JP3105253U - 足絡み防止リード - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットを連れて歩行する際に、リードの弛みによる前足又は後足への足絡みを防止するためのリードの提供を課題とする。
【解決手段】リード1の一端に、カラー3又はハーネス4の上部に固定されている雄型6に嵌合する雌型1及び2からなる繋着具5を備え、その雌型1には押さえ具7が内包され、押さえ具7の中心部に針状体2の基部が固定されており、針状体2をリード1の端部から長手方向に挿通し、押さえ具7は雌型1の内肩とリード末端挟持部10でリード1端末を挟持して抜けを防ぎ、雌型1及び雌型2は雌型ネジ8で一体化して雄型6に嵌合し、カラー3又はハーネス4に対してリード1の直立を保ち、その雌型2側面の留具15を押し込むことにより繋着具5を着脱自在とした。
【選択図】図3−1
【解決手段】リード1の一端に、カラー3又はハーネス4の上部に固定されている雄型6に嵌合する雌型1及び2からなる繋着具5を備え、その雌型1には押さえ具7が内包され、押さえ具7の中心部に針状体2の基部が固定されており、針状体2をリード1の端部から長手方向に挿通し、押さえ具7は雌型1の内肩とリード末端挟持部10でリード1端末を挟持して抜けを防ぎ、雌型1及び雌型2は雌型ネジ8で一体化して雄型6に嵌合し、カラー3又はハーネス4に対してリード1の直立を保ち、その雌型2側面の留具15を押し込むことにより繋着具5を着脱自在とした。
【選択図】図3−1
Description
本考案は、四足歩行愛玩動物(以下ペットという)を連れて歩行する際に、たるんだリードがペットの前足や後足に絡むのを防止するためのリードの構造に関する。
近年、犬や猫はもとより大小様々な愛玩動物が飼われているが、とりわけ犬をペットとして飼育する家庭が多い。人に運動が不可欠であるように、それ以上の運動量が要求されるペットの面倒を定期的に見るのは飼い主としてもなかなか大変な事である。
犬を連れて散歩する際に使用する引紐の種類も非常に多種にわたり、今一番多く市場に出ているものとしては、色彩の豊かな合成繊維からなる編組紐があり、その表面形状も丸いもの、偏平なもの、その他の形状をなすもの、また、細革を編み組みしたもの、模様付けした偏平なもの、金属類からなるチエン形状のもの等枚挙に暇がない。
また、それらリードに関して、種々な考案を駆使したものがあり、中には優れた機能を有する製品も少なくない。それらは飼い主の意図するところに従って考えられたものであって、それぞれ幾多の目的を持っている。
本考案に係る、足絡み防止を意図したアイディアも多くを数えるが、従来公知のものを検討しても本考案を教示するものはない。
1特開平9−149740は、リードの中間にゴム紐を繋げたもの、2特開平10−28490は、リードの中間の金属ワイヤーをコイル状に形成したもの、3実用新案登録第3095361号には、首輪の取付けフックの反対側に錘を取り付けてフックが下方に回るのを防止するものなどが紹介されている。
しかしながら、それらの考案は、カラーとリードが直立固定出来るようにした知見は無く、作用効果としても足絡みを十分に防止出来るものでもない。この点、本考案とはその技術的思想を全く異にするものである。
特開平11−164632には、リードのペットへのまとわり付きを防止するものが記載されているが、これはリードの連結部の近傍から輪奈状部側にかけて延びる所定の長さを有する硬化部を備えたことを特徴としているが、本考案と対比してみた場合、百歩譲って、この硬化部が本考案の針状体2に対応しているとしても、カラーとリードの連結部を直立固定する着想のない文献4は、やはり本考案とその技術的思想を異にするものと言わざるをえない。 特開2002−291369には、復元力を有する空洞細長状具(円柱状スプリング)の一端に、滑り止め固定具を装着し、復元力を有する空洞細長状具に伸縮性を有するカバーを冠着させた構造の足まとわりつき防止具が示されている。この考案は、リードと別部品であり散歩時にいちいち取り付けなければならないため、散歩の頻度が高い場合など非常に面倒である。ましてやリードをカラーに取り付ける場合も該防止具が固定されるものでもなく、カラーに対して非常に不安定で、歩行の際に安定してリードがカラー又はハーネスに対して直立性能保つとは考えられない。また、スプリングが金属であれば軽量に製作することは出来ず、実用部品としてその作用効果は十分に発揮されるものでもない。したがって本考案に係る、着脱がワンタッチでカラーに対して直立固定できる構造のものとは、技術的に大きな差異を持つものである。
しかしながら、それらの考案は、カラーとリードが直立固定出来るようにした知見は無く、作用効果としても足絡みを十分に防止出来るものでもない。この点、本考案とはその技術的思想を全く異にするものである。
解決しようとする問題点は、ペットを連れて散歩に出掛けるに際し、通常使用されているリードは歩行時にどうしても足絡みしてしまう頻度は高く、多くの飼い主が困惑していることと思われる。そこで、リードを簡単に着脱出来、しかも軽量で、ペットのカラー又はハーネスに対して直立状態を保てること、仮に飼い主がリードを緩めた場合でも弛んだリードが脚部に届かない長さと直立性を保つ機能をもつ、ペットに対してリードが足絡みしないリードの提供を、その考案の課題とする。
本考案は、以下に記載する構成を有する。
1 四足歩行愛玩動物(以下ペットという)の歩行時における、引紐の足絡みを防止するための引紐1(以下リードという)において、リード1の一端には、首輪3(以下カラーという)又は胴輪4(以下ハーネスという)の上部に固定されている雄型6に嵌合する雌型1及び2からなる繋着具5が取り付けられ、その雌型1には押さえ具7が内包され、押さえ具7の中心部に針状体2の基部が固定されており、針状体2をリード1の端部から長手方向への中心部に挿通し、押さえ具7は雌型1の内肩とリード末端挟持部10でリード1端末を挟持して抜けを防ぎ、かつ、リード抜け防止ボルト9で補強し、雌型1及び雌型2は雌型ネジ8で一体化して雄型6に嵌合し、カラー3又はハーネス4に対してリード1の直立を保ち、その雌型2側面に空けられた切欠部12の留具軸13の留具15を押すことにより繋着具5を容易に着脱可能としたことを特徴とする足絡み防止リード。
2 前記、針状体2は20cm〜40cmの長さを有し、弾力性及び復元性に優れた軽量なピアノ線、ガラス又はカーボングラファイト強化プラスチック線、タングステン線などからなる事を特徴とする足絡み防止リード。
1 四足歩行愛玩動物(以下ペットという)の歩行時における、引紐の足絡みを防止するための引紐1(以下リードという)において、リード1の一端には、首輪3(以下カラーという)又は胴輪4(以下ハーネスという)の上部に固定されている雄型6に嵌合する雌型1及び2からなる繋着具5が取り付けられ、その雌型1には押さえ具7が内包され、押さえ具7の中心部に針状体2の基部が固定されており、針状体2をリード1の端部から長手方向への中心部に挿通し、押さえ具7は雌型1の内肩とリード末端挟持部10でリード1端末を挟持して抜けを防ぎ、かつ、リード抜け防止ボルト9で補強し、雌型1及び雌型2は雌型ネジ8で一体化して雄型6に嵌合し、カラー3又はハーネス4に対してリード1の直立を保ち、その雌型2側面に空けられた切欠部12の留具軸13の留具15を押すことにより繋着具5を容易に着脱可能としたことを特徴とする足絡み防止リード。
2 前記、針状体2は20cm〜40cmの長さを有し、弾力性及び復元性に優れた軽量なピアノ線、ガラス又はカーボングラファイト強化プラスチック線、タングステン線などからなる事を特徴とする足絡み防止リード。
本考案に係るリードは、ワンタッチでカラー又はハーネスに繋着出来るのみならず、軽量で、面倒な操作も必要なく、ペットを連れて歩行する際にペットへの足絡みもなく、従来、飼い主がペットを連れて歩く上での懸案であった前足、後足へのまとわりつき、絡みつきを悉く解消出来るなどの多大の効果をもたらしたものである。
リード1の材質としては、合成繊維からなる編組紐や天然又は人工皮革を細く切った革紐を同様編組したもの、又は天然又は人工皮革の帯状のものを使用することが出来る。
繋着具5となる雄型及び雌型の材質については、軽量である事が重要で、現在種々な繋着具として市場に出ている合成樹脂製の材料でよい。例えば、ナイロン、衝撃に強いポリカーボネート、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等。同雌型1のリード挿入部には、必要により補強のための合成樹脂系のリード固定接着剤11を適宜充填することが出来る。
繋着具5となる雄型及び雌型の材質については、軽量である事が重要で、現在種々な繋着具として市場に出ている合成樹脂製の材料でよい。例えば、ナイロン、衝撃に強いポリカーボネート、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等。同雌型1のリード挿入部には、必要により補強のための合成樹脂系のリード固定接着剤11を適宜充填することが出来る。
図3−1及び図3−2における12は雌型2の円形の一部の切欠部で、13で示す留具軸と留具15とバネ14を内包している。バネ14は留具15と切欠部12とに両端が固定され、留具15は常にF方向に賦勢されており、留具15の内側上部はストッパーとなっている。16はカラー3に繋着具5の雄型6を取り付けるための雄型固定ネジである。8は、繋着具5のうち雌型1と2とを一体とする雌型ネジである。
図3−2において、針状体2をリード1に挿通する際はリード抜け防止ボルト9を避けて通すことは勿論である。また、雄型6をカラー3に取り付ける場合、上方に直立出来る様にカラー3の面に対して傾斜を持たせるような構造とすることは好ましい。
図1は、本考案に係るリード1をカラー3に繋着した斜視図で、歩行時によほどリード1を弛ませない限り針状体2は下方を向くこともなく意図している効果を奏する。
繋着具5は軽量で、太さも大小製作するがリード1と周りが略同じかやや太めとなる程度である。仮に針状体2が横に倒れた場合でもリード1は前足から離れた位置にあるため足絡みすることもない。
繋着具5は軽量で、太さも大小製作するがリード1と周りが略同じかやや太めとなる程度である。仮に針状体2が横に倒れた場合でもリード1は前足から離れた位置にあるため足絡みすることもない。
図2は本考案に係るリード1をハーネス4に繋着した斜視図で、作用として図1と同じであるが、ハーネス4にあっては針状体2が倒れかかることはなく、常に上方を向いて直立している。
図3−1は、リード1とカラー3又はハーネス4との繋着状態を示す拡大正面説明図で、雌型ネジ8で一体化された雌型を雄型6に嵌合しており、雌型2の留具15が雄型6の顎に食い込み、かつ、雄型6の付け根周囲と雌型2の内側にぴったりすり合わされて360°回転はするが外れる事はない。雄型6から雌型をはずす場合は、留具15の突起部を押し込むことによって簡単に外れ、カラー3及びハーネス4に取り付けられている雄型6自体が、ペットに対して全く負荷を掛けることはない。
また、雌型1の内側には段差を設けたリード末端挟持部10にはめ込まれる押さえ具7を奥まで差し込むことによって、リード1の端を強固に挟むので抜ける危惧はない。円形の押さえ具7は周囲が雌型1の内径より大で、雌型2のネジ8を閉めることで遊びがなく閉めつけられる。リード1に急激な張力がかかる際は、リード抜け防止ボルト9を通しておくことにより補強出来る。
図3−2は、繋着具5の拡大側面説明図で、雌型2の側面に留具15を設けるための切欠部12を空け、雌型2の側部を貫通して留具軸13を設け、留具15と切欠部12によって両端を固定したバネ14を備える。バネ14は賦勢力の大きい螺旋バネを使用する。
符号11は、合成樹脂接着剤を示し、必要によりリード1の抜け外れを補強する。
符号11は、合成樹脂接着剤を示し、必要によりリード1の抜け外れを補強する。
現今ペット愛玩需要が非常に高い事から鑑みて、ペットとの歩行中にリードの足絡み問題に直面している例が多いことから見て、本考案に係るリードの如く取扱が簡単で、自在に着脱が出来、軽く非常に安価で提供可能であることから見て、需要量に関しては相当の期待がもてるものである。
1 リード
2 針状体
3 カラー
4 ハーネス
5 繋着具
5−1雌型1
5−2雌型2
6 雄型
7 押さえ具
8 雌型ネジ
9 リード抜け防止ボルト
10 リード末端挟持部
11 リード固定接着剤
12 切欠部
13 留具軸
14 バネ
15 留具
16 雄型固定ネジ
F バネ賦勢方向
2 針状体
3 カラー
4 ハーネス
5 繋着具
5−1雌型1
5−2雌型2
6 雄型
7 押さえ具
8 雌型ネジ
9 リード抜け防止ボルト
10 リード末端挟持部
11 リード固定接着剤
12 切欠部
13 留具軸
14 バネ
15 留具
16 雄型固定ネジ
F バネ賦勢方向
Claims (2)
- 四足歩行愛玩動物(以下ペットという)の歩行時における、引紐の足絡みを防止するための引紐1(以下リードという)において、リード1の一端には、首輪3(以下カラーという)又は胴輪4(以下ハーネスという)の上部に固定されている雄型6に嵌合する雌型1及び2からなる繋着具5が取り付けられ、その雌型1には押さえ具7が内包され、押さえ具7の中心部に針状体2の基部が固定されており、針状体2をリード1の端部から長手方向への中心部に挿通し、押さえ具7は雌型1の内肩とリード末端挟持部10でリード1端末を挟持して抜けを防ぎ、かつ、リード抜け防止ボルト9で補強し、雌型1及び雌型2は雌型ネジ8で一体化して雄型6に嵌合し、カラー3又はハーネス4に対してリード1の直立を保ち、その雌型2側面に空けられた切欠部12の留具軸13の留具15を押すことにより繋着具5を容易に着脱可能としたことを特徴とする足絡み防止リード。
- 前記、針状体2は20cm〜40cmの長さを有し、弾力性及び復元性に優れた軽量なピアノ線、ガラス又はカーボングラファイト強化プラスチック線、タングステン線などからなる事を特徴とする請求項1記載の足絡み防止リード。
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JP2004003371U JP3105253U (ja) | 2004-05-14 | 2004-05-14 | 足絡み防止リード |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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