JP3105438U - 液体噴出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液体噴出装置Aは、開閉可能な箱体1内に、噴出ノズル2と、当該噴出ノズル2に配管されるホース3と、当該ホース3を巻き取るリール4と、液体タンク5と、当該液体タンク5の液体51をホース3に圧送する電動ポンプ6と、箱体1内を加温するための電気ヒーター7とが内蔵されている。また、箱体1の外側には、前記電動ポンプ6と電気ヒーター7用の電線8と、同じく電動ポンプ6と電気ヒーター7用のON・OFFスイッチ9が設けられている。
【選択図】図1
Description
また、前記液体タンクは、ポンプが手動のものと、電動のものとがあるが、電動ポンプを備えた液体タンクでは、電動ポンプ用のバッテリーも一緒に持つ必要がある。
また、液体タンクを自動車に積んで運搬する際に、気温が低い場合に液体タンク内の液体が凍結することもあって、必要なときに液体が噴出できないということもあった。
なお、液体噴出作業を楽に行うとともに、凍結をも防止する装置に関する先行技術文献情報は、本願出願人の知り得る範囲において存在しない。
また、電動ポンプおよび電気ヒーターの電源は、自動車用シガーライターソケットや家庭用コンセントいずれでもよいが、自動車で運搬してあらゆる作業場所で作業を行うという観点から、電動ポンプおよび電気ヒーターの電源を自動車用シガーライターとすることが好ましい。(請求項3)
この場合、前記電源に挿し込まれるプラグは、基本的には自動車用シガーライターソケット用であるが、家庭用コンセント用でも、アダプター等を用いることによって自動車用シガーライターソケットに対応することができる。
操作性をさらに向上させるために、前記ホースリールを巻取り回転させる操作ハンドルを、箱体の外側に設けることが好ましい。(請求項4)
たとえば、前記電気ヒーターの熱を逃がさないようにして、消費電力を少なくするために、箱体が断熱構造を有するものであることが好ましい。(請求項5)
請求項1の考案によれば、電線を電源に配線し、箱体内からホースを繰り出せば、液体噴出作業時には、液体噴出装置を持ったり担いだりせずに、液体噴出作業を行うことができる。
また、電気ヒーターによって箱体内を加温するので、液体タンク内の液体の凍結を防止できる。
さらに、液体噴出作業に必要な部品を箱内に内蔵しているので、運搬性や仕舞性の向上にも有効である。
請求項2の考案によれば、電動ポンプや電気ヒーターの操作性を向上させることができる。
請求項3の考案によれば、自動車に乗せたまま、液体噴出作業を行うことができる。
請求項4の発明によれば、ホースリールを内蔵したままでホースを巻き取ることができる。
請求項5の考案によれば、箱体内の熱を逃がさないので、電気ヒーターに用いる消費電力を少なくすることができる。
本実施の形態の液体噴出装置Aは、開閉可能な箱体1内に、噴出ノズル2と、当該噴出ノズル2に配管されるホース3と、当該ホース3を巻き取るリール4と、液体タンク5と、当該液体タンク5の液体51をホース3に圧送する電動ポンプ6と、箱体1内を加温するための電気ヒーター7とが内蔵されている。
また、箱体1の外側には、前記電動ポンプ6と電気ヒーター7用の電線8と、同じく電動ポンプ6と電気ヒーター7用のON・OFFスイッチ9が設けられている。
ホース3は、通常用いられるゴム材や軟質の合成樹脂材を用いてなる周知のものである。
ケーシング14の上方には、ホース3の出し入れの開口部15が開口されている。
前記スプール41は、容体11の側面とケーシング14の側面に亘って回転可能に架設された回転軸42に一体回転するように支持されている。
回転軸42は、容体11の側面を貫通し、その突出した回転軸42に部分にスプール41を回転させる操作ハンドル43が固着されている。
蓋部53には吸上げ用パイプ61が貫通されていて、当該吸上げ用パイプ61の先端が前記容器52の底部付近まで至るようにされている。
電動ポンプ6には、前記吸上げ用パイプ61が配管されるとともに、液体51をリール4に巻かれた撒かれたホース3に供給する供給管62が配管されている。
供給管62は、リール4の回転軸42と同軸線上に設けられた接続部44に接続されている。
なお、本実施例のリール4は、前記回転軸42が通水可能なパイプ状のものであり、このような回転軸42に前記接続部44を遊転可能、かつ水密状に接続することによって、回転軸42の回転が接続部43に伝わらないようにしている周知の構造のものである。
また、前記回転軸42の外周には、前記ホース3が接続される接続具(図示せず)が設けられていて、前記電動ポンプ6から前記供給管62から回転軸42を介して供給される液体を接続具から前記ホース3に供給するようにした周知の構造のものである。
電線8には、自動車用シガーライターソケットに対応するプラグ81が備えられている周知の構造のものである。
スイッチ9は、前記したように電動ポンプ6および電気ヒーター7をON・OFFする周知の構造のものである。
まず、液体噴出装置Aを自動車に載せて運搬し、作業場所において、当該装置を自動車に載せたまま、自動車用シガーライターソケットにプラグ81を差込みスイッチ9をONする。
そして、箱体1の蓋体12を開けて、噴出ノズル2をホース3と共に引き出して、目的の部位に液体を噴出する。
片付ける際には、操作ハンドル43を回転させてホース3を巻き取って噴出ノズル容体11に収納し、蓋体12を閉め、スイッチ9をOFFしてプラグ81を抜けばよい。
また、気温が低い場合には、移動中においてプラグ81を自動車用シガーライターソケットに差し込んで、電気ヒーター7を作動させた状態としておけば、使用する際に液体11の凍結を防止することができる。
1:箱体1
2:噴出ノズル
3:ホース
4:リール
5:液体タンク
6:電動ポンプ
7:電気ヒーター
8:電線
9:スイッチ
11:容体
12:蓋体
43:操作ハンドル
51:液体
81:プラグ
Claims (5)
- 開閉可能な箱体内に、少なくとも、噴出ノズルと、当該噴出ノズルに配管されるホースと、当該ホースを巻き取るリールと、液体タンクと、当該液体タンクの液体をホースに圧送する電動ポンプと、箱体内を加温する電気ヒーターとが内蔵され、前記電動ポンプおよび電気ヒーター用の電線を備えている液体噴出装置。
- 電動ポンプおよび電気ヒーターの電線および操作スイッチが箱体の外側に有る請求項1に記載の液体噴出装置。
- 電動ポンプおよび電気ヒーターの電源が自動車用シガーライターである請求項1または請求項2に記載の液体噴出装置。
- 前記リールを巻取り回転させる操作ハンドルが、箱体の外側に設けられている請求項1ないし請求項3いずれか1項に記載の液体噴出装置。
- 箱体が断熱構造を有するものである請求項1ないし請求項4いずれか1項に記載の液体噴出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002905U JP3105438U (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 液体噴出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002905U JP3105438U (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 液体噴出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105438U true JP3105438U (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=43258800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004002905U Expired - Lifetime JP3105438U (ja) | 2004-05-25 | 2004-05-25 | 液体噴出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3105438U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014231426A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | リョービ株式会社 | 高圧洗浄機 |
JP2017124399A (ja) * | 2017-04-06 | 2017-07-20 | リョービ株式会社 | 高圧洗浄機 |
-
2004
- 2004-05-25 JP JP2004002905U patent/JP3105438U/ja not_active Expired - Lifetime
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