JP3107239B2 - 硬貨識別装置 - Google Patents

硬貨識別装置

Info

Publication number
JP3107239B2
JP3107239B2 JP03185220A JP18522091A JP3107239B2 JP 3107239 B2 JP3107239 B2 JP 3107239B2 JP 03185220 A JP03185220 A JP 03185220A JP 18522091 A JP18522091 A JP 18522091A JP 3107239 B2 JP3107239 B2 JP 3107239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
pattern
annular
denomination
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03185220A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628542A (ja
Inventor
俊一 上田
亨 大島
富雄 戎
Original Assignee
グローリー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
Priority to JP03185220A priority Critical patent/JP3107239B2/ja
Publication of JPH0628542A publication Critical patent/JPH0628542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3107239B2 publication Critical patent/JP3107239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/005Testing the surface pattern, e.g. relief

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬貨の模様を回転に関
係なく取得して、硬貨を確実に識別する硬貨識別装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】硬貨を識別する技術として、例えば特公
昭47−45039号公報に記載されたものがある。こ
れは、硬貨表面の同心円上のパターンを光学的に検出す
るものであり、同心円上の反射光を多数のライトガイド
によって光電変換素子に導き、これらの光電変換素子で
検出された光線量の総和を基準値と比較することによっ
て、硬貨の表面状態を検知するようになっている。しか
しながらこの技術は、厳密な意味では硬貨の表面パター
ンを検出しているとは言い難いものである。つまり、表
面が平らな単なる円板であっても光線反射率さえ一致し
ていれば、真の硬貨と判別してしまい、硬貨表面の凹凸
模様自体を判別できないという問題があるからである。
この問題を解決して、硬貨の表面の模様パターンを確実
に読み取るようにした技術が特公昭63−51315号
公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
63−51315号公報に述べられた技術は、基準パタ
ーンとして、硬貨の回転量に応じて多数のパターンを予
め用意しておく必要があり、これに伴って検出パターン
と基準パターンとの比較動作が非常に多くなり、処理に
時間がかかり実用的でないという問題があった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、硬貨の模様パターンを確実に検出でき
ると共に、処理時間を短くした硬貨識別装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は硬貨識別装置に
関するもので、本発明の上記目的は、硬貨の表面の模様
により陰影を生ずる角度で、硬貨面の周囲から光を照射
する照射手段と、前記照射手段によって光が照射された
硬貨の表面全体の反射光を受光するイメージセンサと、
前記イメージセンサによる前記硬貨全体のデータを複数
の円環領域に区分して前記円環領域毎に特徴量の存在す
る比率を算出する比率算出手段と、前記比率算出手段に
よって算出された前記円環領域毎の比率を並べた円環パ
ターンを、予め金種毎に記憶された基準パターンと比較
して金種を判断する判断手段とを設けることによって達
成される。
【0006】また、硬貨の表面の模様により陰影を生ず
る角度で、硬貨面の周囲から光を照射する照射手段と、
前記照射手段によって光が照射された硬貨の表面全体の
反射光を受光するイメージセンサと、前記イメージセン
サによる前記硬貨全体のデータを複数の円環領域に区分
すると共に、同一円環領域内での所定角度毎の特徴量の
個数を求め、前記個数を前記全ての円環領域について算
出する個数算出手段と、各隣接する前記円環領域の同一
角度における特徴量の個数の差を変化量として角度毎
に、かつ全ての隣接円環領域にわたって算出する変化量
算出手段と、前記変化量算出手段によって算出された変
化量を各同一円環領域内で集計する集計手段と、前記集
計された変化量を並べた変化量の円環パターンと、予め
金種毎に記憶された変化量の基準パターンとを比較して
金種を判断する判断手段とを設けることによって達成さ
れる。
【0007】
【作用】本発明は硬貨の識別を、硬貨の中心に対する同
心円の円環領域についての2値データを求め、各円環領
域毎に求めた特徴量について基準パターンと比較するこ
とによって行なうようになっている。円環領域について
の特徴量で比較を行なうようになっているので、硬貨の
方向(角度)に関係なく正確な識別を行なうことができ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示しており、所定
の搬送路を搬送される硬貨1は照射手段10によって全
面に照射され、硬貨面からの反射光は光学系20を介し
てイメージセンサ30に入力され、硬貨の表面全体から
光学的データを取得するようになっている。イメージセ
ンサ30の出力は比率算出手段40に入力され、イメー
ジセンサ30で取得された硬貨全体のデータを複数の円
環領域に区分して、各円環領域毎に特徴量の存在する比
率RSを算出する。算出された比率RSは判断手段50
に入力され、円環領域毎の比率を並べた円環パターン
を、予め金種毎に基準メモリ60に記憶された基準パタ
ーンRPと比較して金種を判断し、判断結果DRを出力
するようになっている。また、基準メモリ60と判断手
段50に関しては、比率算出手段40によって算出され
た円環領域毎の比率RSから、隣接する各円環領域の比
率の差を算出する差算出手段を設け、差算出手段によっ
て算出された比率の差を並べた差の円環パターンと、予
め金種毎に基準メモリに記憶された差の基準パターンと
を比較して金種を判断する判断手段とを設けるようにし
ても良い。
【0009】次に各部の動作を説明する。図2は硬貨1
と、照射手段10と、イメージセンサ30との一構成例
を示しており、図3及び図4は他の構成例を示してい
る。
【0010】図2の(A)は平面図であり、同図(B)
は側面断面図であり、硬貨1はガラス等の透明材で成る
搬送路2上をベルト3に挾持されながら搬送される。搬
送路2の下方には光ファイバ群11が硬貨1に対して円
環状に配設されており、硬貨1の表面全体に光ファイバ
群11を介して、光を浅い角度で照射するようになって
いる。また、図3は多数の発光ダイオード12を硬貨1
に対して円環状に配設した例であり、発光ダイオード1
2の発光によって、搬送される硬貨1の表面全体を浅い
角度で照射するようになっている。更に、図4は円管蛍
光灯13を配設した例を示しており、これによっても硬
貨1の表面全体を浅い角度で照射することができる。
【0011】硬貨1の表面に浅い角度で光を照射する
と、図5に示すように水平部が暗部となり、垂直部が明
部となる。従って、硬貨1の表面を光学系20を介して
イメージセンサ30で撮像してエッジ抽出を行ない、2
値化すると、図6に示すような2値画像が得られる。な
お、図6では区分された円環の枠も示されている。この
ような2値画像は比率算出手段40及び判断手段50で
処理されるが、実際にはCPU,ROM,RAM等のコ
ンピユータシステムで、硬貨搬送系からのタイミングセ
ンサの信号を入力してソフトウエア的に処理される。
【0012】図7に示すフローチャートを参照して、本
発明の動作を説明する。先ず硬貨搬送系で搬送される硬
貨1の表面からの反射光を、光学系20を介してイメー
ジセンサ30で読取って比率算出手段40で2値化し、
図6に示す如く得られた硬貨模様データをRAM内の記
憶部(図示せず)に記憶する(ステップS1)。すなわ
ち、搬送されて来る硬貨1が別途設けられたタイミング
センサによって検出されたとき、イメージセンサ30に
より硬貨1の模様を読取り、記憶部に2値化して一旦取
込む。そして、記憶された内容から外径を判断して例え
ば500円硬貨なら11、100円硬貨又は10円硬貨
なら10の円環領域にデータを区分する(ステップS
2)。図8は1〜Nの円環領域に区分した例を示してお
り、中心部は画像が安定しないという理由で除かれてい
る。次に、区分された各円環領域毎に黒画素(又は白画
素)の数を集計する(ステップS3)。例えば500円
硬貨の場合第1の円環領域で、ある半径を基準として、
図8に示す如く角度5度毎に黒の画素数が幾つあるかを
みて1周、72箇所の黒の画素数を集計する。この集計
を、第2から第11の円環領域まで行なう(逆に白画素
の数を数えても良い)。
【0013】上述のようにして各円環領域毎の黒画素
(又は白画素)を集計した後、各円環領域毎に黒画素
(又は白画素)の比率Snを算出し、図9に示すような
円環パターンを求める(ステップS4)。すなわち、第
1の円環領域内での黒の集計値をその領域の全画素数
(5度毎の画素数の全体の数)で割って比率を出し、こ
れを第2から第11の円環領域まで全て行なうのであ
る。図9の例では、比率Snは(黒画素/円環領域内に
ある半径上の全画素)で求めており、円環状領域内が真
っ黒であればSn=1.0であり、真っ白であればSn
=0.0となる。次に、上述のようにして求められた円
環パターンを、判断手段50は基準メモリ60に予め登
録されている全金種の基準パターンと比較し(ステップ
S5)、当該硬貨の金種を判断する(ステップS6)。
すなわち、比率Snを第1から第11まで並べると1つ
の円環パターンができ、この円環パターンを金種毎に設
けられた基準パターンと比較し、どの金種のパターンに
一番類似するかを後述する計算により求め、その距離が
所定値以下ならその金種と判断する。
【0014】円環パターンと基準パターンとの類似度の
計算に関しては、識別ヒストグラムXと予め設定した基
準ヒストグラムYとのチエビシェフ距離、重み付チエビ
シェフ距離及び相関係数を識別関数として類似度を求め
る。すなわち、チエビシェフ距離は、
【0015】
【数1】 であり、重み付きチエビシェフ距離は、
【0016】
【数2】 である。なお、重みW(W,W,W,…,W
…,W)は評価パラメータa,bの確率分布を正規分
布と仮定したときに、重なり度合いが最も小さくなるよ
うにマハラノビスの汎距離を用いて決定する。また、相
関係数は、
【0017】
【数3】 で表わされる。
【0018】判断手段50は、上述では円環パターンを
基準パターンと比較するようになっているが、隣接する
各円環領域の比率の差を算出して判断するようにしても
良い。すなわち、図7のステップS4で黒画素(又は白
画素)の比率Snを求め、図10に示すような円環パタ
ーン(比率S〜S11)を求めた後、隣接した円環領
域の比率の差HLを算出する(ステップS10)。図
10に示すように、第1から第11まで11個の円環領
域S〜S11がある場合には、第1と第2の差,第2
と第3の差というように、隣接する円環領域についての
み比率の差を算出して10個のデータが得られる。比率
の差HLは比率Sに対して、
【0019】
【数4】HL=Sn+1−S で求められる。図11はその様子を示しており、比率の
差HLはS−Sで求められ、比率の差HLはS
−Sで求められ、以下同様に数4に従って比率の差
HLが求められる。この10個のデータを順番に並べ
ると図11に示すような差の円環パターンが作成され
る。この差の円環パターンを、金種毎に設けられた差の
基準パターンと比較し、上述と同様にチェビシェフの距
離を計算してどの金種に最も近いかを見て、更にその距
離がある値以下ならその金種と判断する(ステップS1
1,S6)。
【0020】ところで、図12に示すような円環領域C
〜Cに対して、黒画素の比率Sが全て0.5であ
る場合、比率Snによる円環パターンは図13の(A)
のようになる。また、図14に示すような円環領域C
〜Cに対しても、黒画素の比率Sが全て0.5とな
り、比率Sによる円環パターンは図15の(A)のよ
うになる。したがって、図12の円環パターンと図14
の円環パターンは同一であり、上記ステップS5の比較
では判別できないことになる。さらに、図12のパター
ンに対して比率の差HLを求めると、図13の(B)
のように全て0.0となり、図14のパターンに対して
比率の差HLを求めると、図15の(B)のように全
て0.0となる。したがって、図12の円環パターンと
図14の円環パターンは同一であり、上記ステップS1
0、S11の比較では判別できないことになる。
【0021】このような問題を解決する手段として、図
12及び図14に示すような半径方向のラインLを考え
ると、図12のパターンと図14のパターンとで差が生
じる。かかる原理に基づく本発明の他の例を以下に説明
する。
【0022】図16はその構成例を図1に対応させて示
しており、イメージセンサ30の出力信号は個数算出手
段70に入力され、個数算出手段70は硬貨全体のデー
タを複数の円環領域に区分すると共に、同一円環領域内
での所定角度毎の特徴量の個数を求め、この個数を全て
の円環領域について算出する。次段の変化量算出手段8
0は、各隣接する円環領域の同一角度における特徴量の
個数の差を変化量CHとして、角度毎にかつ全ての隣接
円環領域にわたって算出する。また、変化量CHは集計
手段90に入力され、集計手段90は変化量CHを各同
一円環領域内で集計するようになっている。
【0023】次に図17のフローチャートを参照して、
本発明の動作を説明する。ステップS1及びS2は図7
と同一であり、その説明を省略する。円環領域の区分を
行なって後、各円環領域内における所定角度毎の黒又は
白の画素数を個数算出手段70で算出する(ステップS
20)。例えば、ある半径を基準として5度毎の半径方
向における黒の画素数を各円環領域毎に算出すると、全
ての円環領域で各72個のデータ(特徴量)が得られる
(72個×11円環)。図18及び図19は周方向ヒス
トグラムの作成を説明するための図であり、半径i
(1、…、i−1、i、i+1、…)上の各円環
領域(1、…、n−1、n、n+1、…)内にお
ける黒画素数を算出する。図19の(A)は円環領域n
+1についての黒画素数を、同図(B)は円環領域n
についての黒画素数を、同図(C)は円環領域n
1についての黒画素数を、同図(D)は円環領域1につ
いての黒画素数をそれぞれ示している。また、図18の
a〜d部は円環領域n上のデータであり、図19の
(A)におけるデータP〜Pにそれぞれ対応してい
る。
【0024】上述のようにして求められた各円環領域内
における半径i上の黒画素数は、変化量算出手段80に
入力される。変化量算出手段80は隣接円環領域の同一
角度における画素数の差(変化量)を算出する(ステッ
プS21)。例えば、5度における第1及び第2の円環
領域の特徴量の差を変化量として算出し、続いて第2及
び第3、……、第10及び第11の差についても同様に
して求める。更に今度は、10度における第1及び第2
の差、第2及び第3、……、第10及び第11の差を算
出する。隣接数は10個あるが、それぞれに72個の変
化量のデータが得られる。図20〜図22はその様子を
示しており、図20の円環領域nのラインi−1の
a部の黒画素数“2”及びラインi+1のc部の黒画
素数“2”は、それぞれ図21の(B)に示され、円環
領域n+1のラインi−1のb部の黒画素数“4”
及びラインi+1のd部の黒画素数“3”は、それぞ
れ図21の(A)に示される。そして、各半径毎に隣接
領域の差hSiを、
【0025】
【数5】 で求める。図21の円環領域nについて各隣接領域の
差hSiを求めると図22の(A)のようになり、円環
領域n−1について求めると同図(B)のようにな
る。
【0026】この後、集計手段90で同一円環領域内毎
に変化量を集計する(ステップS22)。この集計は
【0027】
【数6】 によって行なわれ、図22の(A)の総和は図23のQ
2で示され、図22の(B)の総和は図23のQ1で示
される。図23のパターンが変化量の円環パターンとな
るものであり、次に判断手段50が変化量の円環パター
ンを変化量の基準パターンと比較する(ステップS2
3)。比較は前述と同様にチェビシェフの距離を計算
し、どの金種に最も近いかをみて、更にその距離がある
値以下ならその金種と判断する。
【0028】上述の方法によれば、図12のパターンに
関しては図13の(C)に示す変化量の円環パターンと
なり、図14のパターンに関しては図15の(C)に示
す変化量の円環パターンとなるので、硬貨の金種を確実
に判断することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、硬貨の回転によって影
響を受けない円環領域のデータに基づいて識別するよう
にしているので、パターンの数も少なくて済み、硬貨識
別を短時間に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】硬貨のデータ取得の一構成例を示す図である。
【図3】硬貨のデータ取得の他の構成例を示す図であ
る。
【図4】硬貨のデータ取得の更に他の構成例を示す図で
ある。
【図5】硬貨への光の照射によって明暗部が形成される
様子を示す図である。
【図6】硬貨の2値画像の例を示す図である。
【図7】本発明の動作例を示すフローチャートである。
【図8】円環領域の区分の例を示す図である。
【図9】円環パターンの例を示す図である。
【図10】円環パターンS〜S11の例を示す図であ
る。
【図11】差の円環パターンの例を示す図である。
【図12】円環領域と画素の一例を示す図である。
【図13】図12のデータ処理を示す図である。
【図14】円環領域と画素の一例を示す図である。
【図15】図14のデータ処理を示す図である。
【図16】本発明の他の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図17】図16の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図18】周方向ヒストグラムの作成を説明するための
図である。
【図19】周方向ヒストグラムの作成を説明するための
図である。
【図20】変化量の検出を説明するための図である。
【図21】周方向ヒストグラムの例を示す図である。
【図22】各半径毎に隣接領域の差を求める様子を示す
図である。
【図23】変化量の円環パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 硬貨 2 搬送路 3 ベルト 10 照射手段 20 光学系 30 イメージセンサ 40 比率算出手段 50 判断手段 60 基準メモリ 70 個数算出手段 80 変化量算出手段 90 集計手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−290786(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 5/00 - 5/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨の表面の模様により陰影を生ずる角
    度で、硬貨面の周囲から光を照射する照射手段と、前記
    照射手段によって光が照射された硬貨の表面全体の反射
    光を受光するイメージセンサと、前記イメージセンサに
    よる前記硬貨全体のデータを複数の円環領域に区分して
    前記円環領域毎に特徴量の存在する比率を算出する比率
    算出手段と、前記比率算出手段によって算出された前記
    円環領域毎の比率を並べた円環パターンを、予め金種毎
    に記憶された基準パターンと比較して金種を判断する判
    断手段とを備えたことを特徴とする硬貨識別装置。
  2. 【請求項2】 前記比率算出手段によって算出された前
    記円環領域毎の比率から、隣接する前記各円環領域の比
    率の差を算出する差算出手段を設け、前記判断手段が、
    前記差算出手段によって算出された比率の差を並べた差
    の円環パターンと、予め金種毎に記憶された差の基準パ
    ターンとを比較して金種を判断するようになっている請
    求項1に記載の硬貨識別装置。
  3. 【請求項3】 硬貨の表面の模様により陰影を生ずる角
    度で、硬貨面の周囲から光を照射する照射手段と、前記
    照射手段によって光が照射された硬貨の表面全体の反射
    光を受光するイメージセンサと、前記イメージセンサに
    よる前記硬貨全体のデータを複数の円環領域に区分する
    と共に、同一円環領域内での所定角度毎の特徴量の個数
    を求め、前記個数を前記全ての円環領域について算出す
    る個数算出手段と、各隣接する前記円環領域の同一角度
    における特徴量の個数の差を変化量として角度毎に、か
    つ全ての隣接円環領域にわたって算出する変化量算出手
    段と、前記変化量算出手段によって算出された変化量を
    各同一円環領域内で集計する集計手段と、前記集計され
    た変化量を並べた変化量の円環パターンと、予め金種毎
    に記憶された変化量の基準パターンとを比較して金種を
    判断する判断手段とを備えたことを特徴とする硬貨識別
    装置。
JP03185220A 1991-06-28 1991-06-28 硬貨識別装置 Expired - Fee Related JP3107239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03185220A JP3107239B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 硬貨識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03185220A JP3107239B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 硬貨識別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0628542A JPH0628542A (ja) 1994-02-04
JP3107239B2 true JP3107239B2 (ja) 2000-11-06

Family

ID=16166983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03185220A Expired - Fee Related JP3107239B2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 硬貨識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3107239B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3525360B2 (ja) * 1994-05-19 2004-05-10 ローレルバンクマシン株式会社 硬貨判別装置
JP3359986B2 (ja) * 1995-04-06 2002-12-24 沖電気工業株式会社 硬貨認識装置
ES2155021B1 (es) * 1999-04-21 2001-11-16 Escandell Juan Munar Dispositivo selector de monedas o fichas.
JP2001222732A (ja) 2000-02-07 2001-08-17 Yunirekku:Kk 識別対象偏向装置
JP2001258957A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Denso Corp ベッドモニタ装置
JP2015225462A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 株式会社横浜アートニクス 判別装置、判別プログラムおよび判別方法
KR101874928B1 (ko) 2016-11-01 2018-07-05 주식회사 삼양사 저칼로리 커피 음료 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0628542A (ja) 1994-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3525360B2 (ja) 硬貨判別装置
US6412620B1 (en) Coin discriminating apparatus
US6328150B1 (en) Coin discriminating apparatus
JP3652558B2 (ja) 硬貨判別装置
EP1490828B1 (en) Currency verification
JP4113393B2 (ja) 硬貨判別方法および装置
US6499581B2 (en) Coin discriminating apparatus
US6605819B2 (en) Media validation
JP3130974B2 (ja) 硬貨識別装置
JP3107239B2 (ja) 硬貨識別装置
JP5174917B2 (ja) 硬貨の正損判別装置及び正損判別方法
JP2000149019A (ja) 円形物判別装置
JP3359986B2 (ja) 硬貨認識装置
JP3718613B2 (ja) 画像イメージによる硬貨真偽判定方法及び装置
JPH09218968A (ja) 硬貨識別装置
JPH1083471A (ja) コイン識別装置
JPH10302110A (ja) 紙幣判別装置
JPH07210720A (ja) 硬貨認識装置
JP3640219B2 (ja) 紙幣識別装置
JP3167540B2 (ja) 硬貨認識装置
JP3394984B2 (ja) 硬貨認識装置
JP3542200B2 (ja) 紙幣識別装置
JPH09161077A (ja) 硬貨識別装置
JP4176611B2 (ja) 硬貨判別方法および装置
JP2001331836A (ja) 硬貨識別方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees