JP3104982U - 建具用錠機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な方法で、工具を一切使わないで取り付けられるピッキング犯罪等を防止する。
【解決手段】建具用錠機構はドア枠H−2と共にドアH−1に取り付けて使用する。基板2は充分な強度の平坦な鋼板を用い、片面には粘着テープが取り付けられ、ドアH−1の室内側の面に接着される。粘着テープは充分な貼り付け強度を持つ両面テープを用いる。これにより、ドアH−1には穴あけ、ボルト締め等の特別な工事を必要としない。
【選択図】図4
【解決手段】建具用錠機構はドア枠H−2と共にドアH−1に取り付けて使用する。基板2は充分な強度の平坦な鋼板を用い、片面には粘着テープが取り付けられ、ドアH−1の室内側の面に接着される。粘着テープは充分な貼り付け強度を持つ両面テープを用いる。これにより、ドアH−1には穴あけ、ボルト締め等の特別な工事を必要としない。
【選択図】図4
Description
本願考案は、ドア等開閉する建具に設けられる建具用錠機構に関し、工具を一切使用せず、取り付けられるものである。
住宅等のドアを施錠するための手段としては、従来よりシリンダー錠が広く用いられている。この製品は錠穴に凹凸が刻まれた鍵を挿入し回転させることにより、鍵穴の内部に複数配置されている、棒状体であるタンブラーを移動させ、解錠可能な状態とするもの。
0002で延べたシリンダー錠は、鍵穴に針金等を差し込むことによって解錠されてしまうことがあり、しっかり施錠しているにもかかわらず、シリンダー錠の知識がある者により、窃盗等の被害にあうことがあり、不安なものであった。
上記に延べた対策として一ツのドアにシリンダー錠をもう一ツ設けた番号入力による電子式錠、指紋式錠に交換する方法が考えられるが、それぞれの錠機構の形状が一致しない為、大掛かりな工事と費用がネックとなり対応が難しかった。
本願考案は上記の問題に鑑みてなされたものであり、従来の錠等が取り付けられたドアに対して簡単な方法でなおかつ工具を一切使わないで取り付けられる。防犯対策を施することの出来る錠機構を提供することを課題とする。
本願第一の考案は、建築物に取り付けられたドア枠H−2に対してドアH−1に取り付けられた建具用錠機構1において、1はH−1に対して取り付けられた2、溶接固定された2からの距離の調整が可能である。3に調整4によって固定、リモコン操作によって6が上下しH−2に固定、解錠ができる特徴とする建具用錠機構を提供する。
本製品は上記のように構成され取り付けられるものである為、ドアH−1には、錠機構は全く現れることがない。よっていわゆる「ピッキング」犯等により不正手段で解除されてしまうことなく、高い安全性を有するものである。
図面に基づき本願考案の実施形態の一例をとりあげて説明する。
図1図2は、本例の建具錠機構を四方向から示す図であり、図3図4は本例の建具錠機構をドアにつけた状態である。
図1図2は、本例の建具錠機構を四方向から示す図であり、図3図4は本例の建具錠機構をドアにつけた状態である。
本例の建具用錠機構1は図3図4に示されているように、ドア枠H−2と共にドアH−1に取り付けて使用するものである。
2は充分な強度の強さを有する平坦な鋼板を用いている。
2の片面には粘着テープ9が取り付けられこの粘着テープによりドアH−1の室内側の面に接着される。粘着テープは充分な貼り付け強度を持つ両面テープを用いる。これにより、ドアH−1には穴あけ、ボルト締め等の特別な工事を必要としない。
2の片面には粘着テープ9が取り付けられこの粘着テープによりドアH−1の室内側の面に接着される。粘着テープは充分な貼り付け強度を持つ両面テープを用いる。これにより、ドアH−1には穴あけ、ボルト締め等の特別な工事を必要としない。
2の他面には3が設けられている。この3は、アルミ硬材を2.5ミリの凹凸状の金棒にしたもので、高さを調整することができる。調整したあとに4を1−1と3の間(上下)に挿入し、5−2を5−1に挿入することにより、固定されなおかつ充分な強度を保つ。
1−1はアルミニュウムでできた箱状の物です。この中に電池モーター、ギア、電気回路等からなる駆動機構によって6が上下動作する。6が1−1から突出したさいにドア枠H−2に接しドアH−1が開かない仕組みになっている。
駆動機構1−1とは別体のリモコン(図示しない)によって駆動される。リモコンは操作時に微弱な電波が発信される物であり、その電波を1−1に内蔵されている。受信部が捕らえられることにより、駆動させる。
上記の他に1−1には手動レバー10、ブザー電池残量警告灯7が設けられている。10は室内側から手動操作により6を操作することができる。ブザーは施錠、解錠時、及び電池残量が少なくなった時、音を発する物であり、施錠、解錠を電池交換が確実に行われたことを使用者に知らせる物である。電池残量警告灯は、電池の交換時期が近づいた際に点灯するもの。
ここで従来の錠機構図5に示すようにボルトT−1をドライバー等で固定しT−2をスパナ等で固定する。さらにTを調整した後T−3、T−4で、2本のスパナ等で固定する作業が発生し、それぞれ4箇所を固定する場合、なかなかレベル調整が出しにくいものだった。これに対し本製品3は前後左右を正確な凹凸が出されており、なおかつ4を挿入するという単純な作業で誰にでも容易に取り付けることができる。
本願いの考案にあっては、ドア等の建具に室外側から、錠機構が全く現れず不正手段により解錠されてしまうことがなく、高い安全性を有し、H−1、H−2に穴あけも一切せず、工具も一切使用せず、女性にも容易に取り付けられる製品である。
本製品は暗い場所でも鍵穴を探す必要がなく車椅子等身体の不自由な方でも、容易に開閉することができるものである。
1 建具用錠機構
1−1 錠本体
2 基板
3 位置調整金棒
4 本体とボルトを固定する鋼板
5−1 落下防止補助ゴム挿入穴
5−2 落下防止補助ゴム
6 閂片
7 電池残量警告灯
8 アンテナ
9 粘着テープ
10 手動操作レバー
H−1 建具、ドア
H−2 固定枠
T 従来製品本体
T−1 調整ボルト
T−2 基板固定ナット
T−3 本体固定ナット
T−4 本体固定ナット
1−1 錠本体
2 基板
3 位置調整金棒
4 本体とボルトを固定する鋼板
5−1 落下防止補助ゴム挿入穴
5−2 落下防止補助ゴム
6 閂片
7 電池残量警告灯
8 アンテナ
9 粘着テープ
10 手動操作レバー
H−1 建具、ドア
H−2 固定枠
T 従来製品本体
T−1 調整ボルト
T−2 基板固定ナット
T−3 本体固定ナット
T−4 本体固定ナット
Claims (1)
- 建築物等に取り付けられたドア枠H−2に対して、移動可能に配位された建具ドアH−1に取り付けられた建具用錠機構1において、この建具錠機構はドアH−1に対して取り付けられた基板2と、基板2に設けられ基板2から距離の調整が可能である位置調整手段3と、位置調整手段3に取り付けられ、上下自在な閂片6が内蔵された錠本体1−1とを有するものであり、それに4を差し込むことにより3と1−1を固定し4がズレ落ちないようにするゴム5−2を5−1に入れ固定する。閂片6は、リモコン操作によって出没動作がなされるものであることを特徴とする建具用錠機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001108U JP3104982U (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 建具用錠機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001108U JP3104982U (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 建具用錠機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104982U true JP3104982U (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=43258364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001108U Expired - Fee Related JP3104982U (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | 建具用錠機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104982U (ja) |
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2004
- 2004-02-09 JP JP2004001108U patent/JP3104982U/ja not_active Expired - Fee Related
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