JP3107648U - 床面積を拡張できるトレーラーハウス。 - Google Patents

床面積を拡張できるトレーラーハウス。 Download PDF

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英治 馬場
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Abstract

【課題】床、壁、屋根を展開すると、牽引時の約2〜3倍程度の床面積に拡張することが可能なトレーラーハウスを提供する。
【解決手段】可動壁6を開き、床パネルに内蔵したレール17上を移動させ、側面壁パネル−bの壁と連続した壁6−aとして、4周の壁を形成する機構としている。レール17を移動する壁6−a内の車輪18には、自由回転軸19を設けており、壁6−aがスムーズにレール上を移動できる。可動屋根は丁番により展開する。可動屋根をスムーズ、かつ安全・確実に展開するために、6−aの上部にレールを設け、ここを可動屋根の先端に設けた車輪が移動する。展開された床、壁1−b、壁6−a、屋根7−aは各々、ドアロック、閂・フランス落し、などで固定する。展開後のトレーラーハウスの水密性、機密性を保つために硬質ゴム16を挟み込む。
【選択図】図ー1

Description

本考案は、快適な移動可能の居住空間を提供するため、牽引時の約2〜3倍の床面積に拡張することができるトレーラーハウスに関する。
従来のトレーラーハウスは、目的地に牽引し到着した後に牽引時と同様の形態で居住空間を提供するものと、側面、後部面などの一部分を開放し、テントなどの膜構造により居住空間を拡張する方式のものであった。
牽引時と同様の形態で居住空間を提供するタイプのトレーラーハウスは、温度・湿度コントロールや風雨に対する防備に対しては充分であったが、道路運送車両法等の規制により居住空間の幅、高さ、長さに限界があった。また、車体の一部分を開放してテントなどと連続して居住空間を拡張することが可能なトレーラーハウスは、居住空間の温度・湿度コントロールが不可能であり、風雨に対する防備も充分でなく、さらに害虫や野犬、狼などの野生動物に対する防備も不完全であった。
問題を解決するための手段
所定の位置に駐車し、床、壁、屋根を展開すると、牽引時の約2〜3倍程度の床面積に拡張することが可能なトレーラーハウス。
所定の位置に駐車し、床、壁、屋根を展開すると、牽引時の約2〜3倍程度の床面積に拡張することが可能なトレーラーハウスの機構。
考案の効果
牽引時には道路運送車両法等の大きさの規制に適合しているが、所定の位置に駐車し、床、壁、屋根を展開すると、牽引時の約2〜3倍程度の床面積を有するトレーラーハウスに拡張することが可能で、床、壁、屋根を一般の車体と同様のパネル構造とすることにより、快適な居住空間を持つための温度・湿度コントロールが可能となり、風雨に対する防備も充分で、さらに害虫や野犬、狼などの野生動物に対する防備も完全となる。
本考案を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。図−1は床、壁、屋根を展開した後の平面図である。図−2は牽引時の平面図である。図−1と図−2を比較して見れば理解できるように、展開時の床面積は牽引時の床面積の約3倍となっている。
図−3は展開時の断面図である。▲1▼の可動壁を▲3▼のダンパーにより地面と平行に倒し、▲1▼−aの床と▲2▼の束立てをセットし、▲1▼−bを▲4▼のダンパーにより起立させ、壁をセットできる機構としている。
図−1及び図−2に示す可動壁▲6▼を開き、▲1▼−aに内蔵したレール▲17▼上を移動させ、▲1▼−bの壁と連続した壁▲6▼−aとして、4周の壁を形成する機構としている。レール▲17▼を移動する壁▲6▼−a内の車輪▲18▼には、自由回転軸▲19▼を設けており、壁▲6▼−aがスムーズにレール上を移動できる機構としている。
図−6、図−7、図−8の可動屋根▲7▼を▲5▼の丁番により展開し、図−3の屋根▲7▼−aを形成する機構としている。
可動屋根▲7▼をスムーズ、かつ安全・確実に展開するために、▲ア▼〜▲ア▼の断面図及び▲ア▼上部拡大図にあるとおり、壁▲6▼−aの上部にレールを設け、ここを可動屋根▲7▼の先端に設けた車輪▲18▼が移動する機構としている。
展開された床▲1▼−a、壁▲1▼−b、壁▲6▼−a、屋根▲7▼−aは各々、ドアロック▲15▼、閂・フランス落し▲12▼、などで固定する機構としている。
展開後のトレーラーハウスの水密性、機密性を保つために▲8▼、▲9▼、▲10▼、▲ア▼〜▲ア▼のように硬質ゴム▲16▼を挟み込む機構としている。
パネル構造となる壁の剛性を保つために、トレーラーハウスの採光・換気用の窓は円形としている。
短期間の居住の用に供するために給水用タンク、蓄電池設備、排水タンクを装備するが、長期間の居住のためにインフラ供給・排出口▲13▼、▲14▼(給水用バルブ、電源供給コンセント、排水バルブ等)を設けている。
展開する屋根▲7▼−aはソーラーパネルを採用することにより、生活用電力を供給するとともに、省エネルギー効果を高めることが出来る。
大規模な土木工事現場や建築工事現場では工事期間中、仮設のプレハブハウスを設け、打合せ場所、休憩場所などのスペースとして使用しているが、小規模〜中規模の現場では仮設のプレハブハウスを設ける余地がない場合も多く見られる。本考案は従来の仮設のプレハブハウスに比べ容易に移動、展開・組み立てが出来るため、このような小規模〜中規模の現場内に駐車して、打合せ、休憩スペースとして使用する。これにより現場作業員の労働環境が整い、また風紀の向上にも資することが可能となる。さらに狭小な敷地条件の現場では、片側のみを展開して牽引時の約2倍の床面積として使用することも可能である。
震災時や洪水時に被災地の住民は、指定された避難場所である小中学校の体育館などに避難するが、このような避難場所ではプライバシーの確保は難しく、シャワーやトイレなどの設備が貧弱で、中期〜長期の避難生活は困難を極めている。本考案はこのような状況下で、道路さえ開通すれば容易に牽引・移動してくることが可能で、避難場所の校庭や空き地に駐車することにより、被災住民により快適な居住空間を提供することが可能となる。短期間であればトレーラーハウスに設置している給水タンクと蓄電池により、避難生活が可能であるが、中期〜長期間に渡る避難生活の場合は、インフラ供給口よりライフラインを確保することが可能である。さらに、ソーラーシステムなどの採用により生活用の電力を確保することができる。
本考案の拡張後の平面図である。 本考案の牽引時の平面図である。 本考案の拡張後の断面図である。 本考案の拡張後の後部姿図である。 本考案の拡張後の側面姿図である。 本考案の牽引時の後部姿図である。 本考案の牽引時の断面図である。 本考案の牽引時の側面姿図である。
符号の説明
▲1▼ :側面壁パネル
▲1▼−a:側面壁パネルを展開した床パネル
▲1▼−b:側面壁パネル
▲2▼ :束立て
▲3▼ :ダンパー
▲4▼ :ダンパー
▲5▼ :丁番
▲6▼ :後部壁パネル
▲6▼−a:展開した壁パネル
▲7▼ :屋根パネル
▲7▼−a:展開した屋根パネル
▲8▼ :壁パネル▲1▼−bと壁パネル▲6▼−aの接合状況の概略図である
▲9▼ :床パネル▲1▼−aと壁パネル▲1▼−bの接合状況の概略図である
▲10▼ :壁パネル▲1▼−bと屋根パネル▲7▼−aの接合状況の概略図である
▲11▼ :採光・換気用窓
▲12▼ :閂またはフランス落とし
▲13▼ :インフラ供給口(給水用バルブ、電源供給コンセント)
▲14▼ :インフラ口(排水バルブ)
▲15▼ :ドアロック
▲16▼ :硬質ゴム
▲17▼ :レール
▲18▼ :車輪
▲19▼ :回転軸
▲20▼ :キッチン
▲21▼ :洗面所
▲22▼ :シャワー
▲23▼ :WC

Claims (2)

  1. 所定の位置に駐車し、床、壁、屋根を展開すると、牽引時の約2〜3倍程度の床面積に拡張することが可能なトレーラーハウス。
  2. 所定の位置に駐車し、床、壁、屋根を展開すると、牽引時の約2〜3倍程度の床面積に拡張することが可能なトレーラーハウスの機構。
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