JP3105281U - 板ばね及び板ばね付き回路板 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型化が可能になる上、回路板への組立が簡易で製造コストを低減することができる板ばねを提供する。
【解決手段】上下両面112と互いに離れている前後両端縁とを有する平板体であって、回路板2上の接点21と電気的に接続する接続セクション11と、前後両端縁からそれぞれ前/後方へその最低点が接続セクション11下面より下方にあるカーブを形成し曲がりながら延伸してなっている一対の弾力変形セクション12,13と、一対の弾力変形セクション12,13それぞれの延伸端縁からさらに前/後方へ前記接続セクション11とほぼ平行するように延伸してなっている一対の取付けセクションとを有するように、電気伝導性のある金属薄板を一体的に形成してなった板ばねである。
【選択図】図5
【解決手段】上下両面112と互いに離れている前後両端縁とを有する平板体であって、回路板2上の接点21と電気的に接続する接続セクション11と、前後両端縁からそれぞれ前/後方へその最低点が接続セクション11下面より下方にあるカーブを形成し曲がりながら延伸してなっている一対の弾力変形セクション12,13と、一対の弾力変形セクション12,13それぞれの延伸端縁からさらに前/後方へ前記接続セクション11とほぼ平行するように延伸してなっている一対の取付けセクションとを有するように、電気伝導性のある金属薄板を一体的に形成してなった板ばねである。
【選択図】図5
Description
本考案は、板ばね及び板ばね付き回路板に関し、特に、キーボードなどのスイッチに使用される板ばね及びそれを備えていて回路の導通に用いられる板ばね付き回路板に関する。
従来から、コンピュータや電卓などの電子機器、携帯電話やプッシュホンなどの電話機器の入力装置としては、電気伝導性のあるドーム型板ばねに、接点としての突起が付けてあり、その板ばねの座屈によりクリック感とON―OFF動作が生じるキーボードスイッチがよく使われている。
図1に示すのは従来のキーボードスイッチの一例の構成である。このキーボードスイッチ9は、複数の下部接点81が形成された回路板8上に、下から上へ、順に、その下面に、前記下部接点81と対応した上部接点911が設けられたゴム板ばね91と、前記ゴム板ばね91の上に設けられて前記板ばね91を前記回路板8上に保持されたシリコン保持シート92と、前記保持シート92上に設けられたキートップ93とを重ねてなっている。
前記キートップ93が押下されていない通常の状態では、前記板ばね91に設けられた上部接点911と回路板8上の接点81とは隙間を挟んで相対しており、非接触の状態で保持されている。前記キートップ93が押下されると、その力が前記保持シート92に伝わってから前記板ばね91を押下し、前記板ばね91上の上部接点911がそれに従って前記回路板8の下部接点81と接触し、オン/オフのスイッチ機能を果たす。逆に、キートップ93への押下が解放されると、前記板ばね91の弾力により、前記上部接点911は前記下部接点81から離れる。
前記キートップ93が押下されていない通常の状態では、前記板ばね91に設けられた上部接点911と回路板8上の接点81とは隙間を挟んで相対しており、非接触の状態で保持されている。前記キートップ93が押下されると、その力が前記保持シート92に伝わってから前記板ばね91を押下し、前記板ばね91上の上部接点911がそれに従って前記回路板8の下部接点81と接触し、オン/オフのスイッチ機能を果たす。逆に、キートップ93への押下が解放されると、前記板ばね91の弾力により、前記上部接点911は前記下部接点81から離れる。
ところが、このようなキーボードスイッチ9の回路板8への組立は、前記板ばね91が直接前記回路板8に固定されるのではなく、予め前記保持シート92と重ねられてから該保持シート92と共に前記回路板8の接点81と位置を合わせられて回路板8の上方から前記回路板上に重ねられることで、前記保持シート92と前記回路板8との間に挟んで保持されるので、体積が嵩ばり、薄型化の趨勢に適わない上に、前記保持シート92が正確に前記回路板8と位置合わせされていない場合、接触不良、更に短絡を来すおそれがあるため、前記保持シート92と前記回路板8の接点81との位置合わせには精確さが求められ、人がよく確かめながら、組立作業を行わなければならず、作業が繁雑で製造コストを増加させるという欠点がある。
上記に鑑みて、本考案の目的は、薄型化が可能になる上、回路板への組立が簡易で製造コストを低減することができる板ばね及び板ばね付き回路板を提供しようとすることにある。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案は、電気伝導性のある金属薄板を、上下両面と互いに離れている前後両端縁とを有する平板体であって、回路板上の接点と電気的に接続する接続セクションと、前記前後両端縁からそれぞれ前/後方へその最低点が前記接続セクションの下面より下方にあるようなカーブに曲がりながら延伸してなっている一対の弾力変形セクションと、前記一対の弾力変形セクションそれぞれの延伸端縁からさらに前/後方へ前記接続セクションとほぼ平行するように延伸してなっている一対の取付けセクションと、を有するように一体的に形成してなった板ばねを提供する。
また、前記接続セクションは、前後の方向に延伸してなっている長方形であり、前記一対の弾力変形セクションそれぞれのカーブは、前記接続セクションの前記前後両端縁から前/後方へ延伸しているうちに下方へ一度曲がってから前記接続セクションの高さに及ばないほど上がった後、再度下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことを特徴とする、請求項1に記載の板ばねを提供する。
また、前記一対の弾力変形セクションそれぞれのカーブは、前記前後両端縁から前/後方へ延伸しながら下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことを特徴とする、請求項1に記載の板ばねを提供する。
また、前記接続セクションの下面に前記接点と接触するための接点としての突起が形成してあることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の板ばねを提供する。
また、請求項1ないし4のいずれかの一項に記載の板ばねを、少なくとも平面状の上面と、該上面上に設けられている接点とを有する回路板に設置してなった板ばね付き回路板であって、前記取付けセクションは、前記接続セクションが前記接点に対応するように前記回路板の上面に接着されており、それにより、前記接続セクションは、前記取付けセクション及び前記弾力変形セクションにより前記接点と適宜な距離を空けるように弾性復帰可能に支持されていて、前記接続セクションが押圧されると、前記弾性変形セクションが変形しながら、前記取付セクションへの押圧力を吸収して減少させることができることを特徴とする、板ばね付き回路板を提供する。
また、前記板ばねは、その接続セクションの下面が、回路板上の接点と距離をあけて対向し、その取付セクションの下面が回路板上の前記接点とは非導通の導電部と接続され、該接続セクションが押圧されて前記接点と接触すると、前記接点と前記導電部との回路を導通させるように構成された、請求項1ないし5のいずれかの一項に記載の板ばね及び板ばね付き回路板を提供する。
また、前記接点は、互いに非導通の第1の導電部と第2の導電部からなり、前記板ばねは、その接続セクションの下面が前記第1の導電部及び第2の導電部と距離をあけて対向し、その接続セクションが押圧されてその下面が第1の導電部と第2導電部と接触し、回路を導通させるように形成された、請求項1ないし5のいずれかの一項に記載の板ばね及板ばね付き回路板を提供する。
また、前記接続セクションは、前後の方向に延伸してなっている長方形であり、前記一対の弾力変形セクションそれぞれのカーブは、前記接続セクションの前記前後両端縁から前/後方へ延伸しているうちに下方へ一度曲がってから前記接続セクションの高さに及ばないほど上がった後、再度下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことを特徴とする、請求項1に記載の板ばねを提供する。
また、前記一対の弾力変形セクションそれぞれのカーブは、前記前後両端縁から前/後方へ延伸しながら下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことを特徴とする、請求項1に記載の板ばねを提供する。
また、前記接続セクションの下面に前記接点と接触するための接点としての突起が形成してあることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の板ばねを提供する。
また、請求項1ないし4のいずれかの一項に記載の板ばねを、少なくとも平面状の上面と、該上面上に設けられている接点とを有する回路板に設置してなった板ばね付き回路板であって、前記取付けセクションは、前記接続セクションが前記接点に対応するように前記回路板の上面に接着されており、それにより、前記接続セクションは、前記取付けセクション及び前記弾力変形セクションにより前記接点と適宜な距離を空けるように弾性復帰可能に支持されていて、前記接続セクションが押圧されると、前記弾性変形セクションが変形しながら、前記取付セクションへの押圧力を吸収して減少させることができることを特徴とする、板ばね付き回路板を提供する。
また、前記板ばねは、その接続セクションの下面が、回路板上の接点と距離をあけて対向し、その取付セクションの下面が回路板上の前記接点とは非導通の導電部と接続され、該接続セクションが押圧されて前記接点と接触すると、前記接点と前記導電部との回路を導通させるように構成された、請求項1ないし5のいずれかの一項に記載の板ばね及び板ばね付き回路板を提供する。
また、前記接点は、互いに非導通の第1の導電部と第2の導電部からなり、前記板ばねは、その接続セクションの下面が前記第1の導電部及び第2の導電部と距離をあけて対向し、その接続セクションが押圧されてその下面が第1の導電部と第2導電部と接触し、回路を導通させるように形成された、請求項1ないし5のいずれかの一項に記載の板ばね及板ばね付き回路板を提供する。
本考案の板ばねによると、前記接続セクションはそれとその前後の取付けセクションとの間にそれぞれ弾力変形セクションがあるため、ドーム型でなく、平板体であっても、座屈の作用があり、また、前記接続セクションは平板体であるため、従来のドーム型板ばねより、真空吸着装置で姿勢正しく吸い上げられやすいので、回路板への設置及び実装が、簡単且つ正確に完成でき、他に従来のような保持シートで予め保持させておく必要がなく、構造が簡易で、薄型化が図れる上、従来のような位置合わせ作業がなく、組立作業が簡単になり、自動化作業に適用されることができる。
従って、他方、本考案は、前記の板ばねを、少なくとも平面状の上面と、該上面上に設けられている接点とを有する回路板に設置してなった板ばね付き回路板であって、前記取付けセクションは前記接続セクションが前記接点に対応するように前記回路板の上面に接着されている板ばね付き回路板を提供することができ、それにより、前記接続セクションは前記取付けセクション及び前記弾力変形セクションにより前記接点と所定距離を空けるように弾性復帰可能に支持されていて、前記接続セクションが押圧されると、前記弾性変形セクションが変形しながら、前記取付セクションへの押圧力を吸収して減少させ、前記取付セクションの前記回路板からの剥離可能性を大幅に下げることができる。
従って、他方、本考案は、前記の板ばねを、少なくとも平面状の上面と、該上面上に設けられている接点とを有する回路板に設置してなった板ばね付き回路板であって、前記取付けセクションは前記接続セクションが前記接点に対応するように前記回路板の上面に接着されている板ばね付き回路板を提供することができ、それにより、前記接続セクションは前記取付けセクション及び前記弾力変形セクションにより前記接点と所定距離を空けるように弾性復帰可能に支持されていて、前記接続セクションが押圧されると、前記弾性変形セクションが変形しながら、前記取付セクションへの押圧力を吸収して減少させ、前記取付セクションの前記回路板からの剥離可能性を大幅に下げることができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の考案を実施するための最良の形態から一層明らかとなろう。
以下、図面を参照しながら、本考案の好ましい実施形態を説明する。
先ず、図2乃至図5を使用して本考案の第1の実施形態を説明する。図2は、本考案の第1の実施形態の板ばね及びそれと回路板上の接点との対応関係を示す説明図である。図3は本考案の第1の実施形態の板ばね及びそれと他の回路板上の接点との対応関係を示す説明図である。図4は本考案の第1の実施形態の板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と非接触の状態を示す側面図である。図5は本考案の第1の実施形態の板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と接触した状態を示す側面図である。
図2に示すように、本実施形態における板ばね1は、電気伝導性のある金属薄板を、プレス加工で一体的に形成してなっており、回路板に設置され、その座屈によりクリック感とON―OFF動作が生じることができキーボードのスイッチに用いられるものである。
先ず、図2乃至図5を使用して本考案の第1の実施形態を説明する。図2は、本考案の第1の実施形態の板ばね及びそれと回路板上の接点との対応関係を示す説明図である。図3は本考案の第1の実施形態の板ばね及びそれと他の回路板上の接点との対応関係を示す説明図である。図4は本考案の第1の実施形態の板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と非接触の状態を示す側面図である。図5は本考案の第1の実施形態の板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と接触した状態を示す側面図である。
図2に示すように、本実施形態における板ばね1は、電気伝導性のある金属薄板を、プレス加工で一体的に形成してなっており、回路板に設置され、その座屈によりクリック感とON―OFF動作が生じることができキーボードのスイッチに用いられるものである。
もっと詳しく説明すると、この板ばね1は、上下両面111,112と互いに離れている前後両端縁113,114とを有する平板体であって、回路板上の接点と電気的に接続する接続セクション11と、前記前後端縁113,114からそれぞれ前/後方へその最低点が前記接続セクション11の下面112より下方にあるカーブ(湾曲)を形成し曲がりながら延伸してなっている一対の弾力変形セクション12,13と、前記一対の弾力変形セクション12,13それぞれの延伸端縁からさらに前/後方へ前記接続セクション11とほぼ平行するように延伸してなっている一対の取付けセクション14,15とを有する。
また、前記接続セクション11は前後の方向に延伸してなっている長方形である。前記一対の弾力変形セクション12,13それぞれのカーブは前記接続セクション11の前記前後両端縁113,114から前/後方へ延伸しているうちに下方へ一度曲がってから前記接続セクション11の高さまでに及ばないほど上がった後、再度下方へ曲がってその前記延伸端縁となっっている。
以下、図2、図3を図4と合わせて、本実施形態における板ばね1の回路板への実装及び使用例について説明する。本実施形態における板ばね1は、回路板2に設置されると、その座屈によりクリック感とON―OFF動作が生じることができキーボードのスイッチに用いられる。なお、以下の説明では、板ばねが単一の数を例として説明されるが、実際的には、その数がキーボードのキートップの数に対応する。
該回路板は、図2に示すように、平面状の上面20と、該上面20上に設けられている接点21と、前記接点21の前後両側にそれぞれ設けられている前後パッド22とを有する。また、前記接点21が図2に示すように導電性材料からなる単一の板体で構成され、前記接点21には回線24が接続され、前記前パッド22には回線23が接続され、前記回線24と前記回線23とが非導通の状態とされているが、図3に示すように、前記接点21が互いに非導通の第1の導電部211と第2の導電部212からなるもので構成され、前記第1の導電部211に回線25が接続され、前記第2の導電部212に回線26が接続され、前記回線25及び前記回線26が非導通の状態とされてもよい。
そして、前記板ばね1が前記回路板2へ実装される時、まず、真空吸着装置(図示せず)で前記板ばね1の接続セクション11を吸着し、前記板ばね1を前記接続セクション11が前記接点21と対応する箇所へ移動させ、表面実装法で前記前後取付けセクション14,15それぞれを前記前後パッド22に溶接すれば済む。
前記板ばね1が前記回路板2へ実装された場合、図4に示すように、前記接続セクション11は、前記弾力変形セクション12,13及び前記取付けセクション14,15により、前記接点21と所定距離を空けるように弾性復帰可能に支持されている。
このような状態において、前記接続セクション11が押下されると、その下面112が前記回路板2の接点21と接触し、回路を導通させ、オン/オフのスイッチ機能を果たすと共に、前記弾性変形セクション12,13が変形しながら、前記取付けセクション14,15への押圧力を吸収して減少させることができる。逆に、前記接続セクション11への押下が解放されると、前記板ばね5の弾力により、前記接続セクション11の下面112は前記接点21から離れる(図4の状態に戻る)。
このような状態において、前記接続セクション11が押下されると、その下面112が前記回路板2の接点21と接触し、回路を導通させ、オン/オフのスイッチ機能を果たすと共に、前記弾性変形セクション12,13が変形しながら、前記取付けセクション14,15への押圧力を吸収して減少させることができる。逆に、前記接続セクション11への押下が解放されると、前記板ばね5の弾力により、前記接続セクション11の下面112は前記接点21から離れる(図4の状態に戻る)。
次に、図6及び図7に示すのは本考案の第2の実施形態である。図6は本考案の第2の実施形態の板ばねを示す斜視図である。図7は、本考案の第2の実施形態の板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と接触した状態を示す側面図である。
本実施形態における板ばね1の前記第1の実施形態と異なる点は、接続セクション11の下面112に回路板上の接点と接触するための接点としての突起115が形成してあることにある。それにより、図7に示すように、本実施形態の板ばね1が回路板2に設置された時、取付けセクション11が押下されと、前記回路板2上の接点21との接触がより精確になされることができる。
本実施形態における板ばね1の前記第1の実施形態と異なる点は、接続セクション11の下面112に回路板上の接点と接触するための接点としての突起115が形成してあることにある。それにより、図7に示すように、本実施形態の板ばね1が回路板2に設置された時、取付けセクション11が押下されと、前記回路板2上の接点21との接触がより精確になされることができる。
また、図8及び図9に示すのは本考案の第4の実施形態である。図8は本実施形態における板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と非接触した状態を示す側面図である。図9は本実施形態における板ばねが回路板上に設置されていて該回路板上の接点と接触した状態を示す側面図である。本実施形態において、図示のように、前記第2の実施形態と異なる点は、一対の弾力変形セクション12,13それぞれのカーブが、接続セクション11の前後両端縁111,112から前/後方へ延伸しながら下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことにある。なお、本実施形態における板ばねと回路板との接触及び非接触状態が前記第2の実施形態とほぼ同じであるので、その説明を省略する。
上述した実施形態から分かるように、本考案の板ばねにおける前記接続セクションは、それとその前後取付けセクションとの間にそれぞれ弾力変形セクションがあるため、ドーム型でなく、平板体であっても、座屈の作用があり、また、前記接続セクションは平板体であるため、従来のドーム型板ばねより、真空吸着装置で姿勢正しく吸い上げられやすいので、回路板への設置及び実装が、簡単且つ正確に完成でき、他に従来のような保持シートで予め保持させておく必要がなく、構造が簡易で、薄型化が図れる上、従来のような位置合わせ作業がなく、組立作業が簡単になり、自動化作業に適用されることができる。
上記のように、本考案は、薄型化が可能になる上、回路板への組立が簡易で製造コストを低減することができる板ばねを提供することができるので、軽薄化になる電子機器に適用される。
1 板ばね
11 接続セクション
111 上面
112 下面
113 前端縁
114 後端縁
115 突起
12 弾力変形セクション
13 弾力変形セクション
14 取付けセクション
15 取付けセクション
2 回路板
21 接点
211 第1の導電部
212 第2の導電部
22 パッド
23 回線
24 回線
25 回線
26 回線
11 接続セクション
111 上面
112 下面
113 前端縁
114 後端縁
115 突起
12 弾力変形セクション
13 弾力変形セクション
14 取付けセクション
15 取付けセクション
2 回路板
21 接点
211 第1の導電部
212 第2の導電部
22 パッド
23 回線
24 回線
25 回線
26 回線
Claims (7)
- 上下両面と互いに離れている前後両端縁とを有する平板体であって、回路板上の接点と電気的に接続する接続セクションと、
前記前後両端縁からそれぞれ前/後方へその最低点が前記接続セクションの下面より下方にあるカーブを形成し曲がりながら延伸してなっている一対の弾力変形セクションと、
前記一対の弾力変形セクションそれぞれの延伸端縁からさらに前/後方へ前記接続セクションとほぼ平行するように延伸してなっている一対の取付けセクションとを有するように、電気伝導性のある金属薄板を一体的に形成してなった、板ばね。 - 前記接続セクションは、前後の方向に延伸してなっている長方形であり、
前記一対の弾力変形セクションそれぞれのカーブは、前記接続セクションの前記前後両端縁から前/後方へ延伸しているうちに下方へ一度曲がってから前記接続セクションの高さに及ばないほど上がった後、再度下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことを特徴とする、請求項1に記載の板ばね。 - 前記一対の弾力変形セクションそれぞれのカーブは、前記前後両端縁から前/後方へ延伸しながら下方へ曲がってその前記延伸端縁となったことを特徴とする、請求項1に記載の板ばね。
- 前記接続セクションの下面に前記接点と接触するための接点としての突起が形成してあることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の板ばね。
- 請求項1ないし4のいずれかの一項に記載の板ばねを、少なくとも平面状の上面と、該上面上に設けられている接点とを有する回路板に設置してなった板ばね付き回路板であって、
前記取付けセクションは、前記接続セクションが前記接点に対応するように前記回路板の上面に接着されており、
それにより、前記接続セクションは、前記取付けセクション及び前記弾力変形セクションにより前記接点と適宜な距離を空けるように弾性復帰可能に支持されていて、前記接続セクションが押圧されると、前記弾性変形セクションが変形しながら、前記取付セクションへの押圧力を吸収して減少させることができることを特徴とする、板ばね付き回路板。 - 前記板ばねは、
その接続セクションの下面が、回路板上の接点と距離をあけて対向し、
その取付セクションの下面が回路板上の前記接点とは非導通の導電部と接続され、
該接続セクションが押圧されて前記接点と接触すると、前記接点と前記導電部との回路を導通させるように構成された、
請求項1ないし5のいずれかの一項に記載の板ばね及び板ばね付き回路板。 - 前記接点は、互いに非導通の第1の導電部と第2の導電部からなり、
前記板ばねは、
その接続セクションの下面が前記第1の導電部及び第2の導電部と距離をあけて対向し、
その接続セクションが押圧されてその下面が第1の導電部と第2導電部と接触し、回路を導通させるように形成された、
請求項1ないし5のいずれかの一項に記載の板ばね及板ばね付き回路板。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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