JP3104150B2 - 車両用制動装置 - Google Patents
車両用制動装置Info
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- JP3104150B2 JP3104150B2 JP05159499A JP15949993A JP3104150B2 JP 3104150 B2 JP3104150 B2 JP 3104150B2 JP 05159499 A JP05159499 A JP 05159499A JP 15949993 A JP15949993 A JP 15949993A JP 3104150 B2 JP3104150 B2 JP 3104150B2
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- JP
- Japan
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- oil chamber
- brake
- oil
- valve
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキペダルにより
作動する第1マスタシリンダとアクチュエータにより作
動する第2マスタシリンダとを備え、通常時にはアクチ
ュエータを駆動することにより第2マスタシリンダが発
生するブレーキ油圧で制動を行い、制御系のフェイル時
には第1マスタシリンダが発生するマニュアル油圧で制
動を行うようにした車両用制動装置に関する。
作動する第1マスタシリンダとアクチュエータにより作
動する第2マスタシリンダとを備え、通常時にはアクチ
ュエータを駆動することにより第2マスタシリンダが発
生するブレーキ油圧で制動を行い、制御系のフェイル時
には第1マスタシリンダが発生するマニュアル油圧で制
動を行うようにした車両用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる車両用制動装置は、特開平4−3
62454号公報により既に知られている。上記公報に
記載された車両用制動装置は、第1マスタシリンダに連
なる油路と第2マスタシリンダに連なる油路とがそれぞ
れ独立に設けられており、前記両油路をスプールバルブ
を介してブレーキキャリパに連なる油路に選択的に接続
することにより、通常時には第2マスタシリンダが発生
するブレーキ油圧を、またフェイル時には第1マスタシ
リンダが発生するマニュアル油圧をブレーキキャリパに
伝達するようになっている。
62454号公報により既に知られている。上記公報に
記載された車両用制動装置は、第1マスタシリンダに連
なる油路と第2マスタシリンダに連なる油路とがそれぞ
れ独立に設けられており、前記両油路をスプールバルブ
を介してブレーキキャリパに連なる油路に選択的に接続
することにより、通常時には第2マスタシリンダが発生
するブレーキ油圧を、またフェイル時には第1マスタシ
リンダが発生するマニュアル油圧をブレーキキャリパに
伝達するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用制動装置は第1マスタシリンダに連なる油路
と第2マスタシリンダに連なる油路とが独立に設けられ
ているため、両マスタシリンダにそれぞれリザーバを設
ける必要が生じて部品点数が増加する問題があるばかり
か、両油路を切り換えるために構造の複雑なスプールバ
ルブを用いる必要が生じてコストが上昇する問題があ
る。
来の車両用制動装置は第1マスタシリンダに連なる油路
と第2マスタシリンダに連なる油路とが独立に設けられ
ているため、両マスタシリンダにそれぞれリザーバを設
ける必要が生じて部品点数が増加する問題があるばかり
か、両油路を切り換えるために構造の複雑なスプールバ
ルブを用いる必要が生じてコストが上昇する問題があ
る。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、両マスタシリンダのリザーバを共用化するととも
に、構造の複雑なスプールバルブを構造の簡単な開閉バ
ルブに置き換えることを可能とし、以てコストの削減を
図ることを目的とする。
ので、両マスタシリンダのリザーバを共用化するととも
に、構造の複雑なスプールバルブを構造の簡単な開閉バ
ルブに置き換えることを可能とし、以てコストの削減を
図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブレーキペダルにより作動する第1マス
タシリンダと、第1マスタシリンダに設けられたリザー
バと、アクチュエータにより作動する、リザーバを持た
ない第2マスタシリンダと、第1マスタシリンダの出力
油圧を第2マスタシリンダの油室を経由して車輪ブレー
キに伝達する油路と、第1及び第2マスタシリンダ間の
油路に介装された常開型の開閉バルブと、通常の制動時
に開閉バルブを閉弁作動させると共にブレーキペダルの
踏力に応じてアクチュエータを作動制御する制御手段と
を備えており、第2マスタシリンダには、前記油室をそ
れより第1マスタシリンダ側の油路と連通させる入力ポ
ートと、同油室をそれより車輪ブレーキ側の油路と連通
させる出力ポートとが形成され、前記入力ポートは、前
記第2マスタシリンダのピストンが所定の中間摺動位置
よりも後側に在るときには前記油室と連通するが、該中
間摺動位置よりも前側に在るときにはそのピストンによ
って同油室から遮断される位置に配置され、また前記出
力ポートは、前記ピストンの摺動位置に関係なく常に前
記油室と連通する位置に配置されることを特徴とする。
に、本発明は、ブレーキペダルにより作動する第1マス
タシリンダと、第1マスタシリンダに設けられたリザー
バと、アクチュエータにより作動する、リザーバを持た
ない第2マスタシリンダと、第1マスタシリンダの出力
油圧を第2マスタシリンダの油室を経由して車輪ブレー
キに伝達する油路と、第1及び第2マスタシリンダ間の
油路に介装された常開型の開閉バルブと、通常の制動時
に開閉バルブを閉弁作動させると共にブレーキペダルの
踏力に応じてアクチュエータを作動制御する制御手段と
を備えており、第2マスタシリンダには、前記油室をそ
れより第1マスタシリンダ側の油路と連通させる入力ポ
ートと、同油室をそれより車輪ブレーキ側の油路と連通
させる出力ポートとが形成され、前記入力ポートは、前
記第2マスタシリンダのピストンが所定の中間摺動位置
よりも後側に在るときには前記油室と連通するが、該中
間摺動位置よりも前側に在るときにはそのピストンによ
って同油室から遮断される位置に配置され、また前記出
力ポートは、前記ピストンの摺動位置に関係なく常に前
記油室と連通する位置に配置されることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0007】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は車両用制動装置の全体構成図、図2は第2
マスタシリンダの縦断面図である。
ので、図1は車両用制動装置の全体構成図、図2は第2
マスタシリンダの縦断面図である。
【0008】図1に示すように、自動車の制動装置のブ
レーキペダル1にはリザーバ2を有する第1マスタシリ
ンダMc1 が接続されており、この第1マスタシリンダ
Mc1 から分岐して延びる3本の油路LFL,LFR,LR
のうち、第1の油路LFLは左前輪WFLのブレーキキャリ
パCFLに接続され、また第2の油路LFRは右前輪WFRの
ブレーキキャリパCFRに接続され、更に第3の油路LR
は二股に分岐して左後輪WRLのブレーキキャリパCRL及
び右後輪WRRのブレーキキャリパCRRにそれぞれ接続さ
れる。前記3本の油路LFL,LFR,LR のそれぞれに
は、同一構造を有する第2マスタシリンダMc2 …と、
常開のソレノイドバルブ3…とが直列に介装される。前
記ソレノイドバルブ3…は、油路LFL,LFR,LR をそ
れぞれ開放又は閉塞する開閉バルブから構成される。
レーキペダル1にはリザーバ2を有する第1マスタシリ
ンダMc1 が接続されており、この第1マスタシリンダ
Mc1 から分岐して延びる3本の油路LFL,LFR,LR
のうち、第1の油路LFLは左前輪WFLのブレーキキャリ
パCFLに接続され、また第2の油路LFRは右前輪WFRの
ブレーキキャリパCFRに接続され、更に第3の油路LR
は二股に分岐して左後輪WRLのブレーキキャリパCRL及
び右後輪WRRのブレーキキャリパCRRにそれぞれ接続さ
れる。前記3本の油路LFL,LFR,LR のそれぞれに
は、同一構造を有する第2マスタシリンダMc2 …と、
常開のソレノイドバルブ3…とが直列に介装される。前
記ソレノイドバルブ3…は、油路LFL,LFR,LR をそ
れぞれ開放又は閉塞する開閉バルブから構成される。
【0009】マイクロコンピュータよりなる電子制御ユ
ニットUには、ブレーキペダル1の操作を検出するブレ
ーキペダルスイッチ4と、ブレーキペダル1の踏力を検
出するロードセル5と、左前輪WFL、右前輪WFR、左後
輪WRL及び右後輪WRRにそれぞれ設けた車輪速センサ6
…とが接続される。尚、前記ブレーキペダルスイッチ4
はストップランプスイッチによって代用することが可能
である。電子制御ユニットUは前記ブレーキペダルスイ
ッチ4、ロードセル5及び車輪速センサ6…の各出力を
所定のプログラムに基づいて演算処理し、前記各ソレノ
イドバルブ3…を開閉制御するとともに、前記各第2マ
スタシリンダMc2 …に設けたモータ7…をモータドラ
イバー8…を介して駆動制御する。
ニットUには、ブレーキペダル1の操作を検出するブレ
ーキペダルスイッチ4と、ブレーキペダル1の踏力を検
出するロードセル5と、左前輪WFL、右前輪WFR、左後
輪WRL及び右後輪WRRにそれぞれ設けた車輪速センサ6
…とが接続される。尚、前記ブレーキペダルスイッチ4
はストップランプスイッチによって代用することが可能
である。電子制御ユニットUは前記ブレーキペダルスイ
ッチ4、ロードセル5及び車輪速センサ6…の各出力を
所定のプログラムに基づいて演算処理し、前記各ソレノ
イドバルブ3…を開閉制御するとともに、前記各第2マ
スタシリンダMc2 …に設けたモータ7…をモータドラ
イバー8…を介して駆動制御する。
【0010】次に、図2に基づいて第2マスタシリンダ
Mc2 の構造を説明する。
Mc2 の構造を説明する。
【0011】第2マスタシリンダMc2 は、有底円筒状
に形成された第1ケーシング11と、第1ケーシング1
1よりも小径の円筒状に形成された第2ケーシング12
と、第2ケーシング12よりも小径の有底円筒状に形成
されたシリンダ13とを備えており、第1ケーシング1
1の底部と第2ケーシング12の一端とが複数本のボル
ト14…で結合されるとともに、第2ケーシング12の
他端とシリンダ13の開放端とが複数本のボルト15…
で結合される。
に形成された第1ケーシング11と、第1ケーシング1
1よりも小径の円筒状に形成された第2ケーシング12
と、第2ケーシング12よりも小径の有底円筒状に形成
されたシリンダ13とを備えており、第1ケーシング1
1の底部と第2ケーシング12の一端とが複数本のボル
ト14…で結合されるとともに、第2ケーシング12の
他端とシリンダ13の開放端とが複数本のボルト15…
で結合される。
【0012】第1ケーシング11の開放端は複数本のボ
ルト16…で固定されたエンドプレート17によって閉
塞されており、このエンドプレート17の外側に前記モ
ータ7が支持される。第1ケーシング11の底部にはロ
ーラベアリング18を介して回転軸19が支持されてお
り、その両端はそれぞれ第1ケーシング11及び第2ケ
ーシング12の内部に延出する。
ルト16…で固定されたエンドプレート17によって閉
塞されており、このエンドプレート17の外側に前記モ
ータ7が支持される。第1ケーシング11の底部にはロ
ーラベアリング18を介して回転軸19が支持されてお
り、その両端はそれぞれ第1ケーシング11及び第2ケ
ーシング12の内部に延出する。
【0013】第1ケーシング11の内部には、エンドプ
レート17を貫通するモータ7の出力軸20と前記回転
軸19の一端とを接続するトルクリミット機構21が収
納される。トルクリミット機構21は、モータ7の出力
軸20に固着された有底円筒状のアウタハウジング22
と、アウタハウジング22の開放端側にスプライン結合
された複数枚の摩擦板23と、回転軸19の外周にスプ
ライン結合されて前記アウタハウジング22側の摩擦板
23…と交互に重ね合わされた複数枚の摩擦板24…
と、回転軸19の右端にボルト25で固着されたスプリ
ングシート26と、このスプリングシート26と右端に
位置する摩擦板24との間に縮設され、各摩擦板23
…,24…を回転軸19に設けたフランジ191 に向け
て付勢する2本のスプリング27,28とから構成され
る。
レート17を貫通するモータ7の出力軸20と前記回転
軸19の一端とを接続するトルクリミット機構21が収
納される。トルクリミット機構21は、モータ7の出力
軸20に固着された有底円筒状のアウタハウジング22
と、アウタハウジング22の開放端側にスプライン結合
された複数枚の摩擦板23と、回転軸19の外周にスプ
ライン結合されて前記アウタハウジング22側の摩擦板
23…と交互に重ね合わされた複数枚の摩擦板24…
と、回転軸19の右端にボルト25で固着されたスプリ
ングシート26と、このスプリングシート26と右端に
位置する摩擦板24との間に縮設され、各摩擦板23
…,24…を回転軸19に設けたフランジ191 に向け
て付勢する2本のスプリング27,28とから構成され
る。
【0014】而して、回転軸19の負荷が小さいとき、
モータ7のトルクはアウタハウジング22から摩擦板2
3…及び摩擦板24…を介して回転軸19に伝達され、
また回転軸19の負荷が所定値を越えて増加すると、両
摩擦板23…,24…間に発生するスリップによってモ
ータ7から回転軸19に伝達されるトルクの上限値が規
制される。
モータ7のトルクはアウタハウジング22から摩擦板2
3…及び摩擦板24…を介して回転軸19に伝達され、
また回転軸19の負荷が所定値を越えて増加すると、両
摩擦板23…,24…間に発生するスリップによってモ
ータ7から回転軸19に伝達されるトルクの上限値が規
制される。
【0015】第2ケーシング12の内部には、回転軸1
9の回転運動を軸方向往復運動に変換して取り出すため
のボールねじ機構29が収納される。ボールねじ機構2
9は、それ自身の外周に刻設したボール溝301 と第2
ケーシング12の内周に刻設したボール溝121 とに嵌
合する複数個のボール31…を介して第2ケーシング1
2に対して相対回転不能、且つ軸方向摺動可能に支持さ
れた出力部材30を備える。前記ボール31…は出力部
材30に設けた前後一対のクリップ32,33によって
脱落が防止される。そして出力部材30の内部に刻設し
た雌ねじ302と回転軸19の外周に刻設した雄ねじ1
92 との間に、多数のボール34…が嵌合する。
9の回転運動を軸方向往復運動に変換して取り出すため
のボールねじ機構29が収納される。ボールねじ機構2
9は、それ自身の外周に刻設したボール溝301 と第2
ケーシング12の内周に刻設したボール溝121 とに嵌
合する複数個のボール31…を介して第2ケーシング1
2に対して相対回転不能、且つ軸方向摺動可能に支持さ
れた出力部材30を備える。前記ボール31…は出力部
材30に設けた前後一対のクリップ32,33によって
脱落が防止される。そして出力部材30の内部に刻設し
た雌ねじ302と回転軸19の外周に刻設した雄ねじ1
92 との間に、多数のボール34…が嵌合する。
【0016】而して、回転軸19を一方向に回転させる
とボールねじ機構29を介して出力部材30が図中左方
に前進し、回転軸19を逆方向に回転させるとボールね
じ機構29を介して出力部材30が図中右方に後退す
る。
とボールねじ機構29を介して出力部材30が図中左方
に前進し、回転軸19を逆方向に回転させるとボールね
じ機構29を介して出力部材30が図中右方に後退す
る。
【0017】前部及び後部にそれぞれシール35,37
を備えてシリンダ13の内部に摺動自在に嵌合するピス
トン38は、シリンダ13の底部側に画成された油室3
9に縮設されたリターンスプリング40によって後退方
向(図中右側)に付勢されており、その後退限はシリン
ダ13の開放端に固定したストッパ41によって規制さ
れる。油室39には第1マスタシリンダMc1 に接続す
る入力ポート43と、ブレーキキャリパCFL(CFR,C
RL,CRR)に接続する出力ポート44とが形成される。
を備えてシリンダ13の内部に摺動自在に嵌合するピス
トン38は、シリンダ13の底部側に画成された油室3
9に縮設されたリターンスプリング40によって後退方
向(図中右側)に付勢されており、その後退限はシリン
ダ13の開放端に固定したストッパ41によって規制さ
れる。油室39には第1マスタシリンダMc1 に接続す
る入力ポート43と、ブレーキキャリパCFL(CFR,C
RL,CRR)に接続する出力ポート44とが形成される。
【0018】前記入力ポート43は、図2からも明らか
なように第2マスタシリンダMc 2 のピストン38が所
定の中間摺動位置よりも後側(即ちその中間摺動位置と
後退限との間)に在るときには前記油室39と連通する
が、該中間摺動位置よりも前側(即ちその中間摺動位置
と前進限との間)に在るときにはそのピストン38によ
って同油室39から遮断される位置に配置される。また
前記出力ポート44は、前記ピストン38の摺動位置に
関係なく常に前記油室39と連通する位置に配置され
る。
なように第2マスタシリンダMc 2 のピストン38が所
定の中間摺動位置よりも後側(即ちその中間摺動位置と
後退限との間)に在るときには前記油室39と連通する
が、該中間摺動位置よりも前側(即ちその中間摺動位置
と前進限との間)に在るときにはそのピストン38によ
って同油室39から遮断される位置に配置される。また
前記出力ポート44は、前記ピストン38の摺動位置に
関係なく常に前記油室39と連通する位置に配置され
る。
【0019】而して、前進する出力部材30の先端に押
圧されたピストン38がリターンスプリング40に抗し
て前進すると油室39にブレーキ油圧が発生し、そのブ
レーキ油圧は出力ポート44を介して前記ブレーキキャ
リパCFL(CFR,CRL,CRR)に伝達される。
圧されたピストン38がリターンスプリング40に抗し
て前進すると油室39にブレーキ油圧が発生し、そのブ
レーキ油圧は出力ポート44を介して前記ブレーキキャ
リパCFL(CFR,CRL,CRR)に伝達される。
【0020】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
作用について説明する。
【0021】ドライバーがブレーキペダル1を踏んでブ
レーキペダルスイッチ4がONすると、電子制御ユニッ
トUからの指令で3個のソレノイドバルブ3…が閉弁駆
動され、第1マスタシリンダMc1 と3個の第2マスタ
シリンダMc2 …との連通が遮断される。ブレーキペダ
ル1の踏力を検出するロードセル5からの信号を受けた
電子制御ユニットUは、例えば油路LFLに介装した第2
マスタシリンダMc2に前記踏力に応じた所定のブレー
キ油圧を発生させるべく、モータドライバー8を介して
第2マスタシリンダMc2 のモータ7を駆動する。モー
タ7の駆動力はトルクリミット機構21及びボールねじ
機構29を介してピストン38を前進させ、油室39に
ブレーキ油圧を発生させる。このブレーキ油圧は、通常
の制動時 においては第1マスタシリンダMc 1 が発生す
るマニュアル油圧よりも十分に大きいものであって、出
力ポート44からブレーキキャリパCFLに伝達されて左
前輪WFLを制動する。これにより、ブレーキペダル1を
比較的小さな踏力で踏み込み操作しても、上記第2マス
タシリンダMc 2 の倍力機能により強力なブレーキ油圧
が得られる。
レーキペダルスイッチ4がONすると、電子制御ユニッ
トUからの指令で3個のソレノイドバルブ3…が閉弁駆
動され、第1マスタシリンダMc1 と3個の第2マスタ
シリンダMc2 …との連通が遮断される。ブレーキペダ
ル1の踏力を検出するロードセル5からの信号を受けた
電子制御ユニットUは、例えば油路LFLに介装した第2
マスタシリンダMc2に前記踏力に応じた所定のブレー
キ油圧を発生させるべく、モータドライバー8を介して
第2マスタシリンダMc2 のモータ7を駆動する。モー
タ7の駆動力はトルクリミット機構21及びボールねじ
機構29を介してピストン38を前進させ、油室39に
ブレーキ油圧を発生させる。このブレーキ油圧は、通常
の制動時 においては第1マスタシリンダMc 1 が発生す
るマニュアル油圧よりも十分に大きいものであって、出
力ポート44からブレーキキャリパCFLに伝達されて左
前輪WFLを制動する。これにより、ブレーキペダル1を
比較的小さな踏力で踏み込み操作しても、上記第2マス
タシリンダMc 2 の倍力機能により強力なブレーキ油圧
が得られる。
【0022】上記通常の制動時において、第2マスタシ
リンダMc 2 のピストン38がその前進途中で入力ポー
ト43を閉じてからは、ソレノイドバルブ3と油室39
間が遮断状態に置かれ、該ピストン38が引き続き前進
しても該バルブ3には、第2マスタシリンダMc 2 が出
力する強大なブレーキ油圧よりも遥かに小さい上記マニ
ュアル油圧しか作用しなくなるから、バルブ構造の簡素
化と耐久性の向上が図られる。
リンダMc 2 のピストン38がその前進途中で入力ポー
ト43を閉じてからは、ソレノイドバルブ3と油室39
間が遮断状態に置かれ、該ピストン38が引き続き前進
しても該バルブ3には、第2マスタシリンダMc 2 が出
力する強大なブレーキ油圧よりも遥かに小さい上記マニ
ュアル油圧しか作用しなくなるから、バルブ構造の簡素
化と耐久性の向上が図られる。
【0023】尚、ドライバーがブレーキペダル1を踏ん
だ際に、ソレノイドバルブ3が故障して開弁位置にロッ
クした場合でも、ピストン38の前側のシール35が入
力ポート43を越えた時点で油室39とソレノイドバル
ブ3との連通が遮断され、従って油室39に十分なブレ
ーキ油圧を発生させることができ、この場合も、ソレノ
イドバルブ3には第1マスタシリンダMc 1 から出力さ
れる上記マニュアル油圧しか作用しない。
だ際に、ソレノイドバルブ3が故障して開弁位置にロッ
クした場合でも、ピストン38の前側のシール35が入
力ポート43を越えた時点で油室39とソレノイドバル
ブ3との連通が遮断され、従って油室39に十分なブレ
ーキ油圧を発生させることができ、この場合も、ソレノ
イドバルブ3には第1マスタシリンダMc 1 から出力さ
れる上記マニュアル油圧しか作用しない。
【0024】前述した制動中に、車輪速センサ6…から
の信号によって例えば左前輪WFLがロック傾向にあるこ
とが検出されると、電子制御ユニットUからの指令によ
って第2マスタシリンダMc2 のモータ7が逆方向に駆
動され、ピストン38が後退する。その結果、油室39
の容積が増加してブレーキ油圧が減少し、ブレーキキャ
リパCFLによる左前輪WFLの制動力が減少する。このよ
うにして前記ロック傾向が解消されると、再びピストン
38が前進駆動されブレーキキャリパCFLによる左前輪
WFLの制動力が増加する。而して、左前輪WFLにおける
ロック傾向の推移に応じてモータ7を正逆転させること
により、ブレーキキャリパCFLが発生する制動力を調整
して左前輪WFLのロックを防止することができる。
の信号によって例えば左前輪WFLがロック傾向にあるこ
とが検出されると、電子制御ユニットUからの指令によ
って第2マスタシリンダMc2 のモータ7が逆方向に駆
動され、ピストン38が後退する。その結果、油室39
の容積が増加してブレーキ油圧が減少し、ブレーキキャ
リパCFLによる左前輪WFLの制動力が減少する。このよ
うにして前記ロック傾向が解消されると、再びピストン
38が前進駆動されブレーキキャリパCFLによる左前輪
WFLの制動力が増加する。而して、左前輪WFLにおける
ロック傾向の推移に応じてモータ7を正逆転させること
により、ブレーキキャリパCFLが発生する制動力を調整
して左前輪WFLのロックを防止することができる。
【0025】また、非制動時においてアクセルペダルを
踏み過ぎた場合や摩擦係数の低い路面に乗ったような場
合に、車輪速センサ6…からの信号によって例えば左前
輪WFLに過剰スリップが発生したことが検出されると、
電子制御ユニットUからの指令によって第2マスタシリ
ンダMc2 に所定のブレーキ油圧を発生させるべくモー
タ7が駆動される。その結果、第2マスタシリンダMc
2 において発生したブレーキ油圧がブレーキキャリパC
FLに伝達されて左前輪WFLが制動され、該左前輪WFLの
過剰スリップが抑制される。
踏み過ぎた場合や摩擦係数の低い路面に乗ったような場
合に、車輪速センサ6…からの信号によって例えば左前
輪WFLに過剰スリップが発生したことが検出されると、
電子制御ユニットUからの指令によって第2マスタシリ
ンダMc2 に所定のブレーキ油圧を発生させるべくモー
タ7が駆動される。その結果、第2マスタシリンダMc
2 において発生したブレーキ油圧がブレーキキャリパC
FLに伝達されて左前輪WFLが制動され、該左前輪WFLの
過剰スリップが抑制される。
【0026】尚、ここまで左前輪WFLのブレーキキャリ
パCFLに接続された第2マスタシリンダMc2 の制御を
中心に述べてきたが、右前輪WFRのブレーキキャリパC
FRに接続された第2マスタシリンダMc2 及び後輪
WRL,WRRのブレーキキャリパCRL,CRRに接続された
第2マスタシリンダMc2 についても、前述と同様の制
御が行われる。
パCFLに接続された第2マスタシリンダMc2 の制御を
中心に述べてきたが、右前輪WFRのブレーキキャリパC
FRに接続された第2マスタシリンダMc2 及び後輪
WRL,WRRのブレーキキャリパCRL,CRRに接続された
第2マスタシリンダMc2 についても、前述と同様の制
御が行われる。
【0027】電子制御ユニットUを含む制御系がフェイ
ルした場合、常開のソレノイドバルブ3…は開弁状態に
保持される。従って、ブレーキペダル1を踏み込むこと
により第1マスタシリンダMc1 が発生したマニュアル
油圧は、前記各ソレノイドバルブ3…及び各第2マスタ
シリンダMc2 …の油室39…を介してそれぞれのブレ
ーキキャリパCFL,CFR,CRL,CRRに伝達され、従っ
てブレーキペダル1を通常制動時よりも強く踏み込むこ
とで、緊急時に必要な制動力が確保される。
ルした場合、常開のソレノイドバルブ3…は開弁状態に
保持される。従って、ブレーキペダル1を踏み込むこと
により第1マスタシリンダMc1 が発生したマニュアル
油圧は、前記各ソレノイドバルブ3…及び各第2マスタ
シリンダMc2 …の油室39…を介してそれぞれのブレ
ーキキャリパCFL,CFR,CRL,CRRに伝達され、従っ
てブレーキペダル1を通常制動時よりも強く踏み込むこ
とで、緊急時に必要な制動力が確保される。
【0028】また、ブレーキペダル1が操作されていな
いとき、各ブレーキキャリパCFL,CFR,CRL,CRRは
各第2マスタシリンダMc2 …を介して第1マスタシリ
ンダMc1 の共通のリザーバ2に接続されており、配管
系の膨張・収縮による体積変化やブレーキオイルの自然
減少が補償される。このとき、1個の第1マスタシリン
ダMc1 及び3個の第2マスタシリンダMc2 が1個の
リザーバ2を共有しているため、部品点数の削減による
コストダウンを図ることが可能となる。しかも、ソレノ
イドバルブ3…として構造の簡単な開閉バルブを用いる
ことができるので、これによってもコストダウンを図る
ことが可能となる。
いとき、各ブレーキキャリパCFL,CFR,CRL,CRRは
各第2マスタシリンダMc2 …を介して第1マスタシリ
ンダMc1 の共通のリザーバ2に接続されており、配管
系の膨張・収縮による体積変化やブレーキオイルの自然
減少が補償される。このとき、1個の第1マスタシリン
ダMc1 及び3個の第2マスタシリンダMc2 が1個の
リザーバ2を共有しているため、部品点数の削減による
コストダウンを図ることが可能となる。しかも、ソレノ
イドバルブ3…として構造の簡単な開閉バルブを用いる
ことができるので、これによってもコストダウンを図る
ことが可能となる。
【0029】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0030】例えば、実施例では各油路油路LFL,
LFR,LR にそれぞれソレノイドバルブ3…を介装して
いるが、図1にaで示す油路LFL,LFR,LR の分岐部
と第1マスタシリンダMc1 との間に共通のソレノイド
バルブを介装しても良い。
LFR,LR にそれぞれソレノイドバルブ3…を介装して
いるが、図1にaで示す油路LFL,LFR,LR の分岐部
と第1マスタシリンダMc1 との間に共通のソレノイド
バルブを介装しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1マス
タシリンダが発生するブレーキ油圧を第2マスタシリン
ダの油室を経由して車輪ブレーキに伝達する油路を設
け、両マスタシリンダ間の油路に介装した常開型の開閉
バルブを通常制動時には閉弁すると共に、アクチュエー
タで駆動される第2マスタシリンダからのブレーキ油圧
で車輪ブレーキを作動させ、また上記開閉バルブが開き
放しとなってしまうフェイル時には、ブレーキペダルで
駆動される第1マスタシリンダからのマニュアル油圧で
車輪ブレーキを作動させることができるので、両マスタ
シリンダのリザーバを第1マスタシリンダに設けたリザ
ーバで賄って部品点数を削減することができるばかり
か、構造が複雑なスプールバルブに代えて構造が簡単な
開閉バルブを用いてコストの削減を図ることができる。
タシリンダが発生するブレーキ油圧を第2マスタシリン
ダの油室を経由して車輪ブレーキに伝達する油路を設
け、両マスタシリンダ間の油路に介装した常開型の開閉
バルブを通常制動時には閉弁すると共に、アクチュエー
タで駆動される第2マスタシリンダからのブレーキ油圧
で車輪ブレーキを作動させ、また上記開閉バルブが開き
放しとなってしまうフェイル時には、ブレーキペダルで
駆動される第1マスタシリンダからのマニュアル油圧で
車輪ブレーキを作動させることができるので、両マスタ
シリンダのリザーバを第1マスタシリンダに設けたリザ
ーバで賄って部品点数を削減することができるばかり
か、構造が複雑なスプールバルブに代えて構造が簡単な
開閉バルブを用いてコストの削減を図ることができる。
【0032】また第2マスタシリンダには、第1マスタ
シリンダに連なる入力ポートと、車輪ブレーキ側に常時
連通する出力ポートとが形成され、その入力ポートは、
第2マスタシリンダのピストンが所定の中間摺動位置よ
りも後側に在るときには該シリンダの油室と連通する
が、該中間摺動位置よりも前側に在るときにはそのピス
トンによって同油室から遮断される位置に配置されるの
で、通常制動時において、第2マスタシリンダのピスト
ンがその前進途中で入力ポートを閉じてからは、開閉バ
ルブと第2マスタシリンダの油室間が遮断状態に置か
れ、該ピストンが更に前進しても開閉バルブには、第2
マスタシリンダが出力する強大なブレーキ油 圧よりも遥
かに小さいマニュアル油圧しか作用しなくなるから、バ
ルブ構造の簡素化と耐久性の向上が図られる。
シリンダに連なる入力ポートと、車輪ブレーキ側に常時
連通する出力ポートとが形成され、その入力ポートは、
第2マスタシリンダのピストンが所定の中間摺動位置よ
りも後側に在るときには該シリンダの油室と連通する
が、該中間摺動位置よりも前側に在るときにはそのピス
トンによって同油室から遮断される位置に配置されるの
で、通常制動時において、第2マスタシリンダのピスト
ンがその前進途中で入力ポートを閉じてからは、開閉バ
ルブと第2マスタシリンダの油室間が遮断状態に置か
れ、該ピストンが更に前進しても開閉バルブには、第2
マスタシリンダが出力する強大なブレーキ油 圧よりも遥
かに小さいマニュアル油圧しか作用しなくなるから、バ
ルブ構造の簡素化と耐久性の向上が図られる。
【図1】車両用制動装置の全体構成図
【図2】第2マスタシリンダの縦断面図
1 ブレーキペダル 2 リザーバ 3 ソレノイドバルブ(開閉バルブ) 7 モータ(アクチュエータ) 39 油室43 入力ポート 44 出力ポート CFL,CFR,CRL,CRR ブレーキキャリパ(車輪
ブレーキ) LFL,LFR,LR 油路 Mc1 第1マスタシリンダ Mc2 第2マスタシリンダ U 電子制御ユニット(制御手段)
ブレーキ) LFL,LFR,LR 油路 Mc1 第1マスタシリンダ Mc2 第2マスタシリンダ U 電子制御ユニット(制御手段)
フロントページの続き (72)発明者 相磯 大三郎 長野県上田市大字国分840番地 日信工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−238373(JP,A) 特開 平4−169368(JP,A) 特開 平4−163268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/00 - 17/22
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキペダル(1)により作動する第
1マスタシリンダ(Mc1 )と、第1マスタシリンダ
(Mc1 )に設けられたリザーバ(2)と、アクチュエ
ータ(7)により作動する、リザーバを持たない第2マ
スタシリンダ(Mc2 )と、第1マスタシリンダ(Mc
1 )の出力油圧を第2マスタシリンダ(Mc2 )の油室
(39)を経由して車輪ブレーキ(CFL,CFR,CRL,
CRR)に伝達する油路(LFL,LFR,LR )と、第1及
び第2マスタシリンダ(Mc1 ,Mc2 )間の油路(L
FL,LFR,LR )に介装された常開型の開閉バルブ
(3)と、通常の制動時に開閉バルブ(3)を閉弁作動
させると共にブレーキペダル(1)の踏力に応じてアク
チュエータ(7)を作動制御する制御手段(U)とを備
えており、 第2マスタシリンダ(Mc 2 )には、前記油室(39)
をそれより第1マスタシリンダ(Mc 1 )側の油路(L
FL ,L FR ,L R )と連通させる入力ポート(43)と、
同油室(39)をそれより車輪ブレーキ(C FL ,C FR ,
C RL ,C RR )側の油路(L FL ,L FR ,L R )と連通させ
る出力ポート(44)とが形成され、 前記入力ポート(43)は、前記第2マスタシリンダ
(Mc 2 )のピストン(38)が所定の中間摺動位置よ
りも後側に在るときには前記油室(39)と連通する
が、該中間摺動位置よりも前側に在るときにはそのピス
トン(38)によって同油室(39)から遮断される位
置に配置され、 また前記出力ポート(44)は、前記ピストン(38)
の摺動位置に関係なく常に前記油室(39)と連通する
位置に配置される ことを特徴とする、車両用制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05159499A JP3104150B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 車両用制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05159499A JP3104150B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 車両用制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079983A JPH079983A (ja) | 1995-01-13 |
JP3104150B2 true JP3104150B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=15695107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05159499A Expired - Fee Related JP3104150B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 車両用制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104150B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP05159499A patent/JP3104150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH079983A (ja) | 1995-01-13 |
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