JP3106123U - ジューサーの改良構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】果物、野菜を完全に切削できるジューサーの改良構造を提供する。
【解決手段】台座、下蓋、切削部、上蓋から構成する。上蓋下方に投入管51を設け、投入管51の底部には上向きに階段状である第一ストッパー面と第二ストッパー面を設ける。切削部はフィルターと、切削部台座と、カッタープレートとによって構成し、カッタープレート上面には同心である内側カッター層44および外側カッター層45を設け、内側カッター層44および外側カッター層45にはそれぞれ複数の放射状に並ぶカッター441、451を設ける。前記外側カッター層45のカッター451の高さは内側カッター層44のカッター441の高さよりも高くし、上記構造により内側カッター層44および外側カッター層45のカッター441,451の頂端とそれぞれ第一隙間56と第二隙間57を形成し、上記構造により果物、野菜は先ず、第一隙間56で粗く切削され、次に第二隙間57で細かく切削される。
【選択図】図7

Description

本考案はジューサーの改良構造に係り、特に、カッタープレート上面には異なる高さの内側カッター層および外側カッター層が設けられており、投入管底部には上向きに階段状であるストッパー面が設けられており、内側カッター層および外側カッター層のカッター頂端と階段状の隙間を形成しており、果物、野菜は内側カッター層により粗く切削された後、外側カッター層によって細かく切削される、切削搾汁機能を具有する食品調理装置に適用される構造に関わる。
近年、飲食の重要性が徐々に認識され、その需要を満たすために、各種のジューサーが世に出され、生の果物、野菜を直接切削搾汁することができるようになった。
図8は公知構造のジューサーにおける断面図であり、前記調理器の上蓋下方には投入管が設けられており、前記投入管下方にはカッタープレートが設けられており、前記カッタープレートの上面には等しい高さのカッターが設けられており、頂端と投入管の底部には約0.3mmの隙間が保持されている。前記投入管の内部には上下に貫通している投入孔が設けられており、果物、野菜は投入孔から入れられた後、カッタープレートによって素早く切削され、それにより果物、野菜の搾汁機能を達成するものである。この種の設計は一般の果物、野菜調理器に使用されるものであり、前記調理器が外皮および種のない果物、野菜の場合は完全に切削することができる。ただ、実際に使用する上で、上述のカッター頂端と投入管の底部は一定の隙間を保持する必要があり、それによりカッターの頂端が投入管の底部を切削するのを避けているが、果物、野菜を切削する時、その外皮および種は果肉と比べて比較的硬く、一般的な果物(例えば葡萄)の果皮は比較的薄く、まだ切削されてない段階でカッターの頂端と投入管底部の隙間から極めて容易に滑り出してしまい、完全に切削することができず、豊富に含む栄養分を完全に取り出すことが出来ず、このことは果物、野菜を調理する上で、実に遺憾なことである。
このことから、上述の欠点を解決するために、果物、野菜を粗く切削できるだけでなく、外皮および種を細かく切削することができ、果物、野菜を完全に切削することができるジューサーの改良構造を考案するために、本考案の考案者は長年の経験およびたゆまぬ研究開発による改良を重ね、本考案を考案した。
本考案の主な目的はジューサーの改良構造を提供することであり、設けられているカッタープレート上面には異なる高さの内側、外側カッター層が設けられており、投入管底部には上向きに階段状であるストッパー面が設けられており、階段状の隙間を形成することによって、果物、野菜は内側カッター層によって粗く切削された後、未だ完全に切削されていない外皮および種は素早く隙間からカッタープレートの外縁に移動し、外側カッター層によって細かく切削され、完全に切削することができる。
前記課題を解決するために、本考案はジューサーの改良構造であり、下から上に順番に結合される台座、下蓋、切削部、上蓋から構成されており、前記上蓋には投入管が設けられており、その上下に貫通された投入孔には押し込み棒が設けられており、前記下蓋内部には収容空間が設けられており、切削部が収容されており、前記台座内部にはモーターが設けられており、前記モーターの上端には結合部が設けられており、切削部との結合に用いられており、モーターと同時に回転し、その特徴として、前記切削部にはカッタープレートが設けられており、前記カッタープレート上面には同心である内側カッター層および外側カッター層が設けられており、前記外側カッター層のカッターの高さは内側カッター層の歯の高さよりも高く、前記投入管底部には上向きに階段状であるストッパー面が設けられており、内側カッター層および外側カッター層の歯の頂端と階段状の隙間を形成しており、果物、野菜は内側カッター層によって粗く切削された後、外側カッター層によって細かく切削される。
本考案において設けられているカッタープレート上面には異なる高さの内側、外側カッター層が設けられており、投入管の底部と形成されている階段状の隙間によって、果物、野菜は先ず内側カッター層によって粗く切削された後、次に外側カッター層によって果物、野菜の外皮および種が細かく切削される。以上の構造によって果物、野菜を完全に切削することができた。
図1,2,3,4は本考案のジューサーの改良構造1の比較的好適な実施例であり、下から上に順番に結合される台座2、下蓋3、切削部4、上蓋5から構成されている。
前記上蓋5下方には投入管51が設けられており、それは階段状の円柱管(真っ直ぐな筒型の円柱管でも可能)であり、前記投入管51の底部には上向きに階段状である第一ストッパー面52と第二ストッパー面53が設けられており、上述の投入管51の内部には上下に貫通した馬蹄形の投入孔54が設けられており、馬蹄形の断面である押し込み棒55が設置されており、押し込み棒55は投入孔内において上下に移動させることができる。
前記下蓋3内部には収容空間31が設けられており、台座2の内部にはモーター21が設けられており、前記モーター21の上端には結合部22が設けられており、上向きに切削部4と結合しており、前記切削部を下蓋3の収容空間31内に収容している。
上述の切削部4はフィルター41と、切削時のジュースが漏れるのを防ぐ切削部台座42と、カッタープレート43とによって構成されており、前記カッタープレート43上面には同心である内側カッター層44および外側カッター層45が設けられており、前記内側カッター層44および外側カッター層45にはそれぞれ複数の放射状に並ぶカッター441,451が設けられており、前記外側カッター層45のカッター451の高さは内側カッター層44のカッター441の高さよりも高い。
図5,6に示すように、上述の投入管51の底部には上向きに階段状である第一ストッパー面52と第二ストッパー面53が設けられており、内側カッター層44および外側カッター層45のカッター441,451の頂端とそれぞれ第一隙間56と第二隙間57を形成している。
図7は本考案の切削時の使用状態を示すものであり、外皮および種を含む果物、野菜を投入孔54に投入した時、カッタープレート43内縁の内側カッター層44は粗く切削を行い、未だ完全に切削されていない外皮および種は素早く第一隙間56から第二隙間57に移動し、外側カッター層45のカッター451の高さは内側カッター層44のカッター441の高さよりも高いので、果物、野菜の外皮および種は外側カッター層45のカッター451によって細かく切削され、部分的に切削されていた外皮および種は完全に切削され、果物、野菜のジュースがジュース出口6から流出し、果物、野菜の粕は粕容器7中に集められる(図2を参照)。
本考案は以下のような優れた点を具有している。
本考案において設けられているカッタープレート上面には異なる高さの内側、外側カッター層が設けられており、投入管の底部と形成されている階段状の隙間によって、果物、野菜は内側カッター層によって粗く切削された後、外側カッター層によって果物、野菜の外皮および種が細かく切削される。これにより果物、野菜の外皮および種に豊富に含まれる栄養分は完全に取り出され、人体に吸収され、果物、野菜の調理において、公知構造の調理器よりもさらに効率的であり、健康飲食の要求を満たすものである。
上述の内容に基づき、本考案は、確実に考案の目的を達成し、果物、野菜を先ず粗く切削し、次に果皮および種を細かく切削することにより、完全なる切削を可能にしたジューサーの改良構造であり、極めて高い実用価値を具有しており、法に基づき実用新案登録申請を行う。
本考案の実施例における分解図である。 本考案の実施例における組立て後の断面図である。 本考案の実施例における切削部の立体外観図である。 本考案の実施例におけるカッタープレートの断面図である。 本考案の実施例における局部断面図である。 図5における局部拡大図である。 本考案の実施例における使用状態を示す図である。 公知構造のジューサーにおける使用状態を示す図である。
符号の説明
a 公知構造のジューサー
a1 上蓋
a2 投入管
a3 カッタープレート
a4 カッター
a5 投入孔
1 本考案におけるジューサーの改良構造
2 台座
21 モーター
22 結合部
3 下蓋
31 収容空間
4 切削部
41 フィルター
42 切削部台座
43 カッタープレート
44 内側カッター層
441 カッター
45 外側カッター層
451 カッター
5 上蓋
51 投入管
52 第一ストッパー
53 第二ストッパー
54 投入孔
55 押し込み棒
56 第一隙間
57 第二隙間
6 ジュース出口
7 粕容器





















Claims (4)

  1. ジューサーの改良構造であり、下から上に順番に結合される台座、下蓋、切削部、上蓋から構成されており、
    前記上蓋には投入管が設けられており、その上下に貫通された投入孔には押し込み棒が設けられており、
    前記下蓋内部には収容空間が設けられており、切削部が収容されており、
    前記台座内部にはモーターが設けられており、前記モーターの上端には結合部が設けられており、切削部との結合に用いられており、モーターと同時に回転し、
    その特徴として、
    前記切削部にはカッタープレートが設けられており、前記カッタープレート上面には同心である内側カッター層および外側カッター層が設けられており、前記外側カッター層のカッターの高さは内側カッター層の歯の高さよりも高く、前記投入管底部には上向きに階段状であるストッパー面が設けられており、内側カッター層および外側カッター層の歯の頂端と階段状の隙間を形成しており、果物、野菜は内側カッター層によって粗く切削された後、外側カッター層によって細かく切削されることを特徴とするジューサーの改良構造。
  2. 前記上蓋の投入管は階段状の円形の管であることを特徴とする請求項1に記載のジューサーの改良構造。
  3. 前記切削部はさらにフィルターおよびジュースが漏れるのを防ぐことができる切削部台座を含むことを特徴とする請求項1に記載のジューサーの改良構造。
  4. さらに粕容器を含むことを特徴とする請求項1に記載のジューサーの改良構造。
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