JP3107826U - 汎用部材を用いた係止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性のある部材を用いてスライド機構を構成し、組み立てが容易でコスト低減及び品質の安定化の向上を図ると共に、よりコンパクト化した多種のデザイン形状にも対応可能とした係止具を提供する。
【解決手段】第一略半殻体4と、弾性体1と、第二略半殻体5とからなり、該第一略半殻体内部には、弾性体を配置し、当該第一略半殻体は第二略半殻体に嵌め込み可能とした大きさにて、該第一、第二略半殻体は、板材をプレス成型加工にて形成して側面部に装身用チェーン2を貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔7a〜7fを設けてなるものである。
【選択図】図2

Description

本考案は、板材をプレス成型加工にて形成した汎用性のある部材を用いて、該部材にて単体の係止具又は装飾可能なペンダント兼用係止具を構成し、該係止具を装身用チェーンに取り付けて所望の位置までスライドさせ、ネックレスの輪体径を容易に変えられるスライド機構を汎用部材で構成した係止具に関するものである。
従来から装身用チェーン上をスライド可能とした多種の係止具が提案されている。その中で、上蓋、下蓋一対の部材を用いて所望の位置までスライドさせて装身用チェーンの輪体径を自在に変えることができる構造として、上蓋部は、器状フレームにて背面に開口部を、側面周壁部適宜位置には互いに対向する貫通した挿入孔を有し、内面部には弾性体の管より径が小さいチェーンを通す孔を有する壁と壁とを平行に設置して上蓋部を形成、下蓋部は、裏面に前記壁との間に嵌り込む大きさの筒体2個を並して配置し、該筒体に弾性体の管を配して下蓋部を形成、上蓋部の背面開口部に下蓋部を嵌り込ませて構成したペンダント兼用スライド金具が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
前記ペンダント兼用スライド金具の特徴としては、上蓋と下蓋の一対で構成し、当該金具のデザイン形状を変更する場合、その都度、上蓋となる器状フレームの内面部に設けた壁の取り付け位置、それに伴う孔、そして、下蓋が上蓋の背面開口部に嵌り込む形状にして、裏面に前記壁との間に嵌り込む大きさの筒体を設ける必要があり、他種のデザインに対応するためには製作にかかるリードタイムが長くなる欠点があった。
登録実用新案第3103648号公報
前記事項を鑑み、上蓋となる器状フレームのデザイン形状を変えても内面部の機構を形状に合わせて製作するが必要がなく、汎用性のある部材を用いてスライド機構を構成し、組み立てが容易で、よりコンパクト化した多種のデザイン形状にも対応可能とした汎用部材を用いた係止具の提供を目的とした。
前記目的を達成するため、第一の手段として、本考案の汎用部材を用いた係止具は、第一略半殻体と、弾性体の管と、第二略半殻体と、からなり、該第一略半殻体内部には、弾性体の管を配置し、当該第一略半殻体は第二略半殻体に嵌め込み可能とした大きさにて、該第一、第二略半殻体は、板材をプレス成型加工にて形成して側面部に装身用チェーンを貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔を設けることを特徴とする。
第二の手段として、第一の手段の汎用部材を用いた係止具において、第一、第二略半殻体は、板材の側部適宜位置に孔形成用切り欠き部を設けて、プレス成型加工にて同時に装身用チェーンを貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔をも形成することを特徴とする。
第三の手段として、前記第一、第二の手段において、弾性体として、弾性体の管の変わりにコイルスプリングを用いることを特徴とする。
本考案の汎用部材を用いた係止具は、第一の略半殻体と第二の略半殻体からなる汎用性を有する部材構成にて、組み立てが容易であり、コンパクト化及び多種のデザイン形状にも対応可能として、製作にかかるリードタイム短縮が可能となった。
また、装身用チェーンを貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔をプレス成型加工時に形成させることによりコスト低減及び品質の安定化の向上を図る事が可能となった。
さらに、着用者の好みによって、弾性体である弾性体の管、又は、コイルスプリングのどちらかを選ぶことを可能とした商品の提供が可能となった。
以下、図面を用いて本考案の実施形態を詳細に説明する。図1は、本考案の第一略半殻体4の絞り加工工程の一実施例を示す概念図であり、図1(A)は、貴金属からなる板材3の形状を示し、図1(B)は、プレス成型加工にて略半殻体a20を形成し、図1(C)は、該成型加工にて発生した該略半殻体a20の口辺部分のガタツキは、サンドペーパーを用いた平面研磨機にて成形して略半殻体b21を形成した。
注記として、図1は、第一略半殻体4の加工工程の一実施例を示し、第一略半殻体4は第二略半殻体5に嵌め込み可能とした大きさであるため、第二略半殻体5は板材の大きさ及び金型寸法は異なったものを用いる必要がある。そして、加工工程は同じであるため図は省略した。
図2(A)、(C)は、本考案の第一略半殻体4と、第二略半殻体5の汎用部材の斜視図であり、該第一略半殻体4は、前記略半殻体b21の側面部6に装身用チェーン2を貫通させる該チェーンの径より若干大きくした対向する貫通孔7a〜7dを設けた。第二略半殻体5も第一略半殻体4と同じ加工工程にて貫通孔7e〜7hを設けた(図面上7g、7hは省略した)。
図2(B)に示す弾性体の管1は、今回はシリコンチューブを使用に適する長さ寸法に切断して用いたが、弾性が得られる引き裂き強度のある管であれば材質的には限定するものではなく、留意点一として前記貫通孔より外径寸法を大きくする。それにより第一略半殻体4の貫通孔7a〜7dより弾性体の管1が抜け出ることが防止できる。留意点二として貫通させる前記装身用チェーン2の径より若干小さい内径の弾性体の管1を用いる。それにより装身用チェーン2と弾性体の管1との摩擦抵抗にて係止具8を所望の位置まで摺動、且つ、途中で係留できる。
図3は、図2の第一略半殻体4と、第二略半殻体5に弾性体の管1の変わりにコイルスプリング13を用いた構成の一実施例を示す部品の斜視図であり、コイルスプリング13は、特に弾性が得られるものであれば、材質等は限定するものではない。
図4は、装飾体30(想像図で表記)の背面部31に本考案の係止具8を配置して装身用チェーンを貫通させた一実施例を示す斜視図であり、装飾体30は、ロストワックス製法等にて欲するデザイン形状を製作し、該装飾体30の背面部31適宜位置にロー付け等により第一略半殻体4の口辺を上向きに配置して、該第一略半殻体4の内部に弾性体の管1を貫通孔7a〜7hより装身用チェーン2を貫通させることが可能な2個を並列に又はコイルスプリング13の長手向きを側面部6に対して平行に配して第二略半殻体5を前記第一略半殻体4に嵌め込み係止具8を形成した。
そして、前記係止具8の側面部6に設けた貫通孔7a〜7h(図面上の表記は7e、7g)に装身用チェーン2を貫通させることにより装身用チェーン上を自由に所望の位置まで摺動、且つ、途中で係留できることにより、ネックレスの輪径を容易に変える事できる。
図5は、図4に弾性体の管1を用いた場合のA−A線断面図であり、図6は、図4にコイルスプリングを用いたA−A線断面図で、双方の図より、第一略半殻体4と第二略半殻体5の仕様変更なしで弾性体の管1又はコイルスプリング13の使用ができる。
図7は、請求項2に係わる第一略半殻体23のプレス成型加工程の一実施例を示す概念図であり、図7(A)は、貴金属からなる板材10の側部適宜位置に孔形成用切り欠き部11を4箇所設け、図7(B)は、プレス成型加工にて、略半殻体c22を形成、同時に装身用チェーンを貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔12a〜12dをも形成し、図7(C)は、プレス成型加工にて発生した該略半殻体c22の口辺部分のガタツキは、スサンドペーパーを用いた平面研磨機にて成形して、第一略半殻体23を形成した。
注記として、図7は、第一略半殻体23の加工工程の一実施例を示したが、前記第一略半殻体4と第二略半殻体5の加工工程と同じであるため図は省略した。
本考案によれば、上記実施例から第一、第二略半殻体を汎用部材として最大の利点とする特徴は、装飾体30のデザイン形状を変更しても係止具8の変更を行うことなく用いる事を可能としたことを要旨するものである。
第一略半殻体のプレス成型加工工程の一実施例を示す概念図である。 本考案の汎用部材と弾性体の管を用いた構成の一実施例を示す部品の斜視図である。 本考案の汎用部材とコイルスプリングを用いた構成の一実施例を示す部品の斜視図である。 装飾体の背面に本考案の汎用部材用いた係止具を配置して装身用チェーンを貫通させた一実施例を示す斜視図である。 図3A−A線断面図を示す(弾性体の管を用いた)。 図3A−A線断面図を示す(コイルスプリング用いた)。 請求項2に係わる第一略半殻体のプレス成型加工工程の一実施例を示す概念図である。
符号の説明
1 弾性体の管
2 装身用チェーン
3 板材
4 第一略半殻体
5 第二略半殻体
6 側面部
7a 貫通孔
7b 貫通孔
7c 貫通孔
7d 貫通孔
7e 貫通孔
7f 貫通孔
7g 貫通孔
7h 貫通孔
8 係止具
10 板材
11 孔形成用切り欠き部
12a 貫通孔
12b 貫通孔
12c 貫通孔
12d 貫通孔
12e 貫通孔
12f 貫通孔
13 コイルスプリング
20 略半殻体a
21 略半殻体b
22 略半殻体c
23 第一略半殻体
30 装飾体
31 背面部
32 チェーンガイド

Claims (3)

  1. 第一略半殻体内部に弾性体の管を配し、該第一略半殻体を第二略半殻体に嵌め込んだ第一、第二略半殻体からなる汎用部材に装身用チェーンを貫通させて装身用チェーン上を自由に所望の位置まで摺動、且つ、途中で係留できることにより、ネックレスの輪径を容易に変える事が可能な機構を持ち合わせた係止具あって、第一略半殻体内部には、弾性体の管を配置し、当該第一略半殻体は第二略半殻体に嵌め込み可能とした大きさにて、該第一、第二略半殻体は、板材をプレス成型加工にて形成して側面部に装身用チェーンを貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔を設けたことを特徴とする汎用部材を用いた係止具。
  2. 請求項1記載の汎用部材を用いた係止具において、第一、第二略半殻体は、板材の側部適宜位置に孔形成用切り欠き部を設けて、プレス成型加工にて同時に装身用チェーンを貫通させる該チェーンの径より若干大きくした貫通孔をも形成することを特徴とする汎用部材を用いた係止具。
  3. 弾性体として、弾性体の管の変わりにコイルスプリングを用いたことを特徴とした請求項1又は請求項2記載の汎用部材を用いた係止具。
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