JP3109618U - 洋裁用製図定規 - Google Patents

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フジノ 笠井
伸一 櫛下町
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学校法人文化学園
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Abstract

【課題】 成人男子用の衣服の半身の身頃を作図する場合に使いやすく、正確な図を画くことができる洋裁用製図定規を提供する。
【解決手段】 男子用衣服の半身の身頃を作図するための定規であって、透明な板状部材により、外形が成人男子用の衣服の身頃の形状と相似形に形成されていると共に、所定部位にダーツ線が表示されていることを特徴とする。上記定規は、衣服の前身頃を作図するものと、後ろ身頃を作図するものとがあり、前身頃を作図する定規には、チェストダーツ線と、前ウエストダーツ線とが所定位置に表示され、後ろ身頃を作図する定規には、後ろ肩ダーツ線と、後ろウエストダーツ線とが所定位置に表示されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は洋裁用製図定規に係り、特に、男性用衣服の身頃を作図する場合に使用される洋裁用製図定規に関する。
洋裁により洋服を作製する場合には型紙を作る必要があるが、型紙を作る過程で型紙の製図が必要となり、型紙の製図のための製図用定規が必要となる。このような製図用定規は、例えば、洋裁を学ぶ学生にとって必需品となる。
そこで、衣服の図を正確に画くための洋裁用製図定規が従来より考案されている。
しかしながら、従来の定規は全身の身頃の図を画くように形成されていることから、半身の身頃を作図する場合には、使用しない片側半部が邪魔になり、作図の妨げとなる、という不具合があった。
そこで、本出願人は、先に、半身の身頃を作図する場合に使用して便利な洋裁用製図定規を出願した(特許文献1参照)。
実願平11−007467
しかしながら、上記製図定規は成人女子用の身頃を作図するためのものであり、成人男子用の身頃を作図することはできなかった。
本考案の課題は、成人男子用の衣服の半身の身頃を作図する場合に使いやすく、正確な図を画くことができる洋裁用製図定規を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、男子用衣服の半身の身頃を作図するための定規であって、透明な板状部材により、外形が成人男子用の衣服の身頃の形状と相似形に形成されていると共に、所定部位にダーツ線が表示されていることを特徴とする。
即ち、請求項1記載の本考案に係る洋裁用製図定規にあっては、定規の輪郭線に沿って線を画くことにより身頃の外形を画くことができるように、定規は成人男子用の衣服の身頃の形状と相似形に形成されている。
また、請求項2記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、衣服の前身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、前中心線、前衿ぐり線、前肩線、前袖ぐり線、前脇線、及び前ウエストラインにより構成されると共に、上記ダーツ線として、上記前袖ぐり線から斜め下方へ傾斜した略V字形に形成されたチェストダーツ線と、上記前ウエストラインから上方へ略逆V字形に形成された前ウエストダーツ線とが表示されていることを特徴とする。
即ち、請求項2記載の本考案に係る洋裁用製図定規にあっては、前身頃の輪郭線を正確に画くことができるように、その輪郭線を構成する前中心線、前衿ぐり線、前肩線、前袖ぐり線、前脇線、及び前ウエストラインが設けられている。
また、立体的で人体にフィットする前身頃を形成できるように、チェストダーツ線と、前ウエストダーツ線という2種類のダーツ線が設けられている。
また、請求項3記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記定規には、胸幅線、前袖ぐり幅線及び前チェストライン線が表示されると共に、前サイドネックポイント、前ショルダーポイント、前衿ぐり案内点、フロントネックポイント、チェストダーツ移動点、及びチェストポイントが表示され、さらに、上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点に孔部が形成されていることを特徴とする。
即ち、請求項3記載の本考案に係る洋裁用製図定規にあっては、前身頃を正確に作図する上で必要な基準線や基準ポイントとして、胸幅線、前袖ぐり幅線、前チェストライン線、前サイドネックポイント、前ショルダーポイント、前衿ぐり案内点、フロントネックポイント、チェストダーツ移動点、及びチェストポイントが表示されている。
また、定規の周縁より内方に位置する基準ポイントにも印が付けられるように、上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点にはペン先を挿入しうる孔部が形成されている。
また、請求項4記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、衣服の後ろ身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、後ろ中心線、後ろ衿ぐり線、後ろ肩線、後ろ袖ぐり線、後ろ脇線、及び後ろウエストラインにより構成されると共に、上記ダーツ線として、上記後ろ肩線から下方へ略V字形に形成された後ろ肩ダーツ線と、上記後ろウエストラインから上方へ略逆V字形に形成された後ろウエストダーツ線とが表示されていることを特徴とする。
即ち、請求項4記載の本考案に係る洋裁用製図定規にあっては、後ろ身頃の輪郭線を正確に画くことができるように、その輪郭線を構成する後ろ中心線、後ろ衿ぐり線、後ろ肩線、後ろ袖ぐり線、後ろ脇線、及び後ろウエストラインが設けられている。
また、立体的で人体にフィットする後ろ身頃を形成できるように、後ろ肩ダーツ線と、後ろウエストダーツ線という2種類のダーツ線が設けられている。
また、請求項5記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記定規には、後ろ肩基本線、背幅線、横背幅線、及び後ろチェストライン線が表示されると共に、後ろサイドネックポイント、バックネックポイント、頚椎点、後ろ衿ぐり案内点、ショルダーポイント、及び肩ダーツ移動点が表示されている。
また、定規の周縁の内方に位置する基準ポイントにも印が付けられるように、上記後ろ肩ダーツ線の先端位置、上記後ろウエストダーツ線の先端位置、及び上記背幅線と上記後ろチェストライン線との交点にペン先を挿入しうる孔部が形成されている。
即ち、請求項5記載の本考案に係る洋裁用製図定規にあっては、後ろ身頃を正確に作図する上で必要な基準線や基準ポイントとして、後ろ肩基本線、背幅線、横背幅線、後ろチェストライン線、後ろサイドネックポイント、バックネックポイント、頚椎点、後ろ衿ぐり案内点、ショルダーポイント、及び肩ダーツ移動点が表示されている。
また、定規の周縁から離れた位置にも印が付けられるように、上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点にはペン先を挿入しうる孔部が形成されている。
また、請求項6記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記前後のウエストラインと、上記前後のチェストライン線は水平に配置されていることを特徴とする。
即ち、請求項6記載の本考案に係る洋裁用製図定規にあっては、着用時の基本フォルムがウエストフィット型の成人男子用の衣服の半身の身頃を作図できるように、上記前後のウエストラインと、上記前後のチェストライン線は水平に配置されている。
請求項1記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、男子用衣服の半身の身頃を作図するための定規であって、透明な板状部材により、外形が成人男子用の衣服の身頃の形状と相似形に形成されていると共に、所定部位にダーツ線が表示されていることから、この定規を使用することにより、成人男子用の衣服の半身の身頃を正確かつ容易に作図することができると共に、同身頃の作図における適切な位置にダーツ線をも正確に印すことができる。
また、請求項2記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記定規は、衣服の前身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、前中心線、前衿ぐり線、前肩線、前袖ぐり線、前脇線、及び前ウエストラインにより構成されると共に、上記ダーツ線として、上記前袖ぐり線から斜め下方へ傾斜した略V字形に形成されたチェストダーツ線と、上記前ウエストラインから上方へ略逆V字形に形成された前ウエストダーツ線とが表示されていることから、人体に合わせて立体化することが可能な前身頃を正確かつ容易に作図することができる。特に、上記チェストダーツ線により大胸筋の形に合う前身頃を作図することができると共に、上記前ウエストダーツ線により人体のシルエットに合う前身頃を作図することができる。
また、請求項3記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記定規には、胸幅線、前袖ぐり幅線及び前チェストライン線が表示されると共に、前サイドネックポイント、前ショルダーポイント、前衿ぐり案内点、フロントネックポイント、チェストダーツ移動点、及びチェストポイントが表示され、さらに、上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点に孔部が形成されていることから、上記前身頃の作図中に、上記胸幅線、チェストダーツ線、前袖ぐり幅線、前チェストライン線、前サイドネックポイント、前ショルダーポイント、前衿ぐり案内点、フロントネックポイント、チェストダーツ移動点、及びチェストポイントも容易に作図することができる。
また、上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点に孔部が形成されていることから、その孔部の中にペン先を挿入して上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点を正確に印すことができる。
また、請求項4記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記定規は、衣服の後ろ身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、後ろ中心線、後ろ衿ぐり線、後ろ肩線、後ろ袖ぐり線、後ろ脇線、及び後ろウエストラインにより構成されると共に、上記ダーツ線として、上記後ろ肩線から下方へ略V字形に形成された後ろ肩ダーツ線と、上記後ろウエストラインから上方へ略逆V字形に形成された後ろウエストダーツ線とが表示されていることから、人体に合わせて立体化することが可能な後ろ身頃を正確かつ容易に作図することができる。特に、上記後ろ肩ダーツ線により肩甲骨、僧帽筋の張りに合う後ろ身頃を作図することができると共に、上記後ろウエストダーツ線により人体のシルエットに合う後ろ身頃を作図することができる。
また、請求項5記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記定規には、後ろ肩基本線、背幅線、横背幅線、及び後ろチェストライン線が表示されると共に、後ろサイドネックポイント、バックネックポイント、頚椎点、後ろ衿ぐり案内点、ショルダーポイント、及び肩ダーツ移動点が表示され、さらに、上記後ろ肩ダーツ線の先端位置、上記後ろウエストダーツ線の先端位置、及び上記背幅線と上記後ろチェストライン線との交点に孔部が形成されていることから、上記後ろ身頃の作図中に、上記後ろ肩基本線、背幅線、横背幅線、後ろチェストライン線、後ろウエストライン、後ろサイドネックポイント、バックネックポイント、頚椎点、後ろ衿ぐり案内点、ショルダーポイント、及び肩ダーツ移動点も容易に作図することができる。
また、上記後ろ肩ダーツ線の先端位置、上記後ろウエストダーツ線の先端位置、及び上記背幅線と上記後ろチェストライン線との交点に孔部が形成されていることから、その孔部の中にペン先を挿入して上記チェストポイント、上記後ろ肩ダーツ線の先端位置、上記後ろウエストダーツ線の先端位置、及び上記背幅線と上記後ろチェストライン線との交点を正確に印すことができる。
また、請求項6記載の本考案に係る洋裁用製図定規は、上記前後のウエストラインと、上記前後のチェストライン線は水平に配置されていることから、着用時の基本フォルムがウエストフィット型の成人男子用の衣服の半身の身頃を正確かつ容易に作図することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る洋裁用製図定規11,41は、図1及び図2に示すように、男子用衣服の半身の身頃を作図するための定規11,41であって、透明な板状部材12,65により、外形が成人男子用の衣服の身頃の形状と相似形に形成されていると共に、所定部位にダーツ線22,23,51,52が表示されている。
また、上記定規11は、図1に示すように、衣服の前身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、前中心線13、前衿ぐり線14、前肩線15、前袖ぐり線16、前脇線17、及び前ウエストライン18により構成されると共に、上記ダーツ線22,23として、上記前袖ぐり線16から斜め下方へ傾斜した略V字形に形成されたチェストダーツ線22と、上記前ウエストライン18から上方へ略逆V字形に形成された前ウエストダーツ線23とが表示されている。
また、上記定規11には、図1に示すように、胸幅線20、前袖ぐり幅線21、及び前チェストライン線19が表示されると共に、前サイドネックポイント31、前ショルダーポイント32、前衿ぐり案内点28、フロントネックポイント30、チェストダーツ移動点29、及びチェストポイント24が表示され、さらに、上記チェストポイント24、上記前ウエストダーツ線23の先端位置25、及び上記前袖ぐり幅線21と上記前チェストライン線19との交点26に孔部27が形成されている。
また、上記定規41は、図2に示すように、衣服の後ろ身頃を作図するために使用され、上記定規41の輪郭線は、後ろ中心線42、後ろ衿ぐり線43、後ろ肩線44、後ろ袖ぐり線45、後ろ脇線46、及び後ろウエストライン47により構成されると共に、上記ダーツ線51,52として、上記後ろ肩線44から下方へ略V字形に形成された後ろ肩ダーツ線51と、上記後ろウエストライン47から上方へ略逆V字形に形成された後ろウエストダーツ線52とが表示されている。
また、上記定規41には、図2に示すように、後ろ肩基本線48、背幅線58、横背幅線49、及び後ろチェストライン線50が表示されると共に、後ろサイドネックポイント51、バックネックポイント62、頚椎点59、後ろ衿ぐり案内点61、後ろショルダーポイント64、及び肩ダーツ移動点60が表示され、さらに、上記後ろ肩ダーツ線51の先端位置53、上記後ろウエストダーツ線52の先端位置54、及び上記背幅線58と上記後ろチェストライン線50との交点57に孔部57が形成されている。
また、図1及び図2に示すように、上記前後のウエストライン18,47と、上記前後のチェストライン線19,50は水平に配置されている。
図1は実施例1に係る洋裁用製図定規11を示したものである。
この洋裁用製図定規11は、特に男子用衣服の半身の前身頃を作図する場合に使用されるものである。
上記洋裁用製図定規11は、透明なプラスチックを素材とする板状部材12により形成され、外形が成人男子用の衣服の前身頃の形状と相似形に形成されている。
即ち、上記洋裁用製図定規11の輪郭線は、前中心線13、前衿ぐり線14、前肩線15、前袖ぐり線16、前脇線17、及び前ウェストライン18により構成されている。
上記前中心線13は直線により形成され、上下方向に沿って形成されている。
上記前衿ぐり線14は凹状の湾曲線により形成され、上記前中心線13の上端から外方の斜め上方へ向かって連続的に形成されている。
上記前肩線15は直線により形成され、上記前衿ぐり線14の上端から外方の斜め下方へ向かって傾斜して連続的に形成されている。
上記前袖ぐり線16は凹状の湾曲線により形成され、上記前肩線15の下端から下方へ向かって連続的に形成されている。
上記前脇線17は直線により形成され、上記前袖ぐり線16の下端から下方へ向かって
上記中心線13と平行に、連続的に形成されている。
なお、上記前脇線17と上記前中心線13は略平行に配置されている。
上記前ウェストライン18は直線により形成され、上記前脇線17の下端から内方へ向かって直角に連続的に形成され、その先端は上記前中心線13の下端に接続している。
また、上記洋裁用製図定規11には、前チェストライン線19、胸幅線20、前袖ぐり幅線21が表示されている。
上記前チェストライン線19は直線により形成され、上記前袖ぐり線16の下端から内方へ向かって上記前脇船17に対して直角に形成されている。
従って、上記前チェストライン線19と上記前ウエストライン18は平行に配置されている。
上記胸幅線20は直線により形成され、上記前肩線15の下端近傍から上記前チェストライン線19まで、上下方向に沿って、上記前中心線13と平行に形成されている。
上記前袖ぐり幅線21は直線により形成され、上記前袖ぐり線16の略中間部から上記前チェストライン線19まで、上下方向に沿って、上記前中心線13と平行に形成されている。
また、上記洋裁用製図定規11には、2種類のダーツ線22,23が表示されている。
上記ダーツ線の一方はチェストダーツ線22であり、このチェストダーツ線22は、上記前袖ぐり線16の略中間部から内方の斜め下方へ向かって斜めに鋭角的に略V字形に形成されている。
また、上記ダーツ線の他方は前ウェストダーツ線23であり、この前ウェストダーツ線23は、上記前ウェストライン18における上記前脇線17寄りの2箇所から上方へ向かって鋭角的に略逆V字形に形成されている。
また、上記洋裁用製図定規11には、上記チェストダーツ線22の先端位置であるチェストポイント24に孔部27が形成されている。
また、上記前ウェストダーツ線23の先端位置25と、上記前袖ぐり幅線21と上記前チェストライン線19との交点26にもそれぞれ孔部27が形成されている。
また、上記洋裁用製図定規11には、上記前衿ぐり線14における下端近傍に前衿ぐり案内点28が表示されると共に、上記前中心線13における上記前チェストライン線19の上方近傍にチェストダーツ移動点29が表示されている。
また、上記洋裁用製図定規11には、上記前中心線13の上端位置において上記中心線13と衿ぐり線14との接合部位にフロントネックポイント30が表示されると共に、上記前衿ぐり線14の上端位置において前衿ぐり線14と前肩線15との接合部位に前サイドネックポイント31が表示され、さらに、上記前肩線15の下端位置には前肩線15と前袖ぐり線16との接合部位に前ショルダーポイント32が表示されている。
図2は実施例2に係る洋裁用製図定規41を示したものである。
この洋裁用製図定規41は、特に男子用衣服の半身の後ろ身頃を作図する場合に使用されるものである。
上記洋裁用製図定規41は、透明なプラスチックを素材とする板状部材65により形成され、輪郭形状は成人男子用の衣服の後ろ身頃の形状と相似形に形成されている。
即ち、上記洋裁用製図定規41の輪郭線は、後ろ中心線42、後ろ衿ぐり線43、後ろ肩線44、後ろ袖ぐり線45、後ろ脇線46、及び後ろウエストライン47により構成されている。
上記後ろ中心線42は直線であって上記洋裁用製図用定規41の上下方向に沿って形成されている。
上記後ろ衿ぐり線43は凹状の湾曲線により形成され、上記後ろ中心線42の上端から洋裁用製図用定規41の内方へ向かって連続的に形成されている。上記後ろウェストライン47は直線により形成され、上記後ろ脇線46の下端から内方へ向かって連続的に水平に形成され、その先端は上記後ろ中心線42の下端に接続している。
上記後ろ肩線44は直線により形成され、上記後ろ衿ぐり線43の上端から外方の斜め下方へ向かって連続的に形成されている。
上記後ろ肩線44は上端近傍の途中箇所に小段部66が形成され、その小段部66から下方部位は下方へ至る傾斜を以って形成されている。
上記後ろ袖ぐり線45は洋裁用製図定規41の長さ方向の略中間部へ至る凹状の湾曲線により形成され、上記後ろ肩線44の下端から下方へ向かって連続的に形成されている。
上記後ろ脇線46は直線により形成され、上記後ろ袖ぐり線45の下端から下方へ向かって連続的に形成されている。上記後ろ脇線46と上記後ろ中心線42は平行に形成されている。
また、上記洋裁用製図定規41には、後ろ肩基本線48、横背幅線49、後ろチェストライン線50、背幅線58が表示されている。
上記後ろ肩基本線48は直線により形成され、上記後ろ肩線44の内側に配置され、上記後ろ衿ぐり線43の上端位置と、上記後ろ袖ぐり線45の上端位置を結ぶように形成されている。
上記横背幅線49は直線により形成され、上記後ろ袖ぐり線45の上下方向略中間部から後ろ中心線42に対してウェストライン47と平行に形成されている。
上記後ろチェストライン線50は直線により形成され、上記後ろ袖ぐり線45の下端から内方へ向かって、上記ウェストライン47と平行に形成されている。
上記背幅線58は直線により形成され、上記後ろ肩線44の下端近傍から上記後ろチェストライン線50まで、上記後ろ袖ぐり線45に内接するように上下方向に沿って形成され、上記後ろ中心線42と平行に配置されている。
また、上記洋裁用製図定規41には、2種類のダーツ線51,52が表示されている。
上記ダーツ線の一方は後ろ肩ダーツ線51であり、この後ろ肩ダーツ線51は、上記後ろ肩線44における小段部66から下方へ向かって鋭角的な略V字形に形成されている。
また、上記ダーツ線の他方は後ろウェストダーツ線52であり、この後ろウェストダーツ線52は、ウェストライン47から上方へ向かって、幅方向に沿って3箇所に形成され、第一後ろウェストダーツ線52aと、第二後ろウェストダーツ52bと、第3後ろウェストダーツ線52cにより構成され、上記第一後ろウェストダーツ線52aは、先端部が上記後ろ袖ぐり線45の近傍に至る位置に形成され、上記第二後ろウェストダーツ線52bは幅方向の略中間部において、上記第一後ろウェストダーツ線52aと略同一の高さ寸法に配置されている。
上記第3後ろウェストダーツ線52cは、上記後ろ中心線42に沿って形成され、先端部が上記横背幅線49の近傍に至るように配置されている。
また、上記洋裁用製図定規41には、上記後ろ肩ダーツ線51の先端位置53と、上記後ろウェストダーツ線52の先端位置54,55とに夫々孔部57が形成されている。
また、上記背幅線58と、上記後ろチェストライン線50との交点56にも孔部57が形成されている。
また、上記洋裁用製図定規41には、上記後ろ中心線42の上端近傍に頚椎点59が表示されると共に、上記後ろ中心線42における上記横背幅線49の上方近傍と、上記後ろ袖ぐり線45における上記横背幅線49の上方近傍とにそれぞれ肩ダーツ移動点60が表示されている。
また、上記後ろ衿ぐり線43における上端近傍には後ろ衿ぐり案内点61が表示されている。
また、上記洋裁用製図定規41には、上記後ろ中心線42の上端位置にバックネックポイント62が表示されると共に、上記後ろ衿ぐり線43の上端位置に後ろサイドネックポイント63が表示され、さらに、上記後ろ肩線44の下端位置には後ろショルダーポイント64が表示されている。
次に、上記実施例に係る洋裁用製図定規11,41の作用について説明する。
成人男子用衣服の前身頃を作図する場合は、一方の上記洋裁用製図定規11を使用し、成人男子用衣服の後ろ身頃を作図する場合は、他方の上記洋裁用製図定規41を使用する。
そして、紙の上に上記洋裁用製図定規11を載置し、その輪郭線に沿って、上記前中心線13、前衿ぐり線14、前肩線15、前袖ぐり線16、前脇線17、及び前ウェストライン18に沿って筆記具を移動させることにより紙に線を引けば、前身頃の外形を作図することができる。
また、紙の上に上記洋裁用製図定規41を載置し、その輪郭線に沿って、即ち、上記後ろ中心線42、後ろ衿ぐり線43、後ろ肩線44、後ろ袖ぐり線45、後ろ脇線46、及び後ろウェストライン47に沿って筆記具を移動させることにより紙に線を引けば、後ろ身頃の外形を作図することができる。
なお、上記洋裁用製図定規11,41によって画くことができる前身頃と後ろ身頃は、実物の衣服の前身頃と後ろ身頃を縮尺したものであることから、実物と同形の前身頃及び後ろ身頃を作図する場合は、縦方向及び横方向に同じ割合で拡大できるものである。
また、前身頃と後ろ身頃を人体に合わせて立体化したい場合は、所定位置にダーツを入れる必要があるが、上記洋裁用製図定規11,41には、上記チェストダーツ線22、上記前ウエストダーツ線23、上記後ろ肩ダーツ線51、上記後ろエストダーツ線52が表示されているので、これらの線に沿って線を引けば正確な位置にダーツの入った前身頃と後ろ身頃を作図することができる。
また、上記洋裁用製図定規11には、胸幅線20、前袖ぐり幅線21、及び前チェストライン線19が表示されると共に、前サイドネックポイント31、前ショルダーポイント32、前衿ぐり案内点28、フロントネックポイント30、チェストダーツ移動点29、及びチェストポイント24が表示されており、また、上記洋裁用製図定規41には、後ろ肩基本線48、背幅線58、横背幅線49、後ろチェストライン線50、及び後ろウェストライン47が表示されると共に、後ろサイドネックポイント63、バックネックポイント62、頚椎点59、後ろ衿ぐり案内点61、後ろショルダーポイント64、及び肩ダーツ移動点60が表示されていることから、これらの基準線や基準点に目印を付けて線を引くことにより、より正確な前身頃と後ろ身頃を作図することができる。
また、上記洋裁用製図定規11における上記チェストポイント24と、上記前ウェストダーツ線23の先端位置25と、上記前袖ぐり幅線21と上記前チェストライン線19との交点26にそれぞれ孔部27が形成されていると共に、上記洋裁用製図定規41における上記後ろ肩ダーツ線51の先端位置53と、上記後ろウエストダーツ線52の先端位置54,55とに夫々孔部57が形成されていることから、それらのポイントが定規の周縁から離れていても、その孔部27,57にペン先を挿入することにより確実に目印を付けることができ、これにより上記ダーツ線の先端位置等を正確に配置することができる。
また、上記前後のウエストライン18,47と、上記前後のチェストライン線19,50が水平に配置されていることから、着用時の基本フォルムがウエストフィット型の成人男子用の衣服の半身の身頃を正確かつ容易に作図することができる。
本考案の洋裁用製図定規は、衣服の製作に使用する定規に適用可能である。
本考案に係る洋裁用製図定規を示し、実施例1に係る洋裁用製図定規の平面図である。 本考案にか係る洋裁用製図定規を示し、実施例2に係る洋裁用製図定規の平面図である。
符号の説明
11 洋裁用製図定規
12 板状部材
13 前中心線
14 前衿ぐり線
15 前肩線
16 前袖ぐり線
17 前脇線
18 前ウエストライン
19 前チェストライン線
20 胸幅線
21 前袖ぐり幅線
22 チェストダーツ線
23 前ウエストダーツ線
24 チェストポイント
25 前ウェストダーツ線の先端位置
26 前袖ぐり幅線と前チェストライン線との交点
27 孔部
28 前衿ぐり案内点
29 チェストダーツ移動点
30 フロントネックポイント
31 前サイドネックポイント
32 前ショルダーポイント
41 定規
42 後ろ中心線
43 後ろ衿ぐり線
44 後ろ肩線
45 後ろ袖ぐり線
46 後ろ脇線
47 後ろウエストライン
48 後ろ肩基本線
49 横背幅線
50 後ろチェストライン線
51 後ろ肩ダーツ線
52 後ろウエストダーツ線
53 上記後ろ肩ダーツ線の先端位置
54 後ろウェストダーツ線の先端位置
55 後ろウェストダーツ線の先端位置
56 背幅線と後ろチェストライン線との交点
57 孔部
58 背幅線
59 頚椎点
60 肩ダーツ移動点
61 後ろ衿ぐり案内点
62 バックネックポイント
63 後ろサイドネックポイント
64 後ろショルダーポイント
65 板状部材
66 小段部

Claims (6)

  1. 男子用衣服の半身の身頃を作図するための定規であって、板状部材により、外形が成人男子用の衣服の身頃の形状と相似形に形成されていると共に、所定部位にダーツ線が表示されていることを特徴とする洋裁用製図定規。
  2. 上記定規は、衣服の前身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、前中心線、前衿ぐり線、前肩線、前袖ぐり線、前脇線、及び前ウエストラインにより構成されると共に、上記ダーツ線として、上記前袖ぐり線から斜め下方へ傾斜した略V字形に形成されたチェストダーツ線と、上記前ウエストラインから上方へ略逆V字形に形成された前ウエストダーツ線とが表示されていることを特徴とする請求項1記載の洋裁用製図定規。
  3. 上記定規には、胸幅線、前袖ぐり幅線及び前チェストライン線が表示されると共に、前サイドネックポイント、前ショルダーポイント、前衿ぐり案内点、フロントネックポイント、チェストダーツ移動点、及びチェストポイントが表示され、さらに、上記チェストポイント、上記前ウエストダーツ線の先端位置、及び上記前袖ぐり幅線と上記前チェストライン線との交点に孔部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の洋裁用製図定規。
  4. 上記定規は、衣服の後ろ身頃を作図するために使用され、上記定規の輪郭線は、後ろ中心線、後ろ衿ぐり線、後ろ肩線、後ろ袖ぐり線、後ろ脇線、及び後ろウエストラインにより構成されると共に、上記ダーツ線として、上記後ろ肩線から下方へ略V字形に形成された後ろ肩ダーツ線と、上記後ろウエストラインから上方へ略逆V字形に形成された後ろウエストダーツ線とが表示されていることを特徴とする請求項1記載の洋裁用製図定規。
  5. 上記定規には、後ろ肩基本線、背幅線、横背幅線、及び後ろチェストライン線が表示されると共に、後ろサイドネックポイント、バックネックポイント、頚椎点、後ろ衿ぐり案内点、ショルダーポイント、及び肩ダーツ移動点が表示され、さらに、上記後ろ肩ダーツ線の先端位置、上記後ろウエストダーツ線の先端位置、及び上記背幅線と上記後ろチェストライン線との交点に孔部が形成されていることを特徴とする請求項4記載の洋裁用製図定規。
  6. 上記前後のウエストラインと上記前後のチェストライン線とは平行に形成されていることを特徴とする請求項2、3、4又は5記載の洋裁用製図定規。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114617314A (zh) * 2020-12-31 2022-06-14 浙江乔治白服饰股份有限公司 肩峰与胸高区域平服的西装制作方法

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