JP3105379U - エプロン - Google Patents

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Abstract

【課題】 エプロンの機能は損なわず、使用者の口又は手から外れた用具の落下や、落下による紛失を防止することができるエプロンを提供する。また、幼児の情操教育の補助にも使用することができるエプロンを提供する。
【解決手段】 エプロン本体と、エプロン本体を使用者の腹部側に保持するための掛け部材とを備え、エプロン本体には、おしゃぶり、遊具、種々の道具などの用具を連結保持するホルダーと、ホルダーに連結保持されたまま該用具を収納可能なポケット部材が設けられている。また、エプロン本体は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化部を備え、ホルダーは、擬態化部材の一部であっても良い。また、エプロン本体を、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化した形状にし、ホルダーを、擬態化されたエプロン本体の一部としても良い。
【選択図】 図1

Description

本考案は、使用者が食事時に使用するエプロンに関するものであり、特に幼児が食事時、外出時、遊技時などで使用するエプロンに関するものである。
使用者の衣類を汚さない目的で、食事時にエプロンを装着することがある。特に、幼児は、箸、スプーン、ナイフを正確に扱えないため、飲食物をこぼしたり、散らかしたりするケースが多く、衣服が汚れやすいためにエプロンを使用する。また、介護が必要な老人、病人、リハビリ中においても、箸、スプーン、ナイフを上手に扱えない時は、エプロンを使用することがある。また、幼児は、食事時の他に、よだれや、鼻などによっても衣類が汚れるため、外出時、遊戯時など日常生活の多くでエプロンを装着していることが多い。
このエプロンについては、多種多様な形状や機能を有しているものが多く開発され、販売されている。エプロンの形状としては、所定の大きさの布又はビニル部材を使用者の首から下げるタイプのものと、袖を有する割烹着タイプのものが一般的である。
ところで、幼児の多くはおしゃぶりの他にも、遊具や、その他の道具も、口に含みたがる傾向が強い。従って、おしゃぶりや遊具など、幼児に関する用具は、常に衛生的に保たれるのが好ましい。しかし、用具に対して幼児の興味が薄れた時や、咳き込んだ時には、おしゃぶりが口から外れてしまうことがある。口から外れたおしゃぶりや、手から外れた遊具は、床や地面に落ちてしまい、雑菌に接触しやすい。このため、親又は第三者は、幼児の動向や、おしゃぶりや遊具といった用具の行方に、絶えず注意する必要があり、非常に大変であるといった問題を有していた。
また、床又は地面に落下して汚れたおしゃぶりや遊具は、洗浄、消毒すれば再使用できるが、外出時などではその様な行為が容易にできないという問題も有していた。その結果、外出時では、幼児がおしゃぶりや遊具を落下しないように常に注意しているか、換えとなるおしゃぶりや遊具を携帯しなければならなかった。
上記したおしゃぶりに関する問題を可決するために、おしゃぶり止めなる用具が開発された。このおしゃぶり止めは、紐又はチェーンの一方の端部にクリップ部材が設けられ、もう一方の端部が輪っか状に形成されている。そして、クリップ部材を衣服又はエプロンの任意の箇所に止め、輪っかにおしゃぶりを取り付けて使用するものである。
しかし、上記したおしゃぶり止めは、おしゃぶりの落下を防止するという問題は解決できるが、おしゃぶり止めに取り付けられたおしゃぶりは、常にぶら下がった状態で放置されて、不衛生であるという問題を有していた。
また、おしゃぶり止めの設置位置が悪いと、幼児がおしゃぶりを口から取り出したときに、おしゃぶり止めの紐又はチェーンが幼児の首に絡まる危険性があるといった問題を有していた。これは、幼児がおしゃぶりを銜えた状態で、仰向けのまま後側に転んだときや、横になった時に、おしゃぶりが口から外れると、おしゃぶり止めの紐やチェーンが幼児の首に絡まってしまうものである。おしゃぶり止めの紐やチェーンが幼児の首に絡まってしまうと、窒息するおそれがあり、最悪の事故を引き起こす危険性がある。また、窒息は脳に酸素を供給されないため、幼児の脳及び身体の発育に悪影響を及ぼすおそれもある。
また、おしゃぶり止めのクリップ部材は、幼児の衣服やエプロンに着脱可能な部材が使用されているが、偶然外れてしまう様な部材では、幼児が怪我をするおそれがある。しかし、クリップ部材に安全ピンなどを使用すると、衣服やエプロンを傷つけてしまうおそれがあり、クリップ部材の構造については非常に課題が多いという問題もあった。
また、月齢が高くなった幼児は、自分の意思でおしゃぶりや遊具を取り扱うことが可能となる。その時、おしゃぶりや遊具を扱うと共に、おしゃぶりや遊具を所定の位置に収納又は設置し、その場所からおしゃぶりや遊具を取り出して使用するといった行動、習慣づけも教育できることが望まれている。しかし、従来のエプロン、おしゃぶり止めには、この様な教育の補助といった機能は有していなかった。
以上のことから、エプロンの機能は損なわず、幼児の口から外れたおしゃぶりや、手から外れた用具などの落下、紛失を防止することができ、おしゃぶりや遊具を衛生的に保持することができ、幼児の情操教育にも貢献することができるエプロンの開発が望まれていた。また、幼児の使用に限らず、介護が必要な老人、病人の食事時の補助が可能なエプロンの開発も望まれていた。
上記課題を解決するため、本考案に係るエプロンは、エプロン本体と、エプロン本体を使用者の腹部側に保持するための掛け部材とを備え、エプロン本体には、おしゃぶり、遊具、種々の道具などの用具を連結保持するホルダーと、ホルダーに連結保持されたまま用具を収納可能なポケット部材が設けられていることを特徴とする。
また、エプロン本体は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化部を備え、ホルダーは、擬態化部材の一部であっても良い。
また、エプロン本体は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化した形状を有し、ホルダーは、擬態化されたエプロン本体の一部としも良い。
また、ホルダーは、前記ポケット部材よりも掛け部材側に位置しても良い。
また、ホルダーは、エプロン本体において、エプロンを装着した使用者の口を通過して地面と直交する線上又は該線の近傍に設けられていても良い。
また、エプロンに設けられている部材が、エプロン本体の中心線を基準として左右対称に形成され、ホルダー及びポケット部材は、中心線上に位置しても良い。
本考案に係るエプロンは、エプロン本体と、エプロン本体を使用者の腹部側に保持するための掛け部材とを備え、エプロン本体には、用具を連結保持するホルダーと、ホルダーに連結保持されたまま用具を収納可能なポケット部材が設けられているため、使用者が使用していた用具の落下及び落下による紛失を防ぐことができる。特に、箸、スプーン、フォーク、幼児が使用するおしゃぶりなどをホルダーで連結保持すれば、食事時にこれらの落下を防止することができ、非常に衛生的である。
また、用具がホルダーに連結保持され、ポケット部材に収納が可能であるため、幼児におしゃぶりなどの用具の収納又は設置場所を認識させることができ、用具を取り出す、用具を取り扱う、用具を収納するといった行動を教育、習慣づけができる。
また、本考案に係るエプロン本体は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化部を備え、ホルダーは、擬態化部材の一部であるため、本考案に係るエプロンを幼児に興味を持たせることができると共に、擬態化部材の対象となった元の状態を認識、連想させることで、情操教育を促すことができる。
また、ホルダー及びポケット部材を、エプロン本体において、エプロンを装着した使用者の口を通過して地面と直交する線上又は該線の近傍に設けらることにより、特に幼児の口から外れたおしゃぶりや手から落下した用具が、ポケット部材に収納されやすく、雑菌の接触を低減して衛生的に保つことができる。また、ホルダーに連結保持された用具は、使用者の左右の手から均等な距離に位置するため、使用者にとっても取り扱いやすいと共に、一方の手に偏って取り扱うことを防ぐことができる。
本考案に係るエプロン2について、図を参照にしながら説明する。図1は、本考案に係るエプロン2を示した説明図である。なお、これらの図は本考案を説明するためだけのものであり、本考案を何ら限定するものではない。
本考案に係るエプロン2は、エプロン本体4と、エプロン本体4を使用者16の腹部側に保持するための掛け部材6とを備えている。
エプロン本体4とは、エプロン2を装着した時、主に使用者16の首から下の上半身を被覆する部位のことを指す。エプロン本体4の形状としては、図示されたような前掛け状のものであっても良いし、袖を有した割烹着状のものであっても良い。また、エプロン本体4が前掛け状の場合は、円形、角形、略円形、略角形、その他の形状、これらの形状の組み合わせであっても良く、適宜設定すれば良い。また、エプロン本体4の材料としては、綿を使用するのが好ましいが、これに限らず、例えば、麻、絹、化学繊維、合成繊維、各種布地、紙類、樹脂などが使用でき、適宜設定すれば良い。
また、エプロン本体4は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した形状であっても良い。これにより、使用者16が幼児であった場合、幼児がエプロンに興味を持ち、エプロンの装着によるストレスを和らげることができる。また、エプロン本体4の形状とその形状の本来の姿を認識させることにより、情操教育をすることも可能となる。エプロン本体4を擬態化する時には、幼児が興味を持てる様な形状、表情、感触を有し、幼児でも擬態化した元の形が分かる様に簡潔明瞭に擬態化されていることが好ましい。エプロン本体4を擬態化する方法としては、例えば、エプロン本体4の外形を擬態化した形状にしても良いし、図柄などをプリントしても良く、種々の条件を考慮して適宜設定すれば良い。
次に、本考案に係る掛け部材6とは、エプロン2を使用者16に装着してエプロン本体4を使用者16の腹部側で保持するための部材を指す。この掛け部材6は、図2に示されているように使用者16の首に掛けるような形状であるのが良いが、両肩に掛ける様な形状であっても良いし、襷がけするような形状でも良く、適宜設定すれば良い。また、図1に示されているように、掛け部材6が任意の箇所で着脱自在に連結可能な構造であっても良い。着脱自在な連結方法としては、連結具を設けても良いし、互いの掛け部材6を結って連結しても良い。掛け部材6に設ける連結具としては、ボタン、マジックテープ(登録商標)などを使用するのが良いが、種々の条件を考慮して適宜設定すれば良い。
この掛け部材6の材料としては、エプロン本体4の材料と同一でも良いし、別途設定しても良い。また、掛け部材6の形状としても、適宜設定すれば良いが、エプロン本体4が動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した形状である場合は、この擬態化した形状の一部を掛け部材6としても良い。また、エプロン本体4に後述する擬態化部材12が設けられている場合は、掛け部材6が擬態化部材12の一部であっても良い。
また、エプロン本体4には、おしゃぶり、遊具、種々の道具などの用具14を連結保持するホルダー8と、ホルダー8に連結保持されたまま用具14を収納可能なポケット部材10が設けられていることを特徴とする。
ここで、用具14とは、おしゃぶり、歯固め、鈴、がらがらといった幼児が使用する道具、器具、遊具などの全てから、箸、スプーン、フォーク、介護用具、看護用具、補助用具など、エプロン2の使用者16が使用又は関連するものを指す。
本考案に係るホルダー8は、エプロン本体4と、用具14を連結保持する部材を指す。ホルダー8の形状、構造、手段については、図1に示されているように、用具14の一部に係止して連結するものでも良いし、クリップの様に挟み込むものでも良い。また、雄雌型の連結部材を設けて嵌合させるものでも良いし、ボルトナットのように連結するものでも良く、どの様な形状、構造、手段であっても良い。このとき、エプロン本体4と用具14を容易に連結保持でき、容易に連結が外れなく、ホルダー8が使用者16にとって危険が及ばない形状、構造、手段であると更に良い。
また、このホルダー8の材料、生地、素材、部材については、特に限定しないが、若干の伸縮性を有する様に形成されているのが良い。例えば、ホルダー8に連結されたままの用具14を、使用者16が無作為に振り回したりすると、ホルダー8に連動してエプロン本体4が引っ張られてしまう。この時、使用者16の首に掛けられている掛け部材6も引っ張られ、使用者16の首に圧力がかかってしまうため、非常に危険である。ホルダー8に若干の伸縮性を持たせることで、使用者16の突飛的な行動の影響を低減しようとするものである。
ホルダー8の設置位置については、ホルダー8の材料、長さ、形状、使用者16の口までの距離、エプロン本体4の形状など、種々の条件を考慮して適当な位置に設置するのが良い。
次に、本考案に係るポケット部材10は、用具14が収納可能な部材のことを指す。このポケット部材10は、用具14を十分に収納可能な収納スペースを有し、用具14を容易に収納、取り出しが可能な開口部を有していれば、形状、構造などについて特に限定しない。また、ポケット部材10の開口部を閉口できるような構造を有していても良い。その方法としては、開口部にファスナー、ボタンなどを設けたり、折り返し部材を設けるなどするのが良いが、適宜設定すれば良い。
また、ポケット部材10は、ポケット部材10に収納した用具14がポケット部材10内で雑菌に感染しないように、除菌、滅菌、抗菌などの処理や加工が施されていても良い。例えば、ポケット部材10内部を塩化ビニール素材で形成しても良いし、抗菌効果を有する材料で形成しても良いし、ポケット部材10内部に抗菌剤をコーティングしても良い。この他にも種々の方法及び手段があるが、最適な方法、手段を選択するのが良い。また、複数の方法、手段を組み合わせても良い。
また、ポケット部材10の設置位置は、ホルダー8がポケット部材10よりも掛け部材6側に位置する様に設置するのが良い。この位置関係によって、使用者16がポケット部材10から用具14を取り出しやすくなる。
また、エプロン本体4には、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化部材12が設けられていても良い。この擬態化部材12は、エプロン本体4に平面的又は立体的に設けられているのが良い。擬態化部材12を平面的に設ける方法としては、布地、フェルト、ゴムプレートなどを適当な形状にしてエプロン本体4に固定しても良い。また、布地、フェルト、ゴムプレートなどに擬態化対象物をプリントし、エプロン本体4に固定しても良い。また、擬態化部材12を立体的に設ける方法としては、小型のぬいぐるみ状部材をエプロン本体4に固定する方法が良い。その他に、エプロン本体4に刺繍を施す方法でも良い。また、擬態化部材12を部分的に平面的又は立体的に設けても良く、擬態化部材12の設置方法、手段などは、材料、形状、構造、形などを考慮して、適宜設定すれば良い。また、擬態化部材12は、幼児が興味を持てる様な形状、表情、感触を有し、幼児でも擬態化した元の形が分かる様に簡潔明瞭に擬態化されていることが好ましい。
また、擬態化部材12はエプロン本体4に固定されているのが好ましいが、着脱自在であっても良い。これにより、擬態化部材12のみ汚れたり破損した場合などには、擬態化部材12を取り替えるだけで良いので、非常に効率的である。また、幼児が使用中のエプロン本体4に設けられている擬態化部材12への興味を無くしたとしても、興味を惹く別の擬態化部材12と取り替えれるだけで良い。エプロン本体4と擬態化部材12を着脱自在にする連結構造は、互いに連結部材を設けるのが良いが、適宜設定すれば良い。
また、ホルダー8が擬態化部材12の一部であっても良い。この時、擬態化された動物、乗り物、建物などの有形物やキャラクターの身体的特徴などをホルダー8とすれば更に良い。具体例として、図1では擬態化部材12として動物のゾウを用いている。そして、ゾウの身体的特徴である鼻をホルダー8とすることで、擬態化部材12とホルダー8を自然な状態で一体化できる。また、擬態化部材12にカエルを用いて、カエルの舌をホルダー8としても良いし、擬態化部材12に犬を用いて、犬の舌をホルダー8としても良いし、擬態化部材12にウサギを用いて、ウサギの耳をホルダー8としても良い。その他にも、擬態化部材12にクレーン車を用いて、クレーン部分をホルダー8としても良く、擬態化した元の状態の身体的特徴を有効に活用して、擬態化部材12とホルダー8を一体化するのが良い。
動物、乗り物などの有形物やキャラクターを擬態化しても身体的特徴が無い場合などは、擬態化部材12に補助部材18を取り付け、補助部材18にホルダー8を設けても良い。例えば、図3では、擬態化部材12としてヒヨコ(ひな鳥)を用いている。しかし、身体的特徴が無いため、補助部材18として羽根を設け、この羽根にホルダー8を設けている。この様に、補助部材18は、擬態化した動物、乗り物などの有形物やキャラクターと関係性を有するものを設けるのが好ましい。
また、ポケット部材10が擬態化部材12の一部であっても良い。例えば、図1に示されたように、擬態化部材12としてゾウを用いた場合、ホルダー8をゾウの鼻とし、ポケット部材10をゾウの口に似せて形成すれば、ホルダー8及びポケット部材10が擬態化部材12と自然な状態で一体化することができる。この様に、擬態化部材12の一部をポケット部材10とする場合は、ホルダー8と同様に、ポケット部材10と擬態化部材12が自然な状態で一体化されるのが好ましい。また、上記した補助部材18をポケット部材10としても良い。
また、ホルダー8は、エプロン本体4において、エプロン2を装着した使用者16の口を通過して地面と直交する線上又は該線の近傍に設けられていても良い。この線を線aとすると、線aは図2に示されたとおりである。この線aは、使用者16の左右の手の均等な位置であるため、この線a上又は線a近傍にホルダー8を設けることで、どちらの手でも用具14を取扱いができる。つまり、使用者16の利き腕が異なっている場合や、どちらかの手が使用できない場合でも、自由にホルダー8に連結された用具14を取り扱うことができる。また、幼児の口から外れたおしゃぶりが自然落下する軌跡と同じであるため、おしゃぶりが落下してもホルダー8が最小限の力で保持でき、偶発的にホルダー8か用具14が外れるといった心配も無い。
この線aは、エプロン本体4の中心線であるのが好ましいが、必ずしも中心線である必要は無い。つまり、図1で示されているエプロン本体4の様に、全ての部材が中心線を基準として左右対称に設けられている場合は、線aがエプロン本体4の中心線となるが、エプロン本体4の形状が対照的な形状でない場合は、線aと中心線が一致しない。線aがエプロン本体4の中心線であるためには、エプロン本体4に設けられている部材が中心線を基準として左右対称に設けられているのが良いが、エプロン本体4の形状のみが中心線を基準として左右対称であっても良い。
次に、本考案に係るエプロン2の使用方法について説明する。まず、使用者16の首の周囲に掛け部材6を掛け、掛け部材6を連結固定するなどして、エプロン2を装着する。そして、ホルダー8に用具14を連結する。用具14を使用しない時は、ポケット部材10に収納するか、ホルダー8から用具14を取り外すせば良い。
本考案に係るエプロンは、主に幼児を対象として使用するものであるが、介護が必要な老人にも使用することができる。擬態化部材は適宜設定して設置すれば良いが、ホルダー及びポケット部材を設けることで、介護用品などの落下及び紛失を防止することができる。痴呆を有する老人なども、ホルダー及びポケット部材を設けることで、必要な物や用具の紛失を防止することができる。
更に、看護が必要な病人や患者などにも使用することができる。例えば、握力を取り戻すためのリハビリ中の人や、スプーンや箸を満足に持てない時、本考案に係るエプロンを装着してスプーン又は箸をホルダーに連結すれば、食事時にスプーンや箸の落下を防止することができ衛生的であると共に、落下した箸やスプーンを拾い上げる必要も無くなり、介護者、看護者の負担を軽減することができる。
本考案に係るエプロンを示した説明図である。 本考案に係るエプロンの使用状態を示した説明図である。 本考案に係るエプロンの一実施の形態を示した説明図である。
符号の説明
2 エプロン
4 エプロン本体
6 首掛け部
8 ホルダー
10 ポケット部材
12 擬態化部材
14 用具
16 使用者
18 補助部材

Claims (6)

  1. エプロン本体と、該エプロン本体を使用者の腹部側に保持するための掛け部材とを備えたエプロンであって、該エプロン本体には、おしゃぶり、遊具、種々の道具などの用具を連結保持するホルダーと、該ホルダーに連結保持されたまま該用具を収納可能なポケット部材が設けられていることを特徴とするエプロン。
  2. 前記エプロン本体は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した擬態化部材を備え、前記ホルダーは、該擬態化部材の一部であることを特徴とする請求項1に記載のエプロン。
  3. 前記エプロン本体は、動物、乗り物、建物などの有形物や各種キャラクターの顔又は全身を擬態化した形状を有し、前記ホルダーは、該擬態化された該エプロン本体の一部であることを特徴とする請求項1に記載のエプロン。
  4. 前記ホルダーは、前記エプロン本体において、前記ポケット部材よりも掛け部材側に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエプロン。
  5. 前記ホルダーは、前記エプロン本体において、エプロンを装着した使用者の口を通過して地面と直交する線上又は該線の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエプロン。
  6. 前記エプロンに設けられている部材が、該エプロンの中心線を基準として対称に形成され、前記ホルダー及び前記ポケット部材は、該中心線上に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエプロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009138304A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Katsuyoshi Kato よだれ掛け

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