JP3108690U - 手袋 - Google Patents
手袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3108690U JP3108690U JP2004006598U JP2004006598U JP3108690U JP 3108690 U JP3108690 U JP 3108690U JP 2004006598 U JP2004006598 U JP 2004006598U JP 2004006598 U JP2004006598 U JP 2004006598U JP 3108690 U JP3108690 U JP 3108690U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supporter
- glove
- connecting member
- wrist
- cuff
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Gloves (AREA)
Abstract
【課題】サポーター付の手袋で、サポーターによる保護や補助が手首からヒジまでの任意の部位にできるようにする。
【解決手段】手袋本体10の袖口13に接続部材11を介して筒型のサポーター12を取り付ける。こうすることで、接続部材11を調節してサポーター12の位置を移動できるようにする。そして、サポートを必要とする手首や腕などに的確に装着できるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】手袋本体10の袖口13に接続部材11を介して筒型のサポーター12を取り付ける。こうすることで、接続部材11を調節してサポーター12の位置を移動できるようにする。そして、サポートを必要とする手首や腕などに的確に装着できるようにする。
【選択図】図1
Description
この考案は、作業、スポーツ、レジャーなどに使われる手袋に関するものである。
手首部分にサポーターを形成した手袋が、例えば〔特許文献1〕に記載されている。
この手袋は、例えば図6に示すようなもので、サポーター(リストバンド)1が手首を被うので、危険を伴う作業やスポーツあるいはレジャーなどで装着すれば、手と手首を保護できるというものである。
登録実用新案第3086188号公報
しかしながら、上記の手袋では、手袋本体とサポーターとが一体化されているので、手首部分の保護しかできない問題があった。
すなわち、例えば図7のa〜bに示す手首周辺(親指下方の部分から手首の後方の部分)の部分は、手先を激しく使った際に筋などを傷め易く、その傷めた箇所の保護や傷めそうな箇所の予防を最もしたいところであるが、一体化されたサポーターは手首の部分しか保護できないというものである。
そのため、例えば、別にサポーターを準備すると手袋と一緒に保管するには嵩張るし、持ち運びにも不便であり、また、紛失などの機会も増える問題が考えられる。
そこで、この考案の課題は、手首周辺の保護や怪我の予防あるいは補助ができるようにすることである。また、その際、出来るだけ嵩張ったり、持ち運びにも不便にならず、しかも紛失などを起こし難くすることである。
この考案は、上記の課題を解決するため、袖口に柔軟性あるいは伸縮性のいずれか一方、または両方を備えた筒状の接続部材を介して筒型のサポーターを取り付けた手袋の構成を採用したのである。
このような構成を採用することにより、柔軟性を備えた接続部材は、折り畳んだり、「たくる」ことができるので、そのように折り畳んだり、たくったりすることで接続部材の長さを変えてサポーターの位置を変えることができる(例えば、接続部材を折り畳んだりあるいは「たくったり」して手袋の袖口の中へ入れることも可能)。また、接続部材は、柔軟性があるので手首の動作を妨げない。このとき、接続部材が伸縮性を有するものである場合も、接続部材を伸び縮みさせることができるので、接続部材の長さを変えれば、サポーターの位置を必要に応じて変えることができる。また、このとき、接続部材でサポーターは手袋に連結されてバラバラにならないので、嵩張ったり、持ち運びにも不便にならず、しかも紛失などを起き難くできる。
また、このとき、上記接続部材が通気性あるいは保温性のいずれか一方、または両方を有するものであるという構成を採用することにより、装着して接続部材で蒸れないようにしたり、保温により装着時に血行を改善し体温の低下を防止し装着感を改善できる。
一方、上記袖口の甲側及び掌側の端部に、それぞれ係止片を設け、その係止片に吊り下げ孔を形成した構成を採用することができる。
そのため、前記係止片を引っ張れば、手袋の袖口よりもたやすく引き上げることができるので装着が確実にできる。また、手袋の使用後は、手袋の係止片の吊り下げ孔をフックなどに引っ掛けて保管(陰干し)することができる。
この考案は、上記のように構成したことにより、接続部材の長さを調整してサポーターを必要な部位へ移動させることができるので、サポーターの機能を十分に発揮させることができる。また、接続部材でサポーターと連結してバラバラにならないようにしたので、嵩張ったり、持ち運びにも不便にならず、紛失などを起こし難くできる。
以下、この考案の最良の形態の一つを図面に基づいて説明する。
図1に示す手袋は、手袋本体10と接続部材11及びサポーター12とからなり、手袋本体10の袖口13に接続部材11を介して筒型のサポーター12を取り付けた構造となっている。
図1に示す手袋は、手袋本体10と接続部材11及びサポーター12とからなり、手袋本体10の袖口13に接続部材11を介して筒型のサポーター12を取り付けた構造となっている。
手袋本体10は、本体部材、親指甲部材、中指掌部材、薬指掌部材で構成されており、本体部材は掌部材と甲部材とで構成されている。そして、前記本体部材の掌部材と甲部材に前記各指部材を縫着し、折り返しで折り曲げて掌部材と甲部材を重ね合わせたのち、周囲を縫着することで手袋に形成したもので、きわめて一般的な手袋である。
また、前記手袋本体10の掌部材と甲部材の袖口13は、図2のように折り返して接続部材11の一方の端部を挟み込んで縫着してある。
また、その掌部材と甲部材の端部には、図1に示すような、係止片17が取り付けてある。前記係止片17は、細長い短冊状のもので、一方に吊り下げ用の孔18を設け、他方を接合部として袖口13と接続部材11の端部との間に挟み込んで、図2のように一緒に縫着してある。
前記接続部材11は、柔軟性あるいは伸縮性またはその両方を備えた縫製可能な素材、例えば、柔軟性を備えた革や人工皮革あるいは柔軟性と伸縮性を備えた布などを縫い合わせて筒状にしたもので構成している。そして、このような接続部材11の端部を折り返して接合することにより、両方の端部が折り込まれて手を挿入したときに邪魔にならないようにして装着感の向上を図っている。
このとき、接続部材11には、柔軟性と伸縮性を有し、かつ、通気性の良い例えばメッシュなどが形成された布材や保温性の高いものや吸汗性を有するものを状況に応じて使用することにより、さらに使い心地を良くすることができる。この接続部材11の他方の端部は、サポーター12の一方の端部と縫着してある。
前記サポーター12は、ゴムを織り込んだ布を筒型に形成したもので、図2のように内側に折り曲げた接続部材11の端部に縫着してある。
この形態は、以上のように構成されており、この手袋では、手をサポーター12の開口(図1の下方から)19から接続部材11を通過して手袋本体10の中へ入れる。その際、両側の係止片17を残りの手で交互に引っ張るようにすれば、つかみやすくて装着が容易にできる。また、このとき、接続部材11は、柔軟性があるので、図1のように最大に伸ばして手首の後方へサポーター12を装着した状態から、例えば図3のように手袋の袖口13の内側へ折り畳んで(折り込んでも良い)サポーター12を手首に装着した状態までの間で最適な位置を選ぶことができる。また、これ以外にも、例えば図4のようにサポーター12を折り込んで手袋内部へ装着すれば、親指下方の患部も直接(サポーター12で)保護することができる。このとき、接続部材11はサポーター12と手袋本体10との間に押し込めばよく、押し込みやすいように、接続部材11とサポーター12及び接続部材11と手袋本体10とは図2で示したように縫着して曲げ易くしてある。
このように接続部材11を調節してサポーター12の位置を、手首周辺で変えることができる。したがって、使用者が保護や補助したい部位へ移動できるので、サポーター12の機能を十分に発揮させることができる。そのため、手首周辺の怪我の予防や保護(例えば、捻挫などで痛みや炎症のある部位)、あるいは手を使う作業時の負担の軽減などの効果が期待できる。
また、このように、接続部材11で手袋本体10とサポーター12とを連結し、その間を被ったので、手袋内へのゴミなどの異物の進入も防止できる。その際、接続部材11に通気性の良いものを採用すれば、蒸れにくくできるので装着感を向上できる。加えて、接続部材11に保温性の良いものを採用すれば、装着時に血行を改善して体温の低下も防止できる。さらに、接続部材に吸汗性の良いものを採用すれば、装着時に汗をかくことがあっても汗を吸い取って不快感を無くすことができる。
一方、使用後は、図5のように、いずれか(図では左右)の係合片17を使って(例えば、フック状のものに引っ掛けて)、風通しの良い場所に吊して陰干しすれば、「カビ」などの発生を防止して保管できる。
また、この手袋を保管や持ち歩く際には、サポーター12は接続部材11で手袋本体10と連結されているので、例えば折り畳んだり、接続部材11を手袋本体10へ畳み込めば、嵩張ったりしないので便利であり、しかも、サポーター12と手袋本体10がバラバラにならないので、紛失なども起き難くできる。
この形態では、手袋に革を使ったものについて述べたが、これに限定されるものではない。これ以外にも、ゴムや布などを使った手袋でも良く、編み手袋、ファッション軍手、ゴルフ手袋、スキー手袋、アウトドア手袋など多種多様な手袋に適用できる。
10 手袋本体
11 接続部材
12 サポーター
13 袖口
17 係止片
18 孔
11 接続部材
12 サポーター
13 袖口
17 係止片
18 孔
Claims (3)
- 袖口に柔軟性あるいは伸縮性のいずれか一方、または両方を備えた筒状の接続部材を介して筒型のサポーターを取り付けた手袋。
- 上記接続部材が通気性あるいは保温性のいずれか一方、または両方を有するものである請求項1に記載の手袋。
- 上記袖口の甲側及び掌側の端部に、それぞれ係止片を設け、その係止片に吊り下げ孔を形成した請求項1または2に記載の手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006598U JP3108690U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006598U JP3108690U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3108690U true JP3108690U (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=43271358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006598U Expired - Lifetime JP3108690U (ja) | 2004-11-10 | 2004-11-10 | 手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108690U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016117084A1 (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-28 | 株式会社ワコール | 手首サポータ |
-
2004
- 2004-11-10 JP JP2004006598U patent/JP3108690U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016117084A1 (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-28 | 株式会社ワコール | 手首サポータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6665876B1 (en) | Combination protective sleeve and head wear | |
JP3677420B2 (ja) | スポーツ用手袋 | |
JP3150348B2 (ja) | 潜水服 | |
US20080047044A1 (en) | Garment with retractable cuff system | |
CA2700886A1 (en) | Wearable towel | |
US5762621A (en) | Hand tendon support system | |
US20150250633A1 (en) | Roll-up knee brace liner | |
JP3108690U (ja) | 手袋 | |
JP2007023416A (ja) | 衣服 | |
JP3223704U (ja) | きもの | |
JP2005068562A (ja) | 膝部保護パットを有する衣服 | |
RU166148U1 (ru) | Комбинезон специального назначения с улучшенными эргономическими свойствами | |
JPH0650487Y2 (ja) | スキーウエア | |
CN206852062U (zh) | 一种带手套的针织衫 | |
JP2003328202A (ja) | 袖付き衣類 | |
WO2007072509A2 (en) | Reversible glove for uncovering palm and fingers | |
CN209898319U (zh) | 防风外套衣袖 | |
CN216416150U (zh) | 一种袖口结构及具有该结构的安全防护衣 | |
JP2001299791A (ja) | 顎バンド | |
CA2487369A1 (en) | Integrated head, arm and hand winter garment | |
JP4997653B2 (ja) | 付け袖 | |
JP3124300U (ja) | エプロン | |
JP3004182U (ja) | 社交ダンス用上腕保持具 | |
JP3107086U (ja) | ズボン | |
RU8876U1 (ru) | Рукав с манжетами для предметов одежды |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 6 |