JP3105914U - 寝具用枕 - Google Patents
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Abstract
【課題】 枕の調度良い硬さ、高さの段階をつくり、ヘタリの少ない、頭にヒンヤリ感を与えるようにする。
【解決手段】 枕の中わたを木綿わた手づくりとし、調度良い硬さ、高さの段階をつくり、小粒プラスチックビーズ4によるヒンヤリ感を与える頭寒シート3とマジックテープ5で接続するようにした。
【選択図】 図4
【解決手段】 枕の中わたを木綿わた手づくりとし、調度良い硬さ、高さの段階をつくり、小粒プラスチックビーズ4によるヒンヤリ感を与える頭寒シート3とマジックテープ5で接続するようにした。
【選択図】 図4
Description
本考案は、枕本体1の中味素材を木綿わた2を用いて手づくりとし、頭寒シート3の中味素材を小粒プラスチックビーズ4とすることで、最良の寝心地が得られる枕に関するものである。
枕本体の丁度良い硬さという点で、これまでの市販の枕は機械づくりのため、そのほとんどの中味素材は、ポリエステル綿、スポンジ、発泡ウレタン(例えば、実開平1−131369号 公報参照)・パイプ・大粒ビーズ等石油製品が使用されてきた。ポリエステル綿・発泡ウレタン素材はやわらかく、パイプ・大粒ビーズは硬すぎてしまうという問題点があった。
枕の丁度良い高さという点で、これまで市販の枕で、店頭で即席に中味素材を重ね合わせて、高さの調節をするという枕もあるが、即席の枕本体づくりでは、ヘタリの少ない、型くずれのない枕をつくるのは難しかった。
実開平1−131369号 公報
枕で頭の熱を取ること、すなわち良好なヒンヤリ感を得るという点で、従来の枕のほとんどに、通気性を良くする、また少量のビーズ・パイプ等を使用し、少しだけヒンヤリ感を与えるという枕はあったが、良好なヒンヤリ感を与えることが出来ないという欠点があった。
従来、いわゆる寝具としての枕で、以下2つの点で問題点を有していた。
(1) 枕の使用感の中で、丁度良い感じの硬さの中味素材が見つからなかった。枕の高さの点で、従来店頭で中味素材の充填の調節による高さの段階をつけた枕はあったが、この簡単な方法ではしっかりした枕本体はつくれない、さらに使用によるヘタリも早くなるという欠点があった。
(2) 枕で頭の熱を取ること、すなわちヒンヤリする感じを持たせるような素材の入った枕もあるが、さらに良好なヒンヤリ感のある素材が見つからなかった。
(1) 枕の使用感の中で、丁度良い感じの硬さの中味素材が見つからなかった。枕の高さの点で、従来店頭で中味素材の充填の調節による高さの段階をつけた枕はあったが、この簡単な方法ではしっかりした枕本体はつくれない、さらに使用によるヘタリも早くなるという欠点があった。
(2) 枕で頭の熱を取ること、すなわちヒンヤリする感じを持たせるような素材の入った枕もあるが、さらに良好なヒンヤリ感のある素材が見つからなかった。
上記課題を解決するために、枕本体の中味素材を、インド産原綿トップチョイス85%以上、ポリエステル綿15%以下の混合わたの木綿わた2とし、これを熟練のふとん技能士が手づくりすることで、丁度良い感じの硬さ、木綿わた2の充填量の調節による高さの段階をつくるようにした。さらに木綿わた特有の陽に干すと膨らむという点を活かして長時間使用してもヘタリが少なくなるようにした。さらに本体とは別に頭寒シートをつくり、このシートの中味素材を2〜4ミリ程度の小粒プラスチックビーズ(850グラム入り)とすることで、室温より3.4度低い温度を保てるようにした。
木綿わた手づくりの本体と、小粒プラスチックビーズ入りの頭寒シートをマジックテープで接続し、カバーをつけて使用することにより、丁度良い硬さ、丁度良い高さ、ヘタリにくい、良好なヒンヤリ感のある、寝具の枕としての最良の寝心地が得られる。
丁度良い硬さの枕本体1をつくるために、中味素材はインド原産の良質の木綿わたを使用し、これを熟練のふとん技能士が手づくりすることでヘタリにくい、型くずれしない枕本体がつくれる。
枕本体1の高さの段階をつくるという点で、型くずれ、ヘタリをなくすため、7種類の段階を一つ一つ手づくりして在庫しておくという方法をとった。さらに頭寒シート3について、春・秋・冬のシーズンは、そのままでヒンヤリ感があるが、外気温の高い夏のシーズンは物理的に冷やす必要がある、頭寒シート3を買い物ビニール袋等に入れ口を縛り冷蔵庫に2時間以上入れ、寝る直前に枕本体1にセットすることで20分程度最高のヒンヤリ感が得られる。また衛生面から考え枕も洗える必要がある等を考え、枕本体1と頭寒シート3とを取り付け、取り外しが出来るようマジックテープ5で接続した。
枕本体1の丁度良い硬さを実現するため、中味素材を、敷布団で最高の寝心地が得られるインド原産の木綿わた(トップチョイス85%以上とかさ高を少し出すためポリエステル綿15%以下との混合綿)を使用し、これを手づくりすることで、耐久性のある、丁度良い硬さの枕本体1をつくることが出来た。
使用する人のタイプ、好みに合わせた高さの段階をつくるため、上記の木綿わた2を、500グラムから100グラムずつ増量していき、手づくり可能な1100グラムまで7段階の高さをつくった。さらに子供用枕として、100グラム、200グラム、300グラムの3段階の高さをつくり、赤ちゃんから大人までほとんど全ての人に対応出来るようにした。
良好なヒンヤリ感を実現するために、頭寒シート3の中味素材を2〜4ミリ程度の小粒プラスチックビーズとすることで、春・秋・冬のシーズンはそのままで室温より3.4度低い温度が保てる。しかし気温の高い夏のシーズンだけはヒンヤリ感が少ないため物理的に冷やす必要がある。そこで、頭寒シート3を、買い物ビニール袋等に入れ口を縛り冷蔵庫で2.3時間以上冷やし、寝る直前に取り出しセットして使用すると、20分程度非常に冷たく寝つきも良くなるようにした。
頭寒シート3を上記の気温の高いシーズンに、冷蔵庫に入れる、また衛生面から頭寒シートを洗うという点を考え、マジックテープ5を利用して枕本体1と頭寒シート3を取り付け、取り外しが出来るようにした。
上記の実施例では、インド産の木綿わたを使用したが、必ずしもこれに限定されることなく、他の同等の性質を有する木綿わたであっても良い。また、枕本体1と頭寒シート3の接続に用いたマジックテープ5についても、取り付け、取り外しが可能であればホック手段でも良い。
1 枕本体
2 木綿わた
3 頭寒シート
4 小粒プラスチックビーズ
5 マジックテープ
2 木綿わた
3 頭寒シート
4 小粒プラスチックビーズ
5 マジックテープ
Claims (4)
- 木綿わたを使用したことを特徴とする枕。
- 請求項1において、手づくりすることを特徴とする枕。
- 生地に小粒状ビーズ4を使用した頭寒シート3と枕本体1とを、取り付け、取り外し可能にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の枕。
- 前記頭寒シート3の中味素材が小粒ビーズプラスチック材料により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004086U JP3105914U (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 寝具用枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004004086U JP3105914U (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 寝具用枕 |
Publications (1)
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JP3105914U true JP3105914U (ja) | 2004-12-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004004086U Expired - Fee Related JP3105914U (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 寝具用枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3105914U (ja) |
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2004
- 2004-06-14 JP JP2004004086U patent/JP3105914U/ja not_active Expired - Fee Related
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