JP3102278U

JP3102278U - 自立支柱付靴べら

Info

Publication number: JP3102278U
Application number: JP2003273143U
Authority: JP
Inventors: 直弘清水
Original assignee: アイメディア株式会社
Priority date: 2003-12-16
Filing date: 2003-12-16
Publication date: 2004-07-02
Anticipated expiration: 2009-12-16

Abstract

【課題】誰もが安心して簡単に使用出来、且つ、軽くて丈夫で、伸縮長さ調整可能な自立支柱付靴べらを開発・提供する。
【解決手段】伸縮式自立支柱１と、靴べら2を組み合わせて成る自立支柱付靴べら２において、該自立支柱は、支柱本体と、支柱本体の上端部に設けた取手部１aと、支柱本体の下端部に設けた安定用支架1dとで成り、且つ、該支柱本体は、所定寸法間隔で段階的に所定の寸法程伸縮長さ調整可能とし、且つ、該支柱本体下端部の安定用支架中央部に靴べらを設けたものである。
【選択図】図１

Description

この考案は、自立支柱付靴べらに関するものである。

従来の靴べらには数多くの種類が見受けられ、本来の靴べらの機能だけを有するものや、杖状の支柱に靴べらを設けた物や、靴べら付中敷きや、靴べら付靴等、複数の機能を有する物等種々様々である。

そこで、その一部を紹介すると、まず、立ったままで靴を履いたり、脱いだりでき、しかも、脱いだ靴の向きを反転して揃えることが出来る物や、靴べら付履物整頓具や、又、長さを任意に伸縮長さ調整可能な支柱の下部に、靴べらを設けた物等がある。（例えば、特許文献１〜３を参照。）
登録実用新案第３０２０８７６号特許公開２０００−１３５１５６特許公開２００２−１８６５５１

しかし、これまでに出願された大半が、使い勝手に問題が有ったり、又、強度不足や安定性に今一不安を感じるものが多かった。

そこで、この考案は、上記課題を達成する為に、誰もが安心して簡単に使用出来、且つ、軽くて丈夫で、伸縮長さ調整可能な自立支柱付靴べらを開発・提供する事にある。

この課題を解決する為の手段として、この考案は自立支柱と、靴べらを組み合わせて成る自立支柱付靴べらにおいて、伸縮調整可能な支柱を設け、該支柱の上端部には取手部を設け、下端部両側に一対の安定用支架を設け、且つ、下端部中央には靴べらを設けたものである。

この考案の効果として、伸縮式自立支柱と、靴べらを組み合わせる事で、本来の靴べらとしての機能は勿論、安定性と高さ調整機能を有する伸縮式の軽量型高強度の杖としての機能を加える事で、誰もが安心して簡単に靴べら及び杖として使用出来る。

又、支柱の下端部に設けた安定用支架の２本の爪部を使用して一対の靴を同時に持ち上げ、整理・整頓をすることも出来、又、使用後に手を離しても自立可能な為、使い勝手が非常に良い等、極めて有益なる効果を奏するものである。

この考案の最良の形態は、軽量型高強度を有する伸縮式自立支柱と、靴べらを組み合わせて構成するものである。

そこで、この考案の一実施例を図１〜図３に従って詳述すると、自立支柱と、靴べらを組み合わせて成る自立支柱付靴べらにおいて、伸縮調整可能な支柱（１）を設け、該支柱（１）の上端部には取手部（１ａ）を設け、下端部両側に一対の安定用支架（１ｄ）を設け、且つ、下端部中央には靴べら（２）を設けた事を特徴とする自立支柱付靴べらから構成される。

次に、この考案の各部の材質、及び内部構造について説明すると、まず、支柱（１）の上部の取手（１ａ）は、略Ｔ字状の樹脂で形成され、支柱は外径寸法が２０ｍｍ×１６ｍｍの楕円形状をしたアウターパイプ（１ｂ）と、外径寸法が２３．５ｍｍ×１９ｍｍの楕円形状をしたインナーパイプ（１ｃ）の大小２種類の楕円形状アルミ製パイプを嵌挿し、且つ、上下伸縮方向の所定長さ寸法（Ｘ）（Ｘ’）は、最大１００ｍｍ程伸縮可能とし、又、金属製ストッパー（３）と、略Ｕ形スプリング（４）を組み合わせて、２５ｍｍの所定寸法間隔（Ｐ）で段階的に固定出来る様に、アウターパイプ（１ｂ）側の側部に、直径約φ６．５ｍｍの穴（１ｂ’）を５箇所設けて形成されている。

又、支柱の下端部に設けた安定用支架（１ｄ）は、支柱と同様、アルミ製で、正面視形状が逆Ｕ字形で、右側面視形状がＬ字形状で、平面視形状が略逆Ｍ字形状に形成することで、安定性を持たせている。又、左右に分かれた２本の爪部（１ｄ’）を使用して靴の穴部に差し込んで靴を持ち上げ、整理・整頓をする事が出来る。

そして、安定用支架（１ｄ）の中央部に設けた靴べらは、樹脂製で形成され、使い勝手を良くする為に、所定の角度（α）を設けて取り付けられている。

更に、この考案である自立支柱付靴べらを手放した時でも自立可能にする為に、安定用支架（１ｄ）の底面に対して支柱の中心部を、垂直線より若干内側に所定角度（β）程傾斜させて取り付けられている。

又、安定用支架（１ｄ）の底面部４箇所にゴム製の滑り止め（５）をビス等の係止部材（Ｓ）で固着し、安全性を図っている。

この考案の自立支柱付靴べらは、靴べらの機能のみならず、安定性と高強度を有し、且つ、支柱部の長さを伸縮調整可能にする事で、誰もが安心、且つ、安全に使用出来、広範囲の市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。

この考案の一実施例を示し、（Ａ）は平面図で、（Ｂ）は正面図である。この考案の一実施例を示し、一部欠截右側面図である。この考案の一実施例を示し、図２のａ−ａ矢視断面図である。従来例を示し、靴べらを備えた靴揃え具の斜視図である。

符号の説明

１自立支柱
１ａ取手部
１ｂアウターパイプ
１ｂ’ 穴
１ｃインナーパイプ
１ｄ安定用支架
１ｄ’ 爪部
２靴べら
３ストッパー
４スプリング
５滑り止め
Ｓスクリュウ等の係止部材
Ｘ所定長さ寸法
Ｘ’ 所定長さ寸法
Ｐ所定寸法間隔

Claims

自立支柱と、靴べらを組み合わせて成る自立支柱付靴べらにおいて、伸縮調整可能な支柱（１）を設け、該支柱（１）の上端部には取手部（１ａ）を設け、下端部両側に一対の安定用支架（１ｄ）を設け、且つ、下端部中央には靴べら（２）を設けた事を特徴とする自立支柱付靴べら。