JP3109114B2 - 冷却機能付浄水器 - Google Patents
冷却機能付浄水器Info
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- JP3109114B2 JP3109114B2 JP03056582A JP5658291A JP3109114B2 JP 3109114 B2 JP3109114 B2 JP 3109114B2 JP 03056582 A JP03056582 A JP 03056582A JP 5658291 A JP5658291 A JP 5658291A JP 3109114 B2 JP3109114 B2 JP 3109114B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cooling
- valve
- flowing
- cooling function
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷却機能付浄水器に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、水道水のカルキや臭気等を除去す
るとともに、夏期に、冷水を飲料水として即座に利用で
きる冷却機能付浄水器が開発されている。
るとともに、夏期に、冷水を飲料水として即座に利用で
きる冷却機能付浄水器が開発されている。
【０００３】以下に従来の冷却機能付浄水器について説
明する。図３は従来の電磁弁を２個利用し浄水と冷水の
切り換えを行うようにした冷却機能付浄水器のシステム
図であり、図４は三方弁を利用して浄水と冷水の切り換
えを行うようにした冷却機能付浄水器のシステム図であ
る。１は給水管、２は手動弁、３は活性炭等を利用した
浄水部、４は浄水用電磁弁、５は冷水用電磁弁、６は冷
却機能を内蔵した冷却部、７は吐出管、Ａは浄水部３よ
り冷却部６へ通水する第１流水路、Ｂは浄水部３より吐
出管７へ通水する第２流水路、Ｃは冷却部６の下流側よ
り第２流水路Ｂへ通水する第３流水路である。
明する。図３は従来の電磁弁を２個利用し浄水と冷水の
切り換えを行うようにした冷却機能付浄水器のシステム
図であり、図４は三方弁を利用して浄水と冷水の切り換
えを行うようにした冷却機能付浄水器のシステム図であ
る。１は給水管、２は手動弁、３は活性炭等を利用した
浄水部、４は浄水用電磁弁、５は冷水用電磁弁、６は冷
却機能を内蔵した冷却部、７は吐出管、Ａは浄水部３よ
り冷却部６へ通水する第１流水路、Ｂは浄水部３より吐
出管７へ通水する第２流水路、Ｃは冷却部６の下流側よ
り第２流水路Ｂへ通水する第３流水路である。
【０００４】以上のように構成された従来の冷却機能付
浄水器について、以下その使用方法について説明する。
水道水は手動弁２を開くことにより浄水部３へ入り、濾
過された水は、通常の浄水通水時は浄水用電磁弁４が
開、冷水用電磁弁５が閉に制御されるので、第２流水路
Ｂを通り給水され、冷水通水時は各電磁弁４，５が逆に
制御され第１流水路Ａ、冷却部６を経て第３流水路Ｃを
通り給水される。又、冷却部６は設定温度で一定に冷却
されるように制御されている。
浄水器について、以下その使用方法について説明する。
水道水は手動弁２を開くことにより浄水部３へ入り、濾
過された水は、通常の浄水通水時は浄水用電磁弁４が
開、冷水用電磁弁５が閉に制御されるので、第２流水路
Ｂを通り給水され、冷水通水時は各電磁弁４，５が逆に
制御され第１流水路Ａ、冷却部６を経て第３流水路Ｃを
通り給水される。又、冷却部６は設定温度で一定に冷却
されるように制御されている。
【０００５】図４の場合は、通水条件毎に、三方弁８を
切り換え制御することにより浄水と冷水の切換えが行わ
れる。
切り換え制御することにより浄水と冷水の切換えが行わ
れる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、複数の電磁弁４，５による切換えの場合、
常時一方の電磁弁を開にしておく必要があり、その結果
電磁弁のコイルが加熱され絶縁の早期劣化を起こすとい
う問題点があった。又、電磁弁を複数使用しているため
冬期に冷水を必要としないときでも常に電源を入力して
おく必要からエネルギーを浪費し、更に停電時はいずれ
の電磁弁も閉となるため、給水できないという問題点が
あった。他方、三方弁による切換えでは、冬期に冷水を
必要としない場合は電源を切ることはできるが、使用時
に、通常の浄水と冷水の切換えに時間がかかりすぎ即座
に冷水を利用することができず、又、三方弁は高価で原
価が上がり量産性に欠けるという問題点があった。
の構成では、複数の電磁弁４，５による切換えの場合、
常時一方の電磁弁を開にしておく必要があり、その結果
電磁弁のコイルが加熱され絶縁の早期劣化を起こすとい
う問題点があった。又、電磁弁を複数使用しているため
冬期に冷水を必要としないときでも常に電源を入力して
おく必要からエネルギーを浪費し、更に停電時はいずれ
の電磁弁も閉となるため、給水できないという問題点が
あった。他方、三方弁による切換えでは、冬期に冷水を
必要としない場合は電源を切ることはできるが、使用時
に、通常の浄水と冷水の切換えに時間がかかりすぎ即座
に冷水を利用することができず、又、三方弁は高価で原
価が上がり量産性に欠けるという問題点があった。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、浄水と冷水の切換えが即座に出来、かつエネルギー
の浪費が少なく、低原価で量産性に優れた冷却機能付浄
水器を提供することを目的とする。
で、浄水と冷水の切換えが即座に出来、かつエネルギー
の浪費が少なく、低原価で量産性に優れた冷却機能付浄
水器を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷却機能付浄水器は、水を濾過する浄水部と
水を冷却する冷却部と浄水部より冷却部へ通水する第１
流水路と浄水部より吐出管へ通水する第２流水路と冷却
部の下流側より第２流水路へ通水する第３流水路と第２
流水路と第３流水路との合流部より上流で第２流水路に
設けられた電磁弁と第１流水路に設けられた電磁弁が閉
のとき通水する逆止弁と、を備えた構成を有している。
に本発明の冷却機能付浄水器は、水を濾過する浄水部と
水を冷却する冷却部と浄水部より冷却部へ通水する第１
流水路と浄水部より吐出管へ通水する第２流水路と冷却
部の下流側より第２流水路へ通水する第３流水路と第２
流水路と第３流水路との合流部より上流で第２流水路に
設けられた電磁弁と第１流水路に設けられた電磁弁が閉
のとき通水する逆止弁と、を備えた構成を有している。
【０００９】
【作用】この構成によって、通常の浄水と冷水の切換を
即座に行うことが出来、冬期など冷却機能を使用しない
場合は電源を切って使用することが出来る。
即座に行うことが出来、冬期など冷却機能を使用しない
場合は電源を切って使用することが出来る。
【００１０】また、冬期等冷却機能を使用しないときで
も冷却部の冷却槽を経て通水するので、雑菌の繁殖を抑
制することができる。
も冷却部の冷却槽を経て通水するので、雑菌の繁殖を抑
制することができる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例である冷却
機能付浄水器のシステム図であり、図２は逆止弁の断面
図である。
しながら説明する。図１は本発明の一実施例である冷却
機能付浄水器のシステム図であり、図２は逆止弁の断面
図である。
【００１２】１は給水管、２は手動弁、３は浄水部、４
は浄水用電磁弁、６は冷却部、７は吐出管、Ａは第１流
水路、Ｂは第２流水路、Ｃは第３流水路であり、これら
は従来例と同様のものであるので同一の番号を付し説明
を省略する。９は従来の冷水用電磁弁の代わりに配置さ
れた逆止弁、図２において、１０は合成樹脂等からなる
弁ケース、１１は硬質ゴム等で形成された弁体で上部に
水封手段が形成され、下部に弁体の上下運動をガイドす
る弁棒１１ａを有している。１２は弁の吐出側に固定さ
れ中央部に弁棒１１ａの上下運動をガイドするガイド孔
が形成された弁体ガイド、１３は弁体１１と弁ガイド１
２の間に配設され弁体１１を付勢するバネ等からなる弾
性体である。
は浄水用電磁弁、６は冷却部、７は吐出管、Ａは第１流
水路、Ｂは第２流水路、Ｃは第３流水路であり、これら
は従来例と同様のものであるので同一の番号を付し説明
を省略する。９は従来の冷水用電磁弁の代わりに配置さ
れた逆止弁、図２において、１０は合成樹脂等からなる
弁ケース、１１は硬質ゴム等で形成された弁体で上部に
水封手段が形成され、下部に弁体の上下運動をガイドす
る弁棒１１ａを有している。１２は弁の吐出側に固定さ
れ中央部に弁棒１１ａの上下運動をガイドするガイド孔
が形成された弁体ガイド、１３は弁体１１と弁ガイド１
２の間に配設され弁体１１を付勢するバネ等からなる弾
性体である。
【００１３】以上のように構成された冷却機能付浄水器
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
【００１４】まず冷水の給水について説明する。浄水用
電磁弁４が閉に制御され、手動弁２を開にすると水道水
は給水管１より浄水部３に入り濾過され浄水用電磁弁４
が閉なので、第１流水路Ａを通り逆止弁９の弁体１１を
押し下げて冷却部６へ流入し、冷却部６で冷された水は
第３流水路Ｃを経て吐出管７より給水される。
電磁弁４が閉に制御され、手動弁２を開にすると水道水
は給水管１より浄水部３に入り濾過され浄水用電磁弁４
が閉なので、第１流水路Ａを通り逆止弁９の弁体１１を
押し下げて冷却部６へ流入し、冷却部６で冷された水は
第３流水路Ｃを経て吐出管７より給水される。
【００１５】次に浄水の通水について説明する。浄水用
電磁弁４が開になり、手動弁２を開にすると水道水は給
水管１より浄水部３を経て、浄水用電磁弁４が開なの
で、第２流水路Ｂを通り吐出管７より給水される。この
時逆止弁９は弁体１１が弾性体１３で押し上げられ水封
している為、水は第２流水路Ｂの方へ流れる。
電磁弁４が開になり、手動弁２を開にすると水道水は給
水管１より浄水部３を経て、浄水用電磁弁４が開なの
で、第２流水路Ｂを通り吐出管７より給水される。この
時逆止弁９は弁体１１が弾性体１３で押し上げられ水封
している為、水は第２流水路Ｂの方へ流れる。
【００１６】給水を止める時は手動弁を閉めることによ
り行われる。冬期等冷却機能を使用しない場合は、浄水
用電磁弁４や冷却槽６の電源を切っても給水管１より入
った水道水は浄水部３で濾過され、浄水用電磁弁４が閉
になっているので、第１流水路Ａを通り逆止弁９を経て
冷却部６を通り第３流水路Ｃを経て吐出管７より給水さ
れる。この時冷却槽の温度制御は行われていない為、通
常の浄水が吐出管７より給水される。
り行われる。冬期等冷却機能を使用しない場合は、浄水
用電磁弁４や冷却槽６の電源を切っても給水管１より入
った水道水は浄水部３で濾過され、浄水用電磁弁４が閉
になっているので、第１流水路Ａを通り逆止弁９を経て
冷却部６を通り第３流水路Ｃを経て吐出管７より給水さ
れる。この時冷却槽の温度制御は行われていない為、通
常の浄水が吐出管７より給水される。
【００１７】冬期等、長期間冷却機能を使用しない場
合、冷却部６の内部はカルキ分が無い為、雑菌が繁殖
し、においやヌメリ等が出るという問題点を冷却機能を
使用しない時でも冷却部６に通水することにより雑菌の
繁殖を防止することが出来る。
合、冷却部６の内部はカルキ分が無い為、雑菌が繁殖
し、においやヌメリ等が出るという問題点を冷却機能を
使用しない時でも冷却部６に通水することにより雑菌の
繁殖を防止することが出来る。
【００１８】以上のように、本実施例によれば、冷水と
浄水との切換を簡単かつ、即座に行うことが出来、冬期
など長期間使用しない場合は通電を要せず、しかも通電
しないときでも冷却部を通して給水する為、雑菌の繁殖
のない冷却機能付浄水器を得ることができる。
浄水との切換を簡単かつ、即座に行うことが出来、冬期
など長期間使用しない場合は通電を要せず、しかも通電
しないときでも冷却部を通して給水する為、雑菌の繁殖
のない冷却機能付浄水器を得ることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明は、通常の浄水と冷
水の切換を電磁弁と逆止弁で行うことにより、簡単かつ
即座に冷水と通常の浄水の切換を行うことができ、冬期
など長期間使用しない場合は通電する必要がないのでエ
ネルギーの浪費を省き、また、長期間冷却機能を使用し
ない場合でも冷却部へ通水するので冷却槽内部の雑菌の
繁殖を防ぎ、かつ、低原価で量産性の冷却機能付浄水器
の提供を実現できるものである。
水の切換を電磁弁と逆止弁で行うことにより、簡単かつ
即座に冷水と通常の浄水の切換を行うことができ、冬期
など長期間使用しない場合は通電する必要がないのでエ
ネルギーの浪費を省き、また、長期間冷却機能を使用し
ない場合でも冷却部へ通水するので冷却槽内部の雑菌の
繁殖を防ぎ、かつ、低原価で量産性の冷却機能付浄水器
の提供を実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例における冷却機能付浄水器の
システム図
システム図
【図２】本発明の実施例における逆止弁の断面図
【図３】従来の電磁弁を用いた冷却機能付浄水器のシス
テム図
テム図
【図４】従来の三方弁を用いた冷却機能付浄水器のシス
テム図
テム図
１ 給水管 ２ 手動弁 ３ 浄水部 ４ 浄水用電磁弁 ５ 冷水用電磁弁 ６ 冷却部 ７ 吐出管 ８ 三方弁 ９ 逆止弁 １０ 弁ケース １１ 弁体 １２ 弁体ガイド １３ 弾性体 Ａ 第１流水路 Ｂ 第２流水路 Ｃ 第３流水路
Claims (1)
- 【請求項１】水を濾過する浄水部と、水を冷却する冷却
部と、前記浄水部より前記冷却部へ通水する第１流水路
と、前記浄水部より吐出管へ通水する第２流水路と、前
記冷却部の下流側より第２流水路へ通水する第３流水路
と、前記第２流水路と前記第３流水路との合流部より上
流で前記第２流水路に設けられた電磁弁と、前記第１流
水路に設けられた前記電磁弁が閉のとき通水する逆止弁
と、を備えたことを特徴とする冷却機能付浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03056582A JP3109114B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 冷却機能付浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03056582A JP3109114B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 冷却機能付浄水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293582A JPH04293582A (ja) | 1992-10-19 |
| JP3109114B2 true JP3109114B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=13031165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03056582A Expired - Fee Related JP3109114B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 冷却機能付浄水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3109114B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP03056582A patent/JP3109114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04293582A (ja) | 1992-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |