JP3106920U

JP3106920U - くじ付きチラシ

Info

Publication number: JP3106920U
Application number: JP2004004560U
Authority: JP
Inventors: 昌宏筒井
Original assignee: 有限会社プランビー
Priority date: 2004-07-30
Filing date: 2004-07-30
Publication date: 2005-01-27
Anticipated expiration: 2010-07-30

Abstract

【課題】新聞の中に折り込まれた多くのチラシに対して外形的に特徴を持たせて目立ちやすくし、その取り出したチラシにその場で当たりはずれが判るくじを付けてチラシの注目度をアップさせる。
【解決手段】広告宣伝用のチラシの隅角部を三角形状に折曲し、その折曲部２の内側にくじの結果を表示５すると共にその結果がチラシの表面から容易に見えないように折曲部を封止してなる。
【選択図】図１

Description

この考案は、新聞などに折り込まれて配布されるチラシ等にくじを付加した考案に関する。

住戸などに配達される朝刊新聞にはスーパーを始めとする各種の販売業者、不動産業者、種々のサービス業者等の宣伝広告用チラシが多数折り込まれており、多くの新聞購読者はこのような多数のチラシを注意深く見ることはあまりなく、特に関心を持っている業種のチラシ以外は軽く目を通すだけで廃棄してしまうのが一般的である。

これらのチラシの中には看者の注意を引く為に割引券やクーポン券または商品引換券をチラシ中に印刷したものがあるが、これらの表示部分は他の部分と鮮明に分かれて印刷されているわけではないので、見過ごされやすく目立たないもので、その注目度はそれほど強いものとはいえないのが現状である。

この考案は上記のような従来のチラシの問題点に鑑みてなされたもので、その目的は新聞の中に折り込まれた多くのチラシに対して外形的に特徴を持たせて目立ちやすくし、多くのチラシの中から選択的に取り出させ易くすると共にその取り出したチラシにその場で当たりはずれが判るくじを付けてチラシの注目度をアップさせるくじ付きチラシを提供することにある。

本考案によるくじ付きチラシは、広告宣伝用のチラシの隅角部を三角形状に折曲し、その折曲部の内側にくじの結果を表示すると共にその結果が該チラシの表面から容易に見えないように該折曲部を封止してなることを特徴とする。

そして、好ましくは、前記折曲部の内周縁部を接着剤にて剥離自在に接着してなることである。

更に好ましくは、前記折曲部をエンボス加圧により剥離自在に封止してなることである。

また、前記折曲部を接着テープにより封止してもよい。

上記のように、広告宣伝用のチラシの隅角部が三角形状に折り曲げてあるので、例えば新聞に多くの同じサイズのチラシが重ねて折り込まれている場合に、本考案のチラシは他のチラシと外形が異なり、特にその折返し部が白紙の場合に、注目度が増す。しかも、そのチラシを手にした人はその折曲部が三角くじになっていることを容易に認識することができ、そのくじの部分を開ける前後にチラシの内容に目をやることが多いので、チラシの宣伝効果は向上する。また、くじに当たった人はその当選くじと引き替えの為に、例えば広告主の店に立ち寄るようにすることができるため、その広告宣伝を売上げと直結することができる。

図１は、本考案によるくじ付きチラシの平面図で、図２はそのくじの部分を開披した状態を示す平面図である。

図１に示すくじ付きチラシ１は表面に宣伝広告文を印刷したＢ４版の紙の直角な右隅角部を２等辺三角形状に折り曲げて、三角袋状に封止したくじ部分２とし、その袋状内部に当たり、外れ、または当たりによる賞品等を記載し、その当たり等の表示が外部から容易に見えないようにしている。また、くじ部分２の外側には「三角くじ（開けてみてください）」との表示がなされている。

上記のくじ部分２を三角袋状に封止するには折り曲げた隅角部の周縁部を対向するチラシ部分と糊付け３により開披可能に閉じてもよいし、エンボスなどにより開披可能に閉じてもよいし、その他に接着テープ等の開披可能な手段を用いることができる。

また、チラシのくじ部分２の近傍にはくじに当った場合に提供する賞品または景品のリスト４を印刷しておくことにより、くじを開披しようとする誘因を強化することができる。

図２はくじを開披した状態を示し、このくじでは当たりくじとして１等賞の当たり表示５がなされ、このくじの近傍の賞品リスト４には１等賞の人にはこのチラシのお店にて、このくじと引き替えに携帯電話が賞品として提供されることが表示されている。

尚、当たり表示５としては、その部分に直接当たり賞品を表示して、前記リスト４の表示を省略することもできる。

以上、本考案をその代表的な実施例に基づいて説明したが、本考案は上述した以外にも種々の態様が可能である。

上記のように、広告宣伝用のチラシの隅角部が三角形状に折り曲げてあるので、例えば新聞に多くの同じサイズのチラシが重ねて折り込まれている場合に、本考案のチラシは他のチラシと外形が異なり、特にその折返し部が白紙の場合に、注目度が増し、他のチラシよりも宣伝効果を増すことができる。

しかも、そのチラシを手にした人はその折曲部が三角くじになっていることを容易に認識することができ、そのくじの部分を開ける前後にチラシの内容に目をやることが多いので、チラシの宣伝効果は高い。

また、くじに当たった人はその当選くじと引き替えの為に、例えば広告主の店に立ち寄るようにすることができるため、その広告宣伝効果を売上げと直結することができる。

本考案によるくじ付きチラシの平面図。図１のくじ付きチラシのくじ部分を開披した状態を示す平面図。

符号の説明

１チラシの広告宣伝文
２くじ部分
３糊付部
４商品リスト
５当たり表示

Claims

広告宣伝用のチラシの隅角部を三角形状に折曲し、その折曲部の内側にくじの結果を表示すると共にその結果が該チラシの表面から容易に見えないように該折曲部を封止してなることを特徴とするくじ付きチラシ。
前記折曲部の内周縁部を接着剤にて剥離自在に接着してなることを特徴とする請求項１記載のくじ付きチラシ。
前記折曲部をエンボス加圧により剥離自在に封止してなることを特徴とする請求項１記載のくじ付きチラシ。
前記折曲部を接着テープにより封止してなることを特徴とする請求項１記載のくじ付きチラシ。
前記折曲部に隣接して賞品リストが掲載されていることを特徴とする請求項１乃至４記載のくじ付きチラシ。