JP3102604U - 火炎検知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小さな火炎をも感知し、容易な監視作業が可能である火炎感知器を安価に提供する。
【解決手段】 任意の波長帯の赤外線を透過させる赤外線フィルタを備え、前記赤外線フィルタを透して受像した画像を、画像データとして出力するCCDカメラ部と、上記CCDカメラ部より入力した画像データについて、予め設定した波長以上の画素と、その波長以下の画素とに分類する二値化処理をした後、それぞれ異なる色画素に変換して、色データとして出力する二値化処理部と、前記二値化処理部より入力した色データを画面に表示する画面表示部を備える火炎検知器である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、火炎検知器に関するものである。
従来、火炎の発生を検知する火炎検知器として、赤外線カメラで受像したものをモニタで表示し、チェックを行うというものがあった。しかし、このような検知器では炎以外の画像もモニタに表示されてしまう為、監視作業の効率が悪く、炎の発生のみを効率よく検知するという点において不都合があった。特に火炎部分が煙草や線香などの微小な火種である場合は、モニタをチェックすることによる発見は非常に困難であった。
また、その他の火炎検知器としてサーモグラフィーを利用するものもあった。しかし、サーモグラフィーは非常に高価な機器であるため、火炎検知器として導入するには、費用がかかりすぎるといった欠点があった。
このような不都合を解決するため、本願考案は、小さな火炎をも感知し、容易な監視作業が可能である火炎感知器を安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の考案は任意の波長帯の赤外線を透過させる赤外線フィルタを備え、前記赤外線フィルタを透して受像した画像を、画像データとして出力するCCDカメラ部と、上記CCDカメラ部より入力した画像データについて、予め設定した波長以上の画素と、その波長以下の画素とに分類する二値化処理をした後、それぞれ異なる色画素に変換して、色データとして出力する二値化処理部と、前記二値化処理部より入力した色データを画面に表示する画面表示部を備えることを特徴とする火炎検知器を提供する。
上記した本考案によれば、受像した画像のうち高温である場所のみがモニタに表示されるため、監視が容易な火炎検知器を提供することが可能である。また、一単位画素からの判別が可能であるため、非常に小さな熱源を検知することが可能である。さらに、従来のサーモグラフィー式の炎検知器に比べて安価に構成可能である。
以下、本考案の火炎検知器について、図示例と共に説明する。
図1は本考案による火炎検知器の実施の形態を示す概略的な構成図である。
火炎検知器1は、赤外線フィルタ2を備えたCCDカメラ3と、二値化処理部4と、モニタ部5とからなる。CCDカメラ3と二値化処理部4、および二値化処理部4とモニタ部5はそれぞれ接続用ケーブルによって接続されている。
本考案における火炎検知器の構成を、実施例に基づいて説明する。
本実施例では、図1に示されている通り、火のついた煙草を受像することで火の発生を検知する処理を行うとする。
火のついた煙草の画像は、赤外線フィルタ2において任意の波長帯の赤外線のみが透過した後、CCDカメラ3によって受像される。この段階での画像は、火のついた部分以外も表示されているものとなる。火のついた部分以外からも赤外線フィルタ2を透過する赤外線が放射されており、CCDカメラ3はそのような部分も認識してしまうからである。
上記の通りCCDカメラ3で受像した画像は、画像データとして二値化処理部4に入力される。
CCDカメラ3からの画像データは、二値化処理部4において微小な画素ごとに認識される(図2(a))。そして波長について一定のしきい値を設定し、各セルの中でしきい値以上の波長を有する画素と、しきい値以下の波長を有する画素に分類される。本実施例においては、煙草の火がついてる部分とそれ以外の部分に分類される。
そして二値に分類された画素は、それぞれ定められた色の画素データに変換される。本実施例では、しきい値以上の波長を有する画素は白色の画素データに、しきい値以下の波長を有する画素は黒色の画素データに変換される。これらの色の設定は適宜変更可能であるが、二つの画素データの分別を容易に行うためにも、対照色であることが望ましい。
このように画素データに変換された画素データは、その画素の画像上の位置データと共にモニタ部5に出力される。
二値化処理部4より入力された画素データは、共に入力された位置データに基づいてモニタ5上に表示される。実施例においては、煙草で火がついている部分が白色で表示され、それ以外の範囲が黒色で表示されている(図2(b))。このように火炎部分とそれ以外の部分が対照色で表示されるため、監視が非常に容易なものとなる。
また、本実施例では画素数を少なくしたが、画素数を多く取ることで多くの画素においての波長分類が可能となるため、微小な火炎の検出も可能となる。
本考案の火炎検知器は、例えばガソリンスタンドや博物館などの火気厳禁場所に設置される。その他にも、実験室や製造工場における火炎検知器としての使用が可能である。
さらに、二値処理部4において火炎と思われる画素を発見することにより、所定の制御を行う構成にしてもよい。例えば二値処理部4にサイレンや回転灯を接続し、火炎と思われる画素を発見することでサイレンや回転灯に信号を送り、これらを作動させる構成とすることが考えられる。
本考案を実施する形態の一例を示す斜視図である。 本考案において、各処理段階での画像データを示すイメージ図である。
符号の説明
1 火炎検知器
3 CCDカメラ
4 二値処理部
5 モニタ部

Claims (1)

  1. 任意の波長帯の赤外線を透過させる赤外線フィルタを備え、前記赤外線フィルタを透して受像した画像を、画像データとして出力するCCDカメラ部と、
    上記CCDカメラ部より入力した画像データについて、予め設定した波長以上の画素と、その波長以下の画素とに分類する二値化処理をした後、それぞれ異なる色画素に変換して、色データとして出力する二値化処理部と、
    前記二値化処理部より入力した色データを画面に表示する画面表示部を備える
    ことを特徴とする火炎検知器。
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