JP3106976B2 - ワンタッチ式アジャスター - Google Patents
ワンタッチ式アジャスターInfo
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Description
位置をワンタッチで切換え可能なワンタッチ式アジャス
ターに関する。
行うための高さ調整装置として、家具や家電機器等の下
部にナット部材を埋設状に設けて、下端に脚座を有する
螺軸をこのナット部材に螺合させ、螺軸を回転操作する
ことで高さ調整するように構成したものが広く採用され
ている。ところが、この種の高さ調整装置では、螺軸を
回転操作して高さ調整する関係上、調整量が増えるとそ
の分高さ調整の作業が煩雑になるという問題がある。
は、板状の部材を略U字状に折曲した本体部材を設け、
本体部材の折曲部分の内面に雌螺子部を形成するととも
に、本体部材の両端部間に折曲部分側へスライド自在な
螺子駒を設け、螺子駒の折曲部分側の端面に雌螺子部を
形成し、螺子駒を折曲部分側へスライド操作するための
操作レバーを設けた簡易締結装置が記載されています。
この簡易締結装置では、操作レバーにより螺子駒を後退
させた状態で、本体部材の折曲部分の内側に挿通させた
螺軸を軸方向に移動させて、簡易締結装置を螺軸の所望
位置へ移動させ、この状態で操作レバーを操作して螺子
駒を折曲部分側へ移動させることで、2つの雌螺子部で
螺軸を挟持して簡易締結装置を螺軸の所望位置に固定し
得るように構成されている。また、実開平5−8343
4号公報には、螺軸に対して螺合するナット部材を螺軸
の軸心に沿った分割面で2つに分割し、これら2つの分
割ナット部材を螺軸を挟んで組み合わせた状態で、両分
割ナット部材に対してその径方向への移動を規制する外
被部材を外嵌させることで、螺軸の所望位置に固定可能
な二重ナットが記載されています。
締結装置では、例えばこれを家具や家電機器等の脚部と
して用いる場合には、本体部材を家具や家電機器等のフ
レームに固定し、螺軸の下端に脚座を設けるとともに、
脚部のグラ付きを防止するため、螺軸をフレームに対し
て上下方向にのみ移動自在に取付けることになるが、こ
のように組付けると、本体部材が螺軸に対して半径方向
に移動不能となることから、螺子駒を後退させて螺軸と
の係合関係を解除しても、本体部材側の雌螺子部と螺軸
との係合関係が解除されないと言う不具合が発生する。
これを解決するために、本体部材側の雌螺子部を省略す
ることも考えられるが、このように構成すると、螺子駒
側の雌螺子部のみで家具や家電機器等を支持することに
なるので、螺軸との係合面積が少なくなり螺子部分が摩
耗したり損傷し易くなるという問題が発生する。また、
螺子駒を螺軸に圧接させて、雌螺子部と螺軸との係合関
係を維持する関係上、螺子駒を螺軸に係合させた状態で
は、螺軸の回転操作が重くなり、螺軸を回転させての高
さの微調整の操作性が大幅に低下するという問題があ
る。
小さくして耐久性を向上しつつ、螺軸に対する位置調整
が容易なワンタッチ式アジャスターを提供することであ
る。
チ式アジャスターは、螺軸を挟んでその両側に相互に接
近離間可能に設けられ、螺軸側の端面に螺軸に螺合する
雌螺子部が夫々形成された1対の螺子駒と、1対の螺子
駒を螺軸側へ夫々付勢する第1付勢手段と、ロック位置
とアンロック位置とに亙ってスライド自在で、アンロッ
ク位置側への押し操作により、両螺子駒に当接して両螺
子駒を第1付勢手段の付勢力に抗して螺軸から離間させ
る傾斜押圧面と、ロック位置において両螺子駒に係合し
て両螺子駒の離間方向への移動を規制し、アンロック位
置側への押し操作で両螺子駒が離間する方向へ移動する
前に螺子駒から離脱する規制部とを有する操作部材と、
操作部材をロック位置側へ付勢する第2付勢手段とを備
えたものである。
雌螺子部の両側に夫々係合する2つの規制部を、1対の
螺子駒に対応させて操作部材に夫々形成し、ロック位置
において、螺子駒の離間方向への移動を2つの規制部で
夫々規制すること、請求項3記載のように、2つの螺子
駒を突き合わせた状態で、雌螺子部により螺軸に螺合す
る略環状の雌螺子を形成すること、請求項4記載のよう
に、1対の螺子駒と第1付勢手段と操作部材と第2付勢
手段とをケーシング内に収容し、このケーシングの上部
と下部とに螺軸を上下方向にのみ案内するスリーブを設
けること、などが好ましい実施例である。
いては、螺軸を挟んでその両側に相互に接近離間可能に
1対の螺子駒が設けられ、操作部材をアンロック位置へ
押し操作すると、先ず螺子駒から規制部が離脱し、次に
傾斜押圧面が螺子駒に圧接されて螺子駒が相互に離間す
る方向へ移動し、螺子駒と螺軸との係合関係が解除され
ることになる。そして、この状態で螺軸は、螺子駒及び
操作部材に対して相対的に軸方向へ移動自在な状態とな
り、所望位置へ螺軸を移動させて高さ調整等を行うこと
になる。こうして、螺軸を所望位置へ移動させた後、操
作部材から手指を放すと、第1付勢手段により螺子駒が
相互に接近する方向へ移動して、雌螺子部が螺軸に係合
するとともに、第2付勢手段により操作部材がロック位
置側へ移動して、第1付勢手段の付勢力で螺子駒が螺軸
に係合した後、規制部が螺子駒に係合して2つの螺子駒
と螺軸との係合状態が維持されることになる。
ることで、螺軸に対して螺子駒を係合離脱するので、螺
軸を軸方向にのみ移動自在に設けても、螺軸に対する螺
子駒の係合離脱を確実に行うことが可能となる。また、
2つの螺子駒を螺軸に係合させることから、両者の係合
面積を容易に大きく設定でき、螺子部分に対する負荷を
小さくすることが可能となる。更に、ロック位置におい
て、規制部で両螺子駒の離間方向への移動が規制される
ので、螺子駒を螺軸に対して強固に圧接させる必要はな
い。つまり、螺子駒を螺軸に係合させた状態において
も、比較的容易に螺軸を回転操作することが可能とな
り、螺軸の回転操作による高さ等の微調整の操作性が向
上する。しかも、規制部で螺子駒の離間方向への移動を
規制するので、螺軸に対して軸方向に大きな力が作用し
ても確実に螺軸と螺子駒との係合関係を維持することが
可能となる。
と、2つの規制部により螺子駒に対して作用する荷重を
バランス良く受け止めることが可能となり、螺軸と螺子
駒との係合関係を一層安定化させることが可能となる。
また、請求項3記載のように構成すると、螺軸と螺子駒
との係合面積を極力大きくして、螺子部分に対する負荷
を一層小さくできる。更に、請求項4記載のように構成
すると、ケーシングを家具や家電機器等の下部に組付け
ることで、ワンタッチ式アジャスターをそのまま家具や
家電機器等の脚部として用いることが可能となる。
面を参照しながら説明する。本実施例は、家具や家電機
器等のフレーム下部に組付けられる高さ調整装置に本発
明を適用した場合のものである。図1〜図4に示すよう
に、高さ調整装置1は、家具や家電機器等のフレーム2
の下部に組付けられるワンタッチ式アジャスターからな
る調整装置本体3と、調整装置本体3を上下方向に挿通
して設けられた脚部4とを備えている。この高さ調整装
置1は、フレーム3の下部に複数箇所設けられ、調整装
置本体3から下方へ突出させる脚部4の長さを個別に調
整することで、家具や家電機器等を全体的に高さ調整し
たり、プロジェクター等においては、前側或いは後側の
高さのみを調整したりすることになる。
られた円板状の脚座6とを有しており、この脚座6の外
周部には滑り止め用の突起7が複数形成され、脚座6と
ともに螺軸5を回転操作して高さを微調整できるように
構成されている。螺軸5の上端部には調整装置本体3か
ら螺軸5が抜け落ちないようにするためのストッパープ
レート8が固定されている。また、ストッパープレート
8の下側にはウェーブスプリングや皿バネや合成ゴムな
どからなる弾性部材9が取付けられ、螺軸5を下限位置
へ移動させた状態で、弾性部材9により螺軸5が下方に
微小移動することで、後述の螺子駒15の雌螺子部28
が螺軸5に円滑に螺合するように構成されている。
〜図4に示すように、上部ケーシング10と下部ケーシ
ング11とからなるケーシング12が設けられ、ケーシ
ング12内には、上側から順番に、上部スリーブ13、
上部プレート14、左右1対の螺子駒15、操作部材1
6、下部スリーブ17及び下部プレート18が順番に設
けられている。尚、符号19は両ケーシング10、11
を仮り止めするための爪部である。
20と、プレート部20の中央部に突出状に形成した筒
部21とを有しており、筒部21を上部ケーシング10
の上壁部に形成した取付孔22に嵌合させて上壁部の下
側に配置されている。下部スリーブ17は、下部ケーシ
ング11の下壁部及び下部プレート18に形成した取付
孔23に嵌合する筒部24と、筒部24の上端部に形成
した鍔部25とを有しており、鍔部25を下部プレート
18の上面に係合させて抜け止めされている。そして、
螺軸5は、上下のスリーブ13、17の筒部21、24
を挿通して上下方向にのみ移動自在に案内されている。
挿通する貫通孔26が形成されている。但し、上下のプ
レート14、18は、螺子駒15及び操作部材16の移
動を円滑になすとともに、螺軸5の径方向への荷重を受
け止めるためのものであり、ケーシング12やスリーブ
13、17によりこれらの機能を兼用させる場合には必
ずしも必要ではない。
ように、平面視略L字状の左右対称なブロック状の部材
からなり、下部ケーシング11の内壁面を介して左右方
向にのみスライド自在に下部ケーシング11内に組付け
られている。両螺子駒15の対向面には螺軸5に螺合す
る雌螺子部28が夫々形成され、両雌螺子部28は螺子
駒15を突き合わせた状態で螺軸5が螺合する略環状の
完全な雌螺子となるように構成されている。尚、図6〜
図10は左側の螺子駒15を示す図である。
駒15と下部スリーブ17及び下部プレート18との間
には、図16に示すロック位置と、図18に示すアンロ
ック位置とに亙って前後方向に移動自在な操作部材16
が設けられ、図11〜図15に示すように、操作部材1
6の略中央部には螺軸5が挿通する前後方向に延びる長
孔29が形成されている。操作部材16の下面には長孔
29に沿って縦壁面30が長円状に形成され、この縦壁
面30の内側に下部スリーブ17の鍔部25が収容さ
れ、縦壁面30が鍔部25に当接することで操作部材1
6がアンロック位置とロック位置とに位置規制されてい
る。操作部材16の前部にはケーシング12から前方へ
突出した操作部31が形成され、この操作部31を介し
て操作部材16をアンロック位置側へ押し操作できるよ
うに構成されている。
る第1付勢手段32により螺軸5側へ夫々付勢され、操
作部材16は圧縮コイルバネからなる第2付勢手段33
によりロック位置側へ常時付勢されている。但し、付勢
手段32、33としては板バネを用いてもよいし、螺子
駒15やケーシング12或いは操作部材16に素材の弾
性力により付勢力を付与可能な弾性部を形成し、これを
付勢手段32、33として活用してもよい。尚、符号3
4は、第1付勢手段32の一端を保持するバネ保持溝で
あり、符号35は、第2付勢手段33の前端部に挿通さ
れるバネ保持部である。
5が相互に離間することを規制し、アンロック位置側へ
の操作部材16の押し操作により、左右の螺子駒15を
相互に離間させるための機構について、図2〜図19を
参照しながら説明する。操作部材16の後部は後方側へ
行くにしたがって相互に接近する傾斜状に形成され、操
作部材16の上面後部には左右の側壁に沿って上方へ延
びる傾斜突部40が形成されている。左右の傾斜突部4
0の前端部には相互に接近する方向へ折曲した第1規制
部41が形成され、左右の傾斜突部40の後端部には第
2規制部42が上方へ突出状に形成されている。左右の
螺子駒15の角部の下面には傾斜溝43が形成され、雌
螺子部28の後方において螺子駒15の後面には傾斜溝
43の後端開口に連通する上下方向に延びる係合溝44
が形成され、傾斜溝43の前端部は前方へ向けて開口さ
れている。
作部材16の左右の傾斜突部40に夫々嵌合させた状態
で操作部材16上に組付けられ、操作部材16がロック
位置に位置する状態では、図16に示すように、傾斜溝
43の幅方向の略中央部に傾斜突部40が配置され、螺
子駒15の前部の側方の係合面45に第1規制部41が
当接するとともに、螺子駒15の係合溝44に第2規制
部42が嵌合して、左右の螺子駒15の相互に離間する
方向への移動が規制され、左右の雌螺子部28は突き合
わされた状態に維持される。
ック位置側へ操作すると、図17に示すように、傾斜突
部40の傾斜押圧面46がそれに対面する傾斜溝43の
傾斜受面47に当接するまで、左右の螺子駒15は相互
に離間する方向へ移動しない状態が維持されて、第1規
制部41が傾斜溝43内に入って係合面45から離脱す
るとともに第2規制部42が係合溝44から離脱する。
そして、規制部41、42と螺子駒15との係合が解除
された後、傾斜押圧面46が傾斜受面47に当接して、
この状態で操作部材16を更に後方へ押し操作すると、
図18、図19に示すように、傾斜受面47が傾斜押圧
面46で押圧されて、第1付勢手段32の付勢力に抗し
て左右の螺子駒15が相互に離間することになる。
1付勢手段32により左右の螺子駒15が相互に接近す
る方向に移動するとともに、操作部材16が第2付勢手
段33によりロック位置側へ移動し、左右の螺子駒15
の雌螺子部28が螺軸5に螺合した状態で、第1規制部
41が係合面45に当接するとともに、第2規制部42
が係合溝44に係合して、左右の螺子駒15の相互に離
間する方向への移動が規制されて、左右の螺子駒15で
螺軸5が保持されることになる。
て説明する。家具や家電機器等の高さを代える場合に
は、家具や家電機器等を支持した状態で、操作部材16
を押し操作し、左右の螺子駒15を相互に離間させて、
雌螺子部28を螺軸5から離脱させ、螺軸5の突出長さ
を所望の長さに調整する。そして、螺軸5を所望の位置
に移動させてから操作部材16から手指を放し、左右の
螺子駒15の雌螺子部28を螺軸5に係合させるととも
に、規制部41、42を左右の螺子駒15の夫々に係合
させて、螺軸5の軸方向への移動を規制することにな
る。また、高さを微調整する場合には、脚座6を回転さ
せて左右の螺子駒15に螺軸5を螺合させた状態を維持
しながら螺軸5の突出長さを調整して、家具や家電機器
等の高さを微調整することになる。
りワンタッチで、左右の螺子駒15と螺軸5との螺合関
係を解除して、螺軸5を軸方向へ移動可能な状態にし、
螺軸5に対する調整装置本体3の取付位置を変更するこ
とが可能となる。また、操作部材16から手指を放すこ
とで、左右の螺子駒15が螺軸5に係合して螺軸5の移
動が規制され、しかも左右の螺子駒15の離間方向への
移動を雌螺子部28の前後両側に係合する2つの規制部
41、42によりバランス良く受け止めて、左右の螺子
駒15と螺軸5との係合関係が確実に維持されることに
なる。
ーは、高さ調整装置1以外の機器に対しても適用するこ
とが可能である。
ーによれば、螺軸に対する螺子駒の係合離脱を確実に行
うことが可能となる。また、螺子駒と螺軸との係合面積
を容易に大きく設定でき、螺子部分に対する負荷を小さ
くして、螺子部分の耐久性を向上できる。更に、螺子駒
を螺軸に係合させた状態での、螺軸の回転操作性を向上
して、螺軸に対する螺子駒の係合位置を容易に微調整す
ることが可能となる。更にまた、規制部で螺子駒の離間
方向への移動を規制するので、螺軸に対して軸方向に大
きな力が作用しても確実に螺軸と螺子駒との係合関係を
維持することが可能となる。
に対して作用する荷重を2つの規制部によりバランス良
く受け止めることが可能となり、螺軸と螺子駒との係合
関係を安定化させ、不用意に螺軸と螺子駒との係合関係
が解除されるという不具合を防止できる。請求項3記載
のように構成すると、螺軸と螺子駒との係合面積を極力
大きくして、螺子部分に対する負荷を一層小さくでき、
螺子部分の耐久性を向上できる。請求項4記載のように
構成すると、ケーシングを家具や家電機器等の下部に組
付けて、ワンタッチ式アジャスターをそのまま家具や家
電機器等の脚部として用いることが可能となる。
相当図
レート 9 弾性部材 10 上部ケーシング 11 下部ケーシン
グ 12 ケーシング 13 上部スリーブ 14 上部プレート 15 螺子駒 16 操作部材 17 下部スリーブ 18 下部プレート 19 爪部 20 プレート部 21 筒部 22 取付孔 23 取付孔 24 筒部 25 鍔部 26 貫通孔 28 雌螺子部 29 長孔 30 縦壁面 31 操作部 32 第1付勢手段 33 第2付勢手段 34 バネ保持溝 35 バネ保持部 40 傾斜突部 41 第1規制部 42 第2規制部 43 傾斜溝 44 係合溝 45 係合面 46 傾斜押圧面 47 傾斜受面
Claims (4)
- 【請求項1】 螺軸を挟んでその両側に相互に接近離間
可能に設けられ、螺軸側の端面に螺軸に螺合する雌螺子
部が夫々形成された1対の螺子駒と、 前記1対の螺子駒を螺軸側へ夫々付勢する第1付勢手段
と、 ロック位置とアンロック位置とに亙ってスライド自在
で、アンロック位置側への押し操作により、両螺子駒に
当接して両螺子駒を第1付勢手段の付勢力に抗して螺軸
から離間させる傾斜押圧面と、ロック位置において両螺
子駒に係合して両螺子駒の離間方向への移動を規制し、
アンロック位置側への押し操作で両螺子駒が離間する方
向へ移動する前に螺子駒から離脱する規制部とを有する
操作部材と、 前記操作部材をロック位置側へ付勢する第2付勢手段
と、 を備えたワンタッチ式アジャスター。 - 【請求項2】 螺子駒の雌螺子部の両側に夫々係合する
2つの規制部を、1対の螺子駒に対応させて操作部材に
夫々形成し、ロック位置において、螺子駒の離間方向へ
の移動を2つの規制部で夫々規制した請求項1記載のワ
ンタッチ式アジャスター。 - 【請求項3】 2つの螺子駒を突き合わせた状態で、雌
螺子部により螺軸に螺合する略環状の雌螺子を形成した
請求項1又は2記載のワンタッチ式アジャスター。 - 【請求項4】 1対の螺子駒と第1付勢手段と操作部材
と第2付勢手段とをケーシング内に収容し、このケーシ
ングの上部と下部とに螺軸を上下方向にのみ案内するス
リーブを設けた請求項1〜3のいずれか1項記載のワン
タッチ式アジャスター。
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Cited By (2)
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1996
- 1996-10-01 JP JP08260626A patent/JP3106976B2/ja not_active Expired - Fee Related
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