JP3035762B2 - 車両用制動装置 - Google Patents

車両用制動装置

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JP3035762B2 JP5159498A JP15949893A JP3035762B2 JP 3035762 B2 JP3035762 B2 JP 3035762B2 JP 5159498 A JP5159498 A JP 5159498A JP 15949893 A JP15949893 A JP 15949893A JP 3035762 B2 JP3035762 B2 JP 3035762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキペダルにより
作動する第1マスタシリンダとアクチュエータにより作
動する第2マスタシリンダとを備え、通常時にはアクチ
ュエータを駆動することにより第2マスタシリンダが発
生するブレーキ油圧で制動を行い、制御系のフェイル時
には第1マスタシリンダが発生するマニュアル油圧で制
動を行うようにした車両用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる車両用制動装置は、特開平4−3
62454号公報により既に知られている。上記公報に
記載された車両用制動装置は、第1マスタシリンダに連
なる油路と第2マスタシリンダに連なる油路とがそれぞ
れ独立に設けられており、前記両油路をスプールバルブ
を介してブレーキキャリパに連なる油路に選択的に接続
することにより、通常の制動時には第2マスタシリンダ
が発生するブレーキ油圧を、またフェイル時には第1マ
スタシリンダが発生するマニュアル油圧をブレーキキャ
リパに伝達するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用制動装置は第1マスタシリンダに連なる油路
と第2マスタシリンダに連なる油路とが独立に設けられ
ており、両油路を切り換えるために各第2マスタシリン
ダに構造の複雑なスプールバルブを設けているため、部
品点数が増加してコストが上昇する問題がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、第2マスタシリンダ毎に設けられた構造の複雑な
複数のスプールバルブを構造の簡単な単一の開閉バルブ
に置き換えることを可能とし、以てコストの削減を図る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブレーキペダルにより作動する第1マス
タシリンダと、アクチュエータにより作動する複数の第
2マスタシリンダと、第1マスタシリンダが発生する
ニュアル油圧を第2マスタシリンダに伝達する第1油路
と、第2マスタシリンダが発生するブレーキ油圧を車輪
ブレーキに伝達する第2油路と、第1油路に介装されて
第1マスタシリンダ及び複数の第2マスタシリンダ間を
連通又は遮断する常開型の単一の開閉バルブと、通常の
制動時に開閉バルブを閉弁作動させると共にブレーキペ
ダルの踏力に応じてアクチュエータを作動制御する制御
手段とを備え、前記第2マスタシリンダが、シリンダの
内部に摺動自在に嵌合する前部ピストンと、前部ピスト
ンの前方に画成されて第2油路に連通する前部油室と、
シリンダの内部に摺動自在に嵌合し、アクチュエータに
より前進駆動されて前部ピストンの後端に当接可能な後
部ピストンと、前部ピストン及び後部ピストン間に画成
されて第1油路に連通する後部油室とを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0007】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は車両用制動装置の全体構成図、図2は第2
マスタシリンダの縦断面図である。
【0008】図1に示すように、自動車の制動装置のブ
レーキペダル1にはリザーバ2を有する第1マスタシリ
ンダMc1 が接続されており、この第1マスタシリンダ
Mc1 の出力ポートには常開の開閉バルブからなるソレ
ノイドバルブ3が接続される。前記ソレノイドバルブ3
の下流において分岐した3本の第1油路LFL,LFR,L
R には、それぞれリザーバ9…を有する同一構造の第2
マスタシリンダMc2…が接続される。また、各第2マ
スタシリンダMc2 …から延びる3本の第2油路MFL
FR,MR は、それぞれ左前輪WFLのブレーキキャリパ
FLと、右前輪WFRのブレーキキャリパCFRと、左右後
輪WRL,WRRのブレーキキャリパCRL,CRRとに接続さ
れる。
【0009】マイクロコンピュータよりなる電子制御ユ
ニットUには、ブレーキペダル1の操作を検出するブレ
ーキペダルスイッチ4と、ブレーキペダル1の踏力を検
出するロードセル5と、左前輪WFL、右前輪WFR、左後
輪WRL及び右後輪WRRにそれぞれ設けた車輪速センサ6
…とが接続される。尚、前記ブレーキペダルスイッチ4
はストップランプスイッチによって代用することが可能
である。電子制御ユニットUは前記ブレーキペダルスイ
ッチ4、ロードセル5及び車輪速センサ6…の各出力を
所定のプログラムに基づいて演算処理し、前記各ソレノ
イドバルブ3を開閉制御するとともに、前記各第2マス
タシリンダMc2 …に設けたモータ7…をモータドライ
バー8…を介して駆動制御する。
【0010】次に、図2に基づいて第2マスタシリンダ
Mc2 の構造を説明する。
【0011】第2マスタシリンダMc2 は、有底円筒状
に形成された第1ケーシング11と、第1ケーシング1
1よりも小径の円筒状に形成された第2ケーシング12
と、第2ケーシング12よりも小径の有底円筒状に形成
されたシリンダ13とを備えており、第1ケーシング1
1の底部と第2ケーシング12の一端とが複数本のボル
ト14…で結合されるとともに、第2ケーシング12の
他端とシリンダ13の開放端とが複数本のボルト15…
で結合される。
【0012】第1ケーシング11の開放端は複数本のボ
ルト16…で固定されたエンドプレート17によって閉
塞されており、このエンドプレート17の外側に前記モ
ータ7が支持される。第1ケーシング11の底部にはロ
ーラベアリング18を介して回転軸19が支持されてお
り、その両端はそれぞれ第1ケーシング11及び第2ケ
ーシング12の内部に延出する。
【0013】第1ケーシング11の内部には、エンドプ
レート17を貫通するモータ7の出力軸20と前記回転
軸19の一端とを接続するトルクリミット機構21が収
納される。トルクリミット機構21は、モータ7の出力
軸20に固着された有底円筒状のアウタハウジング22
と、アウタハウジング22の開放端側にスプライン結合
された複数枚の摩擦板23と、回転軸19の外周にスプ
ライン結合されて前記アウタハウジング22側の摩擦板
23…と交互に重ね合わされた複数枚の摩擦板24…
と、回転軸19の右端にボルト25で固着されたスプリ
ングシート26と、このスプリングシート26と右端に
位置する摩擦板24との間に縮設され、各摩擦板23
…,24…を回転軸19に設けたフランジ191 に向け
て付勢する2本のスプリング27,28とから構成され
る。
【0014】而して、回転軸19の負荷が小さいとき、
モータ7のトルクはアウタハウジング22から摩擦板2
3…及び摩擦板24…を介して回転軸19に伝達され、
また回転軸19の負荷が所定値を越えて増加すると、両
摩擦板23…,24…間に発生するスリップによってモ
ータ7から回転軸19に伝達されるトルクの上限値が規
制される。
【0015】第2ケーシング12の内部には、回転軸1
9の回転運動を軸方向往復運動に変換して取り出すため
のボールねじ機構29が収納される。ボールねじ機構2
9は、それ自身の外周に刻設したボール溝301 と第2
ケーシング12の内周に刻設したボール溝121 とに嵌
合する複数個のボール31…を介して第2ケーシング1
2に対して相対回転不能、且つ軸方向摺動可能に支持さ
れた出力部材30を備える。前記ボール31…は出力部
材30に設けた前後一対のクリップ32,33によって
脱落が防止される。そして出力部材30の内部に刻設し
た雌ねじ302と回転軸19の外周に刻設した雄ねじ1
2 との間に、多数のボール34…が嵌合する。
【0016】而して、回転軸19を一方向に回転させる
とボールねじ機構29を介して出力部材30が図中左方
に前進し、回転軸19を逆方向に回転させるとボールね
じ機構29を介して出力部材30が図中右方に後退す
る。
【0017】シリンダ13の内部には、前端及び後端に
それぞれシール35,36を備えた前部ピストン38f
と、後端にシール37を備えた後部ピストン38rとが
摺動自在に嵌合する。前部ピストン38fのシール35
とシリンダ13の底部との間には前部油室39fが画成
されるとともに、前部ピストン38fのシール36と後
部ピストン38rのシール37との間には後部油室39
rが画成される。前部油室39fに縮設したリターンス
プリング40によって前部ピストン38f及び後部ピス
トン38rは後退方向(図中右側)に付勢されており、
両ピストン38f,38rの後退端はシリンダ13の開
放端に固定したストッパ41によって規制される。
【0018】後部油室39rには第1油路LFL(LFR
R )を介して第1マスタシリンダMc1 に接続する入
力ポート43が形成される。またシリンダ13の上部に
設けたリザーバ9のリリーフポート45及びサプライポ
ート46は、第2マスタシリンダMc2 の不作動時にお
いて前部ピストン38fのシール35の前側(即ち、前
部油室39f)及び後側にそれぞれ連通する。そして前
部油室39fには、第2油路MFL(MFR,MR )を介し
てブレーキキャリパCFL(CFR,CRL,CRR)に接続す
る出力ポート44が形成される。
【0019】而して、前進する出力部材30の先端に押
圧された後部ピストン38r及び前部ピストン38fが
リターンスプリング40に抗して前進すると前部油室3
9fにブレーキ油圧が発生し、そのブレーキ油圧は出力
ポート44を介して前記ブレーキキャリパCFL(CFR
RL,CRR)に伝達される。また、出力部材30が前進
しない場合でも、第1マスタシリンダMc1 から後部油
室39rにマニュアル油圧が伝達されると、前部ピスト
ン38fがリターンスプリング40に抗して前進し、前
部油室39fに発生したブレーキ油圧が出力ポート44
を介して前記ブレーキキャリパCFL(CFR,CRL
RR)に伝達される。
【0020】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
【0021】ドライバーがブレーキペダル1を踏んでブ
レーキペダルスイッチ4がONすると、電子制御ユニッ
トUからの指令でソレノイドバルブ3が閉弁駆動され、
第1マスタシリンダMc1 と3個の第2マスタシリンダ
Mc2 …との連通が遮断される。ブレーキペダル1の踏
力を検出するロードセル5からの信号を受けた電子制御
ユニットUは、例えば第1、第2油路LFL,MFL間に介
装した第2マスタシリンダMc2 に前記踏力に応じた所
定のブレーキ油圧を発生させるべく、モータドライバー
8を介して第2マスタシリンダMc2 のモータ7を駆動
する。モータ7の駆動力はトルクリミット機構21及び
ボールねじ機構29を介して後部ピストン38r及び前
部ピストン38fを前進させ、リザーバ9に連なる前部
油室39fにブレーキ油圧を発生させる。このブレーキ
油圧は、通常の制動時においては前記第1マスタシリン
ダMc 1 が発生するマニュアル油圧よりも十分に大きい
ものであって、出力ポート44から第2油路MFLを介し
てブレーキキャリパCFLに伝達され、左前輪WFLを制動
する。これにより、ブレーキペダル1を比較的小さな踏
力で踏み込み操作しても、上記第2マスタシリンダMc
2 の倍力機能により強力なブレーキ油圧が得られる。
【0022】上記通常の制動過程では、モータ7によっ
て後部ピストン38r及び前部ピストン38fを前進さ
せたとき、後部油室39rに連通するソレノイドバルブ
3には前記ブレーキ油圧よりも遥かに小さい前記マニュ
アル油圧しか作用しないため、そのバルブ構造の簡素化
と耐久性の向上が図られる。
【0023】前述した制動中に、車輪速センサ6…から
の信号によって例えば左前輪WFLがロック傾向にあるこ
とが検出されると、電子制御ユニットUからの指令によ
って第2マスタシリンダMc2 のモータ7が逆方向に駆
動され、後部ピストン38r及び前部ピストン38fが
後退する。その結果、前部油室39fの容積が増加して
ブレーキ油圧が減少し、ブレーキキャリパCFLによる左
前輪WFLの制動力が減少する。このようにして前記ロッ
ク傾向が解消されると、再び後部ピストン38r及び前
部ピストン38fが前進駆動されブレーキキャリパCFL
による左前輪WFLの制動力が増加する。而して、左前輪
FLにおけるロック傾向の推移に応じてモータ7を正逆
転させることにより、ブレーキキャリパCFLが発生する
制動力を調整して左前輪WFLのロックを防止することが
できる。
【0024】また、非制動時においてアクセルペダルを
踏み過ぎた場合や摩擦係数の低い路面に乗ったような場
合に、車輪速センサ6…からの信号によって例えば左前
輪WFLに過剰スリップが発生したことが検出されると、
電子制御ユニットUからの指令によって第2マスタシリ
ンダMc2 に所定のブレーキ油圧を発生させるべくモー
タ7が駆動される。その結果、第2マスタシリンダMc
2 において発生したブレーキ油圧がブレーキキャリパC
FLに伝達されて左前輪WFLが制動され、該左前輪WFL
過剰スリップが抑制される。
【0025】尚、ここまで左前輪WFLのブレーキキャリ
パCFLに接続された第2マスタシリンダMc2 の制御を
中心に述べてきたが、右前輪WFRのブレーキキャリパC
FRに接続された第2マスタシリンダMc2 及び後輪
RL,WRRのブレーキキャリパCRL,CRRに接続された
第2マスタシリンダMc2 についても、前述と同様の制
御が行われる。
【0026】電子制御ユニットUを含む制御系がフェイ
ルした場合、常開のソレノイドバルブ3は開弁状態に保
持される。従って、ブレーキペダル1を踏み込むことに
より第1マスタシリンダMc1 が発生したマニュアル
圧は、前記ソレノイドバルブ3及び入力ポート43…を
介して各第2マスタシリンダMc2 …の後部油室39r
…に伝達され、前部ピストン38f…を後部ピストン3
8r…から離間させて前進駆動する。これにより、前部
油室39f…に発生したブレーキ油圧がブレーキキャリ
パCFL,CFR,CRL,CRRに伝達され、従ってブレーキ
ペダル1を通常制動時よりも強く踏み込むことで、緊急
時に必要な制動力が確保される。
【0027】上述のように、通常時に第2マスタシリン
ダMc2 …を機能させ、またフェイル時に第1マスタシ
リンダMc1 を機能させるソレノイドバルブ3が構造の
簡単な開閉バルブで済み、しかも3個の第2マスタシリ
ンダMc2 …に対して共有されるので、部品点数に削減
によるコストダウンを図ることが可能となる。
【0028】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1油路
に介装された常開型の単一の開閉バルブを通常制動時に
は閉弁すると共に、アクチュエータで駆動される第2マ
スタシリンダのブレーキ油圧で車輪ブレーキを作動さ
せ、また上記開閉バルブが開き放 しとなってしまうフェ
イル時にはブレーキペダルで駆動される第1マスタシ
リンダのマニュアル油圧で車輪ブレーキを作動させるこ
とができるので、従来必要であった構造が複雑な複数個
のスプールバルブを廃止して部品点数及びコストの削減
を図ることができる。
【0030】また上記開閉バルブには、通常の制動過程
では第2マスタシリンダが出力するブレーキ油圧よりも
遥かに小さいマニュアル油圧しか作用しないため、その
バルブ構造の簡素化と耐久性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用制動装置の全体構成図
【図2】第2マスタシリンダの縦断面図
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 3 ソレノイドバルブ(開閉バルブ) 7 モータ(アクチュエータ) 13 シリンダ 38f 前部ピストン 38r 後部ピストン 39f 前部油室 39r 後部油室 CFL,CFR,CRL,CRR ブレーキキャリパ
(車輪ブレーキ) LFL,LFR,LR 第1油路 MFL,MFR,MR 第2油路 Mc1 第1マスタシリンダ Mc2 第2マスタシリンダ U 電子制御ユニット(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相磯 大三郎 長野県上田市大字国分840番地 日信工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−169368(JP,A) 特開 平4−163268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/00 - 17/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダル(1)により作動する第
    1マスタシリンダ(Mc1 )と、アクチュエータ(7)
    により作動する複数の第2マスタシリンダ(Mc2
    と、第1マスタシリンダ(Mc1 )が発生するマニュア
    油圧を第2マスタシリンダ(Mc2 )に伝達する第1
    油路(LFL,LFR,LR )と、第2マスタシリンダ(M
    2 )が発生するブレーキ油圧を車輪ブレーキ(CFL
    FR,CRL,CRR)に伝達する第2油路(MFL,MFR
    R )と、第1油路(LFL,LFR,LR )に介装されて
    第1マスタシリンダ(Mc1 )及び複数の第2マスタシ
    リンダ(Mc2 )間を連通又は遮断する常開型の単一の
    開閉バルブ(3)と、通常の制動時に開閉バルブ(3)
    を閉弁作動させると共にブレーキペダル(1)の踏力に
    応じてアクチュエータ(7)を作動制御する制御手段
    (U)とを備え、 前記第2マスタシリンダ(Mc2 )が、シリンダ(1
    3)の内部に摺動自在に嵌合する前部ピストン(38
    f)と、前部ピストン(38f)の前方に画成されて第
    2油路(MFL,MFR,MR )に連通する前部油室(39
    f)と、シリンダ(13)の内部に摺動自在に嵌合し、
    アクチュエータ(7)により前進駆動されて前部ピスト
    ン(38f)の後端に当接可能な後部ピストン(38
    r)と、前部ピストン(38f)及び後部ピストン(3
    8r)間に画成されて第1油路(LFL,LFR,LR )に
    連通する後部油室(39r)とを備えたことを特徴とす
    る、車両用制動装置。
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