JP3102931U - 脇息 - Google Patents

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宏之 宮
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シャディ漆器工芸株式会社
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Abstract

【課題】脇息を長年使用すると、脚板の付根部分にがたが生じやすいことから、脚板に十分な強度を持たせ、かつ、座って使用する多種の品物を身近に収納可能な、座卓などと共に用いることで大きな利便性が得られる脇息を提供する。
【解決手段】肘掛板1の下面前後に厚さ方向を前後方向とした脚板2を備えている脇息において、両小口端を前後の脚板2の下部に固定して複数枚の側板3を架設し、その複数枚の側板の間に形成される空間に小物の収納部5を形成する。収納部は、側板3間を仕切り板4で区画したり、隣接する側板3の上部に底板を架設してトレーを形成し、更に、上記底板12の下方空間に引出や開閉扉付の収納部を配置することにより形成できる。
【選択図】図2

Description

この考案は、座布団の脇に置いて、座った姿勢で肘を置いたり体を凭せ掛けるのに用いる、脇息に関するものである。
脇息は、上面にクッションを取り付けた又は取り付けていない肘掛板1の下面前後に脚板2を固定した構造で、座布団に座るときに座布団の脇に置いて、肘を置いたり、体を凭せ掛けたり、立ち上るときに手を掛けたりするのに用いられている。
脇息は、和風の部屋の雰囲気に適合するように、一般的には木製で、脚板にも木板が用いられている。脚板は、脇息に斜めに力が加わったときにも側方に倒れないように、かつ畳にかかる荷重を分散させるように、ある程度幅のある板材をその幅方を肘掛板の幅方向にして取り付けられている。従って、脚板の板厚方向は肘掛板の前後方向となる。
肘掛板の前後に、板厚方向を肘掛板の前後方向にして脚板の固定する構造では、肘掛板に前後方向の力が加わったとき、肘掛板と脚板の固定端に大きな内部応力が作用して、脚板が倒れるということが起こる。これを避けるために従来の脇息では、両小口端を前後の脚板上部に固定した補強板を、肘掛板と補強板との関係が断面でT字形となるように、肘掛板の下面に取り付けていた。
一方、座って使用する各種の小物を収納する収納部を肘掛に設けた椅子が種々提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2には、椅子の肘掛けにおいて、肘を置く台自体を細長い収納箱として、その収納箱の蓋板を肘掛板としたものが提案されている。また、特許文献3には、同様な構造の小物入れを備えた自動車用シートの肘掛が提案されている。更に特許文献4には、ソファ等の枕や肘掛等として使用するクッションに引出しを設けたものが提案されており、特許文献5には、肘掛板の下に垂直軸回りに回動する複数段の小物入れを設けた座椅子が提案されている。
実開昭63‐103358号公報 実開昭62‐109648号公報 実開昭57‐164661号公報 実開昭57‐152051号公報 実開昭57‐97445号公報
従来の脇息において、脚板の倒れを防止するために設けられている補強板は、美感や体裁の点からあまり頑丈な丈高いものとすることができず、しかも脚板に倒れ方向の力が加わったときに大きな応力が作用する脚板の付根部分に取り付けられるため、脇息を長年使用すると、脚板の付根部分にがたが生じやすいという問題があった。
また、肘掛部分に小物の収納部を設けた従来の椅子や座椅子は、単に肘掛板の下方の空間を小物収納用の空間として利用しただけのものであり、それ以上の機能は備えていないものであった。また、椅子や座椅子の肘掛は、肘掛に側方に力が加わっても椅子自体が肘掛の倒れを防止してくれるから、肘を安定に置くことができる幅以上の幅にする必要がない。従って、椅子や座椅子においては、肘掛部分に形成される収納部の容積が小さいものとならざるを得ず、収納空間を大きくしようとすれば、肘掛自体を不必要に幅広のものにしなければならないという問題が生ずる。
そこで、この考案は、肘掛板1の下面前後に厚さ方向を前後方向とした脚板2を備えている脇息において、両小口端を前後の脚板2の下部に固定して複数枚の側板3を架設し、その複数枚の側板の間に形成される空間に小物の収納部5、10、12を形成した脇息を提供することにより、上記課題を解決している。
上記小物の収納部5、12は、隣接する側板3間に底板を配置し、その底板上部の側板3間に仕切り板4を架設することにより形成できる。また、隣接する側板3の内側上部に底板12を架設してトレー13を形成すること、更に、上記底板12の下方空間に側方に引き出される収納箱10や開閉扉付の収納部を配置することにより形成できる。
この考案は、デッドスペースとなっている脇息の肘掛板1の下方の空間を小物の収納空間とすると共に、当該収納空間を形成するための側板3の小口端を前後の脚板2に固着することにより、当該側板3に脚板2の倒れ止めの機能を持たせたものである。収納部を形成するための側板3は、ある程度高さを高くしても美感を損ねたり不自然な印象を与えたりしないので、脚板2の倒れ止めとしての十分な強度を持たせることができる。
更に脇息は、前述したように、体を凭せ掛けたときに側方に倒れるのを防止するために、ある程度の幅の脚板2を供えているので、その間の空間を利用することで、新聞や複数冊の雑誌なども収納可能な大きな収納空間を形成できる。従って、この考案の脇息を居間や書斎に置いておけば、新聞や読みかけの書籍、携帯電話や郵便物、筆記用具やメモ用紙など、座って使用する多種の品物を身近に収納しておくことができ、引出しなどを備えていない座卓と共に用いることで大きな利便性を発揮することができる。
以下、図面を参照して、この考案の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の斜視図で、1は肘掛板、2は肘掛板1の下面前後に上端を固着した脚板、3は両小口端を前後の脚板2の内側下部に固着した側板、4は隣接する2枚の側板間に架設した仕切板である。図には表れていないが、両側板3の内側底辺部分には、底板が配置されている。これらの底板、側板3及び仕切板4により、肘掛板1の下方部分に、肘掛板1との間に出し入れのための十分なスペースを形成した状態で、複数の収納部5が形成されている。
図の例では、3枚の仕切板4が略等間隔に配置されているが、仕切板の枚数や間隔を変えることによって大小の収納部を自由に形成できる。また、側板3を3枚にして、それによって形成される2つの収納空間の内の一方を仕切版を有しない狭幅のものとすることで、当該空間を新聞や雑誌の収納空間とすることができる。
なお、側板の下辺6及び前述した底板は、脚板2の下辺より若干高い位置にあり、畳の上に置いたときに、脚板2の下辺のみが当接して脇息の座りが不安定になるのを防止している。
図2は、この考案の第2実施形態を示す斜視図で、側方へ引き出される引出し10を設けた例を示したものである。
前後の脚板2の間に設けた2枚の側板3の一方には、引出しを挿入するための開口11が設けられ、この開口の上辺と側辺の位置に仕切板4と上底板12とが両側板3、3の間に架設して設けられている。上底板12の上部は浅い皿状の収納空間13となっており、また仕切板4の反引出し側は、その底部に底板を設けて図1の収納空間と同様な収納空間5が形成されている。開口11には側方へ引き出される引出し10が設けられている。14は引出しの引き手である。
なお、図には装飾が施されていないシンプルな形状のものを示したが、肘掛板1の上面にクッション材を取り付けたり、脚板2の側辺を曲線状にしたり、その上部に切り抜き模様などを適宜設けて、より装飾性のある種々の美感の脇息を提供することができる。また、収納部の形態も図示形態に限定されるものではなく、その大きさや区画数、引出しの有無や引出しの数、蝶番式の扉や取り外し式の内蓋を設けるなど、種々の形態の収納部を組み合わせて形成することが可能である。
第1実施形態の斜視図 第2実施形態の斜視図
符号の説明
1 肘掛板
2 脚板
3 側板
4 仕切板
5 収納部
10 引き出し
11 開口
12 上底板
13 収納空間

Claims (3)

  1. 肘掛板(1)の下面前後に厚さ方向を前後方向とした脚板(2)を備えている脇息において、両小口端を前後の脚板の下部に固定して複数枚の側板(3)が架設され、隣接する側板間の空間に小物の収納部(5,10,12)を形成した、脇息。
  2. 隣接する側板間に配置された底板と、当該側板間に架設された仕切り板(4)とを備えている、請求項1記載の脇息。
  3. 隣接する側板の内側上部に架設されてトレー(13)を形成している底板(12)と、この底板の下方空間に配置されて側方に引き出される収納箱(10)とを備えている、請求項1又は2記載の脇息。
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