JP3103347U - 折り畳み式容器の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 折り畳みが可能で、組み立てと折り畳みが容易な折り畳み式容器の構造を提供すること。
【解決手段】 前面板10と背面板30とを折り畳み不能に構成し、他の折り畳み可能に構成した板体20,50,51を前面板10と背面板30とに連結し、各板体の嵌め込み素子を利用して互いに嵌め込んで固定可能に構成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は折り畳み式の容器に関し、より詳細には、連結軸や嵌め座等の部位を利用することにより、簡単に組み立ておよび折り畳み可能な折り畳み式容器の構造に関するものである。
社会の生活レベルの向上に伴い、家庭用の収納箱の需要が高くなり、現在では様々な形状および構造の容器が見受けられる。
しかしながら、容器の種類が多くなればなるほど、容器自体を収納する空間、運び易さ、折り畳みが可能かどうか、組み立てが可能かどうかといったことが、消費者に重要視されるようになった。したがって、大きなスペースを必要とせず、持ち運びに便利で、折り畳みおよび組み立てが容易な容器の構造を提供することが、各メーカーの課題となっている。
従来の容器においては、容器の各パネルには様々な特色があり、その構造上、嵌め込み式であっても、ネジを利用した固定式であっても、組み立ておよび分解には、工具の使用が不可欠である。したがって、このような従来の市販された容器には設計上および実用面で以下のような改良すべき点がある。
まず、従来の容器は、一旦組み立てが完成した後、高層ビルへ運搬する場合、他の道具を使用して先に下ろさなければならない。搬送目的地まで容器の部品を運び込んだり、工具を使用してその場で組み立てる等といった、面倒な工程を必要とする。
そのうえ、台湾や日本のような狭い国土や、スペースに価値を見出す現代人にとって、使用しないときでも多くのスペースを必要とする従来の容器は、問題である。
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、折り畳みが可能で、組み立てと折り畳みが容易な折り畳み式容器の構造を提供することにある。
本考案は折畳み式容器の構造であって、枠体である正面板と、正面板の間を素子で連結した二枚の側板と、背面板と、正面板と背面板の間を連結するトップ板および底板とにより構成し、正面板の枠体と背面板との間の空間を利用して、扉板、側板、トップ板、底板を連結方式で内部に収納し、回転可能に連結した各板の回転性を利用して、各板に、嵌め素子と、この嵌め素子に嵌合可能な嵌め座とを形成し、各板を回転して展開して他の板体と嵌合させて容器上に組み立てると共に、短時間内に折畳み可能に構成したことを特徴とするものである。
さらに本考案は前記した折畳み式容器の構造において、側板にL型の嵌めブロックを形成し、正面板の枠体と背面板とを折り畳む時の内部空間内に一枚のスペーサを追加して設置し、該スペーサは容器を箱状に展開する時に両側板のL型嵌めブロックに嵌め込み可能に構成したことを特徴とするものである。
さらに本考案は前記した折畳み式容器の構造において、正面板は階段状である枠体を有し、各板を嵌め込んで組み立てる時に、他の板体の嵌る力を強めるように補強したことを特徴とするものである。
さらに本考案は前記した折畳み式容器の構造において、トップ板と底板は二枚の折板を連結素子により繋げて折畳み可能に構成し、二つの折畳み板が夫々周辺の連結ブロックと連結棒により正面板の枠体に接し、下にある連結座と背面板の上、下にある連結座に設置し、収納時にトップ板と底板とを折り畳んで収納可能に構成したことを特徴とするものである。
さらに本考案は前記した折畳み式容器の構造において、両側板と背面板とトップ板と底板とに複数の貫通穴を開設し、容器の内部を透視可能に構成したことを特徴とするものである。
本考案の容器は、組み立ておよび折り畳みが可能であり、組み立ての際に工具を必要としない。更に、折り畳み後の容器は、スペースを必要としないため、収納に便利である。
本考案はパネルを連結回転軸で前面板と背面板に連結させ、各パネル上の嵌め素子で互いに嵌め固定し、随時に折畳み、組み立てる機能を発揮でき、容器を使用せずに、または運送、運びの時に空間を省け、便利性を上げるものである。
図1,2を参考しながら、本考案に係る折り畳み式容器について説明する。
図1を参考して説明する。
本考案の折畳み式容器は、箪笥を例にして説明すると、主に正面板(10)と、両側板(20)と、背面板(30)と、二つの扉板(40)と、トップ板(50)と、底板(51)などにより組み立てて構成する。
正面板(10)は階段状のフレームであり、このフレームの内面の上、下側の予定位置に相対なる連結穴(11)と連結穴(12)を形成すると共に、フレームの上、下周辺に連結座(13)を設けている。
側板(20)は二枚の対応する板体であり、各板体の上下の端面の片側に連結軸(21)を設け、相対向する側の端部に嵌めブロック(22)を形成している。二つの側板(20)の上下端部には貫通穴(23)が開設してある。前記した連結軸(21)は正面板(10)の連結穴(11)と対応した連結可能な位置に形成する。二つの側板(20)の側面には複数のL字形を呈するストッパー(24)を形成している。
背面板(30)は階段状枠(31)を有する板体であり、背面板(30)の枠体の内面には、側板(20)の嵌めブロック(22)と対応する位置に嵌め座(32)を形成する。背面板(30)の上下両側辺りには夫々連結座(33)を設けている。
扉板(40)は二枚の扉からなり、扉板(40)の上、下辺りには夫々活動軸(41)があり、二つの扉板(40)は上、下辺りの活動軸(41)を正面板(10)の枠体に形成した連結穴(12)内に設置することで取り付けられる。
トップ板(50)と底板(51)は、中央の素子(52)で繋げた二枚の折畳み板(53)を折り畳み可能に組み立てて構成するものであり、その二つの折畳み板(53)が夫々周縁に形成した連結ブロック(54)と連結棒(55)とにより正面板(10)の枠体の上、下の連結座(13)と、背面板(30)の連結座(33)とに連結可能に構成されている。トップ板(50)と底板(51)の二つの折畳み板(53)の両側には、側板(20)の通し穴(23)に対応した位置にL型嵌め座(56)を設けている。
スペーサ(80)は扉板(40)のそばに置く板体であり、下の周辺にL型ストッパー(24)の突出辺り(81)がある。
また図2を参考して説明する。
本考案に係る容器は、正面板(10)が扉板(40)とスペーサ(80)と側板(20)を内蔵し、しかも正面板(10)と背面板(30)の間が折り畳み可能なトップ板(50)と底板(51)で連結した構造である。
折り畳む時、正面板(10)と背面板(30)が内部空間に折り畳まれる。扉板(40)と両側板(20)とトップ板(50)及び底板(51)の折畳み板(53)は、すべて中に折畳んだ状態で収納することができる。
したがって、本考案は使用しないときや、運送時において余分や空間を必要としなくて済み、便利性のある折畳み式容器を得ることができる。
図3を参考して説明する。
本考案は組み立てて使用するときは、使用者が正面板(10)と背面板(30)だけを押し開くことにより、トップ板(50)と底板(51)の折畳み板(53)が中央素子(52)を軸にして展開する。両側板(20)を正面板(10)の両側の連結穴(11)内に入り込むまで回転させる。そして両側板(20)の相対する辺りに形成した嵌めブロック(22)を利用して背面板(30)の嵌め座(32)に嵌め込む。さらに両側板(20)の上、下に形成した通し穴(23)に、トップ板(50)と底板(51)の両周辺に形成したL型嵌め座(56)に嵌め込む。
使用者はまたスペーサ(80)の突出辺り(81)を両側板(20)のL型ストッパー(24)に対応させて嵌めて掛止する。最後に、使用者が扉板(40)を開閉操作可能にして容器として使用する。
本考案に係る容器は、上記した展開手順で簡単で快速に組み立てすることができる。また組み立てに工具類が要らない。本考案は随時、折り畳んで収納したり、組み立てて使用できて、時間も大幅に省くことが可能な折畳み式の容器を提供できる。
図4,5に他の形態を示す。
本考案はトップ板(50)と底板(51)とを全体の一番後ろに設置するようにしてもよい。
より具体的に説明すると、トップ板(50)は正面板(10)の上に、底板(51)は正面板(10)の下に設置する方式で、背面板(30)と、スペーサ(80)が正面板(10)と背面板(30)の折り畳む空間内に収納する。予定嵌め方式を運用しトップ板(50)と底板(51)との間に組み立てる。上記した実施の形態の構造と同様に、連結板と嵌め込み機構とを組み合わせて適用するものである。
また図6,7はトップ板(50)と底板(51)とを一枚の完全な板として設計し、これらのトップ板(50)と底板(51)を正面板(10)と背面板(30)に夫々折り畳み可能に連結し、直接に上方へ折り畳むように構成した他の実施の形態を示すものでもある。
図8,9に他の実施の形態を示す。
本考案は正面板(10)を下方に位置させ、背面板(30)を中空フレームにすることが出来、そして前記した扉板(40)を取り外せば、両側板(20)とトップ板(50)と底板(51)を下方の正面板(10)と連結することで、折り畳み可能な引出しを得ることができる。
他に、本考案は図10,11に示すような物置きの形態に適用することができる。
この形態例は折畳み式容器の正面板(10)と背面板(30)の上にサポート(61)を追加したもので、サポート(61)の中央に素子(52)で繋げた二枚の畳み板(53)を設け、下方に複数の滑車輪(60)を設置したものである。
本考案は容器に組み立てて上方に物置きを有する形態である。図8,9の中の引き出し形態の容器を本例の物置き下の空間内に設置することが可能である。一セットで多機能の折畳み式容器を提供することができる。
図12にダブルの引き出しに適用した形態を示す。
本考案は既述した各形態を適宜組み合わせて例えば第13,14に示すように構成しても良い。
また、図15にはペットボックスに適用した折畳み式の容器の例を示す。
本例にあっては、両側板(20)と、背面板(30)と、トップ板(50)と底板(51)に複数の貫穿孔(90)を開設して、内部を透視できる形態にする。
本考案は一般のペットボックスに適用できるので、適用範囲が広範である。
本考案の第一実施例における分解立体図である。 本考案の第一実施例における折畳み収納状態の概略図である。 本考案の第一実施例における組み立て立体図である。 本考案の第二実施例における折畳み収納状態の概略図である。 本考案の第二実施例における組み立て横視図である。 本考案の第三実施例折畳み収納状態における概略図である。 本考案の第三実施例における組み立て立体図である。 本考案の第四実施例における折畳み収納状態の概略図である。 本考案の第四実施例における組み立て立体図である。 本考案の第五実施例における折畳み収納状態の概略図である。 本考案の第五実施例における組み立て立体図である。 本考案の第六実施例の組み立て立体図である。 本考案の第七実施例における組み立て立体図である。 本考案の第七実施例における折畳み収納状態の概略図である。 本考案の第八実施例におけるペットボックスの形態の組み立て立体図である。
符号の説明
10 正面板
11 連結穴
12 連結穴
13 連結座
20 側板
21 連結軸
22 嵌めブロック
23 通し穴
24 L型ストッパー
30 背面板
31 階段状枠
32 嵌め座
33 連結座
40 扉板
41 活動軸
50 トップ板
51 底板
52 素子
53 折畳み板
54 連結ブロック
55 連結棒
56 L型嵌め座
60 滑車輪
61 サポート
80 スペーサ
81 突出辺り
90 貫穿孔

Claims (5)

  1. 折畳み式容器の構造であって、
    枠体である正面板と、
    正面板の間を素子で連結した二枚の側板と、
    背面板と、
    正面板と背面板の間を連結するトップ板および底板とにより構成し、
    正面板の枠体と背面板との間の空間を利用して、扉板、側板、トップ板、底板を連結方式で内部に収納し、
    回転可能に連結した各板の回転性を利用して、各板に、嵌め素子と、この嵌め素子に嵌合可能な嵌め座とを形成し、
    各板を回転して展開して他の板体と嵌合させて容器上に組み立てると共に、短時間内に折畳み可能に構成したことを特徴とする、
    折畳み式容器の構造。
  2. 請求項1に記載した折畳み式容器の構造において、側板にL型の嵌めブロックを形成し、正面板の枠体と背面板とを折り畳む時の内部空間内に一枚のスペーサを追加して設置し、該スペーサは容器を箱状に展開する時に両側板のL型嵌めブロックに嵌め込み可能に構成したことを特徴とする、折畳み式容器の構造。
  3. 請求項1に記載した折畳み式容器の構造において、正面板は階段状である枠体を有し、各板を嵌め込んで組み立てる時に、他の板体の嵌る力を強めるように補強したことを特徴とする、折畳み式容器の構造。
  4. 請求項1に記載した折畳み式容器の構造において、トップ板と底板は二枚の折板を連結素子により繋げて折畳み可能に構成し、二つの折畳み板が夫々周辺の連結ブロックと連結棒により正面板の枠体に接し、下にある連結座と背面板の上、下にある連結座に設置し、収納時にトップ板と底板とを折り畳んで収納可能に構成したことを特徴とする、折畳み式容器の構造。
  5. 請求項1に記載した折畳み式容器の構造において、両側板と背面板とトップ板と底板とに複数の貫通穴を開設し、容器の内部を透視可能に構成したことを特徴とする、折畳み式容器の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008001370A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Sanko Co Ltd 折り畳みコンテナー

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