段はボタン状に形成されている必要はない。たとえば、装置本体1の穴4に図示しない適宜意匠の棒状体を押し込んで係合体10を作動させる構成であってもよい。
さらに、図示しないが、装置本体を円筒状とし、上記複数の穴とスイッチ手段を装置本体の側面に設け、スイッチ手段の先端を上記作動片に係合させることにより上記係合体を揺動させるように構成してもよい。この構成によれば、係合体とスイッチ手段との位置関係がよりわかりにくくなる。
1 装置本体
2 風船
3 筒体
5 スイッチ手段
10 係合体
12 係合片
24 筒部
2 風船
3 筒体
5 スイッチ手段
10 係合体
12 係合片
24 筒部
Claims (4)
- 多数のスイッチ手段を備えた装置本体と、吹き込み口に筒部を備えた風船とから構成され、装置本体には、風船の筒部を挿入可能な筒体をその軸心のまわりに回転可能に設け、筒体の内部には上記筒部の先端に当接可能に設けた栓を常時上方にバネ付勢し、筒体の外側には係合体を設け、係合体には上記筒体の側面の一部に形成した開口部から筒体内部に出没可能な係合片を形成し、常時は上記係合片が筒体内に突出するように付勢しておき、上記風船の筒部を筒体に挿入して上記栓に当接した状態でバネに抗して押し下げることにより、上記係合片を筒部に係合させ、複数のスイッチ手段のうち上記係合片に対応するスイッチ手段により上記係合体を押圧したときに、上記係合片を筒体から退避させることで上記筒部と係合片との係合を解除させることを特徴とする飛び出し玩具。
- 上記風船の筒部の上部外側に係合部を突出形成し、上記装置本体の筒体の上部には、上記係合部に係合可能な受け部を形成した請求項1に記載の飛び出し玩具。
- 上記複数のスイッチ手段を上記筒体を中心とする装置本体の上面の円周上に配置し、
上記係合体を上下方向に揺動可能に設け、揺動により上記係合片を前記開口部から出没作動させるとともに、上記揺動部から外方に突出する作動片を一体に形成し、上記スイッチ手段のうちいずれか1つのスイッチ手段が上記作動片の下部に対応するように配置し、上記1つのスイッチ手段を介して上記作動片を押圧することにより上記係合体を揺動させて上記係合片を筒体から退避させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の飛び出し玩具。 - 上記装置本体を円筒状とし、上記複数のスイッチ手段を装置本体の側面に設け、上記作動片に対応するスイッチ手段の先端を上記作動片に係合させることにより上記係合体を揺動させることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の飛び出し玩具。
Priority Applications (1)
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JP2005000405U JP3110148U (ja) | 2005-02-01 | 2005-02-01 | 飛び出し玩具 |
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Publications (1)
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JP3110148U true JP3110148U (ja) | 2005-06-16 |
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-02-01 JP JP2005000405U patent/JP3110148U/ja not_active Expired - Fee Related
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