JP3103646U - 脚保護キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 椅子または机のパイプ脚の下端に対して予め装着されている保護部材を取り替えることなく、床面に与える傷や発生する騒音をより低減することが可能な脚保護キャップを提供する。
【解決手段】 本考案の脚保護キャップXは、椅子または机のパイプ脚Yの下端に対し、これに予め装着されている保護部材Pに被せるようにして装着されるものであって、パイプ脚Yの下端部に下方から外嵌装着される有底円筒形のキャップ本体1と、パイプ脚Yの適部に外嵌されつつ、キャップ本体1の上端部に係合連結される環状のロック部材2とを備えており、キャップ本体1の底部本体13には、床面に接するフェルト部材14がインサート成形により一体化されている。
【選択図】 図2

Description

本考案は、脚保護キャップに関し、特に、椅子または机のパイプ脚の下端部に装着される脚保護キャップに関する。
一般的に、学校などで使用される椅子や机の脚は、金属製(例えばスチール製)のパイプにより構成されているものが多く、その脚の下端には、合成樹脂製(例えば塩化ビニル製)の保護部材が装着されている。この保護部材は、金属製のパイプ脚の下端が床面に直接接して擦れることにより、当該床面が傷ついたり、騒音が発生したりすることを抑制するためのものである。
しかしながら、上述のような合成樹脂製の保護部材は、金属製パイプ脚が床面に直接接する場合に比べて、当該床面に与える傷や発生する騒音を低減することができるものの、その効果は未だ充分とは言えず改善の余地があった。特に、学校などにおいては、起立時あるいは着席時など保護部材の底面を床面に接触させた状態で滑動させることが多く、保護部材の底面と床面との摩擦に起因する当該保護部材の磨耗が非常に激しい。そのため、金属製パイプ脚が保護部材を突き破って露出し、このことに起因して床面に与える傷や騒音が大きくなる可能性がある。また、起立時あるいは着席時などは、いずれも学校活動において時間的に重なることが多く、その全体としての騒音も非常に大きい。
そこで、床面に与える傷や発生する騒音をより低減することが可能な保護部材が開発されている。具体的には、保護部材における床面との接触部にフェルト部材などを取りつけたものが開発されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示されている保護部材は、合成樹脂製の保護部材を直接床面に接触するものに比べて、床面に与える傷や発生する騒音が低減されるのに加え、その耐久性にも優れるものの、やはりいずれは劣化してしまう。劣化した保護部材は、望まれる性能を得るために取り替える必要があるが、保護部材は、通常、脱落を防止するためにパイプ脚に対して強固に取りつけられている。そのため、劣化した保護部材を取り替えるには、刃物(例えばカッター)などを使用して、当該保護部材をパイプ脚からから離脱させる必要があった。したがって、劣化した保護部材を取り替える作業は、比較的困難であるのに加え、非常に煩わしい。
登録実用新案第3046022号公報 登録実用新案第3052051号公報
本考案は、このような事情のもとで考え出されたものであって、椅子または机のパイプ脚の下端に対して予め装着されている保護部材を取り替えることなく、床面に与える傷や発生する騒音をより低減することが可能な脚保護キャップを提供することを課題とする。
本考案により提供される脚保護キャップは、椅子または机のパイプ脚の下端に対し、これに予め装着されている保護部材に被せるようにして装着される脚保護キャップであって、パイプ脚の下端部に下方から外嵌装着される有底円筒形のキャップ本体と、パイプ脚の適部に外嵌されつつ、キャップ本体の上端部に係合連結される環状のロック部材とを備えており、キャップ本体の底部には、床面に接するフェルト部材がインサート成形により一体化されていることを特徴としている。
このような構成によると、椅子または机のパイプ脚の下端に対して予め装着されている保護部材に被せるようにしてキャップ本体を装着することが可能となる。そのため、予め装着されている保護部材が劣化していたとしても、当該保護部材を取り替えることなく、キャップ本体の底部に一体化されているフェルト部材を床面に対する接触部とすることが可能となる。したがって、本考案の構成を有する脚保護キャップは、椅子または机のパイプ脚の床面に対する接触部を、予め装着されている保護部材からフェルト部材へ比較的容易かつ簡便に変更することが可能である。
また、接触部をフェルト部材にすることにより、当該接触部の摩擦係数を低減することが可能となる。したがって、床面上で滑らせながら移動させる際に当該床面に与える傷や騒音の発生を低減することが可能である。なお、フェルト部材は、一般的に椅子や机を所定の位置に留めるのに充分な摩擦係数を有している。
好ましくは、ロック部材は、保護部材の上方でキャップ本体の上端部に係合連結され、この係合連結された状態にあるロック部材の内径は、保護部材の外径より小さい。このような構成によると、ロック部材の内径が保護部材の外径より小さいため、例えば脚保護キャップがパイプ脚に対して相対的に下方に移動しようとすると、ロック部材の一部が保護部材に接触することになる。通常、保護部材は、パイプ脚に対して非常に強固に取りつけられている。そのため、ロック部材が保護部材によって係止されることになり、脚保護キャップのパイプ脚に対する相対的な下方への移動は制限される。したがって、脚保護キャップのパイプ脚からの脱落をより確実に防ぐことが可能となる。
好ましくは、ロック部材は、軸方向に延びる切欠き部を有し、かつ、弾性拡径可能に構成されている。このような構成によると、ロック部材に外力を作用させることにより当該ロック部材の内径を拡張することが可能であるのに加え、当該外力を除くことにより元の形状に戻すことも可能である。したがって、ロック部材の内径が保護部材の外径より小さい場合においても、当該ロック部材をパイプ脚の適部に対して、より容易に外嵌することが可能となる。
好ましくは、キャップ本体の上端部とロック部材の下端部とのいずれか一方は、環状の凸部を有し、その他方は、環状凸部を受容し、かつ係合保持する環状溝を有する。このような構成によると、環状凸部を環状溝に係合保持させた状態において、弾性拡径可能に構成されているロック部材の拡径が制限される。したがって、ロック部材を弾性拡径可能な構成にしたとしても、キャップ本体とロック部材との係合連結状態において、ロック部材が拡径することに起因する係合連結状態の解除や脚保護キャップの脱落の発生をより効果的に抑制することが可能となる。
好ましくは、キャップ本体および/またはロック部材は、その内壁面に軸方向に延びる複数のリブを有する。このような構成によると、通常、保護部材の最大外径(例えば、約28.5mm)より若干大きいキャップ本体の内径(例えば、約29mm)が、リブの形成位置において保護部材の最大外径より若干小さくなる(例えば、約28mm)。これにより、複数のリブは、保護部材の一部に食い込む形となる。そして、この食い込みにより、キャップ本体が保護部材に対して、より安定的に取りつけられた状態となるため、キャップ本体ひいては脚保護キャップのガタツキや脱落の発生を抑制することが可能となる。また、複数のリブは、それぞれ軸方向に伸びるように形成されている。そのため、リブの形成位置におけるキャップ本体の内径が保護部材の最大外径より若干小さくても、パイプ脚へのキャップ本体の外嵌装着を妨げ難い。
好ましくは、キャップ本体の底部は、貫通孔を有する。このような構成によると、貫通孔およびフェルト部材を介して、キャップ本体内への空気の出し入れを行うことが可能となる。具体的には、パイプ脚の下端部に下方からキャップ本体を外嵌装着する際に、保護部材が装着されているパイプ脚とキャップ本体とがピストンロッドとシリンダのような関係となっても、キャップ本体内の空気は、貫通孔およびフェルト部材を介して当該キャップ本体の外部へ排出することが可能となる。したがって、キャップ本体内の空気が、保護部材が装着されているパイプ脚により圧縮されることに起因するキャップ本体装着時の抵抗が低減されるため、パイプ脚の下端部へのキャップ本体の外嵌装着はより容易となる。
本考案のその他の利点および特徴については、以下に行う考案の実施形態の説明から、より明らかとなるであろう。
本考案の好ましい実施形態にかかる脚保護キャップXについて、図1〜図4を参照しつつ具体的に説明する。本実施形態においては、脚保護キャップXの装着対象物の一例としてスチール製パイプ椅子を用いて説明するが、接続対象物は、これには限られない。
図1は、本実施形態にかかる脚保護キャップXをパイプ椅子のパイプ脚Yに装着した状態を示す拡大斜視図である。図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。
パイプ脚Yは、図1および図2に示すように、略円筒状であり、その外径D1は、例えば約22.2mmである。パイプ脚Yの下端には、図2に示すように、保護部材Pが外嵌装着されている。保護部材Pは、パイプ脚Yの下端の断面形状(本実施形態においては略円形)に応じて有底円筒状に成形されており、その最大外径D2は、例えば約28.5mmである。保護部材Pの成形材料としては、ゴム状弾性材料(天然ゴム、合成ゴムあるいはエラストマ樹脂など)が挙げられる。
脚保護キャップXは、キャップ本体1と、ロック部材2とを備えており、パイプ脚Yの下端に対し、当該下端に予め装着されている保護部材Pに被せるようにして装着することが可能な構成を有している。ここで、図3は、キャップ本体1を示す斜視図である。また、図4は、ロック部材2を示す斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。
キャップ本体1は、図2および図3に示すように、有底円筒状であり、側部1aと、底部1bとを有している。
側部1aは、側部本体10と、環状凸部11と、リブ12とを有している。側部1aを構成する素材としては、ポリエチレンなどの合成樹脂が挙げられる。ポリエチレンは、防水性、防湿性が高く、油や薬品にも強く、衛生的で毒性を含まないのに加え、低コストで、透明度もあり、着色や印刷も自在である。また、焼却しても水と炭酸ガスになり、塩化水素などの有毒なガスを発しないので、対環境性にも優れている。
側部本体10は、その内径D3が保護部材Pの最大外径D2よりも若干大きく(例えば約29mm)形成されており、パイプ脚Yの下端部に下方から外嵌装着することが可能な構成となっている。
環状凸部11は、キャップ本体1とロック部材2とを係合連結するためのものであり、側部本体10の上端部に矢印A方向に突出するように形成されている。環状凸部11の外周面11aには、外方に向けて突出した周状凸部110が環状に形成されている。
リブ12は、側部本体10の内壁面10aに、軸方向(矢印AB方向)に延びるようにして、周方向等間隔に複数(例えば3〜4箇所)形成されている。これらリブ12の内接円の径D4は、保護部材Pの最大外径D2より小さくなるように設定されており、例えば約28mmである。これにより、パイプ脚Yの下端部にキャップ本体1を外嵌装着する際に、リブ12が保護部材Pの一部に食い込む形となる。そして、この食い込みにより、キャップ本体1が保護部材Pに対して、より安定的に取りつけられた状態となるため、キャップ本体1ひいては脚保護キャップXのガタツキや脱落の発生を抑制することが可能となる。なお、リブ12の形成位置や形状、形成個所数などは、必要に応じて任意に設定すればよい。
底部1bは、底部本体13と、フェルト部材14とを有している。
底部本体13は、図2によく表れているように、キャップ本体1の軸方向(矢印AB方向)に延びる貫通孔130を有している。貫通孔130は、当該貫通孔130を介して、キャップ本体1の内外に空気を流出入させるためのものである。後述するフェルト部材14は、通常、空気透過性を有している。そのため、例えばパイプ脚Yの下端部に脚保護キャップXを外嵌装着させる際に、キャップ本体1内の空気を、貫通孔130および後述するフェルト部材14を介してキャップ本体1の外部に流出させることが可能となる。したがって、外嵌装着時にキャップ本体1内で空気が圧縮されることに起因する抵抗の発生が抑制されるため、外嵌装着をより容易に行うことが可能となる。本実施形態において貫通孔130は、図面上2つしか表れていないが、その形成位置や形状、形成箇所数などは必要に応じて任意に設定すればよい。底部本体13を構成する素材としては、側部1aを構成する素材と同様のものが挙げられる。
フェルト部材14は、底部本体13に対してインサート成形により一体化されている。ここで、インサート成形により底部本体13に対してフェルト部材14を一体化させたキャップ本体1を作製するための一般的な方法について具体的に説明する。まず、キャップ本体1の形状に応じたキャビティ規定面を有する上部金型および下部金型を用意し、この下部金型の所定位置にフェルト部材14を据え置く。次に、下部金型と上部金型とを合わせてキャップ本体1の形状に対応したキャビティを規定し、当該キャビティに溶融状態の合成樹脂(例えばポリエチレン)を注入して固化させる。このようにして、フェルト部材14が底部本体13に一体化されたキャップ本体1が作製される。
ロック部材2は、図4に示すように、弾性拡径可能な環状であり、切欠き部20と、環状溝21とを有している。
切欠き部20は、図1によく表れているように、軸方向(矢印AB方向)に沿って設けられている。これにより、ロック部材2は、適当な外力を作用させることによりロック部材2の内径D5(図2参照)を拡大することが可能となるのに加え、当該外力を除くことにより元の内径D5に戻すことも可能となる。したがって、ロック部材2の内径D5が保護部材Pの最大外径D2より小さい場合においても、ロック部材2をパイプ脚Yの適部に対して、容易に外嵌させることが可能である。
環状溝21は、キャップ本体1とロック部材2とを係合連結するためのものであり、キャップ本体1の環状凸部11を受容して、これを係合保持することが可能な構成を有している。環状溝21に環状凸部11を係合保持させることにより、弾性拡径可能に構成されているロック部材2の拡径が制限される。したがって、ロック部材2が拡径して、キャップ本体1とロック部材2との係合連結状態が解除してしまうことに起因する脚保護キャップXの脱落の発生をより効果的に抑制することが可能となる。
環状溝21の外側内面21aには、図2および図4(b)に示すように、周状凹部210が設けられている。周状凹部210は、図2によく表れているように、キャップ本体1とロック部材2との係合連結状態において周状凸部110に対向する位置に形成されている。周状凸部110と周状凹部210とを係合させることにより、キャップ本体1とロック部材2との矢印AB方向への相対移動がより確実に制限されることになるため、キャップ本体1とロック部材2との係合連結状態をより良好に保つことが可能となる。
以下に、上記構成を有する脚保護キャップXをパイプ脚Yの下端部に装着する方法について説明する。
まず、ロック部材2をパイプ脚Yにおける保護部材Pより上方の高位に外嵌する。より具体的には、ロック部材2の内径D5が保護部材Pの最大外径D2より大きくなるように、ロック部材2に対して適当な外力を作用させて当該ロック部材2を拡径しつつ、所定の位置に外嵌する。
次に、キャップ本体1をパイプ脚Yの下端部に下方から保護部材Pに被せるようにして外嵌装着する。このとき、キャップ本体1のリブ12は、保護部材Pの一部に食い込む。
次に、キャップ本体1に対してロック部材2を近接する方向に移動させて、キャップ本体1の環状凸部11とロック部材2の環状溝21とを係合連結させる。このとき、キャップ本体1に対してロック部材2は、当該ロック部材2の周状凹部210にキャップ本体1の周状凸部110が係合するまで近接移動させる。
本実施形態に係る脚保護キャップXは、パイプ脚Yの下端に対して予め装着されている保護部材Pに被せるようにしてキャップ本体1を装着することが可能となる。そのため、保護部材Pが劣化していたとしても、当該保護部材Pを取り替えることなく、キャップ本体1の底部本体13に一体化されているフェルト部材14を床面に対する接触部とすることが可能となる。したがって、脚保護キャップXは、パイプ脚Yの床面に対する接触部を、保護部材Pからフェルト部材14へ比較的容易かつ簡便に変更することが可能である。
また、接触部をフェルト部材14にすることにより、当該接触部の摩擦係数を低減することが可能となる。したがって、床面上で滑らせながら移動させる際に当該床面に与える傷や騒音の発生を低減することが可能である。ただし、パイプ脚Yを所定の位置に留めるのに望まれる摩擦係数は充分に有している。
本実施形態においてロック部材2の内径D5は、当該ロック部材2とキャップ本体1とが係合連結された状態において、保護部材Pの外径(最大外径D2は約28.5mm)より小さくなるように設定されており、具体的にはパイプ脚Yの外径D1とほぼ同じ大きさ(約22.2mm)に設定されている。これにより、図2によく表れているように、キャップ本体1とロック部材2との係合連結状態において、脚保護キャップXがパイプ脚Yに対して相対的に下方(矢印B方向)に移動しようとすると、ロック部材2の一部が保護部材Pに接触することになる。通常、保護部材Pは、パイプ脚Yに対して非常に強固に取りつけられているため、ロック部材2が保護部材Pによって係止されることになる。したがって、脚保護キャップXのパイプ脚Yに対する相対的な下方への移動は制限されるため、脚保護キャップXのパイプ脚Yから脱落をより確実に防ぐことが可能となる。なお、ロック部材2を構成する素材としては、側部1aおよび底部本体13を構成する素材と同様のものが挙げられる。
以上、本考案の具体的な実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、考案の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本実施形態においては、キャップ本体1とロック部材2との係合連結状態をより良好に保持すべく、周状凸部110と周状凹部210とを係合させているが、これには限られない。たとえば、環状凸部11の外周面11aに周状凹部を設けるとともに、環状溝21の外周内面21aに周状凸部を設け、当該周状凹部および当該周状凸部とを係合させるようにしてもよい。また、環状溝21の外周内面21aに、周状凹部210に代えて周状凸部を設け、当該周状凸部がキャップ本体1の周状凸部110に係止するようにしてもよい。さらに、環状凸部11と環状溝21との接触面自体の摩擦力を高めるように加工してもよい。
本実施形態において、リブ12は、側部本体10の内壁面10aにのみ設けられているが、ロック部材2の内壁面にのみ設けるようにしてもよいし、側部本体10の内壁面10aとロック部材2の内壁面との両方に設けるようにしてもよい。
また、パイプ脚Yに脚保護キャップXを装着した状態における外観の違和感をなくし意匠性を向上させるべく、キャップ本体1を例えばスチール製のパイプ脚Yと同系色に着色してもよい。
本考案の好ましい実施形態に係る脚保護キャップをパイプ脚に装着した状態を示す拡大斜視図である。。 図1に示すII−II線に沿った断面図である。 図1に示す脚保護キャップのキャップ本体を示す斜視図である。 図1に示す脚保護キャップのロック部材を示す斜視図であり、(a)は上側から見た図、(b)は下側から見た図である。
符号の説明
X 脚保護キャップ
Y パイプ脚
P 保護部材
1 キャップ本体
1a 側部
1b 底部
2 ロック部材
10 側部本体
11 環状凸部
12 リブ
13 底部本体
14 フェルト部材
20 切欠き部
21 環状溝
110 周状凸部
130 貫通孔
210 周状凹部

Claims (6)

  1. 椅子または机のパイプ脚の下端に対し、これに予め装着されている保護部材に被せるようにして装着される脚保護キャップであって、
    上記パイプ脚の下端部に下方から外嵌装着される有底円筒形のキャップ本体と、
    上記パイプ脚の適部に外嵌されつつ、上記キャップ本体の上端部に係合連結される環状のロック部材とを備えており、
    上記キャップ本体の底部には、床面に接するフェルト部材がインサート成形により一体化されていることを特徴とする、脚保護キャップ。
  2. 上記ロック部材は、上記保護部材の上方で上記キャップ本体の上端部に係合連結され、この係合連結された状態にあるロック部材の内径は、上記保護部材の外径より小さい、請求項1に記載の脚保護キャップ。
  3. 上記ロック部材は、軸方向に延びる切欠き部を有し、かつ、弾性拡径可能に構成されている、請求項2に記載の脚保護キャップ。
  4. 上記キャップ本体の上端部と上記ロック部材の下端部とのいずれか一方は、環状の凸部を有し、その他方は、上記環状凸部を受容し、かつ係合保持する環状溝を有する、請求項3に記載の脚保護キャップ。
  5. 上記キャップ本体および/または上記ロック部材は、その内壁面に軸方向に延びる複数のリブを有する、請求項4に記載の脚保護キャップ。
  6. 上記キャップ本体の底部は、貫通孔を有する、請求項5に記載の脚保護キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005285A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Aichi Kk 家具用脚端具、後付部材及び家具

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