JP3109785U - 灌水器具 - Google Patents

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剛正 塚本
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有限会社ネオトロピカ
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Abstract

【課題】室内のハンギングバスケットや壁面又はガラス面に固定された花器などに側部又は下部など自由な角度からの灌水が可能で、花器内の通気状態を改善し、余分な水で室内を汚すことがない灌水器具を提供する。
【解決手段】貯水容器1に挿入された注出管2に注気口3を設けることで、貯水容器1に手で圧力を加えた時に、注出管2から勢いよく流れ出る水又は液肥中に空気泡を混入させ、少なくとも2つ以上のノズルを持つ給液ノズル5によって、室内のハンギングバスケットや壁面又はガラス面に固定された花器に植えこまれた植物の根圏に差込み、灌水又は給肥を行うことで、水又は液肥の浸透をより速やかにし、根圏に空気も同時に供給し、軟質樹脂の給液管4で注出管と給液ノズルを連通することで自由な角度からの灌水を可能とし、周りを余分な水あるいは液肥で汚すことのないようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は室内に吊るされるハンギングバスケットや壁面又はガラス面に固定される花器などに灌水する灌水器具に関するものである。
たとえば、実願平6−6250号、実願平9−9911号などの灌水器具は、植木鉢の上側から差し込むようになっており、ミズゴケなどで植物根を包み込むハンギングバスケットや壁面又はガラス面に固定される花器などのように、側部又は下部からの灌水が必要になる場合についての考え方は存在していなかった。またこれらのハンギングバスケットや花器などに灌水と同時に通気も行うという考え方も存在していなかった。
実願平6−6250号公報 実願平9−9911号公報
ミズゴケなどで植物根を包み込むハンギングバスケットや壁面又はガラス面に固定される花器などでは、側面又は下部からの灌水が必要になる場合がある。上記の参照した文献例では、重力を利用して灌水していくもので、側部又は下部からの灌水には使用できない。また、これらの花器では、底部に水抜き穴などがないものが多く、通気状態が良くない場合が多い。また、通常の霧吹き器やジョウロで灌水すれば、室内を余分な水で汚してしまうことになる。したがって、本考案は、花器などに側部又は下部から灌水が可能で、花器内の通気状態を改善し、余分な水で室内を汚すことがない灌水器具を提供しようとするものである。
請求項1は、軟質樹脂の貯水容器と該貯水容器内に挿入された注出管と樹脂または金属からなる先端に給液口を穿孔した給液ノズルを接続したものとから構成されることを特徴とする灌水器具である。
請求項2は、貯水容器内の注出管に貯水容器内の水面上の位置で注気口を設けることで、貯水容器に手で圧力を加えた時、貯水容器から注出管を経て勢いよく流れ出る水あるいは液肥中に空気泡を混入させることを特徴とする請求項1に記載の灌水器具である。
請求項3は注出管に接続される少なくとも二つのノズルを備えることで、根圏への水あるいは液肥の浸透を速やかに広げることが可能な給液ノズルを特徴とする請求項1または2に記載の灌水器具である。
請求項4は、注出管と給液ノズルとを軟質樹脂の給液管で接続することで給液ノズルを自由な角度で差し込むことを可能とすることを特徴とする請求項1または2または3に記載の灌水器具である。
請求項5は、給液ノズルに設けられた給液口がノズルの先端部に一つと先端部側周面に一つ以上の給液口を設け先端部の給液口が泥などで詰まることがあっても、先端部側周面にある給液口から水または液肥が排出されることを特徴とする請求項1または2または3または4に記載の灌水器具である。
請求項6は、給液ノズルの先端部側周面にある給液口を必要に応じて塞ぐ可動式の管からなる蓋を備え、該蓋が先端部から脱落するのを防止する脱落防止エッジを先端部に備えることを特徴とする請求項1または2または3または4または5に記載の灌水器具である。
本考案の灌水器具は、貯水容器内の注出管に貯水容器内の水面上の位置で注気口を設けることで、水あるいは液肥中に空気泡を混入させることができ、このことで植物に必要な空気も水あるいは液肥と同時に供給することができる。
また少なくとも二つのノズルを備える給液ノズルの給液口を室内に吊るされたり、壁面又はガラス面に固定された花器に植えこまれた植物根圏まで差し込むことができることで、根圏に直接的で速やかな灌水や給肥が可能となり、通常の灌水器具では不可能な側部又は下部からの灌水も可能になり、余分な水又は液肥で室内の花器周りを汚すこともなくなる。
また注出管と給液ノズルとを軟質樹脂の給液管で接続することで給液ノズルを自由な角度で差し込むことが可能となる。
また、給液ノズルに設けられた給液口がノズルの先端部に一つと先端部側周面に一つ以上の給液口を設けることで、先端部の給液口が泥などで詰まることがあっても、先端部側周面にある給液口から水または液肥が排出されるので、給液できなくなることがない。
また、給液ノズルの先端部側周面にある給液口を必要に応じて塞ぐ可動式の管からなる蓋を備え、該蓋が先端部から脱落するのを防止する脱落防止エッジを先端部に備えることで、土中に挿入せずに灌水または給肥する場合に、先端部側周部の給液口を該蓋で塞ぐことで、先端部からのみの給水および給肥ができ、また土中に挿入して灌水または給肥する場合には、先端部側周部の給液口を開けることで、先端部と先端部側周部の給液口からの給水および給肥ができ、蓋が脱落したり、土中に挿入時に給液口を塞ぐことがない。
以下、添付図面に従って具体的に実施例により説明するが、本考案はそれらによって限定されるものではない。
図1は、本考案の灌水器具の一部断面図であり、図2は該灌水器具の透視斜視図である。軟質樹脂容器からなる貯水容器1内の注出管2に貯水容器1内の水面上の位置で注気口3を設ける。貯水容器1に手で圧力を加えることで、貯水容器1から注出管2を経て、給液管4内に勢いよく水あるいは液肥が流れ出す時、注気口3から空気が注出管2に空気泡として混入され、該給液管4内に空気泡が混入された水あるいは液肥が流れ出す。該給液管4の端部には、2つのノズルを持つ給液ノズル5が接続される。軟質樹種の給液管4が注出管2と給液ノズル5を接続することで、給液ノズルを自由な角度で差し込むことが可能となる。
図3と図4は、室内に吊るされたハンギングバスケット6や、壁面又はガラス面に固定された花器7に本考案の灌水器具での、灌水又は給肥の実施例である。根圏に不足しがちな空気も同時に供給し、2つのノズルを持つ給液ノズルによって水又は液肥の浸透をより速やかにでき、側部又は下部からでも灌水することができ、さらに室内などの花器周りを余分な水又は液肥で汚すことがない。
図5と図6は、本考案の灌水器具の給液ノズル先端部の図である。該給液ノズルには先端部給液口8と先端部側周面給液口9が設けられる。また該給液ノズルにはチューブ状で可動式の先端部側周面給液口蓋10が設けられる。また該給液ノズル先端部には先端部側周面給液口蓋脱落防止エッジ11が設けられる。これらの構造により、土中に挿入しての灌水又は給肥する時には、先端部側周面給液口蓋10を先端部側周面給液口蓋脱落防止エッジ11の反対側にずらして、給液口を開けることで、先端部給液口8が泥などで塞がれても、先端部側周面給液口9から水又は液肥が給液される。土中に挿入しないで灌水又は給肥する時には、先端部側周面給液口蓋10を先端部側周面給液口蓋脱落防止エッジ11までずらして、給液口を塞ぐことで、先端部側周面給液口9から水又は液肥は給液されない。
図7と図8は、本考案の灌水器具の給液ノズル全体図である。図7は先端部側周面給液口蓋10が先端部側周面給液口蓋脱落防止エッジまでずれて、先端部側周面給液口を完全に塞いだ状態で、図8は先端部側周面給液口蓋10が先端部側周面給液口蓋脱落防止エッジの反対側にずれて、先端部側周面給液口を完全に開いた状態を示す。図7は土中に給液ノズルを挿入しない場合の灌水又は給肥の状態であり、図8は土中に給液ノズルを挿入する場合の灌水又は給肥の状態を示す。
本考案の灌水器具の実施例の一部断面図である。 本考案の灌水器具の実施例の透視斜視図である。 本考案の灌水状況の実施例の斜視図である。 本考案の灌水状況の実施例の斜視図である。 本考案の灌水器具の給液ノズル先端部の正面図である。 本考案の灌水器具の給液ノズル先端部の斜視図である。 本考案の灌水器具の給液ノズル全体図である。 本考案の灌水器具の給液ノズル全体図である。
符号の説明
1 貯水容器
2 注出管
3 注気口
4 給液管
5 給液ノズル
6 ハンギングバスケット
7 ガラスに吸着した花器
8 給液ノズル先端部給液口
9 給液ノズル先端部側周面給液口
10 先端部側周面給液口蓋
11 先端部側周面給液口蓋脱落防止エッジ
12 先端部側周面給液口を塞いだ状態
13 給液口を開いた状態

Claims (6)

  1. 軟質樹脂の貯水容器と該貯水容器内に挿入された注出管と樹脂または金属からなる先端に給液口を穿孔した給液ノズルを接続したものとから構成されることを特徴とする灌水器具。
  2. 貯水容器内の注出管に該貯水容器内の水面上の位置で注気口を設けることで、貯水容器に手で圧力を加えた時、貯水容器から注出管を経て勢いよく流れ出る水あるいは液肥中に空気泡を混入させることを特徴とする請求項1に記載の灌水器具。
  3. 注出管に接続される少なくとも二つのノズルを備えることで、根圏への水または液肥の浸透を速やかに広げることが可能な給液ノズルを特徴とする請求項1または2に記載の灌水器具。
  4. 注出管と給液ノズルとを軟質樹脂の給液管で接続することで給液ノズルを自由な角度で差し込むことを可能とすることを特徴とする請求項1または2または3に記載の灌水器具。
  5. 給液ノズルに設けられた給液口がノズルの先端部に一つと先端部側周面に一つ以上の給液口を設け先端部の給液口が泥などで詰まることがあっても、先端部側周面にある給液口から水または液肥が排出されることを特徴とする請求項1または2または3または4に記載の灌水器具。
  6. 給液ノズルの先端部側周面にある給液口を必要に応じて塞ぐ可動式の管からなる蓋を備え、該蓋が先端部から脱落するのを防止する脱落防止エッジを先端部に備えることを特徴とする請求項1または2または3または4または5に記載の灌水器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113057042A (zh) * 2021-03-19 2021-07-02 河北隆腾科技有限公司 一种浇灌效果好的浇筑花墙

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