JP3108708B2 - 携帯用保管容器 - Google Patents

携帯用保管容器

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JP3108708B2
JP3108708B2 JP08315439A JP31543996A JP3108708B2 JP 3108708 B2 JP3108708 B2 JP 3108708B2 JP 08315439 A JP08315439 A JP 08315439A JP 31543996 A JP31543996 A JP 31543996A JP 3108708 B2 JP3108708 B2 JP 3108708B2
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Inventor
参郎 南
Original Assignee
大阪金具株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用保管容器、
特に、病院の入院患者の病室のように個人用の盗難防止
保管容器を身近に確保することが容易でない場所におい
て、貴重品を一時的に保管するために使用する携帯用保
管容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病院のように、開放的な場所に個
人が一定期間滞在する場合においては、現金、印鑑、預
金通帳などの貴重品の保管は、常に本人が携帯するか、
離れた管理部門に預けるという方法が安全な保管方法と
されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の貴重品の保
管方法は、前者では、かえって移動中に紛失する機会が
多くなり、後者は使用できる時期、場所が限られるなど
不便で、結局、ベッドのそばに日用品と一諸に放置する
ことになり盗難に遭う機会が多い、という問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の貴重品の保管方法の
有する問題点を解決し、手元に、安全な状態で貴重品を
保管することができる携帯用保管容器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の携帯用保管容器は、本体に開閉可能に蓋体
を係着するとともに錠を配設した携帯用保管容器におい
て、固定部材を周回するワイヤの一端に環状体を配設
し、ワイヤの他端に設けた係止体を、環状体に挿通した
後、蓋体の閉鎖時、本体と蓋体との間に抜け止め状態に
挟持するようにしたことを特徴とする。
【0006】上記の構成からなる携帯用保管容器は、貴
重品を入れた保管容器に、ワイヤをループ状にベッドの
フェンスなどの固定部材に周回させ、そのワイヤの一端
に配設した環状体に、ワイヤの他端を挿通した後、本体
と蓋体との間に抜け止め状態で挟み込んで保管容器から
外れないようにし、かつ、保管容器に鍵をかけることに
より固定して、簡単、確実に貴重品を管理できる。本発
明の携帯用保管容器は、常に多人数の人の目に触れる
が、鍵を持つ人しか取り外しができないため、第三者に
よって貴重品が密かに盗み取られることを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯用保管容器の
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】図1〜図3に携帯用保管容器の参考例を示
す。この携帯用保管容器1は、本体3に開閉可能に蓋体
2を蝶番4で係着するとともに錠8を配設し、その内部
に貴重品を入れる構造になっている。この蓋体2と本体
3とからなる保管容器1は、金属又は合成樹脂などによ
り形成され、簡単に破壊できない程度の強度を有するよ
うに構成される。
【0009】蓋体2又は本体3のいずれか一方(本例
おいては、本体3)に、適宜の長さを有するワイヤ5
を、その一端に係止体6bを形成することにより抜け止
め状態に配設する。ワイヤ5は鋏などで容易に切断でき
ない程度の強度を有する金属線又は強力な合成繊維など
により形成する。このワイヤ5の他端には球状等の係止
体6aを形成し、蓋体2の閉鎖時に、蓋体2と本体3の
当接部に形成した切欠き7にワイヤ5の他端を挿通し
て、係止体6aを保管容器1内に位置させることによ
り、ワイヤ5の他端が蓋体2と本体3との間に抜け止め
状態に挟持されるようにし、これにより、保管容器1を
ワイヤ5をループ状としてベッドのフェンスなどの固定
部材Pに固定できるようにする。
【0010】この切り欠き7は、蓋体2お本体3の当接
部のいずれか一方又は両方(本例においては、両方)
に、ワイヤ5は通るが係止体6aは通過できない大きさ
に形成するようにする。
【0011】保管容器1に配設する錠8の種類は任意で
あり、シリンダ錠、マグネット錠などを適宜用いること
ができる。錠8の施錠・開錠は、保管容器1の閉・開状
態とは必ずしも連動しなくてよいが、保管容器1が閉じ
ているときには施錠状態で、保管容器が開いているとき
には開錠状態となる構造の錠を用いると貴重品の管理上
より有効である。
【0012】鍵9を回すことによりカム10が回動し本
体3に形成した係止部11と係合し、蓋体2と本体3と
が係止されるが、このとき、ワイヤ5をループ状に病院
ベッドのフェンスなどの固定部材Pに周回させた後、そ
の他端を切欠き7に挿通することにより、蓋体2と本体
3との間に抜け止め状態で挟み込んで施錠すれば、保管
容器1をベッドのフェンスなどの固定部材Pに固定する
ことができ、貴重品が盗難に遭うことがない。
【0013】ところで、上記参考例の携帯用保管容器に
おいては、ワイヤ5の一端に係止体6bを形成し、本体
3に固定するようにしたが、これに限定されず、図4に
示す参考例の変形例のように、ワイヤ5の両端に球状等
の係止体6a,6aを形成し、蓋体2の閉鎖時に、蓋体
2と本体3の当接部に形成した切欠き7,7にワイヤ5
の両端を挿通して、係止体6a,6aを保管容器1内に
位置させることにより、ワイヤ5の両端が蓋体2と本体
3との間に抜け止め状態に挟持されるようにすることも
でき、これにより、保管容器1をワイヤ5をループ状と
してベッドのフェンスなどの固定部材Pに固定できるよ
うにする。
【0014】図5〜図9に本発明の携帯用保管容器の
実施例を示す。この携帯用保管容器1は、参考例の携帯
用保管容器と同様、本体3に開閉可能に蓋体2を蝶番4
で係着するとともに錠8を配設し、その内部に貴重品を
入れる構造になっている。この蓋体2と本体3とからな
る保管容器1は、金属又は合成樹脂などにより形成さ
れ、簡単に破壊できない程度の強度を有するように構成
される。
【0015】本実施例においては、ベッドのフェンスな
どの固定部材Pを周回する適宜の長さを有するワイヤ5
の一端に小径の環状体6cを配設し、ワイヤ5の他端に
設けた係止体6dを、環状体6cに挿通した後、蓋体2
の閉鎖時、本体3と蓋体2との間に抜け止め状態に挟持
されるようにし、これにより、保管容器1をワイヤ5を
ループ状としてベッドのフェンスなどの固定部材Pに固
定できるようにする。この場合において、ワイヤ5の他
端に設けた係止体6dは、本体3に形成した嵌合孔12
に挿入することにより、外れないようにしている。
【0016】
【発明の効果】発明の携帯用保管容器によれば、個人用
の盗難防止保管容器を身近に設置することが容易でない
開放的な場所で、貴重品を一時的に安全に保管すること
ができる。この場合、携帯用保管容器とワイヤを分離
きるため、携帯用保管容器を使用しないときにワイヤを
保管容器の内に収納することができ、携帯用保管容器の
嵩を低くすることができる。また、ワイヤの長さを短く
することができ、使用中にワイヤがもつれることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用保管容器の参考例を示し、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は(b)のA−A線断面図
である。
【図2】同携帯用保管容器の蓋体の閉鎖時の説明図であ
る。
【図3】同携帯用保管容器の蓋体の開口時の説明図であ
る。
【図4】携帯用保管容器の参考例の変形例の蓋体の閉鎖
時の説明図である。
【図5】本発明の携帯用保管容器の一実施例を示し、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
【図6】(a)は同携帯用保管容器の蓋体の開放時の説
明図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図7】ワイヤを示し、(a)は平面図、(b)は側面
図である。
【図8】ワイヤの使用時の説明図である。
【図9】同携帯用保管容器の開放時の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 保管容器 2 蓋体 3 本体 4 蝶番 5 ワイヤ 6a 係止体 6b 係止体 6c 環状体 6d 係止体 7 切欠き 8 錠 9 鍵 10 カム 11 係止部 12 嵌合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−180541(JP,A) 特開 昭60−138588(JP,A) 実開 昭58−134934(JP,U) 実開 昭63−64229(JP,U) 実開 平7−23168(JP,U) 実開 平3−62975(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45C 1/00 - 15/08 E05B 63/00 - 75/00 E05B 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(3)に開閉可能に蓋体(2)を係
    着するとともに錠(8)を配設した携帯用保管容器にお
    いて、固定部材(P)を周回するワイヤ(5)の一端に
    環状体(6c)を配設し、ワイヤ(5)の他端に設けた
    係止体(6d)を、環状体(6c)に挿通した後、蓋体
    (2)の閉鎖時、本体(3)と蓋体(2)との間に抜け
    止め状態に挟持するようにしたことを特徴とする携帯用
    保管容器。
JP08315439A 1996-06-26 1996-11-11 携帯用保管容器 Expired - Fee Related JP3108708B2 (ja)

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JP08315439A JP3108708B2 (ja) 1996-06-26 1996-11-11 携帯用保管容器

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JP18667796 1996-06-26
JP8-186677 1996-06-26
JP08315439A JP3108708B2 (ja) 1996-06-26 1996-11-11 携帯用保管容器

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JPH1071017A JPH1071017A (ja) 1998-03-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578729U (ja) * 1992-03-27 1993-10-26 共栄工業株式会社 間仕切用パネルの上部連結具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578729U (ja) * 1992-03-27 1993-10-26 共栄工業株式会社 間仕切用パネルの上部連結具

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JPH1071017A (ja) 1998-03-17

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