JP3101859U

JP3101859U - 携帯電話機

Info

Publication number: JP3101859U
Application number: JP2003271766U
Authority: JP
Inventors: 正好工藤
Original assignee: 正好工藤
Priority date: 2003-09-07
Filing date: 2003-09-07
Publication date: 2004-06-24
Anticipated expiration: 2009-09-07

Abstract

【課題】映画やテレビ等の動画やホームページを見ようとするとき、現機種では画面が小さく見にくい。また、メール等の文字入力は、現機種のキー配列は数字が主入力となっており、素早い文字等の入力ができないため、それらを改善するものである。
【解決手段】携帯電話機の表示画面を、閉じたときと開いたときの２画面とし、閉じたままの状態では、背面に小さい表示画面で主に電話又はテレビ電話で使い、開いた状態では、縦に開くのではなく横に開くことにより、上段は、大きな表示画面と、下段はパソコンのようなアルファベットやひらがな等を配したキーボードがあり、主にテレビ電話や映画・テレビ等の動画及びホームページをワイドな画面で見られ、また、メール等の文字入力も現機種よりスムーズにできるようになる。
【選択図】なし

Description

本考案は、アルファベットとひらがな等を入力するキーボードとワイドな表示画面がある、見やすく入力しやすい携帯電話機に関するものである。

現在、大多数の人が使用している携帯電話機は、縦に二つに折れて、下段が数字や文字を入力するキーがあり、上段は２インチ以上の表示画面があるものが多い。また、背面には小さな表示画面がある。また、カメラも１個以上付いて静止画や動画を撮る事が出来る。

しかし、今後インターネットからダウンロードして、様々なテレビ画像や映画の映像等の動画を携帯電話機で見る事が当たり前の社会になっていくとき、現在の携帯電話機では、表示画面が小さく見づらい。また、企業や個人でメールを入力する機会がますます増えていく中で、文字も打てるが数字入力が主なキー配列となっている現機種は、スムーズな文字入力が困難となっている。

この改善策として、図１のように、主に電話だけをするときは閉じたまま使い、動画等の映像を見たり、文章等の文字を入力する時は、図２のように横に開いて横長のワイドな画面が見ながら使用する。また、アルファベットとひらがな等を主としたキーボードで長い文章もスムーズに入力することが出来るようになる。

解決しようとする問題点は、映画等の横長の動画を見ようとするとき、現機種では小さく見にくい。また、メール等の文字入力は、現機種は数字が主入力となっており、したがって素早い文字入力ができない。

課題を解決しようとする手段

本考案は、携帯電話機を現機種のような縦に開くのではなく、横に開くことにより、上段は、より大きな表示画面で、より多くの情報を得ることが出来る。また、下段はアルファベットやひらがな等を配したキーボードで文字入力ができる事を特徴とする。

考案の効果

本考案は、電話機のみの使用時では閉じたまま使用するが、動画や静止画等の画像やホームページを見たり、メール等の文字等を入力するときは、現機種のような縦に開くのではなく、横に開くことにより、上段は、より大きな表示画面で、今までより多くの情報を得ることが出来る。また、下段はアルファベットやひらがな等を配したキーボードがあり、より一層スムーズな文字入力ができる事などの利点がある。

本考案の携帯電話機は、大きさを最小限にするとともに、使いやすさは現機種と同等にするという目的で、表示画面は閉じた時背面に１画面、開いたとき１画面とし、それぞれに文字や数字等を入力するためのキーがある。また、電話機を横に開くことにより、開いたとき上段はより大きな表示画面で、また、下段は文字入力を主としたキーボードを配する事で実現した。

図１は、閉じた状態の携帯電話機で、背面に表示画面と現機種と同様のキーが配置されている。

図２は、開いた状態の携帯電話機である。

図３は、閉じた状態の携帯電話機の側面図である。形状は背面が（ア）のように平らなものの他、（イ）のように曲面になっているもの等さまざまである。

営業で、今までのような大きくて重いノートパソコン等を持ち歩かなくとも、本考案の携帯電話機でノートパソコンと同等の使い方が出来る。

図１は、二つ折りの携帯電話機を閉じた状態である。背面の表示画面は、開いた状態より小さい。入力キーは主に数字を入力するが、文字等も入力でき、現機種とほとんど同じようなキー配列となる。スピーカーは１個以上とする。カメラは、動画や静止画を撮るものとし、１個以上ある。アンテナは伸縮できるものとできないもの、又は内蔵されているものなどがある。マイクも内蔵されている。本体は、メモリーカード（ＳＤカード・メモリースティック等）を挿入して使えるような構造となっている。

図２は、開いた状態の携帯電話機である。この携帯電話機は二つ折りであるが、今ある携帯電話機のような縦に開くのではなく横に開く（右開き又は左開き）ものである。表示画面は、ワイドで大きく、映画・テレビ・ホームページ・メール等を横長の画面のまま見ることができる。入力キーは主に、文字等を入力するものとし、全アルファベットとひらがなが押せるキーが配列されている。数字キーもあり合わせて入力できる。スピーカーは２個以上とし、ステレオ放送等ができる。カメラは、動画や静止画を撮るものとし、１個以上ある。使うときは携帯電話機を横に開いた状態で操作する。

図３は、二つ折りの携帯電話機を閉じた時の側面図である。背面は上から、スピーカー・表示画面・各種キー・マイクと並んでいるが、背面全体が（ア）のように、平らになっているものと、（イ）のように、スピーカー等がせり上がっているものなど、いろいろな形がある。

Claims

携帯電話機は、情報機器ツールとして今後さらに使いやすく、便利にならなければならない。本考案の携帯電話機の使い方は、主に電話（又はテレビ電話）の時は閉じたまま使い、ホームページのほかテレビや映画及びテレビ電話等で使うときは、開いて横長の大きな表示画面を見る。液晶等の表示画面は２画面とし、閉じたときは背面に表示画面が、開いたときはメインの横長の大きな画面がある。また、入力は、閉じた状態で使うときのキーは、主に数字（又は文字）入力用とし、開いた状態で使うときのキーは、主に文字・記号等の入力とし、現機種より数段スムーズに入力出来るようにするため、キー配列はパソコンのキーボードと同じように全アルファベットとひらがな等の付いたキーを配する。そのため、本考案の携帯電話機は開いて使うときは、現機種のように縦に開くのではなく横に開いて、そのまま横にした状態で使う事を特徴とする。