JP3107185U

JP3107185U - 音声および回転付組立ロウソク

Info

Publication number: JP3107185U
Application number: JP2004004853U
Authority: JP
Inventors: 治植張
Original assignee: 治植張
Priority date: 2003-11-19
Filing date: 2004-08-12
Publication date: 2005-01-27
Anticipated expiration: 2010-08-12
Also published as: US20050207155A1

Abstract

【課題】等速回転でき、鑑賞効果を具える音声および回転付組立ロウソクを提供する。
【解決手段】底台１、花芯筒２、火薬筒３、ばね、張り線、花弁式の支持桿５、回転装置７、ロウソク６および音楽ＩＣを具える制御回路から構成されている。支持桿５は花芯筒２の底部に接続され、火薬筒３は花芯筒２内に内蔵され、支持桿５の外端にロウソク６が設置されている。回転装置７は、上蓋、下蓋、ばねおよび回転盤から構成され、上蓋と下蓋が合わせられ、回転盤がその中に内蔵され、中心下向きに凸柱が設置され、凸柱上の欠切口にばねの内端が固定されている。上蓋と回転盤には二つの張り線固定孔が貫設され、張り線は火薬筒３、ばね、上蓋および回転盤を通って止められている。回転盤上には凸環が設置され、上蓋の内側には環槽が対応し、凸環が環槽内で回転し、環槽内には粘着物質が充填される。
【選択図】図２

Description

本考案は、音声および回転付組立ロウソクに関するもので、花弁の開閉と音声等が設置されている誕生日やお祝いの時に使用する組立ロウソクである。

誕生日や記念日または婚礼や宴会は、一般に、ケーキにロウソクを点して祝う。一般的には、ケーキの上にロウソクを挿し、一本ずつ火を点す。この方法は、加工が簡単でコストも安いが、火がともるだけで、音楽もなく、楽しさに欠ける。その上、ロウソクを挿した後にはケーキに穴が空き、ケーキ表面の図案を壊してしまう。また、衛生的でない。

そのため、回転式の誕生日用ロウソクが市場に出ている。この誕生日用ロウソクは、基台桿があり、基台桿上には蓮の葉盤がデザインされ、蓮の葉盤の中に花芯が設置されている。花芯軸外には圧縮ばねがあり、花芯上に花弁蓋と火薬筒が連接する。火薬筒内に火薬を入れ、火薬筒上には最上蓋が設置される。花芯の外面には花弁があり、花弁頭部内壁に珠型のロウソクが設置される。火薬筒から蓮の葉盤底部の間には固定張り線が連接される。蓮の葉盤底部基台桿のばねボックスと花芯軸の外壁には掛合凸が設置され、基台桿には案内環が設置され、案内環と掛合凸が合わされる。火薬に火をつけると、固定張り線が切れ、花芯が起き上がり、花弁からロウソクが現れ、続いて回転する。

中国特許番号００２０８２４１１号

解決しようとする問題点は、ロウソクの回転する速度が速すぎること、また、回転時間が短い点である。別に、このロウソクは花弁が開くだけで、誕生日の数字などの表示ができない点である。

本考案は、回転速度を調節する音声および回転付組立ロウソクを提供することを目的とする。
また別に常用される発光変色の誕生日数字もしくは祝いの言葉がある組立式ロウソクを提供する。

更に安全点火装置が設置され、点火方法が安全で、簡易で美観であり、趣味性にも優れている組立式ロウソクを提供する。
また、音楽回路に開閉装置が設置されている組立式ロウソクを提供する。
以上を本考案の目的とする。

本考案は、底台、花芯筒、火薬筒、ばね、張り線、花弁式支持桿、回転装置、ロウソクおよび音楽ＩＣを具える制御回路支持脚が花芯筒の底部に設置されて構成される。火薬筒は花芯筒内に設置され、花弁式支持桿外端にはロウソクが設置される。回転装置は上蓋、下蓋、ばねおよび回転盤から構成され、上蓋と下蓋は合わされて固定され、回転盤とばねがその中に設置され、上蓋の環槽には粘性物質が充填される。環槽内に充填された粘性物質によって回転速度が大きくなりすぎるのを防止し、等速回転する。更にロウソク上に発光装置、音楽開閉装置および点火装置が設置されることを最も主要な特徴とする。

本考案の音声および回転付組立ロウソクは、下述の利点がある。
１．本考案では、ロウソクの回転速度に関する問題を解決しており、火薬筒に火をつけると、張り線が切れ、同時に支持桿上のロウソクに火が点る。ばねが緩み、圧縮スプリングが花芯および支持桿を持ち上げ、花弁式支持桿がロウソクと共に開き、締まっていた花弁、ロウソクおよび花芯が回転する。環槽内には粘着物質が充填されているため、回転速度が大幅に抑えられ、等速で回転する。

２．炎が制御回路に連通して音楽を発する。発光棒の発光ダイオード（ＬＥＤ）が制御回路をコントロールして点滅し、その最上端の数字や文字は自在に設置される。音楽に合わせて多彩なデザインを形成し、目と耳から楽しむ。

３．絶縁銅線上の金属環が音楽の開閉を解決する。金属部品を掴むだけで、音楽機能が停止する。操作が簡単で、便利である。
４．点火装置は、発火棒で火薬筒に火をつけると、炎が出て、ロウソクのその他の機能を発する。鑑賞効果を具え、且つ安全で、美観であり、操作が簡便である。

（実施例１）
図１および図２に示すとおり、本考案の一実施例による音声および回転付組立ロウソクは、底台１、花芯筒２、火薬筒３、ばね４、張り線(図未提示)、花弁式支持桿５、ロウソク６、回転装置７および音楽制御回路８を含む。花芯筒２とは、花芯２１と筒体２２との両部分から構成され、花芯２１が筒体２２上端に掛合される。花芯２１内中央には火薬筒３が設置され、筒体２２の底部端縁には支持桿掛合槽が成形され、中央に連接軸２２２が設置される。底台１は、円弧形の外向き張りの支持桿台である。ばね４は、花芯筒２の連接軸２２２下端に設置され、底台１、回転装置７の順に三叉式支持脚１０内に差し込まれる。花芯筒２の周辺には花弁式支持桿５が設置され、支持桿５端部を支持桿掛合槽内に嵌入する。支持桿５は内外二層になっており、内層は６枚で、外層は８枚設置され、支持桿５の端部には彩色のロウソク６が固定される。制御回路８は花芯筒２内部に設置され、火薬筒３の適する位置には開口が成形される。張り線を火薬筒３に引き、下方へ通し、ばね４と回転装置７を引っ張る。

図３に示すとおり、上述の回転装置７は、上蓋７１、回転盤７２、ばね７３および下蓋７４から構成される。その回転方法は、差込式を採用しているが、上下蓋の内外表面の隙間に合わせる方式でもよい。回転盤７２はその中に設置され、回転盤７２中心には下向きに凸柱７２１が成形され、凸柱７２１には欠切口が成形され、底にばね７３の内端を固定し、ばね７３の外端は下蓋７４の辺縁上に突出した固定柱７４１に設置される。上蓋７１と回転盤７２の両方には張り線を設置する固定孔７１２および固定孔７２３が設置され、張り線は火薬筒３、ばね４、上蓋４および回転盤７２を通って引っ張られる。回転盤７２上には凸環７２２が設置され、上蓋７１の内側には環槽７１３が対応し、凸環７２２を環槽７１３内に入れて回転する。この環槽７１３内には粘性物質が充填されている。上蓋７１と下蓋７４とは、嵌合によって連接する。回転するとき、ばね７３が回転盤７２の凸環７２２を動かし、上蓋７１の環槽７１３内で回転する。ばね７３の外端が下蓋７４の凸柱７４１上に固定されているため、下蓋７４が固定された上蓋７１を動かして回転する。そのうち粘着物質は、その回転速度を緩める。

制御回路８上には電源、拡声器、絶縁銅線および音楽ＩＣが設置される。その連接は、既知の技術である。音楽ＩＣには予め誕生日の歌もしくは各イベントに関する歌が入っている。

（実施例２）
図４および図５に示すとおり、上述の実施例を基礎にして、花芯２１上に二つの発光装置を増設し、制御回路は並列式を採用する。そのうち、発光棒９１の最上部は、発光ダイオード（ＬＥＤ）９２であり、二つの発光ダイオード９２と制御回路８とは並列され、持続して発光したり、発光の比率を設定したりする。発光棒９１上の発光ダイオード９２には連接カバー９３が設置され、そこにプラスチック数字型９４が設置される。この数字型９４は、立体数字構造であり、アラビア数字もしくは漢数字が模られるが、立体花形やクリスマスの英語文字でもよい。回路が通じると、発光ダイオード９２が予め設定された頻度で発光し、その光がプラスチック数字型もしくは字形９４を照らす。

図６に示すのは、上述の音声および回転付組立ロウソクに音楽開閉装置を設置したものであり、絶縁銅線８１が回路スイッチとなって音楽制御装置８上に連接され、絶縁銅線８１上には金属環８２が巻きつけて固定される。図６に示すとおり、絶縁銅線８１が火薬筒３上に巻かれている。金属環８２は火薬筒３の表面に位置し、音楽を切りたい時には、金属環８２を押さえるだけで、絶縁銅線８１が切れ、即座に音楽が停止する。この方法ではなく、鋏で直接回路を切ってもよい。

図７に示すとおり、上述の音声および回転付組立ロウソクは、火薬筒３内に張り線を採用しているが、もちろん蚊取り線香やタバコで火をつけてもよい。本実施例は、点火装置を提示しており、発火棒３０を火薬筒３の中心に差し込む。発火棒３０は差込棒３０１および火薬塗布層３０２から構成され、火薬塗布層３０２は差込棒３０１の上班部に塗布される。発火棒３０が点火されると、発火棒３０は即座に美しい花火を放出し、発火棒３０が火薬筒３内に燃え移ると、炎を噴射し、ロウソク以外の機能を具える。この点火装置は、更に観賞価値を高めることもできる。

図８、図９および図１０に示すとおり、設置後、張り線がばね４の箇所を圧縮した状態であるため、花弁式支持桿５は底台１の上部に集まり、中心に向かって花芯筒２を包んでいる。火薬筒３の発火棒３０が点火されると、火花が支持桿端部のロウソク６を燃やし、発火棒３０の火花はまた火薬筒３に点火して張り線を焼き切る。花芯筒２はばね４の押し上げる力によって上昇し、この時、花弁式支持桿５は外に向けて開き、二層の花弁が形成される。また、張り線が焼き切れる時、同時に締まっていた回転装置７が緩み、更に同時に火薬筒３上の絶縁銅線表層が焼かれ、音楽装置に電源が入り、音楽が流れ、発光ダイオード９２が発光し、誕生日の数字型９４を照らす。このようにして、吹き出す炎、燃えるロウソク、光る誕生日の数字、心地よい音楽および等速で回転する美しい情景が一度に行われる。

本考案の実施例１による音声および回転付組立ロウソクを示す分解斜視図である。本考案の実施例１による音声および回転付組立ロウソクを示す斜視図である。本考案の実施例１による音声および回転付組立ロウソクの回転装置を示す分解斜視図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクを示す斜視図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクの発光構造を示す分解斜視図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクの音楽開閉装置を示す斜視図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクの点火装置を示す模式図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクを示す斜視図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクの花弁閉鎖状態を示す断面図である。本考案の実施例２による音声および回転付組立ロウソクの花弁解放状態を示す断面図である。

符号の説明

１底台、２花芯筒、３火薬筒、４ばね、５花弁式支持桿、６ロウソク、７回転装置、８音楽制御装置、２１花芯、２２筒体、３０発火棒、７１上蓋、７２回転盤、７３ばね、７４下蓋、８１絶縁銅線、８２金属環、９１発光棒、９２発光ダイオード（ＬＥＤ）、９３連接カバー、１０支持脚、２２２連接軸、３０１差込桿、３０２火薬塗布層、７１２固定孔、７１３環槽、７２１凸柱、７２２固定孔、７２３固定孔、７４１固定柱

Claims

底台と、花芯筒と、火薬筒と、ばねと、張り線と、花弁式の支持桿と、回転装置と、ロウソクと、音楽ＩＣを具える制御回路とから構成され、
支持桿は花芯筒の底部に接続され、火薬筒は花芯筒内に内蔵され、支持桿の外端にロウソクが設置されている音声および回転付組立ロウソクにおいて、
回転装置は、上蓋、下蓋、ばねおよび回転盤から構成され、上蓋と下蓋が合わせられ、回転盤がその中に内蔵されるものであって、中心下向きに凸柱が設置され、凸柱上に欠切口が成形され、そこにばねの内端が固定され、ばねの外端は下蓋の辺縁上に凸設されている固定柱に固定され、上蓋と回転盤には共に二つの張り線固定孔が貫設され、張り線は火薬筒、ばね、上蓋および回転盤を通って止められるものであって、回転盤上には凸環が設置され、上蓋の内側には環槽が対応し、凸環が環槽内で回転し、環槽内には粘着物質が充填されることを特徴とする音声および回転付組立ロウソク。
前記回転装置は、上蓋、回転盤および下蓋の軸孔内壁にも粘着物質が塗布されることを特徴とする請求項１記載の音声および回転付組立ロウソク。
前記花弁式の支持桿は、二層であることを特徴とする請求項１記載の音声および回転付組立ロウソク。
前記花芯筒は、花芯周辺に貫通孔が貫設され、貫通孔上の少なくとも一つには制御回路と連接する発光棒が連接され、発光棒の最上端は発光ダイオード（ＬＥＤ）であって、発光ダイオードが連接カバーに数字もしくは文字型が被せられることを特徴とする請求項１記載の音声および回転付組立ロウソク。
前記発光棒は、二個であることを特徴とする請求項４記載の音声および回転付組立ロウソク。
前記ロウソクは、点火装置が設置され、点火装置は発火棒が火薬筒の中心に差込まれるもので、発火棒とは差込桿と火薬から構成され、火薬は差込桿の上半部に塗布されることを特徴とする請求項１もしくは請求項４記載の音声および回転付組立ロウソク。
前記制御回路は、絶縁銅線に連接されて回路の制御スイッチとなり、絶縁銅線には金属環が固定され、絶縁銅線は火薬筒の表面に巻き付けられることを特徴とする請求項６記載の音声および回転付組立ロウソク。