JP3101760U - Semi-automatic door device - Google Patents
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Abstract
【課題】 車イスの身体障害者であっても容易に通り抜けることができるようにして、身体障害者における利便性を高めるとともに、ドアや車イスに傷を付けてしまう不具合を回避する。
【解決手段】 閉方向Fcに下り勾配となる傾斜した支持レール2rを有する支持レール機構2によりスライド自在に支持され、手動で開けかつ自動で閉じるドア3を備える半自動ドア装置1を構成するに際して、少なくとも設定した一つの開位置Xsでドア3が停止するように、ドア3又はこのドア3に対する固定側部位4の一方にマグネット5を配設し、かつ他方にマグネット5が吸着する吸着部6を配設する。
【選択図】 図1PROBLEM TO BE SOLVED: To enable a disabled person in a wheelchair to easily pass through, thereby improving the convenience for a physically disabled person and avoiding a problem that a door or a wheelchair is damaged.
SOLUTION: When constructing a semi-automatic door device 1 having a door 3 which is slidably supported by a support rail mechanism 2 having an inclined support rail 2r inclined downward in a closing direction Fc, and which is manually opened and automatically closed. At least one of the door 3 or the fixed-side portion 4 for the door 3 is provided with the magnet 5 and the other is provided with the attracting portion 6 to which the magnet 5 is attracted so that the door 3 stops at at least one set open position Xs. Arrange.
[Selection diagram] Fig. 1
Description
本考案は、閉方向に下り勾配となる傾斜した支持レールを有する支持レール機構によりスライド自在に支持されるドアを備えた半自動ドア装置に関する。 The present invention relates to a semi-automatic door device having a door slidably supported by a support rail mechanism having an inclined support rail that has a downward slope in a closing direction.
従来、閉方向に下り勾配となる傾斜した支持レールを有する支持レール機構によりスライド自在に支持され、手動で開けるとともに自動で閉じるドアを備える半自動ドア装置としては、例えば、特開2001−82023号公報で開示される半自動ドア装置が知られている。 DESCRIPTION OF RELATED ART Conventionally, as a semi-automatic door device which is slidably supported by a support rail mechanism having an inclined support rail having a downward slope in a closing direction and which is manually opened and automatically closed, for example, JP-A-2001-82023 Is known.
同公報で開示される半自動ドア装置は、戸口上方に戸閉鎖方向に下り傾斜をつけて設けられた、上方軌条部分と下方軌条部分を有する戸口側レールと、戸袋上方に戸閉鎖方向に下り傾斜をつけて設けられた、上部軌条部分と下部軌条部分を有する戸袋側レールと、戸口側レールの上方軌条部分を転動する上方ローラ、下方軌条部分を転動する下方ローラを設け、この上方ローラと下方ローラが複数設けられ、或いはいずれか一方が複数設けられてなる、戸口側レールに支持案内されて自在に移動するように設けられた戸口側スライダと、戸袋側レールの上方軌条部分を転動する上方ローラ、下方軌条部分を転動する下方ローラを設け、この上方ローラと下方ローラが複数設けられ、あるいはいずれか一方が複数設けられてなる、戸袋側レールに支持案内されて自在に移動するように設けられた戸袋側スライダと、戸口側スライダに戸口側端方を吊られ、戸袋側スライダに戸袋側端方を吊られ、戸袋側から戸口側に向かって戸口側レールと戸袋側レールの傾斜により自然に滑り移動するように設けられたドアとにより構成したものである。
しかし、上述した従来の半自動ドア装置は、次のような解決すべき課題が存在した。 However, the conventional semi-automatic door device described above has the following problems to be solved.
第一に、健常者は、開けたドアを手で止めながら通り抜けることができるが、車イスの身体障害者は、車イスを手で操作しながら通り抜ける必要があるため、閉まるドアが車イスに当たってしまうなど、身体障害者にとっては極めて不便であるとともに、ドアや車イスに傷を付けてしまうなどの不具合も生じる。 First, a healthy person can pass through the open door while holding it by hand, but a disabled person in a wheelchair needs to pass through while manually operating the wheelchair. This is extremely inconvenient for a physically handicapped person, and causes inconveniences such as scratching doors and wheelchairs.
第二に、ドアは、上方に配した支持レールにより支持されるとともに、他方、車イスの身体障害者は、ドアの下部側を操作しなければならないため、支持レールに対して片寄った大きな応力が付加されやすく、ドアを安定かつ円滑に開けにくい。 Second, the door is supported by an upper support rail, while a disabled person in a wheelchair has to operate the lower part of the door, which results in large stresses that are offset against the support rail. And it is difficult to open the door stably and smoothly.
本考案は、このような背景技術に存在する課題を解決した半自動ドア装置の提供を目的とするものである。 An object of the present invention is to provide a semi-automatic door device that solves the problems existing in the background art.
本考案は、上述した課題を解決するため、閉方向Fcに下り勾配となる傾斜した支持レール2rを有する支持レール機構2によりスライド自在に支持され、手動で開けかつ自動で閉じるドア3を備える半自動ドア装置1を構成するに際して、少なくとも設定した一つの開位置Xsでドア3が停止するように、ドア3又はこのドア3に対する固定側部位4の一方にマグネット5を配設し、かつ他方にマグネット5が吸着する吸着部6を配設したことを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the present invention provides a semi-automatic device having a
このような構成を有する本考案に係る半自動ドア装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
The
(1) ドア3は、少なくとも設定した一つの開位置Xsで停止して開状態が確保されるため、車イスの身体障害者であっても容易に通り抜けることができ、身体障害者における利便性を高めることができる。
(1) Since the
(2) 閉まるドア3が車イスに当たってドア3や車イスに傷を付けてしまう不具合を回避することができる。
(2) It is possible to avoid a problem that the
本考案に係る半自動ドア装置1によれば、最良の形態により、ドア3は、車イスの身体障害者により操作可能な位置に配した取手部7を備えるとともに、支持レール機構2に対向するドア3の反対側に、ドア3がガイドされるガイドレール機構8を備える。これにより、車イスの身体障害者であっても、取手部7により無理なくドア3を開けることができることに加え、ガイドレール機構8により安定かつ円滑に開けることができる。
According to the
次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 Next, preferred embodiments according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
まず、本実施例に係る半自動ドア装置1の構成について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
First, the configuration of the
図1において、3はドアを示す。例示のドア3は、全体を木板Bとプラスチック板(又は紙)Pにより形成した比較的軽量の和風ドアであり、軽い操作と静かな移動を確保できる。特に、取手部7は、健常者及び車イスの身体障害者の双方が無理なく操作できるように、ドア3の下部から中央付近にかけた凹部により形成してある。また、ドア3の上端辺と下端辺は、閉方向Fcに下り勾配となる傾斜辺により形成する。
In FIG. 1,
他方、11は戸口側の縦枠、12は戸袋側の縦枠をそれぞれ示す。この縦枠11と12の上端間には、傾斜した支持レール2rを架設する。この場合、図2に示すように、支持レール2rの傾斜角Rは、ドア3が閉方向Fcに対して下り勾配となるように、ドア3の重量等を考慮して適切な角度に設定する。また、縦枠11と12の下端間における床面13上には、ドア3が閉方向Fcに下り勾配となる傾斜した上面を有する下枠14を敷設する。この場合、下枠14は、ドア3と床面13間の隙間を埋めるためのものであり、通行方向に段差の無いゆるやかなスロープにより形成する。
On the other hand, 11 indicates a vertical frame on the doorway side, and 12 indicates a vertical frame on the door pocket side. An
支持レール2rは、図3に示すように、断面を矩形枠形に形成し、下面部の中央には、長手方向に沿ったスリットSを形成する。一方、ドア3の上端辺には、図1に示すように、離間した一対のローラユニット15a,15bを取付ける。この一対のローラユニット15a,15bと支持レール2rにより支持レール機構2を構成する。一方のローラユニット15bは、図2に示すように、ドア3の上端辺(上端面)に、ネジN…により固定する取付プレート16と、この取付プレート16から上方に起立した吊下ピン17と、この吊下ピン17の上端を支持するローラ支持ブロック18と、移動方向に対し直角の水平軸により回動自在に支持され、かつローラ支持ブロック18における側面の前後左右に配した四つのローラ19…と、移動方向に対し直角の垂直軸により回動自在に支持され、かつローラ支持ブロック18における下面の前後に配した一対のローラ20…を備える。
As shown in FIG. 3, the
この場合、取付プレート16は、吸着部6として機能するため、後述するマグネット7が吸着可能な鋼材等の磁性材により形成するとともに、取付プレート16の一端部の位置は、図2に示すように、ドア3の後端部に略一致するように取付ける。なお、他方のローラユニット15aも、ローラユニット15bと同一のものを使用する。この場合、ローラユニット15aは、ドア3の前端部に取付けるとともに、ローラユニット15bに対して向きが対称となるように取付け、前後の重量バランスをとる。これにより、ローラユニット15a,15bは、支持レール2rの内部に装填することができ、装填した際には、図3に示すように、ローラ19…は、支持レール2rの下面部に載るとともに、ローラ20…は、支持レール2rのスリットSに係合し、ドア3は、支持レール機構2によりスライド自在に支持される。
In this case, since the
他方、ドア3に対する固定側部位4、即ち、図2に示すように、戸袋側の縦枠12の上端付近であって、取付プレート16の一端部に対向する位置には、マグネット5を取付ける。これにより、ドア3を全開させた開位置Xsでは、取付プレート16の一端部がマグネット5に吸着し、ドア3を停止させることができる。
On the other hand, the
さらに、支持レール機構2に対向するドア3の反対側には、ドア3がガイドされるガイドレール機構8を配設する。ガイドレール機構8は、図1及び図4に示すように、ドア3の下端辺(下端面)に形成したガイドスリット31と、下枠14の上面に起設し、かつガイドスリット31に係合する係合ピン32を備える。ガイドスリット31は、ドア3の下端面における中央位置に、長手方向に沿って形成するとともに、係合ピン32は、支持ピン部33と、この支持ピン部33の上端部に回動自在に支持されたローラ34を備える。また、ガイドスリット31の内部には、例えば、鋼材により形成し、前述した一対のローラユニット15a,15bに対して、上下の重量バランスをとるためのフラットバー35を固定する。このようなガイドレール機構8とフラットバー35を設けることにより、ドア3の振れを防止し、特に、車イスの身体障害者であってもドア3を安定かつ円滑に開けることができる。なお、戸袋側の両側面には、一対の壁面パネル41…を付設するとともに、支持レール2rの両側には、カバーパネル42…を付設する。
Further, on the opposite side of the
次に、本実施例に係る半自動ドア装置1の動作(機能)について、各図を参照して説明する。
Next, the operation (function) of the
まず、自然状態におけるドア3は、図1に示す閉状態となる。この閉状態において、今、車イスの身体障害者がドア3を開けて戸口を通り抜ける場合を想定する。この場合、車イスの身体障害者は、閉じたドア3に近付き、取手部7を利用してドア3を開ける。この際、取手部7は、車イスの身体障害者が無理なく操作できるように、ドア3の下部にかけて形成され、また、ドア3の下端には、ガイドレール機構8及びフラットバー35が設けられるため、車イスの身体障害者は、ドア3を容易に開けることができるとともに、安定かつ円滑に開けることができる。
First, the
一方、ドア3を、図2に仮想線で示す全開となる開位置Xsまで移動させれば、ローラユニット15bの取付プレート16がマグネット5に当接し、取付プレート16がマグネット5に吸着することにより、ドア3は、開位置Xsで停止する。したがって、戸口(ドア3)の全開状態が確保されるため、車イスの身体障害者であっても容易に通り抜けることができ、身体障害者における利便性が高められる。また、閉まるドア3が車イスに当たってドア3や車イスを傷付ける不具合が回避される。
On the other hand, if the
そして、車イスの身体障害者は、戸口を通り抜けたなら、取手部7を利用してドア3を閉方向Fcへ若干引張ればよい。これにより、マグネット5と取付プレート16の吸着が解除され、以後は、取手部7から手を離しても、ドア3は、傾斜した支持レール2rに沿って、図1に示す閉位置Xcまで移動する。即ち、ドア3は自動で閉じられる。なお、健常者は、一般的なドアの場合と同様に、必要なだけドア3を開けて通り抜けることができる。
When the physically handicapped person passes through the doorway, the
以上、実施例について詳細に説明したが、本考案は、このような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。 Although the embodiment has been described in detail above, the present invention is not limited to such an embodiment, and a detailed configuration, shape, material, quantity, numerical value, and the like do not deviate from the gist of the present invention. Can be changed, added, or deleted arbitrarily.
例えば、マグネット5と吸着部6の配設位置は、任意の位置を選定することができる。また、ドア3が全開した位置Xsで停止させる場合のみならず、幅広ドアの場合には、全開する位置Xsよりも手前に設定した所定の開位置Xsで停止させてもよい。さらに、一又は二以上の半開位置と全開位置等のように、開位置Xs…を複数位置に設定してもよい。一方、マグネット5として電磁石を使用し、開ける際に取手部7に触れた手で第一スイッチがONすることにより電磁石が励磁され、かつ閉じる際に取手部7に触れた手で第二スイッチがONすることにより電磁石の励磁が解除されるように構成することもでき、マグネット5は電磁石も含む概念である。また、吸着部6にはマグネットも含まれる。なお、実施例は、一般住宅向けのドア3を例示したが、病院等の各種施設におけるドア3に用いても好適である。
For example, an arbitrary position can be selected as the arrangement position of the
1 半自動ドア装置
2 支持レール機構
2r 支持レール
3 ドア
4 固定側部位
5 マグネット
6 吸着部
7 取手部
8 ガイドレール機構
Fc 閉方向
Xs 開位置
DESCRIPTION OF
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JP2003272577U JP3101760U (en) | 2003-11-19 | 2003-11-19 | Semi-automatic door device |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013501864A (en) * | 2009-08-13 | 2013-01-17 | ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー | Door lock device and work machine including door lock device |
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