JP3103534U

JP3103534U - 電気コード安全保護集束器

Info

Publication number: JP3103534U
Application number: JP2003273101U
Authority: JP
Inventors: 哲男越村
Original assignee: 株式会社千住
Priority date: 2003-11-10
Filing date: 2003-11-10
Publication date: 2004-08-19
Anticipated expiration: 2009-11-10

Abstract

【課題】本考案は、一般家庭やオフィスのパソコンやワープロ・プリンター等の電気機器のコードを安全に且つ効率的に収納するための電気コード収納具に関する。
【解決手段】弾性力を有する軟質材料を素材として適当な長さからなり、電気コード（７）が人力で簡単に出し入れ出来るように開閉を可能にした開閉部分（２）を有し、一体成型された蛇腹状のチューブ（１）と、硬質材料を素材として使用開始時に各種コードをまとめるためのチューブ差し込み部（３）・コード入れ部（４）・つかみ部（５）からなるクリップ（６）よりなる電気コード収納具。
【選択図】図１

Description

本考案は、一般家庭やオフィスのパソコンやワープロ・プリンター等の電気機器のコードを安全に且つ効率的に収納するための電気コード集束に関する。

従来、一般家庭やオフィスでは、パソコンやワープロ・プリンター等の電気機器のコードは、電源から各機器まで無雑作に床面を這わせているだけであった。従ってこの何本ものコード類は見た目にも悪いうえに埃もたまりやすく美観上大変問題があった。そして何よりも問題なのは何本ものコードがあるため人が通る時に足に引っ掛けてつまずいて転ぶことで人が怪我をする恐れがあり、そして電気機器類も転倒させて破損させる心配もあった。

このような問題点を解決する方法として、各種電気コードをまとめて束ねる結束バンドやワイヤーグリップなどがあった。しかしこれらはただ単にまとめるだけで美的上良いものとはとても言えるようなものではなかった。又不要な長いコード類の整理用としてはコード収納具（特許文献１参照）も考案されているが、コードの中央の一部分には対応出来るがコンセントに近い部分や機器の差し込み部分に近い部分などには使い難いなど問題点があった。

登録番号：登録実用新案第３０６７９８６号登録日：２０００年２月２日実用新案権者：酒井和彦考案者：酒井和彦考案の名称：コード収納具

本考案は上記のような問題を鑑み、パソコンやワープロ・プリンター等の電気機器のコード類を整理整頓して部屋の中や事務所内を見た目にも美しくして、掃除もしやすくして何よりも大事なのは安全に人の往来が出来るようにすることを目的とする。

上記課題を解決するために本考案は、
（イ）例えばポリエチレンのような弾性力を有する軟質材料を素材として適当な長さからなり、電気コード（７）が人力で簡単に出し入れ出来るように開閉を可能にした開閉部分（２）を有し、一体成型された蛇腹状のチューブ（１）を設ける。
（ロ）例えばＡＢＳ樹脂のような硬質材料を素材として、使用開始時に各種電気コード（７）をまとめるための、チューブ差し込み部（３）・コード入れ部（４）・つかみ部（５）からなるクリップ（６）を設ける。
以上の構成よりなる電気コード安全保護集束器具である。

本考案を利用することによって、増加する一方のＯＡ機器や電器製品・ＡＶ機器などの種々雑多で長さもいろいろある電気コード（７）を整理して機能的に収納させることが出来るようになる。そして見た目もすっきりして美観も良くなるうえに間違って踏んだりしてもチューブ（１）がガードの役目をして電気コード（７）自体の破損防止にも役立つことになる。その上ゴミやほこりが付いても掃除がしやすくなり、一箇所にまとめることにより人がつまずいて転ぶようなことも防ぐことが出来また、乱雑なコードに足を取られ電気機器を転倒するようなことも防止出来る。

以下本考案を実施するための形態について説明する。
（イ）例えばポリエチレンのような弾性力を有する軟質材料を素材として適当な長さからなり、電気コード（７）が人力で簡単に出し入れ出来るように開閉を可能にした開閉部分（２）を有し、一体成型された蛇腹状のチューブ（１）を設ける。使用の場合はこれを筒状にして使用する。
チューブ（１）の素材は、上記では例として弾性力のあるポリエチレンで説明したがゴム素材でも当然のことながら同様の効果はある。
またチューブの太さは電気コード（７）の太さや本数に応じて使い分けるようにする。
（ロ）例えばＡＢＳ樹脂のような硬質材料を素材として、使用開始時に各種電気コード（７）をまとめるための、チューブ差し込み部（３）・コード入れ部（４）・つかみ部（５）からなるクリップ（６）を設ける。
以上の構成よりなる電気コード安全保護集束器具具である。

本考案を使用する場合は、
（ハ）複数の電気コード（７）をクリップ（６）のコード入れ部（４）に挟み込む。
（ニ）クリップ（６）のチューブ差し込み部（３）にチューブ（１）を被せる。
（ホ）チューブ（１）をぐっと奥まで押し込む。
（ヘ）複数の電気コード（７）を片手で持ちながらクリップ（６）を手前に引っ張ってスライドさせて複数の電気コード（７）をコード入れ部（４）に入れて取り付ける。
（ト）チューブ（１）の最後尾でクリップ（６）を抜き取れば取り付け作業終了となる。

図に基づいて説明する。
図１は例として実際に３本の電気コード（７）を本考案を使用してひとまとめにした正面図である。使用するチューブ（１）の太さは電気コード（７）の太さや本数に応じてかえるようにする。
図２は本考案使用例のＡ−Ａ‘の断面図である。
図３は本考案のクリップ（６）の斜視図である。

本考案を実際に利用した場合の正面図本考案使用例の断面図本考案のクリップの斜視図

符号の説明

（１）チューブ
（２）開閉部分
（３）チューブ差し込み部
（４）コード入れ部
（５）つかみ部
（６）クリップ
（７）電気コード

Claims

弾性力を有する軟質材料を素材として適当な長さからなり、電気コード（７）が人力で簡単に出し入れ出来るように開閉を可能にした開閉部分（２）を有し、一体成型された蛇腹状のチューブ（１）と、硬質材料を素材として使用開始時に各種コードをまとめるためのチューブ差し込み部（３）・コード入れ部（４）・つかみ部（５）からなるクリップ（６）よりなる電気コード安全保護集束器。