JP3105760U - Handhole iron lid fall prevention device - Google Patents
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Abstract
【課題】左右横長の角形ハンドホール用鉄蓋3の開閉時に、ハンドホール1上にこれを跨ぐ状態で設置して、ハンドホール用鉄蓋3がハンドホール内に落下するのを防止する落下防止具において、軽量化を図り、作業性に優れたものを得る。
【解決手段】左右横長の長方形に形成されたプラスチック製の格子枠5を有する。格子枠5の前後に金属製のベアリングバー6を取り付ける。ハンドホール1上において格子枠5が左右方向へ位置ずれするのを規制するために、格子枠5の裏面の中央部左右にストッパー7・7を取り付ける。ハンドホール1上において格子枠5が前後方向へ位置ずれするのを規制するために、格子枠5の裏面の左右端部に滑り止め部材9を取り付ける。格子枠5の左右端に把手10を取り付ける。
【選択図】図2A fall prevention device that is installed on the handhole 1 so as to straddle it when opening and closing a horizontally long rectangular iron hole 3 for a handhole to prevent the iron hole 3 for a handhole from falling into the handhole. A tool that is light in weight and has excellent workability.
There is provided a plastic lattice frame formed in a horizontally long rectangular shape. Metal bearing bars 6 are attached to the front and rear of the lattice frame 5. In order to restrict the grid frame 5 from being displaced in the left-right direction on the handhole 1, stoppers 7.7 are attached to the left and right central portions of the back surface of the grid frame 5. In order to prevent the lattice frame 5 from being displaced in the front-rear direction on the handhole 1, non-slip members 9 are attached to the left and right ends of the back surface of the lattice frame 5. The handles 10 are attached to the left and right ends of the lattice frame 5.
[Selection] Figure 2
Description
本考案は、ハンドホールの開口上面を閉じるハンドホール用鉄蓋の落下防止具に関する。 The present invention relates to a fall prevention device for an iron cover for a hand hole that closes an upper surface of an opening of the hand hole.
地下に通信ケーブルなどを通したハンドホールでは、地上の開口上面を角形にしたものがある。その場合、角形のハンドホール用鉄蓋の開閉操作時に、該当の鉄蓋をハンドホール内に不用意に落下させてしまい、通信ケーブルなどに損傷を加えることがある。 Some handholes with communication cables or the like underground have square openings on the ground. In such a case, when opening and closing the rectangular iron hole for the handhole, the iron cover may be accidentally dropped into the handhole, and the communication cable or the like may be damaged.
かかるハンドホール用鉄蓋の落下防止のために、これを受ける鉄蓋座の内側下方にハンドホール用鉄蓋を受け止める内蓋を設けることが、特許文献1に公知である。しかし、既設のハンドホールでは、今更ながらに落下防止用の内蓋の類を設けられないものもある。 It is known from Patent Document 1 to provide an inner lid for receiving the handhole iron cover below the inside of the iron lid seat that receives the handhole iron cover in order to prevent the handhole iron lid from falling. However, in some existing handholes, it is not possible to further provide an inner lid for preventing falling.
そのため、当出願人は、長方形のステンレス製格子枠をつくり、ハンドホール上においてハンドホール用鉄蓋の一端側を少し持ち上げた開き姿勢にした状態で、格子枠をこれがハンドホールの開口上面を跨ぐように置き、不用意にハンドホール用鉄蓋を落としたときでも、格子枠で鉄蓋を受け止めることを試みた。しかし、このステンレス製の格子枠では、重くて取り扱いに難があることを知った。 Therefore, the applicant made a rectangular stainless steel lattice frame, and in a state where the one end side of the iron hole for a hand hole was slightly lifted on the hand hole, the lattice frame straddled the upper surface of the opening of the hand hole. Even if the iron cover for the handhole was inadvertently dropped, an attempt was made to catch the iron lid with a lattice frame. However, I learned that this stainless steel grid frame is heavy and difficult to handle.
そこで本考案の目的は、軽量化を第一義に図り、そのうえで必要かつ十分な構造強度を確保したハンドホール用鉄蓋の落下防止具を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a handhole iron cover fall prevention device which is designed to reduce the weight of the device in the first place and secure a necessary and sufficient structural strength.
請求項1記載の本考案は、図1に示すごとく、左右横長の角形ハンドホール用鉄蓋3の開閉時に、ハンドホール1の開口上面1aにこれを跨ぐ状態で設置して、ハンドホール用鉄蓋3がハンドホール1内に落下するのを防止する落下防止具であって、ハンドホール用鉄蓋3の前後幅寸法よりも大きい左右長さを持ち、左右横長の長方形に形成された格子状のプラスチック製格子枠5と、格子枠5の前後に設けられてハンドホール用鉄蓋3の荷重を受ける金属製のベアリングバー6とを含むことを特徴とする。ここでの格子枠5は、全体が熱可塑性樹脂ないし熱硬化性樹脂で成形されたプラスチック成形品を含む。その場合、格子枠5にベアリングバー6が一体にインサート成形されていてもよい。またベアリングバー6は、実施例の縦板部6aのみであって、その上下端が横バー5aの上下端と面一状であってもよい。
As shown in FIG. 1, when the
請求項2記載の本考案は、請求項1記載の落下防止具において、格子枠5の裏面の中央部左右に設けられて、ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が左右方向へ位置ずれするのを規制する第1の位置決め手段と、格子枠5の裏面の左右端部に設けられて、ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が前後方向への位置ずれするのを規制する第2の位置決め手段と、格子枠5の左右端の少なくとも一方に設けられた把手10とを含む。
According to a second aspect of the present invention, there is provided the fall prevention device according to the first aspect, wherein the lattice frame is displaced in the left-right direction on the upper surface of the opening of the handhole. A first positioning means for restricting the
請求項3記載の本考案に係る落下防止具は、請求項2記載の第1位置決め手段として、図3および図4に示すごとく格子枠5の裏面の中央部左右にそれぞれ下向きに突出するよう取り付けたストッパー7と、請求項2記載の第2位置決め手段として、図2および図3に示すごとく格子枠5の裏面の左右端部にそれぞれ取り付けた滑り止め部材9とを備えている。ここでの滑り止め部材9は、例えば下面がギザギザ状に形成された金属板やプラスチック板でもよい。
The fall prevention device according to the third aspect of the present invention is mounted as the first positioning means according to the second aspect so as to protrude downward from the left and right central portions of the back surface of the
請求項4記載の本考案に係る落下防止具は、請求項3記載の格子枠5が、図2に示すごとく左右方向に走る多数の横バー5aと、前後方向に走る多数の縦バー5bとで格子状に成形されている。
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the fall prevention device according to the third aspect, wherein the
請求項5記載の本考案に係る落下防止具は、請求項4記載の格子枠5が、耐荷重性に優れるFRP製である。
According to a fifth aspect of the present invention, in the drop prevention device, the
請求項6記載の本考案に係る落下防止具は、請求項4または5記載の各ベアリングバー6が、図1および図4に示すごとく左右方向に長い縦向きの縦板部6aと、これの上端から左右方向にわたって水平状に延出する水平板部6bとを含むL字形の金属板で形成されており、縦板部6aが、格子枠5の前後端に位置する横バー5aの外面にボルト止めされ、このボルト止め状態において水平板部6bが格子枠5の上面に位置している。
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided a fall prevention device according to the fourth or fifth aspect, wherein each of the bearing bars 6 according to the fourth or fifth aspect has a vertically long vertical plate portion 6a which is long in the left-right direction as shown in FIGS. And a
請求項7記載の本考案に係る落下防止具は、請求項4または5記載の各ストッパー7が、前後方向に長い水平状の締結板部7aと、これの左右方向の外端から前後方向にわたって下向きに延びる係止板部7bとを含むL字形の金属板で形成されている。格子枠5に各ストッパー7を取り付けるための止め金具15を有し、止め金具15は、ほぼU字形の本体部15aと、本体部15aの前後の上端から外側に折り曲げ連出した係止部15b・15bとを含む。そして、格子枠5の前後に隣接する横バー5a・5aの上端に止め金具15の係止部15b・15bを掛け止めた状態において、止め金具15の本体部15aの底と各ストッパー7の締結板部7aとの間に通した止めボルト16で格子枠5に止め金具15を介して各ストッパー7が締結されている。この場合の止めボルト16は、横バー5a・5a間の上方から止め金具15ついでストッパー7に挿通し、止めボルト16の下端にナット20を螺合する形式でもよい。
In the fall prevention device according to the present invention described in
請求項8記載の本考案に係る落下防止具は、請求項3記載の滑り止め部材9が、ゴム板であって格子枠5の裏面に貼り付けてある。貼り付け形式は、接着剤で固定してもよいし、焼付けやビス止めでもよい。
In the fall prevention device according to the present invention described in claim 8, the
請求項9記載の本考案に係る落下防止具は、請求項3記載の各把手10が、金属棒材を折り曲げて手掛け部10aの前後端に脚部10b・10bを有する門形に形成されており、格子枠5の左右端に位置する各縦バー5bの前後方向中央部位の外側に、各把手10が、前後の各脚部10bに設けた雄ねじ21と、該縦バー5bに設けられて脚部10bの挿通を許すボルト挿通孔22と、前記雄ねじ21に螺合するナット23とで締結されている。
According to a ninth aspect of the present invention, each
請求項1記載の本考案に係る落下防止具によれば、これのほぼ全体がプラスチック製の格子枠5で構成されているので、これが金属製の従来形態に比べて全体重量を大幅に軽減化できる。具体的には、同一形状および同一寸法の落下防止具において、ステンレス製のものが約12kgであるのに対し、本考案のプラスチック製では約7kgにできた。したがって、落下防止具の持ち運びが楽に行え、ハンドホール1上にハンドホール用鉄蓋3の一端側を持ち上げて、傾斜姿勢にした該鉄蓋3の直下に格子枠5をこれがハンドホール1の開口上面1aを跨ぐ状態でセットする作業も難なく行え、取り扱い性に優れる。その一方で、金属製のベアリングバー6が格子枠5の前後に取り付けられているので、ハンドホール用鉄蓋3を誤って落としても本案落下防止具で受け止めて強度的に耐えることができ、ハンドホール用鉄蓋3がハンドホール1内にまで落下する事故を確実に防止できる。
According to the fall prevention device according to the first aspect of the present invention, almost the entirety is constituted by the
請求項2記載の本考案によれば、更に加えて格子枠5をハンドホール1の開口上面1aに架け渡した状態において、第1の位置決め手段と第2の位置決め手段で格子枠5の全体が左右方向および前後方向に位置ずれするのを規制しているので、ハンドホール用鉄蓋3の開閉作業が安全に行える。更に格子枠5の左右端の少なくとも一方に把手10を備えているので、この把手10を持って本案落下防止具の移動ないし作業位置へのセットが手軽に行える。
According to the second aspect of the present invention, in addition to the above, in a state where the
請求項3記載の本考案によれば、請求項2の第1位置決め手段として、格子枠5の裏面の中央部左右にストッパー7を取り付けてあるので、ハンドホール上端の鉄蓋座2の前後に対向する内縁にストッパー7を係止することにより、格子枠5が左右方向(ハンドホール1の前後方向)に位置ずれするのを確実に規制できる。更に請求項2の第2位置決め手段として、格子枠5の裏面の左右端部に滑り止め部材9を取り付けてあるので、ハンドホールの設置路面の前後に滑り止め部材9・9を接触させることにより、格子枠5が前後方向(ハンドホール1の左右方向)に位置ずれするのも規制でき、より安全に使用できる。
According to the third aspect of the present invention, as the first positioning means of the second aspect, the
請求項4記載の本考案によれば、請求項3の格子枠5が、左右方向に走る多数の横バー5aと、前後方向に走る多数の縦バー5bとで格子状に形成されているので、乱暴に取り扱っても格子枠5これ自体が縦横のバー部材でしっかりと軽量ながら補強されたものにできる。
According to the fourth aspect of the present invention, the
請求項5記載の本考案によれば、請求項4の格子枠5をプラスチック材のなかでも特にFRP製にしたので、ハンドホール用鉄蓋3の荷重によく耐え得るものになる。
According to the fifth aspect of the present invention, since the
請求項6記載の本考案によれば、請求項4また5記載に加えて、格子枠5の前後端に位置する前記横バー5aの外面にこれの左右方向に添うようベアリングバー6をボルト止めするだけであるから、プラスチック製の格子枠5に金属板製のベアリングバー6を簡単に後付けするだけで足り、本案落下防止具は異材質の組み合わせでありながら容易に製作できる。とくに、格子枠5にベアリングバー6を取り付けた状態において、ベアリングバー6の水平板部6bが格子枠5の上面に位置するようにしてあるので、持ち上げたハンドホール用鉄蓋3は格子枠5上に載せたとき水平板部6bで部分的に支持することになり、該鉄蓋3の全体を水平方向へ回動操作したり、摺り動かしたりする作業が抵抗なく行える。したがって、作業者は多大な労力を要さずにハンドホール用鉄蓋3を開閉できる。
According to the present invention described in claim 6, in addition to
請求項7記載の本考案によれば、格子枠5の前後に隣接する横バー5a・5a間に止め金具15を落とし込んだ状態で掛け止め、各ストッパー7は格子枠5の下面側から止め金具15の直下に案内し、止めボルト16をストッパー7の締結板部7aおよび止め金具15のU字形本体部15aの底に通すことにより、プラスチック製の格子枠5にL字形の金属板製ストッパー7を簡単にボルト止めして後付けすることができる。しかも、格子枠5の横バー5a・5a間において止め金具15は左右方向に移動させて位置調整を行えるので、前記鉄蓋座2の前後の対向縁間の距離が違う場合にも、現場にてこれに対応できるよう左右のストッパー7の位置を微調整できる。
According to the present invention, the
請求項8記載の本考案によれば、滑り止め部材9にゴム板を用いて格子枠5の裏面に貼り付けてあるので、滑り止め部材9の付加で全体重量が大きくアップすることはなく、滑り止め部材9が、図3に示すごとく路面26に摩擦係合して格子枠5が前後方向(ハンドホールの左右方向)に位置ずれするのを路面26の凹凸にかかわらず確実に図ることができる。
According to the present invention, since the
請求項9記載の本考案によれば、格子枠5の左右端に金属棒材からなる門型の把手10を簡単に後付けすることができ、把手10を手にして本案落下防止具を手軽に持ち運びできるので、先の作業位置にセットすることができる。
According to the ninth aspect of the present invention, the gate-shaped
図1において、符号1は地下に通信ケーブルを通したハンドホールである。ハンドホール1の開口上面1aは、地上の路面(一般に歩道)に面しており、ハンドホール1の上端に設置した鉄蓋座2で左右横長の長方形に画成されている。ハンドホール1の開口上面1aは、ハンドホール用鉄蓋3で開閉自在に閉じられる。ハンドホール用鉄蓋3は、左右横長の長方形に形成されていて、鉄蓋座2に対して上方から着脱自在に落とし込み装着される。
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a handhole through a communication cable underground. The
図2において本案落下防止具は、左右横長の長方形に形成した格子枠5に、前後一対の金属製ベアリングバー6と、左右一対の金属製把手10と、合計4個の金属製ストッパー7と、左右一対の滑り止め部材9とがそれぞれ取り付けられている。
In FIG. 2, the fall prevention device of the present invention includes a pair of front and rear metal bearing bars 6, a pair of left and right metal handles 10, a total of four
格子枠5は、左右方向に走る多数の横バー5aと、前後方向に走る多数の縦バー5bとが縦横に交絡するプラスチック成形品であり、具体的には耐荷重性に優れるFRP製とした。横バー5aは、前後間にわたって等ピッチで19本配し、縦バー5bは、左右間にわたって等ピッチで7本配した。かくして格子枠5は、左右長さが904mm、前後幅が464mmの外形寸法に設定した。
The
ハンドホール用鉄蓋3の荷重を受け止めるために、格子枠5の前後端に位置する横バー5a・5aの外面には、金属製のベアリングバー6・6が取り付けられる。各ベアリングバー6は、図4に示すごとく左右方向に長い縦向きの縦板部6aと、これの上端から左右方向にわたって水平に折り曲げ連出した水平板部6bとを含む左右横長で断面がL字形のステンレス板で形成されており、縦板部6aが、横バー5aのボルト挿通孔11に通したボルト12と、これに螺合するナット13とで締結固定されている。このボルト止め状態において、各ベアリングバー6の水平板部6bが、格子枠5の上面よりも突出状態で位置している。
Metal bearing bars 6.6 are attached to the outer surfaces of the
ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が左右方向(ハンドホール1の前後方向)へ位置ずれするのを規制するために、格子枠5の裏面には、中央部左右の4箇所に金属製のストッパー7がそれぞれ下向きに突出するよう取り付けられる。図3および図4において各ストッパー7は、前後方向に長い水平状の締結板部7aと、これの左右の外端側から前後方向にわたって下向きに折り曲げ連出した係止板部7bとを含むL字形のステンレス板で形成した。
In order to prevent the
別に、格子枠5に対して各ストッパー7は、止め金具15を介して取り付ける。そのためこの止め金具15は、図4に示すごとくほぼU字形の本体部15aと、本体部15aの前後の上端から外側に向けて折り曲げ連出した係止部15b・15bとを含む。格子枠5の前後に隣接する横バー5a・5a間に、止め金具15を上方から落とし込み、これの係止部15b・15bを該横バー5a・5aの上端にそれぞれ掛け止めた状態において、U字形本体部15aの底と各ストッパー7の締結板部7aとを止めボルト16で締結する。すなわち、ストッパー7の締結板部7aと、U字形本体部15aの平底部分とにボルト通孔17・19を設け、止めボルト16を下方からボルト通孔17・19に通し、U字形本体部15a内において止めボルト16の挿通上端部にナット20を螺合している。
Separately, each
ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が前後方向(ハンドホール1の左右方向)へ位置ずれするのを規制するために、格子枠5の裏面の左右端部には、図2および図3に示すごとく一対の滑り止め部材9・9を取り付ける。ここでの滑り止め部材9は、左右長さが100mm、前後長さが300mm、厚さが3mmのゴム板を用い、これを格子枠5の裏面に接着剤でそれぞれ固定した。滑り止め部材9の厚さは、1〜10mmが有効で、3〜5mmにすることが更に好ましい。
In order to prevent the
各把手10は、図2および図5に示すごとくステンレス製の金属棒材を折り曲げて手掛け部10aの前後端に脚部10b・10bを有する門形に形成されており、前後の各脚部10bの先端外周に雄ねじ21が設けられている。この各把手10は、格子枠5の左右端に位置する各縦バー5bの前後方向中央部位の外側に突出するよう締結する。すなわち、図5に示すごとく該当の縦バー5bにボルト挿通孔22を明け、これに把手10の各脚部10aを外側から挿通し、各脚部10bの雄ねじ21に縦バー5bを内外にはさむ状態でふたつのナット23を螺合することにより、縦バー5bに把手10を締結した。
As shown in FIGS. 2 and 5, each handle 10 is formed by bending a stainless steel metal bar into a gate
かくして得た本案落下防止具は、総重量が約7kgとなった。これが使用に際しては、いまハンドホール用鉄蓋3が閉じられている状態から説明すると、図1において作業者は棒状ハンドルキーの下端を鉄蓋3に設けたキー孔25に係入して回すことにより、ハンドルキーの下端をキー孔25の下端周囲に抜け止め状に係止する。次に、ハンドルキーで鉄蓋3の左右の一端側を傾斜姿勢に持ち上げる。これで、鉄蓋座2すなわちハンドホール1の開口上面1aとハンドホール用鉄蓋3との間に空間が生じるので、この空間を利用して格子枠5をこれがハンドホール1の開口上面1aを前後間にわたって跨ぐように差し込む。
The weight of the fall prevention device thus obtained was about 7 kg. When this is used, the state in which the
格子枠5の左右長は、ハンドホール1の開口上面1aの前後幅寸法よりも十分に大きく設定してあるので、格子枠5の左右端部分(図1の使用状態で前後に位置する)は、図3に示すごとくハンドホール1まわりの路面26上に受け止められる。各ベアリングバー6の左右端も、ハンドホール1の開口上面を前後方向に跨ぎ、前記路面26および少なくとも鉄蓋座2の上面に受け止められる。
Since the left and right lengths of the
本案落下防止具を前述の要領で設置した状態において、両ストッパー7・7の係止板部7bは鉄蓋座2の前後の対向内縁にそれぞれ近接ないし受け止められ、ハンドホール1上において格子枠5が左右方向(ハンドホール1の前後方向)に位置ずれするのを接当規制する。同時に、両滑り止め部材9が路面26に摩擦係合し、ハンドホール1上において格子枠5が前後方向(ハンドホール1の左右方向)に位置ずれするのも規制する。したがって、作業者が誤ってハンドホール用鉄蓋3を落下させても、これの下面が格子枠5で受け止め支持され、落下防止具ごとハんどホール1内に落ち込むことはない。その際、ベアリングバー6・6は、軽量化のためにプラスチック製とした格子枠5の足らざる強度を補い、ハンドホール用鉄蓋3の落下衝撃にも良く耐える。
In the state where the fall prevention device of the present invention is installed in the above-described manner, the locking
本案落下防止具を前述の要領でセットした図1の状態において、作業者は、格子枠5上にハンドホール用鉄蓋3を載せて図1の右側方の手前側に引き摺り出す。または、ハンドホール用鉄蓋3の持ち上げた側を水平状に一方向へ回動してハンドホール1外に鉄蓋3を開けた状態にすることになる。いずれにせよ、この開き操作時に、ハンドホール用鉄蓋3の裏面は、格子枠5上に突出するベアリングバー6の水平板部6b上にのみ部分的に直受けされているので、ハンドホール用鉄蓋3の摺り動かし作業が容易に行える。
In the state of FIG. 1 in which the fall prevention device of the present invention is set in the above-described manner, the operator places the
ハンドホール1の開口上面1aを閉じるときも、本案落下防止具は、開ける場合と逆の要領で用いる。この場合は、図1の状態から把手10を手にして本案落下防止具をハンドホール1上から引き出したのち、ハンドホール用鉄蓋3を鉄蓋座2に落とし込み装着することになる。
When closing the
(別実施態様例) 格子枠5の裏面左右に設けるべき各ストッパー7は、図示例のように前後に二分割せずに一本のものとしてもよい。ハンドホール1のなかには、図において前後方向に広幅になっていて、このハンドホール1の開口上面1aに複数の格子枠5を並べて設置する形態があるが、本考案はかかる場合にも適用できる。その場合は、左右のストッパー7・7の少なくともひとつがハンドホール1上の他のハンドホール用鉄蓋3の前後一側縁に接当係止することになるであろう。
(Another embodiment example) The
1 ハンドホール
1a ハンドホールの開口上面
2 鉄蓋座
3 ハンドホール用鉄蓋
5 格子枠
5a 格子枠の横バー
5b 格子枠の縦バー
6 ベアリングバー
6a ベアリングバーの縦板部
6b ベアリングバーの水平板部
7 ストッパー
7a ストッパーの締結板部
7b ストッパーの係止板部
9 滑り止め部材
10 把手
10a 把手の手掛け部
10b 把手の脚部
15 止め金具
15a 止め金具のU字形本体部
15b 止め金具の係止部
16 止めボルト
21 雄ねじ
22 ボルト挿通孔
23 ナット
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (9)
ハンドホール用鉄蓋3の前後幅寸法よりも大きい左右長さを持ち、左右横長の長方形に形成された格子状のプラスチック製格子枠5と、
格子枠5の前後に設けられてハンドホール用鉄蓋3の荷重を受ける金属製のベアリングバー6とを含むハンドホール用鉄蓋の落下防止具。 When opening and closing the horizontally long rectangular iron hole 3 for handhole, the iron cover 3 for handhole 1 is installed so as to straddle the upper surface 1a of the opening of the handhole 1 so as to prevent the iron hole 3 for handhole from falling into the handhole 1. A protective device,
A grid-shaped plastic grid frame 5 having a left-right length greater than the front-rear width dimension of the iron hole 3 for a hand hole, and formed in a left-right horizontal rectangle;
And a metal bearing bar (6) provided before and after the lattice frame (5) to receive the load of the handhole iron cover (3).
ハンドホール用鉄蓋3の前後幅寸法よりも大きい左右長さを持ち、左右横長の長方形に形成された格子状のプラスチック製格子枠5と、
格子枠5の前後に取り付けられてハンドホール用鉄蓋3の荷重を受ける金属製のベアリングバー6と、
格子枠5の裏面の中央部左右に設けられて、ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が左右方向へ位置ずれするのを規制する第1の位置決め手段と、
格子枠5の裏面の左右端部に設けられて、ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が前後方向への位置ずれするのを規制する第2の位置決め手段と、
格子枠5の左右端の少なくとも一方に設けられた把手10とを含むハンドホール用鉄蓋の落下防止具。 When opening and closing the horizontally long rectangular iron hole 3 for handhole, the iron cover 3 for handhole 1 is installed so as to straddle the upper surface 1a of the opening of the handhole 1 so as to prevent the iron hole 3 for handhole from falling into the handhole 1. A protective device,
A grid-shaped plastic grid frame 5 having a left-right length greater than the front-rear width dimension of the iron hole 3 for a hand hole, and formed in a left-right horizontal rectangle;
A metal bearing bar 6 attached to the front and back of the lattice frame 5 to receive the load of the handhole iron cover 3;
First positioning means provided at the center left and right of the back surface of the lattice frame 5 to restrict the lattice frame 5 from being displaced in the left-right direction on the upper surface 1a of the opening of the handhole 1;
Second positioning means provided at the left and right ends of the back surface of the lattice frame 5 to restrict the lattice frame 5 from being displaced in the front-rear direction on the opening upper surface 1a of the handhole 1;
A handhole iron cover fall prevention tool including a handle 10 provided on at least one of the left and right ends of the lattice frame 5.
ハンドホール用鉄蓋3の前後幅寸法よりも大きい左右長さを持ち、左右横長の長方形に形成された格子状のプラスチック製格子枠5と、
ハンドホール用鉄蓋3の荷重を受け止めるために、格子枠5の前後に、少なくとも上端が格子枠5の上面と面一状ないしは格子枠5の上面より突出するよう取り付けた左右横長の金属製ベアリングバー6と、
ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が左右方向へ位置ずれするのを規制するために、格子枠5の裏面の中央部左右にそれぞれ下向きに突出するよう取り付けたストッパー7と、
ハンドホール1の開口上面1aにおいて格子枠5が前後方向へ位置ずれするのを規制するために、格子枠5の裏面の左右端部にそれぞれ取り付けた滑り止め部材9と、
格子枠5の左右端に取り付けた左右一対の把手10とを含むハンドホール用鉄蓋の落下防止具。 When opening and closing the horizontally long rectangular iron hole 3 for handhole, the iron cover 3 for handhole 1 is installed so as to straddle the upper surface 1a of the opening of the handhole 1 so as to prevent the iron hole 3 for handhole from falling into the handhole 1. A protective device,
A lattice-shaped plastic lattice frame 5 having a left-right length larger than the front-rear width dimension of the iron hole 3 for a hand hole, and formed in a horizontally-long rectangular shape;
Left and right horizontally long metal bearings attached so that at least the upper end is flush with the upper surface of the lattice frame 5 or protrudes from the upper surface of the lattice frame 5 before and after the lattice frame 5 in order to receive the load of the iron cover 3 for hand holes. Bar 6,
A stopper 7 attached to the back surface of the grid frame 5 so as to protrude downward at the center left and right sides thereof in order to restrict the grid frame 5 from being displaced in the left-right direction on the upper surface 1a of the opening of the hand hole 1;
Non-slip members 9 attached to the left and right ends of the back surface of the grid frame 5 to restrict the grid frame 5 from being displaced in the front-rear direction on the opening upper surface 1a of the hand hole 1;
A fall prevention device for a handhole iron cover including a pair of left and right handles 10 attached to the left and right ends of the lattice frame 5.
縦板部6aが、格子枠5の前後端に位置する横バー5aの外面にボルト止めされ、このボルト止め状態において水平板部6bが格子枠5の上面に位置している請求項4または5記載のハンドホール用鉄蓋の落下防止具。 Each bearing bar 6 is formed of an L-shaped metal plate including a vertically long vertical plate portion 6a extending in the left-right direction and a horizontal plate portion 6b extending horizontally from the upper end thereof in the left-right direction.
The vertical plate portion (6a) is bolted to the outer surface of the horizontal bar (5a) located at the front and rear ends of the lattice frame (5), and the horizontal plate portion (6b) is located on the upper surface of the lattice frame (5) in this bolted state. The fall prevention device of the iron cover for a handhole described in the above.
格子枠5に各ストッパー7を取り付けるための止め金具15を有し、
止め金具15は、ほぼU字形の本体部15aと、本体部15aの前後の上端から外側に折り曲げ連出した係止部15b・15bとを含み、
格子枠5の前後に隣接する横バー5a・5aの上端に止め金具15の係止部15b・15bを掛け止めた状態において、止め金具15の本体部15aの底と各ストッパー7の締結板部7aとの間に通した止めボルト16で格子枠5に止め金具15を介して各ストッパー7が締結されている請求項4または5記載のハンドホール用鉄蓋の落下防止具。 Each stopper 7 is formed of an L-shaped metal plate including a horizontal fastening plate portion 7a that is long in the front-rear direction and a locking plate portion 7b that extends from the outer end in the left-right direction in the front-rear direction.
It has a stopper 15 for attaching each stopper 7 to the lattice frame 5,
The stopper 15 includes a substantially U-shaped main body portion 15a, and locking portions 15b, 15b that are bent outward from the front and rear upper ends of the main body portion 15a and are continuously provided.
In a state where the locking portions 15b of the stopper 15 are hooked on the upper ends of the horizontal bars 5a adjacent to the front and rear of the lattice frame 5, the bottom of the main body 15a of the stopper 15 and the fastening plate portion of each stopper 7 The fall prevention device for a handhole iron cover according to claim 4 or 5, wherein each stopper (7) is fastened to the lattice frame (5) via a stopper (15) with a stop bolt (16) passed between the stopper (7) and the stopper (7a).
格子枠5の左右端に位置する各縦バー5bの前後方向中央部位の外側に、各把手10が、前後の各脚部10bに設けた雄ねじ21と、該縦バー5bに設けられて脚部10bの挿通を許すボルト挿通孔22と、前記雄ねじ21に螺合するナット23とで締結されている請求項3記載のハンドホール用鉄蓋の落下防止具。 Each handle 10 is formed in a gate shape by bending a metal bar and having legs 10b at front and rear ends of a handle 10a,
Outside the central portion in the front-rear direction of each vertical bar 5b located at the left and right ends of the lattice frame 5, each handle 10 has a male screw 21 provided on each of the front and rear legs 10b, and a leg provided on the vertical bar 5b. The fall prevention device for a handhole iron cover according to claim 3, wherein the bolt is inserted by a bolt insertion hole (22) that allows the insertion of the bolt (10b) and a nut (23) screwed into the male screw (21).
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