JP3108136U - ベッド用サイドユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】ベッド利用者の快適性を向上させることができるベッド用サイドユニットを提供すること目的とする。
【解決手段】ベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入される一対のフレーム差込部と、前記フレーム差込部の一方の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、前記フレーム差込部の他方の上方へと至る形状を有するフレーム部材と、前記フレーム部材が形成する平面の一部または全部を埋める板部材を備えたものである。
【選択図】 図2
【解決手段】ベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入される一対のフレーム差込部と、前記フレーム差込部の一方の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、前記フレーム差込部の他方の上方へと至る形状を有するフレーム部材と、前記フレーム部材が形成する平面の一部または全部を埋める板部材を備えたものである。
【選択図】 図2
Description
本考案は、介護用ベッドや病院用ベッドなどのベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入されるベッド用サイドユニットに関する。
従来、介護用ベッド、病院用ベッドには寝返りなどによって起こるベッド利用者のための転落防止の機能は設けられていない。そのために、転落防止のためにベッドフレームに側柵(サイドレール)が取り付けられてきた。
また、側柵を使用しない場合にはベッド下に衝撃吸収マットを配置し、ベッド利用者の転落による衝撃を抑えていた。あるいは、落下予防のための装置も提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−38302号公報
しかしながら、従来用いられている側柵は金属製のものが多く、ベッド上で使用するマットレスによって必要な柵の高さや幅が変わってくるので、必要以上に構造が大きくなっていた。そのため、ベッドの利用者に圧迫感や、窮屈感を与えるという不具合を生じていた。
本考案は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ベッド利用者の快適性を向上させることができるベッド用サイドユニットを提供すること目的とする。
本考案は、ベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入される一対のフレーム差込部と、前記フレーム差込部の一方の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、前記フレーム差込部の他方の上方へと至る形状を有するフレーム部材を備えたものである。
また、ベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入される一対のフレーム差込部と、前記フレーム差込部の一方の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、前記フレーム差込部の他方の上方へと至る形状を有するフレーム部材と、前記フレーム部材が形成する平面の一部または全部を埋める板部材を備えたものである。
また、前記一対のフレーム差込部には、前記サイドレール用孔への挿入深さを複数段に設定可能な高さ調整部がさらに形成されるものである。
また、前記フレーム部材には、ベッドに用いられる布団類を係止するためのクリップ部材が取り付け可能にされているものである。
したがって、本考案によれば、サイドレールの形状が小さいため、圧迫感の無い快適な寝具環境が提供できるとともに、寝返り時の転落危険察知、および、布団落下防止が可能となるという効果を得る。また、取付高さを変更することができるので、使用するマットレス厚さによって適切な高さに変更して使用できるという効果も得る。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本考案にかかるベッド用サイドユニットが適用される介護用ベッドあるいは病院用ベッド(以下、単に「ベッド」という)の概略構成を示している。
同図において、ベッドは、利用者の頭位置に配置されるヘッドボード1、足下に配置されるフットボード2、左右に配置されるサイドフレーム3,4、および、これらのヘッドボード1、フットボード2、サイドフレーム3,4を固定するベッドフレーム5から構成されており、ベッドフレーム5には、マットレス6が載置されている。
また、サイドフレーム3,4には、転落防止等を目的とするサイドレールを取り付けるための孔7,8,9,10,11,12,13,14がそれぞれ設けられている。ここで、サイドフレーム3に設けられた孔7,8と孔9,10は、対をなし、ここにそれぞれサイドレールを取り付けることができるようになっている。同様に、サイドフレーム4に設けられた孔11,12と孔13,14は、対をなし、ここにそれぞれサイドレールを取り付けることができるようになっている。
図2(a),(b)は、本考案の一実施例にかかるベッド用サイドユニットを例示している。このベッド用サイドユニット20は、その材質が一般的な樹脂であり、全体が一体成型されるものである。
このベッド用サイドユニット20は、ベッドのサイドフレーム3,4に形成されたサイドレール用の孔7,8,9,10,11,12,13,14に挿入される一対のフレーム差込部21,22と、一方のフレーム差込部21の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、他方のフレーム差込部22へと至る形状を有するフレーム部材23と、フレーム部材23が描く曲線に囲まれた空間を閉じる板部材24から構成されている。
また、フレーム部材23は、丸棒の左右に溝23a,23bを形成した形状を有しており、当該溝23a,23bは、フレーム差込部21,22に形成された溝21a,21b,22a,21bに連続する。
また、フレーム部材23の山形の頂点部分の溝には、後述するように、クリップ部材を取り付けるための孔23cが穿設されている。
また、フレーム差込部21,22には、図3に示すように、先端から所定距離の位置から、所定間隔で複数の溝MZが形成されており、いずれかの溝MZには、このベッド用サイドユニット20の差込高さを規定するためのストッパ部材SPが装着される。このストッパ部材SPとしては、溝MZに着脱自在なものが用いることが好ましく、例えば、ゴム製のOリングを適用することができる。
したがって、図4に示すように、ベッド用サイドユニット20をベッドへ装着する際には、まず、それぞれのフレーム差込部21,22に対し、ストッパ部材SPを適切な位置の溝MZへ装着し、次いで、フレーム差込部21,22を、例えば、サイドフレーム3の孔7,8へ差し込む。なお、同図において、ボトムユニット5aは、ベッドフレーム5の構成要素であり、マットレス6を支持する機能を有するものである。
これにより、ベッド用サイドユニット20の枠部材23の最上部の高さは、ベッドのマットレス6の高さよりも高くなり、したがって、マットレス6に横臥したユーザは、寝返りを打った際に、このベッド用サイドユニット20の枠部材23に体の一部が触れるので、転落しそうになっていることを知ることができ、転落を防止することができる。
また、上述したように、フレーム差込部21,22にストッパ部材SPを装着する溝MZを変更することで、枠部材23の高さをある程度調節することができるので、マットレス6の厚さに応じて、ストッパ部材SPの装着位置を設定するとよい。
図5は、枠部材23に取り付けるクリップ部材30の一例を示している。
このクリップ部材30は、布団などの掛け具をつまんで係止するためのクリップ31と、このクリップ31を枠部材23の孔23cに取り付けるための紐部材32からなる。また、紐部材32のクリップ31の取り付け部とは反対の端部は、輪32aに構成されており、この端部を孔23cに挿通して紐部材32を出し、この輪32aにクリップ31の先端を通すことで、クリップ部材30を枠部材23に取り付けることができる。
なお、紐部材32としては、伸縮性のあるゴム紐のようなものや、伸縮性のない幅広テープ状のものなど、適宜な材質のものを適用することができる。
例えば、図6に示すように、ベッドのサイドフレーム3の孔7,8に1つ目のベッド用サイドユニット20を取り付け、サイドフレーム3の孔9,10に2つ目のベッド用サイドユニット20を取り付ける。また、それぞれのベッド用サイドユニット20には、クリップ部材30を取り付けている。
マットレス6には、掛け布団35と枕36がおかれていて、それぞれのクリップ部材30のクリップ31により、掛け布団35の側をつまんで係止する。これにより、掛け布団35と枕36を利用して横臥しているユーザが、寝返りを打つ等の運動をして、掛け布団35がずれた場合でも、掛け布団35がマットレス6から落下するような事態を回避することができる。
このようにして、本実施例では、ベッド用サイドユニット20を小型に形成するとともに、樹脂で形成しているので、非常に軽量で取り扱いが容易である。また、利用者にベッドから落下しそうになっていることを、適切に知らせることができるので、落下防止抑制の機能も有する。また、クリップ部材30を設けることで、掛け布団の落下防止機能も有する。また、小型で必要な機能を有しているので、ベッドの利用者が圧迫感を覚えたりするような事態を回避することができ、そのため、利用者は、快適にベッドを利用することができる。
ところで、上述した実施例では、ベッド用サイドユニット20の枠部材23に板部材24を設けているが、この板部材24を省略することもできる。その場合でも、本実施例と同等の効果を実現することができる。
また、上述した実施例では、枠部材23に溝23a,23bを形成しているが、この溝を設けなくともよい。その場合でも、本実施例と同等の効果を実現することができる。
20 ベッド用サイドユニット
21,22 フレーム差込部
23 枠部材
23c 孔
24 板部材
30 クリップ部材
31 クリップ
32 紐部材
32a 輪
MZ 溝
SP ストッパ部材
21,22 フレーム差込部
23 枠部材
23c 孔
24 板部材
30 クリップ部材
31 クリップ
32 紐部材
32a 輪
MZ 溝
SP ストッパ部材
Claims (4)
- ベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入される一対のフレーム差込部と、
前記フレーム差込部の一方の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、前記フレーム差込部の他方の上方へと至る形状を有するフレーム部材を備えたことを特徴とするベッド用サイドユニット。 - ベッドのサイドフレームに形成されたサイドレール用孔に挿入される一対のフレーム差込部と、
前記フレーム差込部の一方の上方に延長されて立上り、所定高さを頂上とする略山形をなす曲線を描き、さらに、なだらかに下方へ屈曲しながら略水平部へ接続し、前記フレーム差込部の他方の上方へと至る形状を有するフレーム部材と、
前記フレーム部材が形成する平面の一部または全部を埋める板部材を備えたことを特徴とするベッド用サイドユニット。 - 前記一対のフレーム差込部には、前記サイドレール用孔への挿入深さを複数段に設定可能な高さ調整部がさらに形成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のベッド用サイドユニット。
- 前記フレーム部材には、ベッドに用いられる布団類を係止するためのクリップ部材が取り付け可能にされていることを特徴とする請求項1又は請求項2または請求項3記載のベッド用サイドユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005931U JP3108136U (ja) | 2004-10-06 | 2004-10-06 | ベッド用サイドユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005931U JP3108136U (ja) | 2004-10-06 | 2004-10-06 | ベッド用サイドユニット |
Publications (1)
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---|---|
JP3108136U true JP3108136U (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=43270828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004005931U Expired - Fee Related JP3108136U (ja) | 2004-10-06 | 2004-10-06 | ベッド用サイドユニット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3108136U (ja) |
-
2004
- 2004-10-06 JP JP2004005931U patent/JP3108136U/ja not_active Expired - Fee Related
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