JP3109856B2 - 医療用治療装置のフットスイッチ - Google Patents
医療用治療装置のフットスイッチInfo
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- JP3109856B2 JP3109856B2 JP03109394A JP10939491A JP3109856B2 JP 3109856 B2 JP3109856 B2 JP 3109856B2 JP 03109394 A JP03109394 A JP 03109394A JP 10939491 A JP10939491 A JP 10939491A JP 3109856 B2 JP3109856 B2 JP 3109856B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用治療装置のフッ
トスイッチの改良に関する。
トスイッチの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療用治療装置の一つとし
て、体腔内にある結石を破壊・吸引したり、生体組織な
どを乳化・吸引したりして治療を行う超音波治療装置が
用いられている。こうした超音波治療装置は、超音波プ
ローブによる超音波発振機能の他に、治療部位の洗浄・
視野の確保及び超音波発振器の冷却を目的とした送液機
能、並びに切除部位等を体外に排出するための吸引機能
を一般に備えている。
て、体腔内にある結石を破壊・吸引したり、生体組織な
どを乳化・吸引したりして治療を行う超音波治療装置が
用いられている。こうした超音波治療装置は、超音波プ
ローブによる超音波発振機能の他に、治療部位の洗浄・
視野の確保及び超音波発振器の冷却を目的とした送液機
能、並びに切除部位等を体外に排出するための吸引機能
を一般に備えている。
【0003】前記三つの機能は、治療者の手をふさがな
いようにするためフットスイッチによって、制御を行う
ことが望ましい。すなわち、フットスイッチを用いるこ
とにより手を自由にし、このあいた手で超音波治療を確
実に行えるように、操作性を高めている。従来のフット
スイッチは、一つのペダルスイッチ、あるいは同じ大き
さの二つのペダルスイッチを設けており、三つの機能の
うち、いづれか一つ、または二つを割り当てて使用して
いる。
いようにするためフットスイッチによって、制御を行う
ことが望ましい。すなわち、フットスイッチを用いるこ
とにより手を自由にし、このあいた手で超音波治療を確
実に行えるように、操作性を高めている。従来のフット
スイッチは、一つのペダルスイッチ、あるいは同じ大き
さの二つのペダルスイッチを設けており、三つの機能の
うち、いづれか一つ、または二つを割り当てて使用して
いる。
【0004】また、超音波治療に限らず、他の医療用治
療装置においても操作性を高めるために、また、医療用
治療装置の発展もあって、レーザ治療、あるいは焼灼止
血治療などの装置においても、送水あるいは吸引等、複
数の機能を使い分ける必要があり、操作性の高いものが
望まれている。
療装置においても操作性を高めるために、また、医療用
治療装置の発展もあって、レーザ治療、あるいは焼灼止
血治療などの装置においても、送水あるいは吸引等、複
数の機能を使い分ける必要があり、操作性の高いものが
望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フットスイッチは、ペダルスイッチを一つあるいは二つ
しか設けていなかったので、超音波発振、送液、吸引の
三つの機能をすべてフットスイッチで制御することがで
きなかった。このため例えば、治療部位の洗浄や視野確
保のために送液を行う場合、治療者は他の送液手段(ス
イッチ)を操作するために、超音波プローブのハンドピ
ースを持ちかえなければならない。また、例えば腹腔内
視鏡と併せて使用する際、吸引のみを行いたい場合に、
吸引のオン/オフ制御ができず、吸引状態を継続してい
ると腹腔内圧が低下し手術が継続できなくなるという欠
点がある。さらに、ペダルスイッチが二つのフットスイ
ッチの場合、ペダルは同じ大きさで左右に並べられてい
る。治療者は、治療を確実に行うため治療部位を集中的
に注視する必要があるので、フットスイッチを逐一見な
がら踏む(操作する)ことは殆どなく、前記ペダルスイ
ッチが二つのフットスイッチの場合、踏み違えるおそれ
があり危険であるという欠点がある。さらに、超音波治
療に限らず、レーザ治療、あるいは焼灼止血治療などの
装置においても、複数の機能を使い分けて制御する必要
があり、従来のフットスイッチでは操作性及び安全性の
上で同様の欠点がある。
フットスイッチは、ペダルスイッチを一つあるいは二つ
しか設けていなかったので、超音波発振、送液、吸引の
三つの機能をすべてフットスイッチで制御することがで
きなかった。このため例えば、治療部位の洗浄や視野確
保のために送液を行う場合、治療者は他の送液手段(ス
イッチ)を操作するために、超音波プローブのハンドピ
ースを持ちかえなければならない。また、例えば腹腔内
視鏡と併せて使用する際、吸引のみを行いたい場合に、
吸引のオン/オフ制御ができず、吸引状態を継続してい
ると腹腔内圧が低下し手術が継続できなくなるという欠
点がある。さらに、ペダルスイッチが二つのフットスイ
ッチの場合、ペダルは同じ大きさで左右に並べられてい
る。治療者は、治療を確実に行うため治療部位を集中的
に注視する必要があるので、フットスイッチを逐一見な
がら踏む(操作する)ことは殆どなく、前記ペダルスイ
ッチが二つのフットスイッチの場合、踏み違えるおそれ
があり危険であるという欠点がある。さらに、超音波治
療に限らず、レーザ治療、あるいは焼灼止血治療などの
装置においても、複数の機能を使い分けて制御する必要
があり、従来のフットスイッチでは操作性及び安全性の
上で同様の欠点がある。
【0006】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、複数の機能のうち、各機能を独立に、あるいは、一
つまたは複数の機能を独立して制御する場合でも、安全
性かつ操作性の高い医療用治療装置のフットスイッチを
提供することを目的としている。
で、複数の機能のうち、各機能を独立に、あるいは、一
つまたは複数の機能を独立して制御する場合でも、安全
性かつ操作性の高い医療用治療装置のフットスイッチを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による医療用治療
装置のフットスイッチは、医療用治療装置の複数の機能
を制御する医療用治療装置のフットスイッチにおいて、
前記複数の機能の全機能を操作するために前記医療用治
療装置を操作する術者側に配置された第1の操作スイッ
チと、前記複数の機能のうちの一つを操作するために、
前記第1の操作スイッチよりも前記術者から離れて配置
された第2の操作スイッチとを有することを特徴とす
る。
装置のフットスイッチは、医療用治療装置の複数の機能
を制御する医療用治療装置のフットスイッチにおいて、
前記複数の機能の全機能を操作するために前記医療用治
療装置を操作する術者側に配置された第1の操作スイッ
チと、前記複数の機能のうちの一つを操作するために、
前記第1の操作スイッチよりも前記術者から離れて配置
された第2の操作スイッチとを有することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】この構成で、術者側に配置された第1の操作ス
イッチにより医療用治療装置における複数の機能の全機
能を操作し、前記第1の操作スイッチよりも前記術者か
ら離れて配置された第2の操作スイッチによって前記複
数の機能のうちの一つを操作する。
イッチにより医療用治療装置における複数の機能の全機
能を操作し、前記第1の操作スイッチよりも前記術者か
ら離れて配置された第2の操作スイッチによって前記複
数の機能のうちの一つを操作する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図1
は超音波治療装置の概略的な全体構成図、図2はフット
スイッチの外観図、図3はフットスイッチのスイッチ機
構を示す説明図、図4はフットスイッチの断面図、図5
はフットスイッチのメインペダルスイッチの操作を示す
断面図、図6はフットスイッチのサブスイッチの機構を
示す断面図、図7はフットスイッチのサブスイッチの操
作を示す断面図、図8はフットスイッチを倒置した場合
の説明図である。
する。図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図1
は超音波治療装置の概略的な全体構成図、図2はフット
スイッチの外観図、図3はフットスイッチのスイッチ機
構を示す説明図、図4はフットスイッチの断面図、図5
はフットスイッチのメインペダルスイッチの操作を示す
断面図、図6はフットスイッチのサブスイッチの機構を
示す断面図、図7はフットスイッチのサブスイッチの操
作を示す断面図、図8はフットスイッチを倒置した場合
の説明図である。
【0010】図1に示すように、医療用治療装置として
の超音波治療装置1は、図示しない超音波振動子を先端
部に内設し、かつ超音波振動子の振動を治療部位へ伝達
するためのプローブ2を着脱自在に接続するハンドピー
ス3と、超音波振動、送液、吸引をなどの制御を行う駆
動装置4と、この駆動装置4へフットスイッチケーブル
5aを介して接続され、超音波振動、送液、吸引のオン
/オフ制御を行うためのフットスイッチ5と、この駆動
装置4を載置して、移動自在な収納台車6とを備えてい
る。
の超音波治療装置1は、図示しない超音波振動子を先端
部に内設し、かつ超音波振動子の振動を治療部位へ伝達
するためのプローブ2を着脱自在に接続するハンドピー
ス3と、超音波振動、送液、吸引をなどの制御を行う駆
動装置4と、この駆動装置4へフットスイッチケーブル
5aを介して接続され、超音波振動、送液、吸引のオン
/オフ制御を行うためのフットスイッチ5と、この駆動
装置4を載置して、移動自在な収納台車6とを備えてい
る。
【0011】プローブ2には、先端形状及び長さの異な
る複数種類、例えば図に示すプローブ2a,2b,2c
を有し、ハンドピース3は、複数種類のプローブ2a,
2b,2cを選択的に接続するようになっている。
る複数種類、例えば図に示すプローブ2a,2b,2c
を有し、ハンドピース3は、複数種類のプローブ2a,
2b,2cを選択的に接続するようになっている。
【0012】ハンドピース3の後端部側からはシールド
ケーブル7が延設され、このシールドケーブル7の端部
にはコネクタ8が設けられている。このコネクタ8は、
駆動装置4のレセプタクル9へ着脱自在に接続されるよ
うになっている。また、ハンドピース3の後端部側から
は、それぞれプローブ2の先端部に設けられた図示しな
い送液口及び吸引口と連通する第1の送液チューブ10
a、及び第1の吸引チューブ11aを延設している。
ケーブル7が延設され、このシールドケーブル7の端部
にはコネクタ8が設けられている。このコネクタ8は、
駆動装置4のレセプタクル9へ着脱自在に接続されるよ
うになっている。また、ハンドピース3の後端部側から
は、それぞれプローブ2の先端部に設けられた図示しな
い送液口及び吸引口と連通する第1の送液チューブ10
a、及び第1の吸引チューブ11aを延設している。
【0013】駆動装置4は、第1の送液チューブ10a
を接続する送液用ローラポンプ12を有すると共に、第
2の送液チューブ10bを介して送液用ローラポンプ1
2へ接続される送液ボトル15を吊設している。
を接続する送液用ローラポンプ12を有すると共に、第
2の送液チューブ10bを介して送液用ローラポンプ1
2へ接続される送液ボトル15を吊設している。
【0014】また、駆動装置4は、第1の吸引チューブ
11aを中途で遮断/解放するためのピンチバルブ13
を設ける一方、収納台車6は、第1の吸引チューブ11
aの一端部を接続する吸引ポンプ15と、この吸引ポン
プ15に一端部が接続されている第2の吸引チューブ1
1bの他端部が接続されている吸引物収納タンク16と
を収納するようになっている。
11aを中途で遮断/解放するためのピンチバルブ13
を設ける一方、収納台車6は、第1の吸引チューブ11
aの一端部を接続する吸引ポンプ15と、この吸引ポン
プ15に一端部が接続されている第2の吸引チューブ1
1bの他端部が接続されている吸引物収納タンク16と
を収納するようになっている。
【0015】図2に示すように、前記フットスイッチ5
は、メインスイッチであるペダルスイッチ17、送液用
サブスイッチ18、及び吸引用サブスイッチ19を有す
るフットスイッチ本体20と、フットスイッチ本体20
を持つためのハンドル部21と、前記シールドケーブル
5aの端部に設けられたコネクタ5bを着脱自在に接続
するレセプタクル5cとを備えている。ペダルスイッチ
17は、足で踏むことによりオンとなり、足を放すとオ
フとなり、駆動装置4は、ペダルスイッチ17のオン/
オフに応じて、超音波振動子の発振、吸引及び送液動作
のオン/オフを指示するようになっている。また、送液
用サブスイッチ18は、足で踏むことによりオンとな
り、足を放すとオフとなり、駆動装置4は、送液用サブ
スイッチ18のオン/オフに応じて、送液用ローラポン
プ12をオン/オフするようになっている。吸引用サブ
スイッチ19は、足で踏むことによりオンとなり、足を
放すとオフとなり、駆動装置4は、吸引用サブスイッチ
19のオン/オフに応じて、吸引用ピンチバルブ13を
開/閉するようになっている。
は、メインスイッチであるペダルスイッチ17、送液用
サブスイッチ18、及び吸引用サブスイッチ19を有す
るフットスイッチ本体20と、フットスイッチ本体20
を持つためのハンドル部21と、前記シールドケーブル
5aの端部に設けられたコネクタ5bを着脱自在に接続
するレセプタクル5cとを備えている。ペダルスイッチ
17は、足で踏むことによりオンとなり、足を放すとオ
フとなり、駆動装置4は、ペダルスイッチ17のオン/
オフに応じて、超音波振動子の発振、吸引及び送液動作
のオン/オフを指示するようになっている。また、送液
用サブスイッチ18は、足で踏むことによりオンとな
り、足を放すとオフとなり、駆動装置4は、送液用サブ
スイッチ18のオン/オフに応じて、送液用ローラポン
プ12をオン/オフするようになっている。吸引用サブ
スイッチ19は、足で踏むことによりオンとなり、足を
放すとオフとなり、駆動装置4は、吸引用サブスイッチ
19のオン/オフに応じて、吸引用ピンチバルブ13を
開/閉するようになっている。
【0016】メインのペダルスイッチ17は、治療者に
とって踏み易いように、手前側に設けている。一方、各
サブスイッチ18,19は、治療者とってペダルスイッ
チ17よりも奥側に配設されており、各スイッチが離れ
かつペダルスイッチ17よりも小さく形成されている。
とって踏み易いように、手前側に設けている。一方、各
サブスイッチ18,19は、治療者とってペダルスイッ
チ17よりも奥側に配設されており、各スイッチが離れ
かつペダルスイッチ17よりも小さく形成されている。
【0017】図4に示すように、フットスイッチ5の内
部には、ペダルスイッチ17を構成するペダル機構30
を支える支持傾斜板31を有し、この支持傾斜板31の
裏面側に、ペダルスイッチ17の連動レバー32の動き
に連動する連動機構33を設けている。さらに、フット
スイッチ5の内部には、上端部内壁へ固設されたスイッ
チ用基板34、及び後述する三つのフォトインタラプタ
等からなり、ペダルスイッチ17を構成するスイッチ機
構35を備えている。
部には、ペダルスイッチ17を構成するペダル機構30
を支える支持傾斜板31を有し、この支持傾斜板31の
裏面側に、ペダルスイッチ17の連動レバー32の動き
に連動する連動機構33を設けている。さらに、フット
スイッチ5の内部には、上端部内壁へ固設されたスイッ
チ用基板34、及び後述する三つのフォトインタラプタ
等からなり、ペダルスイッチ17を構成するスイッチ機
構35を備えている。
【0018】ペダル機構30は、表面が保護ラバー36
で覆われ、かつ足で踏むことによって回動するペダル本
体板37と、一端を支持傾斜板31に固定され、かつ他
端が保護ラバー36に連設する例えばゴム製の蛇腹38
とを備えている。また、ペダル機構30は、支持傾斜板
37に固定された図示しない二つのLアングルと、この
Lアングルに両端を固定支持された回動用支持軸39に
貫通され、かつペダル本体板37に固定された二つの回
動支持駒40とを備えている。さらに、ペダル機構30
は、ペダル本体板37の下端部側で、かつ該ペダル本体
板37及び支持傾斜板31の間にバネ41を設けてお
り、このバネ41は、支持傾斜板31方向に踏まれたペ
ダル本体板37、及び蛇腹38を復元するためのもので
ある。従って、ペダル機構30は、ペダル本体板37を
踏むことによって、回動支持軸39を中心に回動する一
方、足を放すとバネ41の復元力により元の位置へペダ
ル本体板37が戻るようになっている。さらに、ペダル
機構30は、ペダル本体板37の裏面中程に、前記連動
レバー32の一端を固定し、他端が連動機構33を構成
する伝達軸42の一端部に移動自在に連結している。
尚、ペダル機構30は、上下回動する際、支持傾斜板3
1に固定された下限ストッパー43により、下方向の回
動限界を設定している。一方、上方向の回動に対して、
ペダル機構30は、支持傾斜板31に固定された上限ス
トッパー受け44と、ペダル本体板37に固定された上
限ストッパー45とにより、上方向の回動限界を設定し
ている。
で覆われ、かつ足で踏むことによって回動するペダル本
体板37と、一端を支持傾斜板31に固定され、かつ他
端が保護ラバー36に連設する例えばゴム製の蛇腹38
とを備えている。また、ペダル機構30は、支持傾斜板
37に固定された図示しない二つのLアングルと、この
Lアングルに両端を固定支持された回動用支持軸39に
貫通され、かつペダル本体板37に固定された二つの回
動支持駒40とを備えている。さらに、ペダル機構30
は、ペダル本体板37の下端部側で、かつ該ペダル本体
板37及び支持傾斜板31の間にバネ41を設けてお
り、このバネ41は、支持傾斜板31方向に踏まれたペ
ダル本体板37、及び蛇腹38を復元するためのもので
ある。従って、ペダル機構30は、ペダル本体板37を
踏むことによって、回動支持軸39を中心に回動する一
方、足を放すとバネ41の復元力により元の位置へペダ
ル本体板37が戻るようになっている。さらに、ペダル
機構30は、ペダル本体板37の裏面中程に、前記連動
レバー32の一端を固定し、他端が連動機構33を構成
する伝達軸42の一端部に移動自在に連結している。
尚、ペダル機構30は、上下回動する際、支持傾斜板3
1に固定された下限ストッパー43により、下方向の回
動限界を設定している。一方、上方向の回動に対して、
ペダル機構30は、支持傾斜板31に固定された上限ス
トッパー受け44と、ペダル本体板37に固定された上
限ストッパー45とにより、上方向の回動限界を設定し
ている。
【0019】一方、連動機構33は、ペダル機構30の
回動を直線運動に変換するための機構であり、前記伝達
軸42と、支持傾斜板31に固定された第1の保持部材
46と、この第1の保持部材46に内嵌されて、伝達軸
42が挿通されている第2の保持部材47と、伝達軸4
2の先端部に連設されたメイン遮蔽板48とを備えてい
る。前記伝達軸42は、後端側周方向に図示しない溝部
を形成する一方、前記ペダル機構30の連動レバー32
は、先端部がフォーク状に形成されて、前記伝達軸42
の溝部に係合している。従って、ペダル機構30の連動
レバー32の上下回動が、連動機構33の伝達軸42に
より直線運動に変換され、この伝達軸42先端側のメイ
ン遮蔽板48が前後動するようになっている。
回動を直線運動に変換するための機構であり、前記伝達
軸42と、支持傾斜板31に固定された第1の保持部材
46と、この第1の保持部材46に内嵌されて、伝達軸
42が挿通されている第2の保持部材47と、伝達軸4
2の先端部に連設されたメイン遮蔽板48とを備えてい
る。前記伝達軸42は、後端側周方向に図示しない溝部
を形成する一方、前記ペダル機構30の連動レバー32
は、先端部がフォーク状に形成されて、前記伝達軸42
の溝部に係合している。従って、ペダル機構30の連動
レバー32の上下回動が、連動機構33の伝達軸42に
より直線運動に変換され、この伝達軸42先端側のメイ
ン遮蔽板48が前後動するようになっている。
【0020】また、図3に示すように、スイッチ機構3
5は、前記スイッチ用基板34と、このスイッチ用基板
34に設けられて受発光素子からなるメイン・フォトイ
ンタラプタ49、及びサブ・フォトインタラプタ51,
52とを備えている。前記フォトインタラプタ49,5
0,51は、それぞれをスイッチ用基板34の配線パタ
ーン及び配線52を介してレセプタクル5cへ接続され
ている。図3のA方向矢視図、及び図4に示すように、
ペダル機構30のペダル本体板37を踏まない状態で、
受発光素子49a,49bの間にメイン遮蔽板48が位
置し、スイッチ機構35のメイン・フォトインタラプタ
49は、発光素子49bの発光が遮蔽されるようになっ
ている。また、ペダル本体板37を踏んだ状態で、図5
に示すように、メイン遮蔽板48が移動し、メイン・フ
ォトインタラプタ49の受光素子49aは、光を受光す
るようになっている。すなわち、メイン・フォトインタ
ラプタ49は、メイン遮蔽板48の前後動に応じて、オ
ン/オフするようになっている。
5は、前記スイッチ用基板34と、このスイッチ用基板
34に設けられて受発光素子からなるメイン・フォトイ
ンタラプタ49、及びサブ・フォトインタラプタ51,
52とを備えている。前記フォトインタラプタ49,5
0,51は、それぞれをスイッチ用基板34の配線パタ
ーン及び配線52を介してレセプタクル5cへ接続され
ている。図3のA方向矢視図、及び図4に示すように、
ペダル機構30のペダル本体板37を踏まない状態で、
受発光素子49a,49bの間にメイン遮蔽板48が位
置し、スイッチ機構35のメイン・フォトインタラプタ
49は、発光素子49bの発光が遮蔽されるようになっ
ている。また、ペダル本体板37を踏んだ状態で、図5
に示すように、メイン遮蔽板48が移動し、メイン・フ
ォトインタラプタ49の受光素子49aは、光を受光す
るようになっている。すなわち、メイン・フォトインタ
ラプタ49は、メイン遮蔽板48の前後動に応じて、オ
ン/オフするようになっている。
【0021】さらに、図6に示すように、サブスイッチ
18、及びサブスイッチ19は、それぞれバネ52、及
びサブ遮蔽板53を有し、サブフォトインタラプタ5
0,51の発光を遮蔽している。そして、サブスイッチ
18、及びサブスイッチ19は、図7に示すように、各
サブスイッチを押すことによりサブ遮蔽板53が移動
し、フォトインタラプタ50,51の発光素子の発光が
受光素子へ到達するようになっている。すなわち、サブ
スイッチ18、及びサブスイッチ19は、遮蔽板48の
上下動に応じて、オフ/オンするようになっている。従
って前述の様に、フットスイッチ5のフォトインタラプ
タ49,50,51は、シールドケーブル5aを介し
て、前記駆動装置4へオン/オフ信号を出力するように
なっている。
18、及びサブスイッチ19は、それぞれバネ52、及
びサブ遮蔽板53を有し、サブフォトインタラプタ5
0,51の発光を遮蔽している。そして、サブスイッチ
18、及びサブスイッチ19は、図7に示すように、各
サブスイッチを押すことによりサブ遮蔽板53が移動
し、フォトインタラプタ50,51の発光素子の発光が
受光素子へ到達するようになっている。すなわち、サブ
スイッチ18、及びサブスイッチ19は、遮蔽板48の
上下動に応じて、オフ/オンするようになっている。従
って前述の様に、フットスイッチ5のフォトインタラプ
タ49,50,51は、シールドケーブル5aを介し
て、前記駆動装置4へオン/オフ信号を出力するように
なっている。
【0022】このフットスイッチ5は、スイッチとし
て、光学式のフォトインタラプタを用いているので、メ
カ式スイッチと異なり、スパークすることがなく、防爆
性がある。従って、可燃性ガスの雰囲気の中でも、爆発
する危険性がなく安全である。尚、フットスイッチ5
は、図8に示すように、操作中に誤ってフットスイッチ
5が逆さになっても、前記ハンドル部21がフットスイ
ッチ5の高さよりも突出しているので、サブスイッチ1
8,19が誤動作することを防止できる。また、同様に
フットスイッチ5が逆さになった場合に、ペダルスイッ
チ17は、フットスイッチ5の表面より突出しておら
ず、さらに上限ストッパー受け44、上限ストッパー4
5の働きもあるので、誤動作することが防止できる。
て、光学式のフォトインタラプタを用いているので、メ
カ式スイッチと異なり、スパークすることがなく、防爆
性がある。従って、可燃性ガスの雰囲気の中でも、爆発
する危険性がなく安全である。尚、フットスイッチ5
は、図8に示すように、操作中に誤ってフットスイッチ
5が逆さになっても、前記ハンドル部21がフットスイ
ッチ5の高さよりも突出しているので、サブスイッチ1
8,19が誤動作することを防止できる。また、同様に
フットスイッチ5が逆さになった場合に、ペダルスイッ
チ17は、フットスイッチ5の表面より突出しておら
ず、さらに上限ストッパー受け44、上限ストッパー4
5の働きもあるので、誤動作することが防止できる。
【0023】この構成で、治療者がフットスイッチ5の
ペダルスイッチ17を足で踏むとオンとなり、駆動装置
4は、シールドケーブル7を介してハンドピース3の超
音波振動子を駆動する。同時に、駆動装置4は、送液用
ローラポンプ12を駆動すると共に、吸引用ピンチバル
ブ13を解放状態にする。従って、ハンドピース3の超
音波振動子は、振動してプローブ2を介して治療部位へ
超音波振動が伝達され、治療部位が乳化する。一方、送
液用ローラポンプ12が駆動されると、送液ボトル15
の液は、第2の送液チューブ10b、第1の送液チュー
ブ10a、及びハンドピースの送液管路を介して、プロ
ーブ2の先端送液口より治療部位へ送られる。また、吸
引用ピンチバルブ13が開状態になると、プローブ2の
先端吸引口は、負圧状態となり、乳化された不要な部位
等が第1の吸引チューブ11aを介して、吸引物収納タ
ンク16へ吸引されて収納される。
ペダルスイッチ17を足で踏むとオンとなり、駆動装置
4は、シールドケーブル7を介してハンドピース3の超
音波振動子を駆動する。同時に、駆動装置4は、送液用
ローラポンプ12を駆動すると共に、吸引用ピンチバル
ブ13を解放状態にする。従って、ハンドピース3の超
音波振動子は、振動してプローブ2を介して治療部位へ
超音波振動が伝達され、治療部位が乳化する。一方、送
液用ローラポンプ12が駆動されると、送液ボトル15
の液は、第2の送液チューブ10b、第1の送液チュー
ブ10a、及びハンドピースの送液管路を介して、プロ
ーブ2の先端送液口より治療部位へ送られる。また、吸
引用ピンチバルブ13が開状態になると、プローブ2の
先端吸引口は、負圧状態となり、乳化された不要な部位
等が第1の吸引チューブ11aを介して、吸引物収納タ
ンク16へ吸引されて収納される。
【0024】そして治療者が、フットスイッチ5のペダ
ルスイッチ17を放すとオフ状態となり、駆動装置4
は、超音波発振、送液、及び吸引を停止させる。すなわ
ち、ハンドピース3の超音波振動子が発振を停止する一
方、送液用ローラポンプ12がオフとなり、また吸引用
ピンチバルブ13が遮断状態となる。
ルスイッチ17を放すとオフ状態となり、駆動装置4
は、超音波発振、送液、及び吸引を停止させる。すなわ
ち、ハンドピース3の超音波振動子が発振を停止する一
方、送液用ローラポンプ12がオフとなり、また吸引用
ピンチバルブ13が遮断状態となる。
【0025】次に、治療者がフットスイッチ5の送液用
サブスイッチ18を足で踏むと、送液用ローラポンプ1
2だけが駆動するので、送液用ローラポンプ12が駆動
されると、送液ボトル15の液は、第2の送液チューブ
10b、第1の送液チューブ10a、及びハンドピース
の送液管路を介して、プローブ2の先端送液口より治療
部位へ送られる。そして治療者が、フットスイッチ5の
送液用サブスイッチ18を放すとオフ状態となり、駆動
装置4は送液を停止させる。
サブスイッチ18を足で踏むと、送液用ローラポンプ1
2だけが駆動するので、送液用ローラポンプ12が駆動
されると、送液ボトル15の液は、第2の送液チューブ
10b、第1の送液チューブ10a、及びハンドピース
の送液管路を介して、プローブ2の先端送液口より治療
部位へ送られる。そして治療者が、フットスイッチ5の
送液用サブスイッチ18を放すとオフ状態となり、駆動
装置4は送液を停止させる。
【0026】また、治療者がフットスイッチ5の吸引用
サブスイッチ19を足で踏むとオンとなり、駆動装置4
は吸引用ピンチバルブ13を解放状態にするので、プロ
ーブ2の先端吸引口は、負圧状態となり、不要な部位等
が第1の吸引チューブ11aを介して、吸引物収納タン
ク16へ吸引されて収納される。そして治療者が、フッ
トスイッチ5の吸引用サブスイッチ19を放すとオフ状
態となり、駆動装置4は吸引を停止させる。
サブスイッチ19を足で踏むとオンとなり、駆動装置4
は吸引用ピンチバルブ13を解放状態にするので、プロ
ーブ2の先端吸引口は、負圧状態となり、不要な部位等
が第1の吸引チューブ11aを介して、吸引物収納タン
ク16へ吸引されて収納される。そして治療者が、フッ
トスイッチ5の吸引用サブスイッチ19を放すとオフ状
態となり、駆動装置4は吸引を停止させる。
【0027】本実施例では、超音波発振、送液、及び吸
引の制御がフットスイッチ5のペダルスイッチ17で行
うことができる一方、送液用サブスイッチ18、または
吸引用サブスイッチ19によって、送液または吸引をそ
れぞれ独立して制御できる。メインのペダルスイッチ1
7は、治療者にとって踏み易い位置に設けている一方、
サブスイッチ18,19は、治療者にとってペダルスイ
ッチ17よりも奥側に配設されていると共に、各スイッ
チが離れかつペダルスイッチ17より小さく形成されて
いる。従って、ペダルスイッチ17は踏み易く使用頻度
の高い機能を制御するのに適している一方、サブスイッ
チ18,19は、互いに踏み間違えにくく、治療時の安
全性を高めることができる。
引の制御がフットスイッチ5のペダルスイッチ17で行
うことができる一方、送液用サブスイッチ18、または
吸引用サブスイッチ19によって、送液または吸引をそ
れぞれ独立して制御できる。メインのペダルスイッチ1
7は、治療者にとって踏み易い位置に設けている一方、
サブスイッチ18,19は、治療者にとってペダルスイ
ッチ17よりも奥側に配設されていると共に、各スイッ
チが離れかつペダルスイッチ17より小さく形成されて
いる。従って、ペダルスイッチ17は踏み易く使用頻度
の高い機能を制御するのに適している一方、サブスイッ
チ18,19は、互いに踏み間違えにくく、治療時の安
全性を高めることができる。
【0028】尚、フットスイッチ5の各スイッチに対す
る機能配分は、本実施例に限らず、必要に応じて割り当
てることができることはいうまでもない。また、本発明
は、超音波治療装置を例に説明したが、他の医療用治療
装置にも適用できることはいうまでもない。
る機能配分は、本実施例に限らず、必要に応じて割り当
てることができることはいうまでもない。また、本発明
は、超音波治療装置を例に説明したが、他の医療用治療
装置にも適用できることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】前述したように本発明の医療用治療装置
のフットスイッチによれば、医療用治療装置の複数の機
能のうち、各機能を独立に、あるいは、一つまたは複数
の機能を独立して制御する場合でも、安全性かつ操作性
を高くすることができるという効果がある。
のフットスイッチによれば、医療用治療装置の複数の機
能のうち、各機能を独立に、あるいは、一つまたは複数
の機能を独立して制御する場合でも、安全性かつ操作性
を高くすることができるという効果がある。
【図1】図1は超音波治療装置の概略的な全体構成図。
【図2】図2はフットスイッチの外観図。
【図3】図3はフットスイッチのスイッチ機構を示す説
明図。
明図。
【図4】図4はフットスイッチの断面図。
【図5】図5はフットスイッチのメインペダルスイッチ
の操作を示す断面図。
の操作を示す断面図。
【図6】図6はフットスイッチのサブスイッチの機構を
示す断面図。
示す断面図。
【図7】図7はフットスイッチのサブスイッチの操作を
示す断面図。
示す断面図。
【図8】図8はフットスイッチを倒置した場合の説明
図。
図。
1…超音波治療装置 2…プローブ 3…ハンドピース 4…駆動装置 5…フットスイッチ 17…ペダルスイッチ 18…サブスイッチ 19…サブスイッチ 20…スイッチ本体 21…ハンドル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 3/16 H01H 13/16 A61B 17/36 A61B 17/22 A61B 17/39 G11B 15/10
Claims (1)
- 【請求項1】 医療用治療装置の複数の機能を制御する
医療用治療装置のフットスイッチにおいて、前記複数の機能の全機能を操作するために前記医療用治
療装置を操作する術者側に配置された第1の操作スイッ
チと 、前記複数の機能のうちの一つを操作するために、前記第
1の操作スイッチよりも前記術者から離れて配置された
第2の操作スイッチと 、を有する ことを特徴とする医療用治療装置のフットスイ
ッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03109394A JP3109856B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 医療用治療装置のフットスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03109394A JP3109856B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 医療用治療装置のフットスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337216A JPH04337216A (ja) | 1992-11-25 |
JP3109856B2 true JP3109856B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=14509129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03109394A Expired - Fee Related JP3109856B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 医療用治療装置のフットスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109856B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6452123B1 (en) * | 2000-06-27 | 2002-09-17 | Advanced Medical Optics | Surgical foot pedal control including ribbon switch arrangement |
JP6478387B2 (ja) * | 2014-10-24 | 2019-03-06 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP03109394A patent/JP3109856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04337216A (ja) | 1992-11-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000822 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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