JP3108105U - 人力走行草取り車 - Google Patents

Abstract

【課題】農作物と共に繁茂する雑草を取る作業を腰掛けたまま行い、腰掛けたまま移動し、体力の消耗を抑え、長時間の農作業を可能にする人力走行草取り車を提供する。
【解決手段】背もたれ３のついた腰掛台１に車輪をつけ、更に日除け４をつけた人力走行草取り車に腰を掛け、腰掛けたまま左右の手で左右の畝の雑草を取り、更に脚力によって後方に押して人力走行草取り車を移動せしめ、連続して雑草を取ることを可能とした。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

本考案は、農作物育成の際作物と共に繁茂する雑草を、除草剤等を使用せず、人手に依って草取りする際に使用する用具に関するものである。

農作業の内、草取り作業は足を曲げ、腰をかがめての作業となる為、最も難儀な作業である。その為、除草剤等の有害化学薬品の散布が行われ、農作業者にも消費者にも潜在的弊害をもたらしてきた。

考案が解決しようとする課題

本考案の目的は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、足を曲げ、腰をかがめることなく、椅子に座ったままで雑草取り作業が出来るよう考案した人力走行草取り車を提供することにある。

課題を解決する為の手段

上記目的を達成するために、本考案は車輪のついた腰掛台に背もたれを設け、更に日除けを設けた腰掛台に腰掛けて草取り作業を行うことにより、腰をかがめ曲げた足で体重を支えることから解放され長時間の作業が可能となる。
車の移動は、足で大地を踏まえ体を後ろへ押し出すことにより、体が背もたれを押して後方へ移動する。

本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、以下の説明は、本考案の実施の形態を説明するためのものであり、本考案を限定するものではない。

図１は本考案の人力走行草取り車の斜視図である。
背もたれ３の付いた腰掛台１に車輪２を付け、更に日除け４を取り付けた基本構造からなる。作業者は腰掛台１に腰掛け、左右の手で左右の畝の雑草を取る。しかる後、脚力をもって人力走行草取り車を後方に押しやり、連続して草取り作業を行うことが出来る。

考案の効果

本考案の人力草取り車は人力走行草取り車に人が腰掛けて草取り作業をすることにより、体重を足に掛けることなく、また座ったままでの移動を可能にし、草取りによる体力の消耗を低減させ、高齢者並びに身体障害者でも草取り作業を可能にする等の大きな効果をあげる事が出来る。

本考案の人力走行草取り車の斜視図である。

符号の説明

１． 腰掛台
２． 車輪
３． 背もたれ
４． 日除け
５． 把手及び道具置台

Claims (1)

1. 車輪のついた腰掛け台に背もたれを設け、更に日除けを設けたことを特徴とする草取り車。

Images