JP3107727U - スリットハウジング及び通信機器用保安器サブモジュール及び結線工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 結線作業の効率を向上させる。
【解決手段】 並列された複数のスリット端子をフレームにより保持するスリットハウジングにおいて、前記スリット端子に結線される通信線の余長部分を切断するための切断刃を、前記スリット端子の片側に並列して配置させ、前記フレームにより保持させることにより上記課題を解決する。また、前記切断刃は、前記複数のスリット端子毎にそれぞれ設けられる。また、前記切断刃は、前記フレームに対して所定の位置で係止するための係止部を有する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、スリットハウジング及び通信機器用保安器サブモジュールに係り、特に、結線作業の効率を向上させるためのスリットハウジング及び通信機器用保安器サブモジュール及び結線に使用する結線工具に関する。
従来より、端子板への結線作業を容易にし、更に多くの通信線(ジャンパ線等の回線)が接続できる端子板が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、入回線接続用端子として用いられ並列された複数のUスリット端子を内部に配置するUスリットハウジングが設けられている。
このような構成において、通信線とUスリット端子とを結線する場合には、一般に結線工具が用いられる。ここで、従来における結線工具を用いた結線作業について図を用いて説明する。
図1は、従来における結線工具を用いた結線作業の一例を示す図である。ここで、図1(a)の左側には、結線前のUスリット端子の平面図及びUスリットハウジングの断面図を示しており、図1(a)の右側には、結線工具に設けられる切断刃の平面図及び結線工具を示している。また、図1(b)は、ジャンパ線をUスリット端子に結線させた状態を図1(a)に対応させて示している。
まず、図1(a)に示すようにUスリットハウジング10のフレーム11にUスリット端子12が並列して保持されており、Uスリット端子12の溝部には、ジャンパ線13の芯線を保護する被覆部により被覆された状態でセットされている。この状態から、結線工具14を用いて結線を行う。
具体的には、結線工具14には、押込部15と、切断刃16と、取手部17とを有するように構成されている。結線作業員は、取手部17を持ち、押込部15の溝部18がUスリット13の溝部に差し込まれるよう結線工具14を押し込む。
これにより、図1(b)に示すようにジャンパ線13がUスリット端子12の溝部の奥に押し込まれ、ジャンパ線13の芯線の保護する被覆部を剥ぐことにより結線される。また、ジャンパ線13の余長部分は、結線工具14の切断刃16により切断される。これにより、結線作業が終了する。
実用新案登録第3092149号公報
ところで、上述した結線工具に設けられたジャンパ線の余長部分を切断するための切断刃は、まず結線作業員が結線工具を押し込むによりジャンパ線をUスリット端子に接続させた後、更に押し込む力を加えることにより余長部分を切断している。つまり、結線作業員は、結線する度に余長部分を切断するためのある程度の強い力を必要とする。
しかしながら、MDF(Main Distribution Frame)等に代表される端子板や保安器等の結線作業は、高年齢者や作業初心者が行う場合もあり、その場合には上述したように結線時にある程度の強い力を必要とするため結線作業の効率が悪くなってしまう。また、結線作業の熟練者にとっても結線させる通信線の数も膨大であるため、長時間の作業に伴う疲労により作業効率が悪化したり、又は結線作業が雑になる可能性があり、結線ミスやUスリットハウジングの破壊等の問題がある。
本考案は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、作業効率を向上させるためのスリットハウジング及び通信機器用保安器サブモジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件考案は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された考案は、並列された複数のスリット端子をフレームにより保持するスリットハウジングにおいて、前記スリット端子に結線される通信線の余長部分を切断するための切断刃を、前記スリット端子の片側に並列して配置させ、前記フレームにより保持させることを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、ハウジングに通信線を接断するための切断刃を設けることにより、従来より小さい力で結線作業を行うことができる。これにより、結線作業の効率を向上させることができる。また、結線工具に切断刃を設ける必要がないので、結線工具のコストダウンを実現することもできる。
請求項2に記載された考案は、前記切断刃は、前記複数のスリット端子毎にそれぞれ設けられることを特徴とする。
請求項2記載の考案によれば、通信線の切断面から芯線が切断刃に接触した場合でも、他の通信線や端子等に影響を及ぼすことがない。
請求項3に記載された考案は、前記切断刃は、前記フレームに対して所定の位置で係止するための係止部を有することを特徴とする。
請求項3記載の考案によれば、容易な構成で確実に切断刃をスリットハウジングに係止することができる。
請求項4に記載された考案は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のスリットハウジングと、前記スリットハウジングが保持する並列された複数のスリット端子の各スリット端子に対して電気的に接続された保安素子とを有することを特徴とする。
請求項4記載の考案によれば、従来より小さな力で結線作業を行うことができる通信機器用保安器サブモジュールを提供することができる。これにより、結線作業の効率を向上させることができる。また、結線工具に切断刃を設ける必要がないので、結線工具のコストダウンを実現することもできる。
請求項5記載の考案は、合成樹脂材料で形成され、取手部と、Uスリット端子逃がし用スリットと切断刃逃がし用スリットとを有する押込部を先端に有する結線工具である。
請求項5記載の考案によれば、切断刃付きのスリットハウジングのスリットにジャンパ線を容易に結線することが可能となる。また、そのための工具を軽量の合成樹脂製とすることが可能となる。
本考案によれば、結線作業の効率を向上させることができる。
次に、本考案における実施の形態について図を用いて説明する。なお、本考案におけるスリットハウジングの一例としてダブルUスリット端子を保持するスリットハウジングと、そのUスリットハウジングを好適に適用した通信機器用保安器サブモジュールを説明する。
なお、本考案に適用可能な構成については上述した限りではなく、例えば、シングルUスリット端子や他の結線用端子を設けたハウジングでもよく。更に、保安器サブモジュールに限らず、例えば上述した特許文献1に示す端子板についても同様に本考案を適用することができる。
図2乃至図4は、本考案のスリットハウジングを説明するための図であり、図5は、切断刃ユニットを説明するための図である。具体的には、図2は、本考案におけるスリットハウジングに組み込まれる切断刃を説明するための図である。なお、図2(a)は、切断刃及びスリットハウジングの正面図を示し、図2(b)は、切断刃及びスリットハウジングの側面図を示している。
また、図3は、本考案における切断刃がハウジングに圧入された状態の一例を示す図である。なお、図3(a)は、切断刃が圧入されたスリットハウジングの正面図を示し、図3(b)は、切断刃が圧入されたスリットハウジングの側面図を示している。
また、図4は、切断刃が圧入されたスリットハウジングの断面の一例を示す図である。なお、図4では、スリットハウジング30に組み込まれる切断刃ユニット20及びダブルUスリット端子31も示している。また、図2から図4に示すスリットハウジング30には、並列された複数のダブルUスリット端子31がすでに組み込まれ保持されている。更に、図5は、切断刃ユニットの斜視図の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、本考案の切断刃ユニット20は、切断刃21がスリット端子(ダブルUスリット端子31)に対応させた数(図2においては、16個)を配列させている。
また、切断刃ユニット20は、切断刃21をスリットハウジング30に組み込む際に、切断刃組込作業員が切断刃21の組み込み作業を容易に行えるようにキャリア部22を設けている。このキャリア部22は、切断刃21と接続されており、更に図2(b)に示すようにスリットハウジング30の外側に突出するように形成されている。
ここで、図2に示すように切断刃21をスリットハウジング30に圧入する際、切断刃組込作業員がキャリア部22を持ってスリットハウジング30に設けられたキャリア用溝部32、切断刃挿入溝43に挿入させることにより、複数の切断刃21を同時にスリットハウジング30の内部に容易に保持させることができると共に、図3に示すように切断刃21をスリットハウジング30の内部に格納し、キャリア部22のみをスリットハウジング30の外部に出させることができる。
更に、図2に示すように、切断刃21にはスリットハウジング30のフレームに組み込まれた個々の切断刃21が外れることがないように、係止片(係止部)23を有している。これにより、切断刃21を容易にスリットハウジング30に保持させることができ、圧入により保持された切断刃21が外れることを防止することができる。
なお、図2及び図3に示すキャリア部22は、配列された全てのダブルUスリットに対応して設置される複数の切断刃21を同時に圧入するためにキャリア部22が連結されているが、本考案についてはこの限りではなく、例えば、切断刃毎に対応したキャリア部を有していてもよく、予め設定される数の切断刃に対応させて連結したキャリア部を設けてもよい。
また、図4に示すように切断刃21が設置される位置は、並列に配置されるダブルUスリット端子31の片側に、ダブルUスリット端子31から所定の間隔を設けて配置される。具体的には、ジャンパ線47が配設される方向からみて外側に配置される。
また、スリットハウジング30のフレーム41には、切断刃21とを挿入するための切断刃挿入溝43を有するよう形成されている。切断刃組込作業員は、切断刃ユニット20を切断刃挿入溝43から挿入し、切断刃21が切断刃挿入溝43の底部付近まで挿入されるように圧入する。ここで、切断刃21の先端は、図4に示すようにダブルUスリット端子31の端子溝部45よりも高い位置に位置決めされるように設置されてフレーム41により保持される。
次に、スリットハウジング30の外に出ているキャリア部22を、矢印A方向に対して力を加えることにより、フレーム41により保持された切断刃21と、キャリア部22とが、図4、図5に示す切込み部46から折り曲がり、切断刃21とキャリア部22とを容易に切断することができる。
また、係止片23は、図5に示すように切断刃21との設置位置から片の先端に行くほど外側に傾斜している。つまり、切断刃21を切断刃挿入溝43から圧入することで、係止片23がフレーム41を押し込むため、切断刃21がフレーム41により係止される。これにより、切断刃21はフレーム41によりスリットハウジング30から外れることがなく保持される。
次に、上述したスリットハウジング30にジャンパ線47を結線する際には、結線作業員がジャンパ線47をダブルUスリット端子31側から配設し、図1に示すような方法でジャンパ線47を結線工具で圧入することにより、ジャンパ線47がダブルUスリット端子31にて芯線の保護する被覆部を剥がされて結線される。
また、ジャンパ線47は、結線されると同時に切断刃によって余長部分が切断される。これにより、ジャンパ線47の余長部分の切断を容易に行うことができる。なお、結線時には、小さな力で結線することができることにより、結線作業の効率を向上させることができると共に、作業員の労力を軽減させ、結線ミスやスリット端子の故障を抑止することができる。
なお、上述した切断刃21は、金属やセラミック等の材料を使用することができる。また、切断刃21が金属から形成されている場合、ジャンパ線47の切断面から芯線が切断刃21に接触する可能性がある。しかしながら、上述したように各切断刃21は、他の金属等の導通物質と接触されずにフレームにより保持されるため、他の通信線や端子等に影響を及ぼすことがない。
また、本考案における係止部は、上述した係止片23に限らず、例えば、突起部を設けフレーム41への圧入時にフレーム41にくい込ませて保持させてもよい。
更に、上述した切断刃21の刃先は水平に形成されているが、本考案についてはこの限りではなく、例えば、ジャンパ線が刃先に接触する部分に凹みが形成されていたり、切断可能な幅を設けたスリットが形成されていてもよい。
上述したように、スリットハウジング30に切断刃21を有することにより、従来より小さい力で結線を行うことができる。更に、結線工具に切断刃を設ける必要がないので、結線工具のコストダウンを実現することもできる。
また、上述したスリットハウジングは、通信機器用の端子板や保安器等に適用することができる。一般に、通信回線から侵入してくる過電圧・過電流が通信機器に流入することを防止するために、電話局内などに通信機器用保安器が設置されている。この通信機器用保安器は、保安器サブモジュールを多段積みにして組み立てたものである。
通信機器用保安器を構成する保安器サブモジュールは、入回線接続用端子として用いられスリットハウジング内に並列された複数のスリット端子と、各スリット端子に対して電気的に接続された保安素子と、保安素子と電気的に接続された交換機側の出回線接続用端子として交換機側コネクタとが搭載された2枚のプリント配線板とを備えている。また、2枚のプリント配線板の間に挟み込みジャンパ線を各入回線接続用端子に接続するときにジャンパ線を整線するための通線口ユニットを備えており、更に入回線接続用端子と出回線用接続端子間に設けられ接続端子間の接続/非接続の切替、又は信号の取り出しを行うため接触部とを有する試験弾器ユニットも備えているものがある。なお、接続端子間の接続/非接続の切替、又は信号の取り出しを必要としない場合、試験弾器ユニットを省いた構成の場合もある。
ここで、一例として本考案におけるスリットハウジングを適用した保安器サブモジュールについて図を用いて説明する。
図6は、本考案における保安器サブモジュールの正面図及びその各側面図の一例を示す図である。図6に示すように、保安器サブモジュール50は、プリント配線板51と、ダブルUスリットハウジング(スリットハウジング)52とを有するよう構成されており、プリント配線板51に半田付けされ、ジャンパ線により通線口ユニット53を通して入回線として接続されるものである。また、保安器サブモジュール50は、プリンタ配線板51等を保持するための外枠フレーム54,55と、交換機側へ接続される交換機側コネクタ56と、保安素子57と、試験弾器ユニット58とを有するよう構成されている。なお、図6では、スリット端子としてダブルUスリット端子が形成されているが、シングルUスリット端子等でもよい。
ここで、ダブルUスリットハウジング52は、16回線の各々に対応して並列された複数のダブルUスリット端子59を保持すると共に、切断刃60を有するスリットハウジングである。つまり、図6に示すこの保安器サブモジュール50は、8回線の2倍の16回線の通信回線の接続が可能となっている。
また、通線口ユニット53は、対となる二枚のプリント配線板51の間にサンドウィッチ形に挟み込んだ状態で取り付けられており、ダブルUスリット端子59に接続するためのジャンパ線の整線を行うためのものである。
また、交換機側コネクタ56は、交換機からのケーブル付コネクタの各々のケーブルが同一方向に配線された場合において、ケーブルが邪魔になり交換機側コネクタ56とケーブル付コネクタとが嵌合できないことがないよう嵌合方向に対して所定間隔だけ位置をずらし、嵌合面が階段状になるように交換機側コネクタ56−1,56−2が並設されている。つまり、交換機側コネクタ56−1,56−2のそれぞれが8回線あるため合わせて16回線を可能にしている。
また、保安素子57は16個のダブルUスリット端子52のそれぞれに対応して設けられており、例えば、双方向性pnpnサージ防護デバイス、アバランシェダイオード、酸化亜鉛バリスタ等にて構成される。また、試験弾器ユニット58は内部にあるTSバネは16回線に対応している。そして、図6に示すTSバネの先端に対応して外枠フレーム54に設けられた開口部61から断線ペグや試験プラグ等を挿入することにより断線することができる。なお、上述したように保安器サブモジュールは、接続端子間の接続/非接続の切替、又は信号の取り出しを必要としない場合、試験弾器ユニットを省いた構成の場合もある。
このように、保安器サブモジュール50において、通線口ユニット53から整線されたジャンパ線がダブルUスリットハウジング52に配設される。次に、上述したようにダブルUスリット端子59により結線され、更に、ダブルUスリットハウジング52に設けられる切断刃60により、余長部分を切断することができる。
上述したように本発明によれば、結線作業の効率を向上させることができる。具体的には、スリットハウジングに通信線を結線させるスリット端子だけでなく、結線された通信線を接断するための切断刃も設けることにより、従来より小さい力で結線作業を行うことができる。また、結線工具に切断刃を設ける必要がないため、結線工具のコストダウンを実現することもできる。
また、切断刃は、前記複数のスリット端子のスリット端子毎に設けられることにより、回線の切断面が切断刃に接触した場合でも、他の回線に影響させることがなく、他の端子と結線することがない。
また、切断刃は、前記切断刃を保持するためのフレームに対して所定の位置で係止するための係止部を有することにより、容易な構成で切断刃を係止することができる。
更に、通信機器用保安器サブモジュールにおいて、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のスリットハウジングと、スリットハウジングが保持する並列された複数のスリット端子の各スリット端子に対して電気的に接続された保安素子と、前記スリット端子に電気的に接続され、断線ペグ,試験プラグ等を挿入して通信回線の切離し又は試験等を行う試験弾器ユニットとを有することにより、従来より小さい力で結線作業を行うことができる通信機器用保安器サブモジュールを提供することができる。これにより、結線作業の効率を向上させることができる。これにより、結線ミスやUスリットハウジングの破壊等の問題も解消される。
図7及び図8は、本考案によるスリットハウジングにジャンパ線を結線するとのに適した結線工具70を示す。
結線工具70は、取手部71とその先端の押込部72からなり、全体が合成樹脂により形成されている。図8に示すように、押込部72はスリット73aと73bとからなるスリット73が形成されている。スリット73は、これを用いて上述の切断刃21を有するスリットハウジングのスリット端子31に結線する場合、スリット31を逃がすためのスリットであり、スリット73bは切断刃21を逃すためのスリットである。
また、図9は、上記結線工具70を使用してジャンパ線を結線する状態を示す。図9(a)は、ジャンパ線47がスリット端子31のスリットに挿入される前の状態を示し、この状態で本考案の結線工具70の押込部72を矢印の方向に押し込む。このとき、押込部72のスリット73bが切断刃21に入り込み、スリット73aがスリット端子31の端子溝部45に入り込むようしてジャンパ線47を押し込む。これにより、ジャンパ線47は図9(b)に示されるように、下方に押し込まれ、その過程でジャンパ線47の端部は切断刃21により切断される。
以上により、本考案の結線工具70を使用することにより、単に押込み操作だけで結線と断線が同時に達成される。
また、本考案においては、切断刃がスリットハウジングに設けられているため、軽い力で結線と断線を行うことができ、結線工具も金属によることなく、合成樹脂で造ることが可能となる。
以上、本考案の好ましい実施例について詳述したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
従来における結線工具を用いた結線作業の一例を示す図である。 本考案におけるスリットハウジングに組み込まれる切断刃を説明するための図である。 本考案における切断刃がハウジングに圧入された状態の一例を示す図である。 切断刃が圧入されたスリットハウジングの断面の一例を示す図である。 切断刃ユニットの斜視図の一例を示す図である。 本考案における保安器サブモジュールの正面図及びその各側面図の一例を示す図である。 本考案による結線工具の斜視図である。 結線工具の正面図である。 本考案の結線工具を使用して結線する操作の説明図である。
符号の説明
10 Uスリットハウジング
11,41 フレーム
12 Uスリット端子
13,47 ジャンパ線
14 結線工具
15 押込部
16 切断刃
17 取手部
18 溝部
20 切断刃ユニット
21,60 切断刃
22 キャリア部
23 係止片
30 スリットハウジング
31,59 ダブルUスリット端子
32 キャリア用溝部
43 切断刃挿入溝
45 端子溝部
46 切込み部
50 保安器サブモジュール
51 プリント配線板
52 ダブルUスリットハウジング(スリットハウジング)
53 通線口ユニット
54,55 外枠フレーム
56 交換機側コネクタ
57 保安素子
58 試験弾器ユニット
61 開口部
70 結線工具
71 取手部
72 押込部
73 スリット
73a スリット逃し用スリット
73b 切断刃逃し用スリット

Claims (5)

  1. 並列された複数のスリット端子をフレームにより保持するスリットハウジングにおいて、
    前記スリット端子に結線される通信線の余長部分を切断するための切断刃を、前記スリット端子の片側に並列して配置させ、前記フレームにより保持させることを特徴とするスリットハウジング。
  2. 前記切断刃は、
    前記複数のスリット端子毎にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載のスリットハウジング。
  3. 前記切断刃は、
    前記フレームに対して所定の位置で係止するための係止部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のスリットハウジング。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のスリットハウジングと、
    前記スリットハウジングが保持する並列された複数のスリット端子の各スリット端子に対して電気的に接続された保安素子とを有することを特徴とする通信機器用保安器サブモジュール。
  5. 合成樹脂材料で形成され、取手部と、Uスリット端子逃がし用スリットと切断刃逃がし用スリットとを有する押込部を先端に有する結線工具。
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