JP3107423U - 立体写真撮影用冶具 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する簡便な立体写真撮影用冶具を提供する。
【解決手段】カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、ベース上に固定した曲線状の軌道レールと、前記カメラを載せて前記軌道レール上を移動する移動フレームと、前記移動フレームの移動方向を前記軌道レールに沿うように案内するガイドローラーと、前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする立体写真撮影用冶具。
【選択図】図1
【解決手段】カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、ベース上に固定した曲線状の軌道レールと、前記カメラを載せて前記軌道レール上を移動する移動フレームと、前記移動フレームの移動方向を前記軌道レールに沿うように案内するガイドローラーと、前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする立体写真撮影用冶具。
【選択図】図1
Description
本考案は、カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具に関する。
従来から、レンチキュラーレンズを使用することによって、平面写真を立体的に見せる立体写真の作成方法が知られており、この立体写真を作るためには、被写体を別々の方向から見た写真を撮影する必要がある。
立体写真の撮影装置に関しては、従来から種々の提案がなされており、例えば、特開平10−39434号公報には、被写体に対する角度を変更し得るようにカメラを取り付けた部材を水平および前後に移動させることによって、被写体を中心とした同一円周上の複数位置から精度よく撮影する方法が開示されている。
しかし、特開平10−39434号公報に記載された方法は、カメラの角度および水平方向の位置を制御するために、大掛かりな装置が必要になるうえ、制御が複雑になるという問題点があった。
特開平10−39434号公報
立体写真の撮影装置に関しては、従来から種々の提案がなされており、例えば、特開平10−39434号公報には、被写体に対する角度を変更し得るようにカメラを取り付けた部材を水平および前後に移動させることによって、被写体を中心とした同一円周上の複数位置から精度よく撮影する方法が開示されている。
しかし、特開平10−39434号公報に記載された方法は、カメラの角度および水平方向の位置を制御するために、大掛かりな装置が必要になるうえ、制御が複雑になるという問題点があった。
本考案は、前述のような従来技術の問題点を解決し、カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する簡便な立体写真撮影用冶具を提供することを課題とする。
本考案は、前述の課題を解決するために、カメラを載せたフレームを曲線状の軌道レール上を移動させることによって、被写体を異なる角度から撮影する簡便な立体写真撮影用冶具を提供するものであり、その要旨とするところは実用新案登録請求の範囲に記載した通りの下記内容である。
(1)カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、
ベース上に固定した曲線状の軌道レールと、
前記カメラを載せて前記軌道レール上を移動する移動フレームと、
前記移動フレームの移動方向を前記軌道レールに沿うように案内するガイドローラーと、
前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする立体写真撮影用冶具。
(2)前記曲線状の軌道レールの軌道が半径1〜5mの円形であり、かつ、該軌道レールの断面形状が直径10〜50mmの円形であることを特徴とする(1)に記載の立体写真撮影用冶具。
(3)前記ガイドローラーが、前記軌道レールの斜め上面および側面に複数セット設けられていることを特徴とする(1)または(2)に記載の立体写真撮影用冶具。
(1)カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、
ベース上に固定した曲線状の軌道レールと、
前記カメラを載せて前記軌道レール上を移動する移動フレームと、
前記移動フレームの移動方向を前記軌道レールに沿うように案内するガイドローラーと、
前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする立体写真撮影用冶具。
(2)前記曲線状の軌道レールの軌道が半径1〜5mの円形であり、かつ、該軌道レールの断面形状が直径10〜50mmの円形であることを特徴とする(1)に記載の立体写真撮影用冶具。
(3)前記ガイドローラーが、前記軌道レールの斜め上面および側面に複数セット設けられていることを特徴とする(1)または(2)に記載の立体写真撮影用冶具。
本考案によれば、カメラを載せたフレームを曲線状の軌道レール上を移動させることによって、被写体を異なる角度から撮影する簡便な立体写真撮影用冶具を提供することができるなど、産業上有用な著しい効果を奏する。
本考案を実施するための最良の形態について、図1乃至図3を用いて詳細に説明する。
図1は、本考案の立体写真撮影用冶具の実施形態を例示する全体平面図である。
図1において、1は被写体、2はベース、3は軌道レール、4は固定部材、5は移動フレーム、6は目盛りを示す。
本考案は、カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、ベース2上に、例えば、ボルトなどの固定部材4で固定した曲線状の軌道レール3と、前記カメラを載せて前記軌道レール3上を移動する移動フレーム5と、前記移動フレーム5の移動方向を前記軌道レール3に沿うように案内するガイドローラーと、前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする。
図1は、本考案の立体写真撮影用冶具の実施形態を例示する全体平面図である。
図1において、1は被写体、2はベース、3は軌道レール、4は固定部材、5は移動フレーム、6は目盛りを示す。
本考案は、カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、ベース2上に、例えば、ボルトなどの固定部材4で固定した曲線状の軌道レール3と、前記カメラを載せて前記軌道レール3上を移動する移動フレーム5と、前記移動フレーム5の移動方向を前記軌道レール3に沿うように案内するガイドローラーと、前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする。
本考案によれば、カメラを載せた移動フレーム5を、曲線状の軌道レール3の上を移動させながら撮影することによって、図1の矢印で示すように、被写体1を異なる方向から順次撮影することができる。
本考案においては、曲線状の軌道レール5のサイズは問わないが、通常の被写体1の大きさを勘案すると、軌道レール5は、半径1〜5mの円形とすることが好ましい。
また、軌道レール5の加工性と材料入手の容易性を勘案すると、断面形状は直径10〜50mmの円形とすることが好ましい。
また、本考案においては、移動フレーム5の駆動方法は問わず、撮影者が自分で移動させてもよいが、モータ駆動によって自動的に移動させながら撮影することもできる。
なお、図1に示すように、軌道レールの横に、目盛り6を配置することによって、一定間隔の撮影を行うことができるうえ、撮影位置を正確に記録することができる。
本考案においては、曲線状の軌道レール5のサイズは問わないが、通常の被写体1の大きさを勘案すると、軌道レール5は、半径1〜5mの円形とすることが好ましい。
また、軌道レール5の加工性と材料入手の容易性を勘案すると、断面形状は直径10〜50mmの円形とすることが好ましい。
また、本考案においては、移動フレーム5の駆動方法は問わず、撮影者が自分で移動させてもよいが、モータ駆動によって自動的に移動させながら撮影することもできる。
なお、図1に示すように、軌道レールの横に、目盛り6を配置することによって、一定間隔の撮影を行うことができるうえ、撮影位置を正確に記録することができる。
図2および図3は、本考案に用いる移動フレームの実施形態を例示する図であり、図2は平面図を示し、図3は側面図を示す。
図2および図3において、2はベース、3は軌道レール、5は移動フレーム、7はボールキャスター、8は側面ガイドローラー、9は上面ガイドローラー、10は引き棒、11はカメラ台座、12は指針を示す。
図2および図3に示すように、本実施形態においては、移動フレーム5は、2個の側面ガイドローラー8および2個の上面ガイドローラーによって、軌道レール3に沿って案内される構造となっている。
図2および図3において、2はベース、3は軌道レール、5は移動フレーム、7はボールキャスター、8は側面ガイドローラー、9は上面ガイドローラー、10は引き棒、11はカメラ台座、12は指針を示す。
図2および図3に示すように、本実施形態においては、移動フレーム5は、2個の側面ガイドローラー8および2個の上面ガイドローラーによって、軌道レール3に沿って案内される構造となっている。
このように、側面および上面から複数セットのガイドローラーによって案内することによって、移動フレーム5が振動することなく、円滑に軌道レール上を移動することができる。
また、移動フレーム5の下端には、ボールキャスター7が設けられており、これによって、移動フレーム5がベース2上を円滑に移動することができる。
さらに、移動フレーム5の側面には、引き棒10が設けられており、この引き棒10を操作することによって、移動フレーム5を簡単に動かすことができるうえ、引き棒10に設けられた指針12が前述の目盛りを指し示すことによって、移動フレームを正確な位置に設定することができるうえ、撮影した正確を記録することができる。
また、移動フレーム5の下端には、ボールキャスター7が設けられており、これによって、移動フレーム5がベース2上を円滑に移動することができる。
さらに、移動フレーム5の側面には、引き棒10が設けられており、この引き棒10を操作することによって、移動フレーム5を簡単に動かすことができるうえ、引き棒10に設けられた指針12が前述の目盛りを指し示すことによって、移動フレームを正確な位置に設定することができるうえ、撮影した正確を記録することができる。
1 被写体
2 ベース
3 軌道レール
4 固定部材
5 移動フレーム
6 目盛り
7 ボールキャスター
8 側面ガイドローラー
9 上面ガイドローラー
10 引き棒
11 カメラ台座
12 指針
2 ベース
3 軌道レール
4 固定部材
5 移動フレーム
6 目盛り
7 ボールキャスター
8 側面ガイドローラー
9 上面ガイドローラー
10 引き棒
11 カメラ台座
12 指針
Claims (3)
- カメラを載せたフレームを移動して被写体を異なる角度から撮影する立体写真撮影用冶具であって、
ベース上に固定した曲線状の軌道レールと、
前記カメラを載せて前記軌道レール上を移動する移動フレームと、
前記移動フレームの移動方向を前記軌道レールに沿うように案内するガイドローラーと、
前記移動フレームを前記ベース上で走行させるボールキャスターとを有することを特徴とする立体写真撮影用冶具。 - 前記曲線状の軌道レールの軌道が半径1〜5mの円形であり、かつ、該軌道レールの断面形状が直径10〜50mmの円形であることを特徴とする請求項1に記載の立体写真撮影用冶具。
- 前記ガイドローラーが、前記軌道レールの斜め上面および側面に複数セット設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の立体写真撮影用冶具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005150U JP3107423U (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 立体写真撮影用冶具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005150U JP3107423U (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 立体写真撮影用冶具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3107423U true JP3107423U (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=43270137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004005150U Expired - Fee Related JP3107423U (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 立体写真撮影用冶具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107423U (ja) |
-
2004
- 2004-08-27 JP JP2004005150U patent/JP3107423U/ja not_active Expired - Fee Related
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