JP3105330U - 暗渠排水溝の掘削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗渠排水溝の掘削の効率性の向上および掘削の正確性の向上。
【解決手段】掘削装置Aによれば、走行機Bの前進によって、掘削ブレード面部11が連続的に溝Cを掘削し、掘削された土を案内面部12が排土部2へ案内する。溝Cの掘削時においては、抑え板4L,4Rが土の落下および溝Cの両縁部C1,C2の崩れを支える。案内両部12から排土部2へ案内された土は、排土部2によって溝から離間する方向へ移動させられ、これと同時に、整地部3が土を整地する。したがって、暗渠排水溝の掘削の効率性の向上および掘削の正確性の向上を実現することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、暗渠排水溝の掘削装置に関し、特に農地に設けられる暗渠排水溝の掘削に好適な掘削装置に関する。
農地の余剰水を排水して土壌を良好に保つために明渠排水溝が設けらているが、現在では、余浄水の排水性を高めるために、明渠排水溝に代えて暗渠排水溝を設けることが増えつつある。
ところで、暗渠排水溝は、地下に連続した通水空間を設けるため、相当深く掘削する必要性が有る。
そのため、現在の掘削方法は、表土と深土をパワーショベルを用いて分けて掘削している。
しかしながら、パワーショベルの場合、ショベル部の可動範囲内で溝を掘削し、当該可動範囲内での掘削が終了すると移動して次の溝を掘削するものであるため、作業効率が低いものである。
また、掘削により生じる土は、掘削された溝の脇に盛られるため、盛られた土が深土の掘削作業の障害になって、さらなる作業効率の低下が生じる。
さらに、オペレーターの技術にもよるが、溝の方向性がずれたり溝の深さが一定にならなかったりすることが生じる可能性も有る。
前記した不具合を解決する先行技術文献情報に関しては、本出願人が知り得る限りでは存在しない。
そこで、本考案は、暗渠排水溝の掘削の効率性の向上および掘削の正確性の向上を課題とし、この課題を解決した暗渠排水溝の掘削装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために本考案は、下記の技術的手段を採用した。
その技術的手段は、すくなくとも、掘削部と、排土部と、整地部とを一体に備えてなり、掘削部が走行機の走行によって溝を連続掘削し、排土部が掘削により生じる土を溝から排土し、整地部が排土された土を整地するようにしたことである(請求項1)。
前記掘削部の構成としては、土中に挿し込まれてた状態で、走行機によって掘り進むとともに、掘り上げて、掘削により生じる土を排土部に移動させる態様のもの(請求項2)が例示できる。
また、溝深さを任意に設定するために、前記掘削部を上下動可能にする(請求項3)ことが好ましい。
前記排土部の構成としては、掘削方向と交差するとともに、溝から離間する方向に土を移動させながら排土する態様のもの(請求項4)が例示できる。
前記整地部の構成としては、排土部の下端に地面と平行状に設けられ、排土される土を連続的に整地する態様のもの(請求項5)が例示できる。
また、溝の掘削における確実性を向上させるということから、掘削部の両側に、掘削される溝の両縁部の崩れを抑える抑え板を備えることが好ましい。
本考案は、前記構成によって、下記の優れた効果を有する。
請求項1の考案によれば、連続的に掘削して排土し、さらに排土した土を整地可能なものであるので、暗渠排水溝の掘削の効率性の向上および掘削の正確性の向上を実現することができる。
さらに、掘削部の強度や掘削力を考慮することによって、表土のみならず深土を含めて一回の掘削作業とすることも可能である。
また、請求項2の考案によれば、本考案における掘削装置の掘削部を具体的に提供することができる。
また、請求項3の考案によれば、掘削部を上下動させることによって溝深さを任意に設定することができる。
また、請求項4の考案によれば、掘削により発生する土を再び溝内に入れないようにすることができる。
また、請求項5の考案によれば、排土された土を迅速に整地することができる。
そして、請求項6の考案によれば、掘削部が溝を掘削する際に、抑え板が溝の両縁部を抑えているので、掘削される溝の崩れが抑制されて、溝の掘削の確実性が向上する。
さらに、抑え板が掘削部で掘削した土を掘削部の両側からの落下を抑制し、より多くの土を排土部へ案内するので、掘削により発生する土を再び溝内に入れないようにすることの確実性が向上する。
以下、本考案の掘削装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
本実施の形態の掘削装置Aは、走行機Bの前方に連結されており、走行機Bの前進によって溝Cを連続的に掘削するものである。
本実施の形態の走行機Bは、一般にアングルドーザーと呼ばれるものであって、前方に、たとえば、盛られた土等を一方向に移動させるための排土板を、地面に対して接近離間するように上下動可能に備えているものである。
なお、本実施の形態では、前記排土板が溝C側の端部から斜め後方へ傾斜しているものであり、このような排土板を後述する排土部2とする。
また、排土板を上下動させる構成については、周知構造であるため説明は省略する。
掘削装置Aを詳述すると、溝Cを掘削する掘削部1と、掘削により生じた土を溝Cから離間させる方向に移動させる前述の排土部2と、排土部2で移動させる土を整地する整地部3と、掘削される溝Cの両縁部C1,C2を抑える抑え板4L,4Rとを備えて構成されている。
掘削部1は、排土部2の溝C側の下端部に一体的に連設されている。
掘削部1は、土中に挿し込まれて掘削する長さおよび幅とする掘削ブレード面部11と、掘削されて生じる土を排土部2に案内する案内面部12とを一体形成してなる。
また掘削部1は、案内面部12の基部から掘削ブレード面部11の先端部へ向けて低くなるように傾斜させている。
このような掘削部1で溝を掘る場合には、掘削ブレード面部11の先端を地面上に置き、この状態で排土部2を下げながら走行機Bを前進させることにより、掘削ブレード面部11が徐々に地中へ潜らせる。
そして、掘削ブレード面部11の先端が目的の深さに至った時点で、排土部2を停止し、そのまま、走行機Bを前進させることによって、一定の深さの溝Cが掘削される。
また、溝の深さを深くしたり浅くしたりするには、排土部2の上下動調整によって行うようにしている。
なお、溝の深さの調整については、掘削部を排土部に対して上下動させることによっても可能なものであり、この場合、たとえば、掘削部にねじ孔を開孔するとともに、排土部には掘削部のねじ孔に対応するねじ孔を上下方向に多数開孔し、掘削部のねじ孔を這い土部のねじ孔の目的の深さの溝となるねじ孔に合わせて、ボルト・ナットによって固定するようにしてもよい。(図示せず)
案内面部12は、掘削ブレード11の後方に一体に連設されており、その基端部から先端部に亘って徐々に溝から離間する方向へ曲げられた曲面状としている。
この構成によって、掘削ブレード面部11によって掘り上げられた土を、排土部2へスムースに案内するようにしている。
排土部2は、前述したように、アングルブルドーザーに用いられる排土板をそのまま利用したものであり、前記案内面部12から案内される土を、溝から離間する方向へ移動させるものである。
また、排土部2は、溝C側の端部が逆側の端部方向へ曲げられた曲面状としており、この曲面は、前記案内面部12の曲面と段差無く連続している。
この構成によって、案内面部12から案内される土が大量の場合においても、その土を排土部2から溝方向へオーバーフローさせることなく、溝Cから離間する方向へ案内することができる。
整地部3は、前記排土部2の下端部全域に一体的、かつ地面と平行状に形成され、走行機Bの前進によって、排土部2で移動する土の上面を均すように整地するようにされている。
抑え板4L,4Rは、前記掘削ブレード面部11の両側に位置する略円盤状のものであり、当該両抑え板4L,4Rの間隔を溝Cの幅と略同幅にしている。
この抑え板4L,4Rは、掘削ブレード面部11の全長以上の径として、後端側が当該ブレード面部11における溝Cの両縁部C1,C2を掘削する部位に位置し、前端側がブレード面部11の先端よりも前方に位置している。
また、抑え板4L,4Rは、前記排土部2と共に上下動するようにされ、前記掘削ブレード面部11による掘削動作に追従して地中に入り、掘削部1が溝Cを掘削する直前に、掘削される溝Cの幅とする切れ込みを形成するようにしている。
つまり、抑え板4L,4Rは、掘削ブレード面部11の両側において掘削される土を支える略壁状体となって、その土を掘削ブレード面部11の両側から落下させないとともに、溝Cの両縁部C1,C2の崩れを支えることができる。
このようにした掘削装置Aによれば、走行機Bの前進によって、掘削ブレード面部11が連続的に溝Cを掘削し、掘削された土を案内面部12が排土部2へ案内する。
溝Cの掘削時においては、抑え板4L,4Rが土の落下および溝Cの両縁部C1,C2の崩れを支える。
案内面部12から排土部2へ案内された土は、排土部2によって溝から離間する方向へ移動させられ、これと同時に、整地部3が土を整地する。
したがって、暗渠排水溝の掘削の効率性の向上および掘削の正確性の向上を実現することができる。
また、本考案は、前記した実施の形態に限定するものでは無く、実用新案登録請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲で他の構成による実施が可能なものである。
本考案に係る掘削装置の側面図。 図1の正面図で掘削状態を示す。 掘削状態を示す側面図。 図1の平面図。
符号の説明
A:掘削装置
B:走行機
C:溝C
1:掘削部
2:排土部
3:整地部
4L:抑え板
4R:抑え板
11:掘削ブレード面部
12:案内面部
C1:縁部
C2:縁部

Claims (6)

  1. すくなくとも、掘削部と、排土部と、整地部とを一体に備えてなり、掘削部が走行機の走行によって溝を連続掘削し、排土部が掘削により生じる土を溝から排土し、整地部が排土された土を整地する構成としている暗渠排水溝の掘削装置。
  2. 前記掘削部は、土中に挿し込まれてた状態で、走行機によって掘り進むとともに、掘り上げて、掘削により生じる土を排土部に移動させる態様のものである請求項1に記載の暗渠排水溝の掘削装置。
  3. 前記掘削部が上下動可能にされている請求項2に記載の暗渠排水溝の掘削装置。
  4. 前記排土部は、掘削方向と交差するとともに、溝から離間する方向に土を移動させながら排土する態様のものである請求項1ないし請求項3いずれか1項に記載の暗渠排水溝の掘削装置。
  5. 前記整地部は、排土部の下端に地面と平行状に設けられ、排土される土を連続的に整地する態様のものである請求項1ないし請求項4いずれか1項に記載の暗渠排水溝の掘削装置。
  6. 掘削部の両側に、掘削される溝の両縁部の崩れを抑える抑え板を備えている請求項1ないし請求項5いずれか1項に記載の暗渠排水溝の掘削装置。
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