JP3105889B2 - 流れを導くアセンブリ用の止め部材 - Google Patents

流れを導くアセンブリ用の止め部材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアフォイルの表
面を保護するシールドに関し、エアフォイルに向けられ
た粒子からエアフォイルを保護する技術に関する。
【0002】本出願は、本出願人が有する係属中の19
97年12月19日出願の米国出願第08/994,6
76号、名称“エアフォイル面を保護するシールド及び
方法”に関連する事項を含む。
【0003】
【従来の技術】航空機用のガスタービンエンジンなどの
軸流回転機械は、圧縮セクション、燃焼セクション、及
びタービンセクションを有する。作動媒体ガス用の環状
流路が、エンジンのこれらのセクションを通じて軸方向
に延びる。ロータアセンブリも、エンジン内を軸方向に
延びる。このロータアセンブリは、複数のロータブレー
ドを含み、これらのロータブレードは、圧縮セクション
及びタービンセクションの作動媒体流路を横切るように
外向きに延びる。ステータアセンブリは、外側ケースを
含み、このケースは、作動媒体流路を境界づけるように
流路に沿って周方向に延びる。ステータアセンブリは、
ステータベーンの列を有し、これらの列は、圧縮セクシ
ョン及びタービンセクションの両方において、ロータブ
レードの列の間で作動媒体流路を横切るように径方向内
向きに延びる。
【0004】ロータブレード及びステータベーンは、流
れを導くアセンブリである。これらのアセンブリは、そ
れぞれエアフォイルを有し、このエアフォイルは、作動
媒体ガスがエンジンを通って流れるに従って、作動媒体
ガスを受け入れ、次にこのガスと相互に作用し、最後に
ガスを放出するように設計されている。タービンセクシ
ョンのエアフォイルは、作動媒体ガスからエネルギを受
け取り、回転軸を中心にロータアセンブリを高速で駆動
する。圧縮セクションのエアフォイルは、ロータアセン
ブリによって回転軸を中心に駆動されるに従って、作動
媒体ガスを圧縮するためにこのガスにエネルギを伝達す
る。
【0005】両セクションのエアフォイルは、作動媒体
流路を横切るように径方向に延びる。圧縮セクション及
びタービンセクションのエアフォイルは、運転状態にお
いて熱い作動媒体ガスを浴びる。これらのガスは、特に
タービンセクションにおいて、エアフォイルの表面を、
浸食したり、許容できないほど高温としたりするおそれ
がある。
【0006】タービンセクションのエアフォイルは、エ
アフォイルを通して冷却空気を流すことで冷却される。
各エアフォイルは、冷却空気孔を有する。これらの冷却
空気孔は、エアフォイルの内部からその外部へと延び
る。また、これらの冷却空気孔は、冷却空気を吐出し、
対流及び前縁や後縁などのエアフォイルの領域にフィル
ム冷却を提供することによってエアフォイルを冷却す
る。
【0007】タービンエアフォイルは、更に、熱伝達に
対して断熱バリヤを提供するとともに、エアフォイルに
耐酸化性を与えるための保護コーティングを有する。こ
れらのコーティングは、ステータベーンのプラットフォ
ームやエアフォイルのエアフォイル部や先端部などのエ
アフォイルの選択された領域に施される。また、これら
のコーティングは、コーティングが施される流れを導く
アセンブリのエンジン内の位置によって変更され得る。
【0008】更に、コンプレッサセクション及びタービ
ンセクション内のエアフォイルは、共に、隣接するステ
ータ構造体に近接する位置まで延びる。これらのエンジ
ン要素の間のクリアランスが小さいことで、ロータブレ
ードの先端部周辺での作動媒体ガスの漏れが防止され
る。このため、このようなエアフォイルの先端部は、過
渡的な運転において、ステータ構造体とこすれるおそれ
がある。また、これらの先端部は、このような構造体に
溝即ちチャネルを切る設計とすることもできる。ブレー
ドは、定常的な運転状態においてチャネル内に延び、先
端部での漏れを減少させる。
【0009】このようなエアフォイルの先端部には、多
くの場合、研磨性の材料が設けられているとともに、摩
耗性の材料が設けられた径方向に隣接する構造体と軸方
向に一致している。研磨性の先端部とこの先端部から径
方向に離間された摩耗性の材料との組み合わせによっ
て、この構造体は、ブレードの外向きの移動及びブレー
ドの先端部と隣接する構造体との間の干渉に対応するこ
とができる。これは、先端部の先やステータ構造体を破
損することなく行われ、先端部は、必要に応じて溝を切
ることができる。
【0010】研磨性の材料は、粉末冶金技術、プラズマ
溶射技術、及び電気めっき技術などの種々の技術によっ
て基材のエアフォイル先端部に施すことができる。プラ
ズマ溶射装置の一例は、シーベン等に付与された米国特
許第3,145,287号、名称“プラズマフレーム発
生装置及び溶射ガン”に開示されている。この特許で
は、プラズマを形成するガスが、電気アークの周囲に供
給されるとともにノズルを通過するように導かれる。こ
のガスは、プラズマ状態に電離され、高温の自由プラズ
マ流としてアーク及びノズルから噴射される。この高温
の自由プラズマ流内に粉末が注入されて熱せられる。軟
化した粉末は、コーティングが施される基材の表面へ吹
き付けられる。このような装置の他の例は、コウチャに
付与された米国特許第3,851,140号、名称“プ
ラズマ溶射ガン及び基材にコーティングを施す方法”、
及びミュールバーガに付与された第3,914,573
号、名称“マッハ1からマッハ3の速度のプラズマ流内
への投入による熱軟化粒子のコーティング”に開示され
ている。
【0011】通常、基材に粒子を施す前処理として、そ
の表面を洗浄するとともに粗面処理を行う。1つの技術
では、グリッドブラスト装置を使用してグリッドブラス
トによって基材に研磨粒子を吹き付ける。エアフォイル
は、部分的にマスクまたはシールドによって覆われ、エ
アフォイル及びブレードの他の部分が研磨粒子によって
損傷されないように保護される。
【0012】例えば、先端部に隣接するエアフォイル面
に、研磨粒子による衝突やコーティング処理における高
温に対して耐性があり、かつ不要な位置にコーティング
が施されるのを防止することができるシールドを使用す
ることが望ましい。複数のエアフォイル上に伸びる金属
シールドは、シールド用のねじ式締結部材とともに使用
される。比較的硬いシールドとエアフォイルとの間の間
隙を埋めるように、タブを有する金属バンドが先端部に
近接してシールドとエアフォイルとの間に設置される。
【0013】他の方法としては、コーティング処理中に
マスクまたはシールドとして機能するアルミニウムフォ
イルテープなどの適切な耐熱性材料を使用することもで
きる。アルミニウムテープは、グリットブラスト処理中
の使用にも適している。このアルミニウムテープは、粘
着性の背面を有し、この面がテープをエアフォイルに固
定するために使用される。ロータブレードの頂部とマス
クまたはシールドとして機能するアルミニウムテープと
の間の正確な間隙を維持するためには、このテープを正
確に設置することが必要となる。テープを貼り直すこと
は接着材のために困難となるので、設置が誤って行われ
た場合には、新たなテープを設置することが必要とな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】アルミニウムテープ
は、グリットブラスト及びプラズマ溶射処理の両方で定
位置に保たれる。ロータブレードは、グリットブラスト
の固定具から取り外された後に、コーティングの固定具
に再設置される。プラズマ溶射コーティングが施された
後にテープ及びその接着材が除去されるが、接着材はテ
ープと一体となった部分であり、かつテープが除去され
ても接着材の残留物が残ってしまうので、多くの場合、
テープの除去は困難である。テープは、高価であるとと
もに、設置及び除去に手間がかかり、また再使用するこ
とができない。
【0015】従って、ロータブレードの先端部にコーテ
ィングを施す時に使用されるシールドを改良する必要が
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアフォイル
用のシールドを、エアフォイルの負圧面及び正圧面と一
致させることができるような十分に薄い材料で形成し得
るとともに、シールドが、処理中にその設置位置より移
動して、コーティング処理からエアフォイルの重要部分
を完全に保護することができないおそれがあり、また、
エアフォイルの他の重要部分を処理中に露出させないこ
とがあり得るという認識に一部基づいている。
【0017】本発明によると、止め部材が、流れを導く
アセンブリと該アセンブリ用のシールドとの間で延びる
とともに、少なくとも1つの突出部を含み、この突出部
によって、止め部材が流れを導くアセンブリの開口部と
係合可能となっている。
【0018】本発明に係る1つの実施例では、止め部材
は、シールドと一体となるように接続されている。
【0019】本発明の他の実施例では、止め部材は、第
二の突出部を含み、この突出部によって、止め部材がシ
ールドの開口部と係合可能となっている。
【0020】1つの実施例では、止め部材は、同じ方向
に面するとともに翼幅方向に離間された少なくとも一対
の突出部を有し、これらの突出部によって、止め部材
が、シールドもしくは流れを導くアセンブリのいずれか
に設けられた一対の開口部と係合可能となっている。
【0021】また、1つの実施例では、止め部材は、離
間された一対の第一の突出部を含み、これらの突出部
は、流れを導くアセンブリに設けられた対応する一対の
冷却空気孔と係合する。
【0022】本発明の主な特徴は、流れを導くアセンブ
リ用のシールドのための止め部材である。他の特徴は、
止め部材に設けられた第一の突出部である。また他の特
徴は、1つの実施例において、第一の突出部が延びる方
向に対して実質的に垂直に延びる止め部材の翼幅方向部
分である。第二の突出部が、第一の方向とは反対の第二
の方向に延びる。他の実施例では、第一の突出部は、止
め部材と一体となっている。
【0023】本発明の主な利点は、短時間でコーティン
グ処理及び研磨ブラスト処理などによる素地調整のため
にロータブレードもしくはステータベーンの列を適切に
シールドすることができることである。これは、エアフ
ォイル上にシールドを確実に配置するために、容易に設
置可能な部材を使用することで達成される。更に他の利
点は、施したコーティングを欠いたり傷つけたりするこ
となくシールドを除去することができることによって、
施されるコーティングの質が高くなることである。1つ
の実施例における利点は、止め部材及びシールドが再使
用可能であることによって、ブレードやベーンの処理コ
ストのレベルが低くなることである。
【0024】本発明の上記特徴や利点は、以下の好適実
施例の詳細な説明及び添付図面を参照することでより明
らかとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、ステータベーン10など
の流れを導くアセンブリとこれに関連するシールドアセ
ンブリ12との説明図である。ステータベーン10は、
第一のプラットフォーム16を含む基部側端部14を有
する。また、ステータベーン10は、第二のプラットフ
ォーム22を含む先端側端部18を有する。エアフォイ
ル24として示される流れを導く面は、第一のプラット
フォーム16から第二のプラットフォーム22へと延び
る。
【0026】各エアフォイル24は、前縁26と後縁2
8とを有する。負圧面32と正圧面34とは、これらの
縁の間で延びる。前縁26は、複数の冷却空気孔(図示
省略)を有し、後縁28は、複数の冷却空気孔36を有
する。後縁28の冷却空気孔36は、カットバックされ
ており、各冷却空気孔36の間で後部方向に延びる脚部
によって分断されたわずかに矩形の部分を露出させてい
る。他の実施例では、流れを導くアセンブリは、根部及
びプラットフォームを含む基部を有するロータブレード
であってもよい。ロータブレードのエアフォイルは、通
常、先端部で終端となっており、この先端部は、いくつ
かの実施例では、プラットフォームと類似したシュラウ
ドを含み得る。
【0027】シールドアセンブリ12は、シールド40
を含む。開示された実施例では、ステータベーン10と
シールド40との間に延びる止め部材42が設けられて
いる。止め部材42は、シールド40から独立するよう
に設けても、シールド40と一体となるように取り付け
てもよい。シールド40は、エアフォイル24の端部の
周囲に配置可能となっている。シールド40は、研磨粒
子やコーティング粒子の衝突、及びいかなるコーティン
グ溶射処理の温度にも耐え得る適切な金属から形成され
ている。適切な材料の1つには、AMC6513(米国
航空宇宙材料仕様書6513)の約0.009インチか
ら0.050インチまでの厚みを有するステンレス鋼が
あり、いくつかの用途では、0.009インチの厚みが
望ましい。
【0028】シールド40は、第一のプラットフォーム
16に近接して設置される第一の端部44を有する。ま
た、シールド40は、第二のプラットフォーム16に近
接して設置される第二の端部46を有する。前方端部4
8が、第二の端部46と第一の端部44との間に翼幅方
向に延びる。第一の面52が前方端部48から延びる。
第一の面52は、前方端部48から翼弦方向に離間した
後方端部54を有する。第一のタブ56が第一の端部4
4の側で後方端部54から延びる。第二のタブ58が、
第一のタブ56との間に間隙Taを有するように翼幅方
向に離間されて後方端部54から延びる。
【0029】金属製のシールド40は、前方端部48か
ら翼弦方向に延びる第二の面62を有する。第二の面6
2は、前方端部48から翼弦方向に離間されるとともに
第一の面52の後方端部54に隣接する後方端部64を
有する。第二の面62は、第一の面52よりも翼弦方向
に長い。設置された状態では、第二の面62の後方端部
64は、第一の面52の後方端部54から翼弦方向に離
間される。
【0030】第二の面62は、第一の開口部66と第二
の開口部68とを有する。各開口部66,68は、設置
された状態では、第二の面62の後方端部64から翼弦
方向に離間されるとともに、第一の面52の後方端部5
4にぴったりと隣接する。第一の開口部66は、第一の
タブ56と一致する翼幅方向位置に設けられており、第
二の開口部68は、第二のタブ58と一致する翼幅方向
位置に設けられている。第一及び第二のタブ56,58
は、設置された状態において、第二の面62の開口部6
6,68を貫通するとともに、シールド40の第一の面
52上に延びて第一の面52にぴったり接触するように
設けられる。設置状態では、タブ56,58は、第一の
面52の後方端部54を超えて延びるとともに、設置状
態で第一及び第二の面52,62が、エアフォイルの2
4の面と接触するようにこれらの面52,62に力を加
える。
【0031】図1で示されるように、長い第二の面62
は、翼弦方向に延びる上側部分72と翼弦方向に延びる
下側部分74とに分割される。図2で示されているよう
に、これらの部分72,74は、設置状態において、そ
の翼弦方向の長さの少なくとも一部にわたって翼幅方向
で互いに重なり合うように設けられている。
【0032】止め部材42は、第一のプラットフォーム
16に隣接する第一の端部領域76を有する。第一の端
部領域76によって、止め部材42がエアフォイル24
の後縁28における第一の冷却空気孔36aと係合可能
となっている。また、第一の端部領域76によって、止
め部材42がシールド40の第一の前方開口部78と翼
幅方向で係合可能となっている。止め部材42は、第二
のプラットフォーム22に隣接する第二の端部領域82
を有し、この第二の端部領域82によって、止め部材が
エアフォイル24の後縁28における第二の冷却空気孔
36bと係合可能となっている。また、第二の端部領域
82によって、止め部材42がシールド40の第二の前
方開口部84と翼幅方向で係合可能となっている。
【0033】図2は、図1のステータベーン10とシー
ルドアセンブリ12が設置された状態を示している。図
2で示されているように、シールド40の長い第二の面
62が第一の面52に重なり合う。第二の面62の上側
部分72と下側部分74は、翼幅方向で互いに重なり合
う。第一の面52のタブ56,58は、第二の面62の
後方端部64を超えた位置で第二の面62の開口部6
6,68を貫通して延びる。タブ56,58は、第二の
面62をエアフォイル24の正圧面に対して押しつける
ように、第二の面62とぴったりと接触するように折り
曲げられる。
【0034】図2では、止め部材42、エアフォイル2
4、及びシールド40との間の係合を示すように、シー
ルド40の端部領域を部分的に切り欠いている。止め部
材42のタブ114は、シールド40の第一の前方開口
部78を貫通して翼幅方向でのシールド40の移動を制
限する。開口部78の幅は、タブ114の幅よりもわず
かに大きく設けられており、これにより、タブ114と
シールド40とはぴったりと一致する。
【0035】図3は、図2に示したシールドアセンブリ
12のシールド140を有する他の実施例の断面図であ
る。図3では、止め部材42が除かれている。クランプ
92が、シールドの外部にわたって配置されている。ク
ランプ92は、第一の面94と第二の面96とを有す
る。第一及び第二の面94,96は、シールド140の
前方端部48と、第一の面52の後方端部54及び第二
の面62の後方端部64とに近接する位置で互いに接続
している。クランプ92の第一の面94は、シールド1
40の前方端部48に近接する位置で第二の面96と回
転可能に係合する。シールド140の後方端部におい
て、クランプ92の第一の面94は、ヒンジ横材98を
含み、このヒンジ横材98は、第一の面94の一部と回
転可能に係合するとともに第二の面96と係合する。ボ
ルト102として示されるボルトなどのねじ部材が、ク
ランプ92の第二の面96と螺合する。ボルト102
は、シールド140をエアフォイル24に対して押しつ
けてシールド140の翼幅方向の移動を制限するよう
に、シールド140の第一の面94に押しつけられる。
クランプ92は、図2で示した実施例とともに使用する
こともでき、この場合には、図10で示すように、アセ
ンブリには、シールドの前方端部に、エアフォイル24
の後縁28に隣接して配置された止め部材が含まれる。
【0036】図4は、図3及び図10で示したクランプ
アセンブリの説明図である。ヒンジ横材98は、第二の
面96から前方へ延びるタング105と係合するT字型
要素104を有する。
【0037】図5は、図3で示したシールド140の説
明図である。図5(A)のシールド140は、シールド
140の前方端部に開口部を含まない。また、シールド
140は、図1及び図2に示したタイプの止め部材を使
用しない。代わりに、シールド140は、第一の端部4
4にこの端部44から翼幅方向に延びる第一の突出部1
06と、第二の端部46にこの端部46から翼幅方向に
延びる第二の突出部108と、を有する。これらの突出
部106,108は、最も端に位置する冷却空気孔36
a,36bを覆うように翼弦方向に延びる。突出部10
6,108の翼弦方向の長さは、通常、上記面のいずれ
かの翼弦方向長さの4分の1よりも短い。
【0038】また、図5(B)で示されるように、シー
ルド140は、シールド140と一体に設けられた止め
部材106aを含むことができる。止め部材106a
は、シールドと一体に機能するものとしてシールドと一
体化されており、接着技術、付属物として製造時に一体
に設けること、もしくは一体として機能する構造を形成
するその他の方法により形成できる。止め部材106a
は、突出部142aを有する。この突出部142aは、
最も端に位置する冷却空気孔をシールドするものであ
り、止め部材106aの一部を孔に挿入することで保護
している。
【0039】図6は、止め部材42の拡大説明図であ
る。第一の端部領域76は、第一のL字型突出部112
を有し、この突出部112によって止め部材42がエア
フォイル24の後縁28における第一の冷却孔36aと
係合可能となっている。L字型突出部112は、テーパ
状の端部113を有する。また、L字型突出部112
は、実質的に翼弦方向でかつエアフォイル24の内部に
向かって第一の方向に延びる。第一の端部領域76は、
第一のタブ114を有し、このタブ114によって、止
め部材42が、エアフォイル24の後縁28においてシ
ールド40の第一の開口部78と係合可能となってい
る。第一のタブ114は、第一の方向と反対の向きに延
びる。同様に、第二の端部領域82には、第二のL字型
突出部116が設けられている。第二のL字型突出部1
16は、第一のL字型突出部112から翼幅方向に離間
されており、この突出部116によって止め部材42が
エアフォイル42の後縁28における第二の冷却空気孔
36bと係合可能となっている。第二のL字型突出部1
16は、第一のL字型突出部112と同じ方向で、エア
フォイル24の内部に向かって延びている。第二のL字
型突出部116は、テーパ状の端部117を有する。第
二の端部領域82は、第二のタブ118を有し、このタ
ブ118によって、止め部材42がエアフォイル24の
後縁28においてシールド40の第二の開口部84と係
合可能となっている。第二のタブ118は、第一の方向
と反対の向きに延びる。
【0040】止め部材42は、翼幅方向中間領域122
を含み、この中間領域122は、第一の端部領域76と
第二の端部領域82とを接続する。中間領域122の長
さL mは、端部領域76,82のタブ114,118の
長さLeの4倍よりも長く、かつL字型突出部112,
116が延びる方向に実質的に平行に測定した中間領域
122の幅Wmrの4倍よりも大きい。中間領域122
は、エアフォイル24の後縁28の形状に沿って実質的
に湾曲している。L字型突出部112,116は、シー
ルド40の移動を防止し、シールド40と第一及び第二
のプラットフォーム16,22との間に間隙G,G’を
維持する。また、これらのL字型突出部112,116
は、処理作業やコーティング作業などでエアフォイルに
向けられる粒子に対して、最も端に位置する冷却空気孔
36a,36b用のシールドとしても機能し、エアフォ
イル24にコーティングが施される時に孔の内部に付着
するおそれのあるコーティングから孔周囲の面をシール
ドする。
【0041】止め部材の他の実施例には、図7に示すよ
うに、シールド内の一対の開口部と係合する一対のタブ
114a,118aを有するものが含まれる。止め部材
42aは、タブ114a,118aの間に配置された単
一の突出部112を有し、この突出部112は、エ
アフォイルの冷却孔と係合する。また、図8で示すよう
に、止め部材42bは、一対のL字型突出部112b,
116bと、シールドと係合する単一のタブ114b
と、を有することもできる。止め部材は、図9に示すよ
うに、L字型突出部112c,116cをそれぞれ有す
る対となった止め部材として形成することもできる。こ
れらのL字型突出部112c,116cは、図6で示し
た中間領域122よりもかなり短い距離で互いから離間
されているとともに、それぞれシールドの対応する開口
部と係合するように延びる単一のタブを有する。このよ
うな実施例では、対となった止め部材42cは、翼弦方
向に互いから離間することができるとともに、図6で示
した長さLmよりも短い長さで接続することができ、も
しくは、中間領域で接続しなくてもよい。
【0042】選択したコーティングの1つをエアフォイ
ル24に施す前に、止め部材42を、冷却空気孔36
a,36bのシールドとして機能するように、これらの
冷却空気孔内に配置する。次に、シールド40を、エア
フォイル24の周囲に配置する。続いて、タブ56,5
8を、第二の面62の開口部66,68に挿入し、一対
のペンチなどの把持具でこれらのタブ56,58を第二
の面62に沿って後方に引っ張るとともにこの面62に
ぴったりと接触するように強く押しつける。シールド4
0は、流れを導くアセンブリに対して強く押しつけられ
る。また、シールド40は、エアフォイル24の前縁2
6及び止め部材42を取り巻き、止め部材42を翼弦方
向で捕捉する。止め部材42のタブ114,118は、
シールド40の前方の開口部78,84を貫通し、シー
ルド40の翼幅方向での移動を防止する。タブ114,
118も、折り曲げることができるが、図2で示すよう
に後方へ延びたままとしてもよい。更に、クランプ装置
92を用いてエアフォイル24の負圧面32に力を加え
ることで、シールド40をエアフォイル24に対して強
く押しつけることができ、ボルト状部材102を用いて
シールド40に力を加えることで、シールド40をエア
フォイル24の正圧面34に対して強く押しつけること
ができる。これにより、更に、エアフォイル24のプラ
ットフォーム16,22との間に所定の間隙G,G’を
残しながらシールド40を定位置に固定することができ
る。
【0043】本発明の主な利点は、ロータブレードのシ
ールド40を設置することが容易なことである。組立が
容易であることで、生産率が高まる。また、シールド4
0は、再使用可能である。
【0044】他の利点は、プラットフォーム16,22
のコーティングが、コーティングを施すことが望ましく
ないエアフォイル部分24に付着することを確実に防止
でき、コーティングが完全となることである。また、他
の利点は、プラットフォーム16,22のコーティング
処理の前に施される金属コーティングの完全性である。
これは、止め部材42を用いてシールド40の移動を防
止するとともにガウジングを引き起こすおそれのあるエ
アフォイルに対するシールドのコーキングを防止するこ
とで達成される。温度の変動が大きいコーティングで
は、図5で示した他の実施例の突出部106,108
は、コーティングをこすって金属コーティングを劣化さ
せるおそれがあることが経験によって分かっている。更
に他の利点は、シールド40が、安価なシートメタル状
構造を有するとともに再使用可能であることにより安価
であることである。
【0045】また他の利点は、止め部材42を用いてシ
ールド40を定位置に固定することである。止め部材4
2は、冷却空気孔36をシールドするとともに、冷却空
気孔36を、止め部材42及びシールド40の移動を制
限する手段として用いてシールド40をエアフォイル上
の定位置に固定する。
【0046】本発明をその詳細な実施例に則して開示及
び説明してきたが、当業者であれば、本発明の趣旨及び
範囲から離れないで形態及び詳細に関して種々の変更を
加えることができるということが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステータベーンとシールドアセンブリとの関
係、特に、止め部材とステータベーンのエアフォイル上
に配置される面を有する金属シールドとを示した分解説
明図である。
【図2】ステータベーンの周りに配置したシールドアセ
ンブリを、止め部材を示すように一部切り欠いて示す組
立図である。
【図3】金属シールドとエアフォイルの正圧面に力を加
えるためのクランプアセンブリをステータベーンとシー
ルドアセンブリとともに示した断面図である。
【図4】クランプアセンブリの説明図である。
【図5】図3に示したシールドアセンブリの側面図であ
る。
【図6】図1に示した止め部材の拡大図である。
【図7】図6の止め部材の他の実施例の説明図である。
【図8】図6の止め部材の他の実施例の説明図である。
【図9】図6の止め部材の他の実施例の説明図である。
【図10】図2に示したシールドアセンブリを用いたク
ランプアセンブリの他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
42…止め部材 76…第一の端部領域 82…第二の端部領域 112…第一のL字型突出部 113,117…テーパ状の端部 114…第一のタブ 116…第二のL字型突出部 118…第二のタブ 122…中間領域
フロントページの続き (72)発明者 ハーヴェリー リチャード トッペン アメリカ合衆国,コネチカット,グラス トンベリー,バトラー ドライヴ 204 (56)参考文献 特開 平4−236757(JP,A) 特開 平7−286502(JP,A) 実開 昭61−152702(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 9/02 F01D 5/18 F01D 5/28 F02C 7/00

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流れを導くアセンブリにエアフォイル用
    のシールドを止める止め部材であって、この流れを導く
    アセンブリは、前縁と、後縁と、開口部と、を含み、こ
    れらの開口部は、前記前縁及び前記後縁に隣接する領域
    に設けられた冷却空気孔を含み、前記シールドは、少な
    くとも2つの前記冷却空気孔及びこれらの冷却空気孔の
    間のエアフォイル部分にわたって翼幅方向に延びる部分
    を有しており、 前記止め部材は、 突出部を含み、この突出部は、前記ア
    センブリと前記シールドとの間で翼弦方向に延び、この
    突出部によって、前記止め部材が、前記流れを導くアセ
    ンブリの前記開口部と係合可能となっているとともに、
    設置状態において前記流れを導くアセンブリに対する前
    記シールドの移動を防止することができることを特徴と
    する止め部材。
  2. 【請求項2】 前記エアフォイルは、負圧面と正圧面と
    を有し、前記シールドは、これらの面にそれぞれ隣接し
    て配置されるとともに前記エアフォイルの前記縁の一方
    を超えて延びる面を含み、 前記止め部材は、前記シールドが前記負圧面及び前記正
    圧面に対して翼幅方向で移動することを防止することを
    特徴とする請求項1記載の止め部材。
  3. 【請求項3】 前記止め部材の材料は、金属性であり、
    該止め部材は、前記シールドと前記エアフォイルとが翼
    幅方向で相対的に移動することができるように、係合す
    る構造体から分離可能となっていることを特徴とする請
    求項1記載の止め部材。
  4. 【請求項4】 前記シールドと一体に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の止め部材。
  5. 【請求項5】 更に、少なくとも1つの第二の突出部を
    含み、この第二の突出部によって、前記止め部材が、設
    置状態においてシールドと係合可能となっており、これ
    により、設置状態において前記流れを導くアセンブリに
    対する前記シールドの移動が防止されることを特徴とす
    る請求項1記載の止め部材。
  6. 【請求項6】 流れを導くアセンブリと、この流れを導
    くアセンブリのエアフォイル用のシールドと、の間で翼
    幅方向に延びる止め部材であって、前記流れを導くアセ
    ンブリは、前縁と、後縁と、これらの前縁及び後縁に隣
    接する領域に設けられた冷却空気孔と、を有するものに
    おいて、 第一の端部領域と、 前記第一の端部領域から翼幅方向に離間された第二の端
    部領域と、 前記第一の端部領域と前記第二の端部領域との間で翼幅
    方向に延びる中間領域と、を含み、 前記止め部材は、少なくとも1つの第一の突出部と少な
    くとも1つの第二の突出部とを有し、前記第一の突出部
    によって、前記止め部材が前記エアフォイルと係合可能
    となっており、前記第二の突出部によって、前記止め部
    材が設置状態において前記シールドと係合可能となって
    おり、これにより、設置状態において前記流れを導くア
    センブリに対する前記シールドの移動が防止されること
    を特徴とする止め部材。
  7. 【請求項7】 突出部を少なくとも3つ含み、該突出部
    の少なくとも1つが、該突出部の他の1つと異なってい
    ることを特徴とする請求項6記載の止め部材。
  8. 【請求項8】 前記第二の突出部を少なくとも2つ含む
    ことを特徴とする請求項7記載の止め部材。
  9. 【請求項9】 前記第二の突出部の少なくとも1つが、
    前記止め部材の前記端部領域に設けられていることを特
    徴とする請求項8記載の止め部材。
  10. 【請求項10】 前記第二の突出部の少なくとも2つ
    が、止め部材の対応する前記端部領域にそれぞれ設けら
    れていることを特徴とする請求項9記載の止め部材。
  11. 【請求項11】 前記第一の突出部の少なくとも1つ
    が、前記止め部材の前記各端部領域の間に設けられてい
    ることを特徴とする請求項8記載の止め部材。
  12. 【請求項12】 前記第一の突出部の少なくとも1つ
    が、前記止め部材の対応する前記端部領域に設けられて
    いることを特徴とする請求項9記載の止め部材。
  13. 【請求項13】 前記第一の突出部と前記第二の突出部
    とが、前記止め部材の前記第一の端部領域にそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項10記載の止め部
    材。
  14. 【請求項14】 前記第一の突出部と前記第二の突出部
    とが、前記止め部材の前記第二の端部領域にそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項6記載の止め部
    材。
  15. 【請求項15】 前記第一の突出部と前記第二の突出部
    とが、前記止め部材の前記第一の端部領域にそれぞれ設
    けられており、前記第一の突出部と前記第二の突出部と
    は、前記止め部材の前記第二の端部領域には設けられて
    おらず、前記止め部材は、前記中間領域によって前記シ
    ールドと前記流れを導くアセンブリとの間に捕捉され、
    これにより、設置状態において、前記止め部材の前記第
    一の端部領域における前記突出部が、前記シールド及び
    前記エアフォイルから分離してしまうことが防止される
    ことを特徴とする請求項6記載の止め部材。
  16. 【請求項16】 前記第一の突出部を少なくとも2つ含
    むことを特徴とする請求項7記載の止め部材。
  17. 【請求項17】 前記第一の突出部の少なくとも1つ
    が、前記止め部材の前記端部領域に設けられていること
    を特徴とする請求項16記載の止め部材。
  18. 【請求項18】 前記第一の突出部の少なくとも2つ
    が、前記止め部材の対応する前記端部領域にそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項17記載の止め部
    材。
  19. 【請求項19】 前記第二の突出部の少なくとも1つ
    が、前記止め部材の前記各端部領域の間に設けられてい
    ることを特徴とする請求項16記載の止め部材。
  20. 【請求項20】 前記第一の突出部の少なくとも1つ
    が、前記止め部材の対応する前記端部領域に設けられて
    いることを特徴とする請求項17記載の止め部材。
  21. 【請求項21】 前記第一の突出部と前記第二の突出部
    とが、前記止め部材の前記第一の端部領域にそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項18記載の止め部
    材。
  22. 【請求項22】 前記第一の突出部と前記第二の突出部
    とが、前記止め部材の前記第二の端部領域にそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項18記載の止め部
    材。
  23. 【請求項23】 前記第一の突出部と前記第二の突出部
    とが、前記止め部材の前記第二の端部領域にそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項21記載の止め部
    材。
  24. 【請求項24】 流れを導くアセンブリと、この流れを
    導くアセンブリのエアフォイル用のシールドと、の間で
    翼幅方向に延びる止め部材であって、 第一の端部領域を有し、この領域は、 第一のL字型突出部を含み、該突出部は、第一の方向に
    延び、該突出部によって、前記止め部材が前記エアフォ
    イルの後縁において第一の冷却空気孔と係合可能となっ
    ており、 第一のタブを含み、該タブは、前記第一の方向とは反対
    の方向に延び、該タブによって、前記止め部材が前記エ
    アフォイルの後縁において前記シールドの第一の開口部
    と係合可能となっており、 第二の端部領域を有し、この領域は、 前記第一のL字型突出部から翼幅方向に離間された第二
    のL字型突出部を含み、該突出部は、第一の方向に延
    び、該突出部によって、前記止め部材が前記エアフォイ
    ルの後縁において第二の冷却空気孔と係合可能となって
    おり、 第二のタブを含み、該タブは、前記第一の方向と反対の
    方向に延び、該タブによって、前記止め部材が前記エア
    フォイルの後縁において前記シールドの第二の開口部と
    係合可能となっており、 前記第一の端部領域と前記第二の端部領域とを接続する
    翼幅方向に延びる中間領域を有し、 設置状態において、前記各L字型突出部が前記エアフォ
    イルの要素と係合し、かつ前記各タブが前記シールドの
    要素と係合することによって、前記シールドの移動が防
    止されることを特徴とする止め部材。
  25. 【請求項25】 前記中間領域の長さは、前記端部領域
    における前記タブの平均の幅の4倍よりも長いことを特
    徴とする請求項24記載の止め部材。
  26. 【請求項26】 前記中間領域の長さは、前記端部領域
    における前記タブの長さの4倍よりも長いことを特徴と
    する請求項24記載の止め部材。
  27. 【請求項27】 前記中間領域の長さは、前記タブの前
    記端部領域の長さの4倍よりも長いことを特徴とする請
    求項25記載の止め部材。
  28. 【請求項28】 前記L字型突出部は、前記第一の方向
    でテーパ状となっており、その先端部がとがっているこ
    とを特徴とする請求項24記載の止め部材。
  29. 【請求項29】 前記L字型の突出部の翼幅方向の長さ
    は、この突出部の終端の翼幅方向の幅が減少するよう
    に、前記第一の方向でテーパ状となっていることを特徴
    とする請求項24記載の止め部材。
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