JP3105864U - ボディスーツ - Google Patents
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Abstract
【課題】着脱が容易で、体型が異なってもバストアップ効果が発揮でき、後両脇、背中部分、お尻、後太腿部分の肉の盛り上がりによる段差を解消するボディスーツを提供する。
【解決手段】バスト部と、ウェストニッパー部及びロングガードル部が一体となったボディスーツであって、バスト部には乳房が自由に開放できる開口部があり、その周囲の補助布が乳房を固定するとともに、強力布と弾力布の二重縫い込みのウェストニッパー部には、前面縦方向にファスナーがあって開閉自在となっており、強力布と弾力布からなるロングガードル部でヒップアップ効果がもたらされる。
【選択図】図1
【解決手段】バスト部と、ウェストニッパー部及びロングガードル部が一体となったボディスーツであって、バスト部には乳房が自由に開放できる開口部があり、その周囲の補助布が乳房を固定するとともに、強力布と弾力布の二重縫い込みのウェストニッパー部には、前面縦方向にファスナーがあって開閉自在となっており、強力布と弾力布からなるロングガードル部でヒップアップ効果がもたらされる。
【選択図】図1
Description
着脱が容易で、被着感が良好であり、さらに体型の補整機能に優れたボディスーツに関するものである。
従来の女性用の補整下着として、ブラジャー,ブラジャー付きボディスーツ,ウェストニッパー,ガードル等があり、多種類の下着を身に着けることにより、ウェストで何重にも締め付けていた。このようにウェストを多重の布で締め付けるとぜい肉による段差が生じたり、皮膚の黒ずみ、腰痛が生じたりする恐れがあり、女性のプロポーションと健康を損ねる問題があった。
従来の体型補整ブラジャー付きボディスーツでは乳房をしっかり包み込み固定していないため、乳房が垂れ下がる問題があった。
また、従来のボディスーツでは、後両脇、背中部分の肉の盛り上がりによって段差が生じ易かった。
さらに、従来のボディスーツでは、ヒップ,後太腿部分の肉の盛り上がりによる段差が生じ易かった。
また、従来のボディスーツでは着脱の動作が必ずしも容易でないものが多かった。
バスト補整下着として、これまでのブラジャーの概念を崩し、ブラジャーの基本元形を保ちながらも、バストをフリーに開放する開口を設けることに加え、背中部を高い位置にし、更にバスト周辺部、背中部に適宜の圧力を加えることによって、バスト及びバスト周辺のぜい肉を開口部の外側に引き出し、形崩れのないバストを実現する考案が開示されている。しかし、この考案はヒップ部の体型補整については必ずしも十分ではなかった。
登録実用新案第3089833号公報
ブラジャー部と、ウェストニッパー部とガードル部からなるボディスーツであって、前身頃のブラジャー部を除いて全体を内側布と外側布の二重構造に形成し、前記ブラジャー部は内側布に連結し、前記外側布は、略中央部に縦方向のファスナーを設けてウェストより上方が左右に開閉可能に形成し、前記内側布は、外側布より伸縮度の高い生地で形成したことを特徴とする考案が開示されている。
本考案では、バスト部の形状、容量が限定されているため、自分の体型に合わない場合があり、またヒップ部の体型補整も不十分であった。
登録実用新案第3030823号公報
本考案では、バスト部の形状、容量が限定されているため、自分の体型に合わない場合があり、またヒップ部の体型補整も不十分であった。
いろいろな体型の人でもバストアップ効果とヒップアップ効果が得られるとともに、後両脇、背中部とヒップ,後太腿部分の肉の盛り上がりによる段差を解消し、しかも着脱容易なボディスーツを提供する。
(1)バスト部分と、ウェストニッパー部及びロングガードル部が一体となったボディスーツであって、前記バスト部には乳房が自由に開放されるよう開口部があり、該開口部の下縁と両側縁にはバストアップして乳房を固定するための補助布が設けられていることを特徴とするボディスーツである。
バストは伸縮性の補助布によって開口部に押し出され固定されるため、いろいろ異なった体型のバストでもバストアップを効果的に実現することができる。
(2)ウェストニッパー部は、バスト部の下縁に縫着され、強力布と弾力布の二重縫込みとなっているとともに、該ウェストニッパー部前面には、縦方向にファスナーが取付けられ、左右両前身頃の上半が開閉自在となっていることを特徴とする前項(1)記載のボディスーツである。
後両脇、背中の盛り上がった肉を強力布と弾力布を重ねて縫い込むことでしっかり包み込み肉の段差を解決しようとするものである。後両脇、背中部分の肉の盛り上がりを包み込むため、背中を中心にしたU字形パターンではなく背中部分の上縁は水平な直線となっている。
ファスナーを取付けることでボディスーツの着脱を容易にするとともに、ファスナーを締め上げることで左右の両前身頃を引き締め、バストアップ効果をより高めることができる。
(3)ロングガードル部は、ヒップ部と左右の両脚筒部からなり、強力布からなるヒップ部はウェストニッパー部の下縁に縫着されており、左右の両脚筒部は強力布からなる上半がヒップ部に縫着されており、該脚筒部の強力布からなる下半は膝上までとなっていることを特徴とする前項(1)又は(2)記載のボディスーツである。
強力布からなるヒップ部でヒップアップ効果が得られるとともに、ヒップ部に続く強力布と弾力布からなる左右両脚筒部があるため、両尻、後太腿の肉の段差と垂れ尻の問題を解決した。
本考案のカップなしの体型補整型ボディスーツは、胸部分を補助布で保持し、垂れ下がりを解決する。女性特徴の流動体をしっかり包み込みバストアップも自然に保持できる。また、肩紐による肩こりも解消し、胸部の美観が向上する。
胸部分から前下腹まで約30センチメートルのファスナーを取付けることで、強力布、弾力布の重ね縫い込みも容易になり、着脱も便利となり、背中、両脇下をしっかり包み込み肉の段差が解消できる。また、胴回り下腹部分も、ファスナー付きボディスーツ1枚により女性特徴の流動体をしっかい固定し、下半身用ハード下着を幾重にも重ね着することなく、本考案のファスナー付きボディスーツで胴まわり、下腹部分をしっかり締めることができる。さらに不愉快な腰痛や、胴まわりの皮膚の黒ずみも解消する。
さらに、後ろ尻部分、後太腿部分の肉の段差を解消し、ヒップアップ効果があり、女性らしい丸みのお尻を強調することができる。
本考案を実施するための最良の形態について、以下の実施例を図面に基づいて説明することとした。
図1は本考案のボディスーツの正面図である。本考案のボディスーツ1は、バスト部A,ウェストニッパー部B,ロングガードル部Cから構成されている。
バスト部Aには、乳房が自由に開放されるよう左右にそれぞれ開口部2,2があり、該開口部2,2の下縁と両側縁には伸縮性の補整布4,4があって乳房を包み込みバストアップして固定する。
バスト部Aには、乳房が自由に開放されるよう左右にそれぞれ開口部2,2があり、該開口部2,2の下縁と両側縁には伸縮性の補整布4,4があって乳房を包み込みバストアップして固定する。
左右の吊り紐3,3の下端はそれぞれ伸縮性のテープ7に接続するが、テープ7は吊り紐3,3の中間の位置でV字形に下がりV字形の下端近くに補助布4,4の内側の端が縫着されている。補助布4,4の内側の端は、乳首の位置より若干下になるようにするのが望ましい。テープ7の背中側は水平に一直線となっており、背中の肉の段差を解消する。
ウェストニッパー部Bの上端は、バスト部Aの下縁となる補助布4,4に縫着されている。補助布4,4の下縁にはワイヤーを使わない替わりに2〜3cmの厚めの縫い込みをする。
左右の前身頃5,5の下端部は互いに縫着されているが、前身頃5,5の上端からへそ下10cm位迄ファスナーが取付けられ、左右に開閉できるようになっている。
左右の前身頃5,5には補強のため伸縮性のテープ7が下半部に縫い付けられ略六角形の部分が形成され、この六角形の中央部には上下に細長くメッシ10が配置され通気性が保たれるようになっている。
ロングガードル部Cの上端ヒップ部11は強力布からなるとともにウェストニッパー部Bの下端に縫着されているが、前身頃5,5と接する部分は伸縮性のテープ7で補強されている。
左右の脚筒部12,12の上半は強力布からなるとともに、ヒップ部11に縫着されている。脚筒部12,12は中間の縫着線8,8で上下の部分に区分され、上半は強力布からなり、下半は弾力布からなっている。これはヒップアップの効果を高めるとともに着用感をより快適にするためである。
左右の脚筒部12,12の中間の股下部はメッシが用いられているが開閉可能の股下布13が設けられている。
左右両脚筒部12,12の下端にはそれぞれマチ縫い込み14,14があり、伸縮しやすくし着心地も良くしている。
図2は、本考案のボディスーツの背面図である。
肩紐3及びテープ7は伸縮性の材料で構成されている。強力布と弾力布からなる後身頃6,6は、互いに縫着線8の部分で互いに縫着されている。
肩紐3及びテープ7は伸縮性の材料で構成されている。強力布と弾力布からなる後身頃6,6は、互いに縫着線8の部分で互いに縫着されている。
図3は、バスト部Aの開口部2の附近の側断面図である。前身頃5で締め付けられた補助布4によって乳房Dがバストアップされて固定されている。
図4は、ウェストニッパー部Bと、ロングガードル部Cの上半部分の側断面図で、ファスナー9の金具を引き下げて、ウェストニッパー部Bの前身頃5の上半を開放した状態を示した。
図5は、図4の状態からファスナー9の金具を引き上げて前身頃5の上半を閉じた状態を示した。
従来のボディスーツは大変窮屈なものが多かったが、本考案のボディスーツは着脱が容易でしかも着用感が快適であり、腰痛,肩こりや皮膚の黒ずみ等を避けることができ、特に、後両脇、背中部分のぜい肉による段差を防止できる等の特徴があり、30代から50代以降の女性に最適の補整用下着である。
A バスト部
B ウェストニッパー部
C ロングガードル部
D 乳房
1 ボディスーツ
2 開口部
3 吊り紐
4 補助布
5 前身頃
6 後身頃
7 テープ(伸縮性)
8 縫着線
9 ファスナー
10 メッシ
11 ヒップ部
12 脚筒部
13 股下布
14 マチ縫い込み
B ウェストニッパー部
C ロングガードル部
D 乳房
1 ボディスーツ
2 開口部
3 吊り紐
4 補助布
5 前身頃
6 後身頃
7 テープ(伸縮性)
8 縫着線
9 ファスナー
10 メッシ
11 ヒップ部
12 脚筒部
13 股下布
14 マチ縫い込み
Claims (3)
- バスト部と、ウェストニッパー部及びロングガードル部が一体となったボディスーツであって、前記バスト部には乳房が自由に開放されるよう開口部があり、該開口部の下縁と両側縁にはバストアップして乳房を固定するための補助布が設けられていることを特徴とするボディスーツ。
- ウェストニッパー部は、バスト部の下縁に縫着され、強力布と弾力布との二重縫込みとなっているとともに、該ウェストニッパー部前面には、縦方向にファスナーが取付けられ、左右両前身頃の上半が開閉自在となっていることを特徴とする請求項1記載のボディスーツ。
- ロングガードル部は、ヒップ部と左右の脚筒部からなり、強力布からなるヒップ部はウェストニッパー部の下縁に縫着されており、左右の両脚筒部は強力布からなる上半がヒップ部に縫着されており、該脚筒部の弾力布からなる下半は膝上までとなっていることを特徴とする請求項1又は2記載のボディスーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003377U JP3105864U (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ボディスーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003377U JP3105864U (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ボディスーツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105864U true JP3105864U (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=43259216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003377U Expired - Fee Related JP3105864U (ja) | 2004-06-11 | 2004-06-11 | ボディスーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105864U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072499A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Cosmo Funny Kk | ドレスの着崩れ防止用バンド |
-
2004
- 2004-06-11 JP JP2004003377U patent/JP3105864U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011072499A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Cosmo Funny Kk | ドレスの着崩れ防止用バンド |
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