JP3104757U - 着物 - Google Patents

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Abstract

【課題】型を用いずに製作することができて型代を省くことにより製作コストを低減することができると共に、装飾の自由度が高く、単品製作にも適した着物を提供する。
【解決手段】装飾部材が着物地とは別素材により形成され、その装飾部材が着物地に固定されて模様が付加されたことを特徴とする。また、上記装飾部材の素材としてフェルトが用いられている。また、上記装飾部材は着物地に糊付けされている。更に、上記装飾部材は刺繍糸により着物地に固定されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、装飾模様が施された着物に関する。
着物には装飾模様が施されている。そして、着物に装飾模様を施す手段として、従来は、友禅染め等の型染めが一般的であった。
しかしながら、友禅染めの場合は、染め型が必要で、その型製作コストが高いという不具合があった。
また、予め型の模様が決まっているので、装飾の自由性がなく、多様な模様を施すことができないという不具合もあった。
また、型染めの場合、何着かを(例えば12着づつ)まとめて製作しないと不経済であるため、1着づつ製作できないという不具合もあった。
本出願人は上記の不具合を解消しうる先行技術について調査したが、関連する先行技術文献を見出すことはできなかった。
そこで本考案は、上記の不具合を解消しうる着物、即ち、型を用いずに製作することができて型代を省くことにより製作コストを低減することができると共に、装飾の自由度が高く、単品製作にも適した着物の提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本考案に係る着物は、装飾部材が着物地とは別素材により形成され、その装飾部材が着物地に固定されて模様が付加されたことを特徴とするものである。
即ち、請求項1記載の本考案に係る着物は、型染めにより着物地に装飾を施すのではなく、着物地とは別個に形成された装飾部材を着物地に固定することにより装飾模様を着物地に表すものである。
また、請求項2記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材の素材がフェルトであることを特徴とする。
即ち、請求項2記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材に、着物地の素材とは異なるフェルトを用いたものである。
また、請求項3記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材が着物地に糊付けされて固定されていることを特徴とする。
即ち、請求項3記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材が糊を用いて簡単に着物地に固定されるものである。
また、請求項4記載の本考案に係る着物は、上記着物地に固定された上記装飾部材が更に刺繍糸により着物地に固定されていることを特徴とする。
即ち、請求項4記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材が糊で着物地に固定されているだけではなく、刺繍糸によっても着物地に固定されている。
請求項1記載の本考案に係る着物は、装飾部材が着物地とは別素材により形成され、その装飾部材が着物地に固定されて模様が付加されたことから、従来の型染めとは異なり染め型を製作する必要がなく、型製作コストを省くことができ、着物製作費を低減することができる。
また、装飾部材の模様は型により制約されることがないので、任意の模様を採用することができ、装飾の自由度が増大する。
また、装飾部材の模様は1品づつ変化させることができるので、1品づつ異なる模様の着物を製作することができる。
また、請求項2記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材の素材がフェルトであることから、装飾部材の風合いは絹等を素材とする着物地とは異なることになる。従って、異なる風合いの素材が組み合わされたことになり、これにより独特の風合いが生じ、装飾性が一段とアップする。
また、フェルト製の装飾部材は糊等により接着しやすく、着物地に対し固定しやすい。
また、請求項3記載の本考案に係る着物は、上記装飾部材が着物地に糊付けされて固定されていることから、着物地に対する装飾部材の固定工程が極めて容易で、製作コストを低減することができる。
また、請求項4記載の本考案に係る着物は、上記着物地に固定された上記装飾部材が更に刺繍糸により着物地に固定されていることから、装飾部材の着物地に対する固定が更に強化されると共に、刺繍を施したことにより装飾が絢爛豪華になって装飾性が一段と向上する。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
本実施形態に係る着物10は、図1に示すように、装飾部材11が着物地12とは別素材により形成され、その装飾部材11が着物地12に固定されて模様13が付加されている。
また、上記装飾部材11の素材にはフェルト14が用いられている。
また、図2に示すように、上記装飾部材11は着物地12に糊付けされて固定されている。
また、上記着物地12に固定された上記装飾部材11は、図1及び図2に示すように、更に刺繍糸15により着物地12に固定されている。
以下、図示した本考案の実施例について説明する。
本実施例に係る着物10は、役者が着用する着物であって、図1に示すように、その着物地12の背中の位置に牡丹の花の模様13が施されている。
なお、着物地12の地色は白であり、又、素材は絹を使用している。
上記模様13は、従来から一般的に行われている友禅染め等の型染めによって表されたものではなく、独自の方法によって表されている。
即ち、牡丹の花の模様13を表した装飾部材11が着物地12とは別個に形成され、その装飾部材11が、図1及び図2に示すように、着物地12に固定されて上記模様13が表されている。
上記装飾部材11はフェルト14を用いて形成されている、即ち、フェルト地に牡丹の花模様が表され、そのフェルト地が牡丹の花模様の輪郭線に沿って切り抜かれることにより形成されている。
なお、上記模様13は自由であり、牡丹の花に限定されるものではない。
上記装飾部材11は、図2に示すように、糊16を用いて着物地12に接着されることにより固定されている。
更に、上記装飾部材11は、図1及び図2に示すように、刺繍糸15を用いて着物地12に固定されている。
即ち、図1に示すように、上記牡丹の花の模様13の中で、複数の赤い花びらの輪郭線部分が金色の刺繍糸15により縁取られていて、上記模様13が絢爛豪華に表現されている。
本実施例に係る着物10は、従来の友禅染め等の型染めとは異なり、染め型を用いることなく、着物地12に模様13が付加されている。
即ち、装飾部材11が着物地12とは別素材により形成され、その装飾部材11が着物地12に固定されて模様13が付加されている。
従って、染め型を製作する必要がなく、型製作コストを省くことができる。また、装飾部材の模様は型により制約されることがないので、任意の模様を採用することができる。これにより、着物製作費を低減することができると共に、装飾の自由度が増大する。
また、装飾部材の模様は1品づつ変えることができる。従って、1品づつ異なる模様の着物を製作することができる。
また、上記装飾部材11の素材としてフェルト14が用いられ、装飾部材11の風合いは絹等を素材とする着物地12とは異なるので、異なる風合いの素材が組み合わされたことになる。従って、独特の風合いが生じ、装飾性が一段とアップする。
また、上記装飾部材11が着物地12に糊付けされて固定されることにより、着物地12に対する装飾部材11の固定工程が簡単容易になる。また、上記のように装飾部材11はフェルト14を用いて形成されていることから糊16により着物地12に接着しやすく、固定しやすい。従って、工程が容易で製作コストを低減することができる。
また、上記着物地12に固定された上記装飾部材11は更に刺繍糸15により着物地12に固定されるので、装飾部材11の着物地12に対する固定が更に強化される。また、模様13の一部に刺繍糸16が表れるので、装飾が絢爛豪華になる。従って、役者用の着物のように派手さが要求される着物には好適である。
本考案は、模様が施される全ての着物に適用可能である。
斜視図である。 図1のA−A線断面図である。
符号の説明
10 着物
11 装飾部材
12 着物地
13 模様
14 フェルト
15 刺繍糸
16 糊

Claims (4)

  1. 装飾部材が着物地とは別素材により形成され、その装飾部材が着物地に固定されて模様が付加されたことを特徴とする着物。
  2. 上記装飾部材の素材がフェルトであることを特徴とする請求項1記載の着物。
  3. 上記装飾部材は着物地に糊付けされて固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の着物。
  4. 上記着物地に固定された上記装飾部材が更に刺繍糸により着物地に固定されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の着物。
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